専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (4086ページ目)
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誰でも幼い頃の記憶を心の奥にしまい込んでいます。
柱のキズや屋根のすき間から見える空の色、窓ガラスをつたう雨の雫。。。。
そんな記憶をずっと持ち続けていたい。
家は人が成長する場所。安らぐところ。
そこに帰れば、幼い頃のやさしい気持ちになれる。そこで暮らす人にとって、そんな家になればいい。
だから家は明るく、楽しく、気持ちよく。
きっと家づくりも人生も同じ。
...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:27
「打ち合わせ」によって、順序だてて、ご要望を整理していくことも大切ですが・・・・
他愛のないおしゃべりとか、食事とか、ときには散歩とか?を通して、建て主の方のご趣味や、これは好きとか、嫌いとか、何よりその人柄に触れさせていただくことが大切かと。
具体的な言葉だけでなく、思い描いている空気みたいなものを感じとるようにしています。
ライフスタイルとか、お互いの間(ま)の中で、図面の上...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:25
この夏。
事務所はてんてこまいで、お休みは一日だけ。
しかも猫の居候つき。そう ネコ なのです。
もとはといえば2年前、高速道路パーキングエリアでの出会い。
(…後々聞けば、知る人ぞ知る“捨てネコくんの名所”とか)
ベンチの私に、なんとも愛くるしくすり寄ってくる仔猫がいるじゃあないですか。なんで、こんないいコ 捨てるの…?
筋金入りの猫派の妻の影響です。
私もその...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:21
先日、自宅の建替えの相談にみえていた御家族のお宅をおとずれて、ちょっと懐かしいものをみつけました。
木の柱に、ペンや鉛筆で無造作に横線が引かれ日付けが書いてあります。大学生になるひとり息子の成長の過程、そう、童謡のなかにでてくる、まさに“柱の傷”です。
この“柱の傷”は、たんなる目印ではありません。
この住いが、家族と共に過ごしてきた時間と記憶の蓄積をあらわしています。
...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:19
前記のコラムは、4年前に書いたもの。
読み返してなつかしくなり、久しぶりに 等々力渓谷 にまいもどってみました。
以前とかわりません。それがよかった。
ただ、意外と薄暗いんですね。
フィルムの感度を間違えました。三脚あったらなあ。(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:17
建築確認の用にて出向いた世田谷区役所玉川支所からの帰り、久しぶりに近くの等々力渓谷に足をむけてみました。
じつに、学生のとき以来でしょうか。
等々力渓谷とは、全くの自然のままとはいかないまでも、緑とせせらぎが残る東京のオアシスのひとつ。なんと、環状八号線を陸橋で高架させてまで、保存された小さな渓谷です。
御盆休みもとれず、ここのところ事務所に詰めっきりの私には、一服の清涼のひとと...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:16
都市型集合住宅にあります3つのテナントスペースのひとつ
(B1-1階・メゾネット)の住人のデザイナーのカップルは、私の
インターネットのホームページから、入居を熱望してきた方々です。
当初このスペースは、私の事務所として使うことを考えていたため
浴室も湯沸設備もなかったところを、自費で設置してでも入居した
いという彼女達の情熱に、私は大きな感動をおぼえました。
現在このスペ...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:14
敷地は、道路計画にともなう土地収容により、敷地面積がわずか10.70坪となってしまいました。
計画事業主である都は、バブル期以後の税収不足からでしょうか、以後の用地収容が遅々とし、今だ周辺は荒涼とした空き地の点在する状況のままであります。
将来を見据え、周辺地域に対しこの敷地がどうあるべきなのか。
効率のよい事業性という現実的な条件を満たながら、どのような提案ができるのか… 大きな課題...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:12
大地に水をまくと芽が出てきます。
ただ、どんな芽が出てくるのかは、その土地柄によってちがいます。
サッカーも同じ。
スポーツとしてのルールは同じでも、プレー・スタイルは、そのお国柄を自ず
とあらわしたものになる…。
というのが、だいのサッカー・フリークでもある、私の友人デザイナーの持論でした。
じゃ、住宅もおなじかな。
暮らす、生活をしていくという目的は同じ...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:11
豊かさ ってなんだと思います?
ある雑誌の取材だったでしょうか、そう問いかけられたことがありました。
ましてや、一言でいうと などと前おかれると、どんなふうにお答えになります?
私は、豊かさ とは 選択肢の多さ だと思います。
たとえばですね。
人に自分の意志を伝えるのに、mail って便利ですよね。
便利だけど、mailじゃ伝わらないものもある。
電...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:09
鉄筋コンクリート造の分譲マンションが、私の現場でした。
躯体が建上がると、内部の仕上工事が入るまで、常駐の職人さん達はねぐらとして使えます。そんな職人さん達が、昼間あまりにコキつかわれている私を見かねてか、その夜の酒盛に、よく招待してくれました。
私も飲みますが、彼等もあおるように飲みました。
現場ではタイル下地をおこす仕事をする左官屋のひとりが、彼の若い頃の仕事の自慢をはじめま...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:07
私のような、建設現場の現場監督出身の建築家、とは意外に少ないのではないでしょうか。
私が建設現場にいたのは、かれこれ15年程まえになります。
大学の建築科を卒業してから2年ほど、いわゆる大手の建設会社で、現場監督として働きました。
巷ではどことなく好景気のソワソワとした雰囲気が、当時は“バブル”といった言葉はないまでも、それにむかった予兆のような時節であったのでしょう、建設現場の...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:06
前記のコラム『マイ・ブーム』は、東京建築士会の機関誌で『建築東京』というという、ま、ちょっとおカタい雑誌に掲載されたものです。
執筆依頼をしてきた、知人の建築士会の担当者曰く
“たまには くだけたのもいいんですよ”と。
どうらや、私のキャラ見抜いてのようでした。
掲載1998年ですから、もう7年前になりましょう。
時代の変化はスピーディーです。
この文章もBGMにはS...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:04
『マイ・ブーム』という言葉をご存じでしょうか?
市場で、個々の消費志向のマニア化が無視できなくなったことを表した、ひとつのキーワードでしょう。
こんな造語と同様に、いま日本人の“個”としての在り方を意識させる現象がいくつか思い当ります。
たとえば、多くの日本人の人生設計のよりどころであった終身雇用制度が崩壊したことは、組織や集団の中で浮遊させていればこと足りた、個々の人生観や職業意識...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 05:02
■concept
会社を退職されたお父さんのためのリフォーム。
「この建物には私の居場所がない」
築14年の建売り住宅の間取りには、
お父さんが日がな一日過ごすに相応しい場がなかった。
今回、既存の12帖のリビングと隣り合う6帖の和室をつなげてひと続きの空間とし、
大きな居間であるような、お父さんの書斎であるような、
そんな場をつくった。
・・・続きはこちら
...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:15
■ 森・・・環境を自分でつくる
武蔵野の緑豊かな遊歩道と、平均的な住宅街に挟まれた建蔽率40%の敷地。敷地の半分以上の空き地をどう残すか、建物の配置計画がカギとなった。
建物を緑道いっぱいに寄せて住宅街との間に空地をとり、そこに4本の木を植えることで、この敷地は住宅街から切り離され木々に囲まれた『森』になった。
■ 浮かぶ・・・距離感を調整する
階段をあがり2階の床ハッチを閉...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:14
■concept
周囲を隣家で囲まれた住宅密集地での建て替え。
クライアントからの要望は、「陽の当たる明るい家で、西日の当たらない家を」
唯一の抜けである南東の方角ヘ向けて、ナナメ45度に居室を張り出し、日射しを確保する。
この家は、日の出とともに目を覚ます
※詳しくはこちら
■data
設計:survival design 須永豪
所在地:東京都...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:12
■concept
死者のために用意された、特別な場所がある。
数百年前からそこにある、揺るがぬ力を秘めた巨木、今までもそしてこれからも、永遠にこの場所にあるであろう、都市のど真ん中に取り残された巨大な空地。
陽の光とともに寝起きし、大地を吹き抜ける風を感じる。
本来、当たり前だったはずの住環境を見つけることは、もはや都市においては有り得なくなった。
宅地は切り売りされ、細...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:10
■concept
この計画において求められたのは、極限までの経済性であった。
合理的な平面計画が、それを解く鍵となった。
日本古来の引き戸の仕切は、大味になりがちなワンルーム空間に、劇的な場の転換と空間の広がりをもたらす。
内壁を張らずに、構造材料を剥き出しのまま仕上げてしまう工法は、結露を引き起こす心配が無く建物の寿命を延ばす。
必然的に、断熱は壁の外側で処理される。
工...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:09
FEVER ! -PACHINCO DESIGN COMPETITION-
家族みんなで出かけられるハッピーな場だといい
やわらかに陽の降りそそぐ広場があって
バドミントンをする子供がいて
木陰のベンチでは本を読むひとがいて
部活帰りの高校生はアイスクリームを食べていて
犬の散歩ができて
夏には広場に水を張って子供がバシャバシャやってくれたらいい
パチン...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:07
■concept
賃貸マンションでは、持ち込む既製の家具によって、そこでの暮らし方・空間の質が決まってしまう。
「賃貸マンションにおいて、既存の仕上材にダメージを与えることなく、いかに豊かな空間をつくるか。」
既製の工業製品の転用により、極限のローコストインテリアを試みる。
誰でも簡単に施工でき、解体撤去も容易にできるるよう、組み立ては『載せる』行程のみ。
ビニールの床に...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:05
■concept
定年退職した夫婦のための住宅。
60年間そこに建ち続けている農家を改修し、現代のライフスタイルに合った住宅にする。
敷地には北側に高さ50mにも及ぶ崖がそびえており、危険を背負った土地ではあるが、そこがO家の本家で代々住み続けていることもあり、同じ場所に建てることが望ましいとされた。
1Fを頑丈な鉄筋コンクリートでつくり、既存の家屋をその上に載せ、万が一の崖崩れの...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:04
・風がよく通り抜けること
・安心して窓を開け放てること
・ローコストであること
クライアントからの主な要望であるこの3点を同時に解決する手段としての提案。
■ 高床式
『風通し』と『安心感』、どうしても相反してしまうこの2つを、同時に満たせるもの、それが高床式でした。
1階の床を、人の背丈ほどの高さまで持ち上げてしまえば、防犯や人目を気にせず、窓を開け放つことができま...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:02
■concept
「この街のランドマークになるような建物を」それがクライアントからの要望でした。
家同士の壁がギリギリに建ち並ぶ住宅密集地、風が抜ける隙間すらなく、高密度でひしめきあう、老朽化した住宅群。
建ペイ率50%のこの地域には、敷地いっぱいに建った現在では既存不適格の建物が、 所狭しと立ち並んでいる。
これらは数十年前、開発とともに一度期に建ち上がった住宅群。
そ...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 04:00
■concept
集合住宅、いわゆるマンションの場合、上の階ほど気持ちがよく、防犯的にも安心感がある。
結果に、1階住戸は入居がなかなか決まらなく、賃料を下げざる得ないという事がある。
このプロジェクトは、2階よりも1階のほうが気持ちがいい賃貸集合住宅の提案。
住戸を互い違いにズラし、発生する隙間を庭として活用する。
すべての住戸が角部屋となり、日当り・風通しが良くなる。
...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 03:59
■concept
周囲の家から覗かれない、外に閉じて内に開く、プライバシーを保った住宅を、との要望。
中庭に向かって開く構成で、2層の建物を105°に開くことで、裏側の家からの視線もスルーさせることができる。
また、街並に対して、圧迫感のない外観を心がけている。
※詳しくはこちら
■data
設計:survival design 須永豪
設計期間:2002年7月...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 03:57
■concept
子犬を安心して遊ばせられるような庭を・・・
という要望から生まれたこのかたち。
しっぽのようにクルンと、中庭を巻くように建物が取り囲み、
屋根はなだらかな丘のように、スロープを描く。
丘の途中には、非日常への入り口である、茶室へのにじり口がある。
※詳しくはこちら
■data
設計:survival design 須永豪
設計期間:200...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 03:55
■concept
夫婦と、奥さんの母親の、2世帯住宅。
両世帯が気兼ねなく、かといって疎遠ではない関係が保てること。ホームエレベーターを将来設置するためのスペースを確保すること。
2台分の駐車スペースを確保すること。
旦那さんの夢であったホームシアターを、家族のコミュニティスペースに設置し、好きなロックのライブビデオを浴びるほど観たい。
以上が要求されたプログラムであった。
...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 03:54
■concept
地域の人々のコミュニティとなるようなカフェを持つ住居。
街と街との関係を重視し、通りに圧迫感のないよう軒を低く抑えた。
雑然とした住宅密集地のふっと抜けた一角とすべく、
道路際に空地を多く設け、道行く人が一休みできるポケットパークにした。
建物の構造的に必要な力はすべて外壁のコンクリートが受け持つ。
屋根は構造的な大きな力を受けない部分であるので、木造にし...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 03:52
■concept
公園に隣接した敷地。
公園には自転車が放置され、近くには古いアパートがいくつか建っていて、住宅街のわりに、昼間でも人の姿をあまり見かけない。
この敷地周辺は、どうもイキイキした印象がなく、公園にも子供が集まってきそうな気配はない。
そんなネガティブな印象の街ではあるが、ここにひとつ家を建てることで、周辺が変わっていくような、元気の起爆剤となる家を考えた。
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公開日時:2005/11/21 03:50
■concept
壁面後退が設定されている地域。
建物を敷地の真ん中にポンと置き、周囲にグルリとデッキと植栽を廻らすことで、
敷地の使えない部分を有効に利用しようと考えた。
パーっと開けたリビングで、風を感じながら、パンツいっちょでビールを飲む。
そんなプライバシーの守られたデッキの住宅。
※詳しくはこちら
■data
設計:survival design ...(続きを読む)
公開日時:2005/11/21 03:49
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