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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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「ゆでガエルにはヘビ」があまりうまくいかなかったこと

 あるウェブ記事の見出しに「ゆでガエルの意識を変えるのは簡単だ。ヘビを放り込めばいい」という言葉を目にしました。ある著名企業の会長が言ったことのようです。  記事を見ると、「ヘビを放り込む」は決して人を投入することばかりでなく、“事業方針の転換”などの刺激も含んでいて、それは確かにその通りだと思いました。    ただ、私が実際に現場で体験することでは、「ヘビ」は主に人材を指していて、今まで自...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/10/21 07:00

「“格下への接し方”が器の大きさを表わす」という話

 もう数年前の、ある経営者交流会でのことですが、かなり久しぶりに尊大な態度で自慢が多い社長に出会ったことがあります。私があまり好きになれないタイプの人です。    年令は50代後半くらいで、某有名企業を退職してシニア起業で独立したようです。「自分にその気はなかったが、“周りの人たちからどうしても”と望まれて独立した」そうです。本当にそうなのかはわかりません。    “尊大な態度”がどんなか...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/10/14 07:00

「決断の速さ」で気をつけなければいけないこと

 あるウェブコラムに、「できる社員が実は会社を弱くする」という記事がありました。    例えば「仕事を大量にこなし、的確にさばくのが得意な人」「目の前の仕事で、人よりも高い実績を上げる人」は、“仕事ができる人”と評価されると思いますが、そういう人の場合、仕事の意味や目的をあまり考えておらず、本当の意味での仕事の優先順位がつけられていなかったり、必要な仕事なのかどうかをよく考えずに、目の前の仕事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/10/07 07:00

「浸透」「徹底」という時にやるべき一つだけのこと

 様々な会社で人事、組織というテーマに関わっていると、経営理念や企業理念をはじめとした「理念の浸透」や、経営方針や事業方針などの「方針の徹底」といったことが課題として挙がることがたびたびあります。    課題になるということは、それぞれ重要性が理解されているにもかかわらず、それがうまくいっていないということであり、多くの会社で同じように取り上げられるということは、何か共通した難しさがあるという...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/09/30 07:00

「意見」「要望」「提案」を聞くことには責任が伴う

 社員からの意見や提案、要望などの情報を吸い上げて、経営に生かしていこうという制度は、いろいろ考えられて実施もされています。    提案制度、自己申告制度、定期面談制度といったものは、そういう意図を持って行われますし、プロジェクトやワーキングチームのような形で、同じような効果を狙った取り組みが行われることもあります。私も社外専門家という立場で、こういう制度検討や運用を支援することがあります。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/09/21 07:00

「不満を言う人」は改善を考えて「面倒くさがり」は効率化を考える

 もしも自分の部下が、不満分子的にいつも「不満を言う人」だったり、身軽に動かない「面倒くさがり」だったとしたら、普通はあまり好ましいことではないと思うでしょう。  何とか指導して改善しようと考えるか、それともあきらめてそれなりに扱うか、そんな対応になってしまうのではないでしょうか。  例えば、自分の指示命令にはいつも素直に従い、不平不満を言わず、何事も肯定的に捉えて働く部下がいたとしたら...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/09/14 07:00

「聴き上手」はやっぱり得をするという話

 聞いたのは少し前になりますが、40年ぶりくらいに開かれたという、ある人のクラス会の時の話です。    かつてのクラスメイトの中で、自分が見て一番の出世頭だと思った人は、それなりに知名度がある文化人になっていたそうです。  その当時は成績も中くらいで取り立てて優秀ということでもなく、目立つ人でもなかったそうで、自分の方が、成績はトップクラスでよほど優秀だったそうです。    ただ、自分と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/09/07 07:00

方針が示されないから制度が作れない?

 今までいろいろな会社で人事制度策定のプロジェクトを実施してきましたが、初めに必ず、その制度のそもそもの目的や理念といったもののコンセンサスを作り、文書にまとめる作業をします。  「いま見えている課題をつぶす」という単なるパッチワークの意識に陥ると、制度本来の目的からどんどんずれていってしまうからです。  「人に優しい」と言っていたのに、全然優しくなかったり、「自律」と言っていたのに、強制や押...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/08/31 07:00

意外に熟練が必要と知った身近な仕事

 日頃何げなく利用しているお店やサービスでも、そこで働く立場になったとき、利用している側では気づかなかったことは、結構多いのではないでしょうか。    つい先日、あるクリーニング店に行ったときのことです。私の前に一人のお年寄りがいて、“シルクの毛布”をクリーニングに出そうとしていました。  受付の人は最近入ったばかりらしく、値段がいくらになるのかをいろいろ調べています。どうも普通の毛布とシル...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/08/24 07:00

そんなに「前の会社」が良かったのか?

 わりと最近転職をした知人ですが、新しい会社になかなか馴染めないそうです。    転職先は旧来の年功的な制度がそのまま残っている会社のようで、そのせいもあるのか、男女間の差や総合職と一般職の壁の厚さなど、以前の会社とはかなり異なっていることが多く、このまま働き続けられるかの自信が持てないそうです。  「こんな考え方は古すぎないか」「こんなことは常識ではないのか」など、ずいぶん不満があるようで...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/08/10 07:00

始めるタイミングの善し悪し

 ある会社で、人事を中心とした社内制度について話をしていた時のことです。  それなりの人事制度を作って運用している会社ですが、過去に実施した人事施策の中に、有用と思って導入したにもかかわらず、定着できずに立ち消えになってしまったものがいくつかあるそうで、それらへの取り組みを、またあらためてやり直したいとのことです。    過去に実施していたそれらの施策について聞くと、どれも比較的オーソドック...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/08/03 07:00

「ノルマ」と言うか、「目標」と言うかの違い

 あるところで「ノルマ」「目標」について書かれた記事を目にしました。  仕事をする上では何をどこまでやるかという基準が必要であり、それがなくてはかえってモチベーションを低下させるという話で、そのことについては私も同感でした。  ただ、その基準を「ノルマ」というか、「目標」というかで、捉え方はずいぶん違ってきます。    私は「ノルマ」という言葉に対してあまり良いイメージが持てません。実際の...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/07/27 07:00

日本人はうまくいくほどネガティブになるという話

 あるテレビ番組での内容ですが、「うまくいくほどネガティブな感情を持つのは日本人だけ」なのだそうです。  例えば「勝ってカブトの緒を締めよ」などといい、成功したり戦いに勝ったりしても気をゆるめず、さらに心を引き締めて謙虚になるようにと戒められます。  日本人の感覚からすると、それは良い心がけで好ましいことのように思いますが、勝っていて昇り調子の時にさらに上を目指そうとしない、うまくいっている時...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/07/13 07:00

「辞めてやる」が口癖の人が周りからどう見られたか

 「こんな会社辞めてやる!」と口に出したかどうかは別にして、会社勤めをしている人の多くは、一度や二度はこんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか。    会社を辞めるというのは、人生の中ではわりと大きな選択の場面だと思いますが、それ自体は悪いことではありません。私自身も会社を辞めた結果で今がありますし、決してけんか別れした訳ではないので、今でもいろいろな人たちとお付き合いを続けています。...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/06/29 07:00

「日本人は家に帰りたい気持ちが低い」という話で思い当たったこと

 長時間労働や残業削減に関する様々な対策は、多くの企業で試行錯誤を重ねながら進められています。  裁量労働制やフレックスタイム制、早朝出勤に定時消灯、残業の事前申告やノー残業デー、さらにはリモートワークなど様々なものがありますが、その効果が十分に発揮されているとまではいえない会社の方が多いでしょう。    少し前に読んだあるビジネス誌の記事に「日本人の残業、元凶は『家に帰りたくない』人たち」...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/06/15 07:00

「未知のことだからモチベーションが高まる」という話

 大学生に対する就職意識調査の中で、就職先の企業選びの基準を聞いたところ、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」「働きがいのある会社」は上位ながらも比率が下がり、代わりに「安定している会社」という回答の比率が増えているといいます。落ち着いて先が見通せない今の環境の中では、そういう思いもよくわかります。    ただ、あるラジオ番組の中で、著名な登山家である野口健さんが話していたことで、印象に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/06/08 07:00

自分のことを棚に上げた「無意識な」批判

 組織風土調査と、課題改善の人事施策企画というテーマで、ある会社にうかがったときのことです。組織の上と下の間の溝が大きく、コミュニケーションギャップやモチベーション低下などにつながっているのではないかという問題意識です。    実際に調べていくとその溝は思いのほか深く、特に若手から中堅クラスの社員は、会社への不信や不満の感情をかなり強く持っています。「こんなことがあった」「あんなことはおかしい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/06/01 07:00

8時間労働で集中できる時間数とは?

 一般的な会社では、おおむね1日8時間が標準的な労働時間です。実際にはさらに数時間の残業が恒常的にある人も大勢いるでしょう。  ただ、人間が集中を持続できる時間というのは、これより圧倒的に短いという話を耳にしたことがあります。自分の感覚と照らしてみても、集中できる時間には、何らかの限度があると感じます。    では実際に、人はどのくらいの時間ならば集中できるのでしょうか。  これにはたぶん...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/05/18 07:00

「結果主義」ばかりでは間違うことがあるという話

 もう10年近く前の話ですが、その当時お手伝いをしていた会社を訪問した時、ある課長を紹介されました。  社長が言うには、これまで何年も継続してコンスタントな成果を上げている人で、翌月からの部長昇進が決まっているそうです。とても温和な人で、「部下たちが優秀で、全員良くやってくれたおかげ」などと謙遜しています。話を聞いている限り、部下たちとの関係性は良さそうです。私からは「頑張ってください」とだけ伝...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/05/11 07:00

短所は「直す」ではなく「行動を足していく」

 よく長所と短所は裏表の関係だと言われます。  例えば長所は「慎重」だが、短所は「作業が遅い」であったり、長所は「集中力」だが、短所は「視野が狭い」であったりしますが、結局は同じ特性を違う視点から見ているにすぎません。  特に日本人的な傾向として、長所よりも短所に注目しがちなところがあります。ミスを減らす、不備や不具合をなくすなど、短所や欠点を少しでも減らそうと様々な努力をします。    ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/04/27 07:00

「シニアの横柄」で企業が考えなければならないこと

 これは、決してシニアを悪くいうつもりではなく、幅広い年齢層の人がお互いハッピーに働くために必要だと思ったことです。    ある会社のマネージャーですが、配下にいる50代後半の契約社員男性に手を焼いています。  この人が担当している業務はわりと定型的なものなので、よほどのトラブルでもなければ業務進捗だけをチェックしていればよく、マネージャーとしての日常的な指示は特に不要だそうです。  問題...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/04/20 07:00

無理し過ぎるとやりがいを感じなくなる

 ある時、仲間同士で話している中で、何人かが「仕事が面白いなどとは思えない」「むしろつまらない」「やりがいなんて感じない」といっていました。やはり仕事は生活のために仕方がなくやっているし、やらずに済むならやりたくないそうです。    私自身は最近そんなふうに思うことは、ほとんどなくなりました。仕事が最優先の人生ではありませんが、今の仕事はまあまあ面白いと思ってやっていますし、ただ生活のためと割...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/04/13 07:00

「安さは誰かが代償を負っている」という話で考えてしまったこと

 あるところで「安さは必ず誰かが代償を負っている」という言葉を目にしました。    安価なものには必ずそれなりの理由があり、誰かがどこかで代償を負っているのだという話でした。多くは末端の製造現場や生産者、その他の弱者であり、商品やサービスそのものの品質や環境負荷であり、消費者が安いものを求めれば求めるほど、その代償は大きくなっていくのだということでした。  私自身も、普通の庶民感覚で安くて良...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/03/30 07:00

「手のつけ方がわからない課題」にはとりあえずどこかに手をつけてみる

 あるセミナーで、女性活躍支援、長時間労働抑止、ワークライフバランス、ダイバーシティといった、様々なテーマが網羅されたパネルディスカッションを聞きました。  事例として、ある会社では女性活躍支援として、育児に関する部分から手をつけ始めたとのことですが、その理由は必ずしも切迫した事情があった訳ではなく、「何となく進めやすそうだったから」だったそうです。  しかし、女性活躍に関する施策を検討...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/02/23 07:00

過剰な気遣いで役員と社員の間にできた壁

 もう数年前になりますが、ある会社の社内懇親会に参加したときのことです。私はそこまで深いお付き合いの会社ではありませんでしたが、少しだけ仕事上のつながりがあり、その時の担当者から招待して頂きました。私以外にも取引先の方など、社外の人が数名いらっしゃいました。    参加者は50~60名くらいの宴会で、会長、社長、専務に事業部長が2名の、計5名がメインテーブルに座っていて、この人たちが経営陣の中...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/02/16 08:54

実は日本人は「時間にルーズ」という話

 お笑い芸人でなおかつIT企業の役員でもある厚切りジェイソンさんの話で、ちょっと興味深いと感じたことがありました。  ある雑誌読者からの相談ということで、「業務に支障があるほどではないが、いつも遅刻する部下をどう扱えばよいか」との質問に対して、「業務に支障がないなら別に構わないのではないか。日本人はスタート時間には厳しいがエンド時間にはルーズだ」と言っていました。    言われてみれば確かに...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/02/09 07:00

「伝えたい」と「知りたい」があってコミュニケーションが生まれる

 少し前ですが、あるテレビ番組で、「子供しか入れないお菓子屋さん」の話題を目にしました。  本店の横に、小学生以下限定で大人は入れない店舗があり、その中ではお菓子の製造工程が見られたり、目の前で焼きたてのお菓子を焼き上げてくれたり、ゲームで当たるとシールがもらえたりと、入店した子どもたちにしかわからないサービスがあるそうです。    お店のオーナーがこの場所を作った理由は、その店の中で何が売...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/02/02 07:00

いろいろ大げさにし過ぎて避けられる部長の話

 ある会社の社員から、その人の上司である部長に関する半分は愚痴のような相談を受けました。  この部長が仕事にかかわると、どんなことでも大げさになり過ぎて、とにかく労力がかかりすぎて困るとのことです。    例えば、顧客から仕事上の提案依頼があったとして、部長がそれを聞きつけると、あの資料を調べろ、このデータを集めろなど、やたらと風呂敷を広げたり、検討と称して長時間の打合せを何度も重ねたり、と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/01/26 07:00

注意が必要な「弱い人」にだけ「強い人」

 相変わらずのことですが、女性、子供、高齢者、障害者など、社会の中では一般的に弱者と言われる人たちが被害を受ける事件がよくあります。  高齢者への暴力や子供の虐待といったことは常に報道されますし、SNSでの誹謗中傷や店舗スタッフへの過度なクレームといったことも、弱者に向けた攻撃行動という点では共通しています。    こういう行為をする人たちを見て私がいつも思うのは、相手が男性であったり、体が...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/01/19 07:00

「失敗からでは学べない」と言っていた社長たちの話

 最近、「失敗から学ぶ」といったたぐいのビジネス本や自己啓発本が、数多く目につく気がします。  テレビ番組でも、出演者の失敗経験を題材に学びを得ようというようなものもありますし、「失敗学」なる学問も存在するようです。    私も失敗経験から学べることはあると思いますし、その経験を活かすことができた場面もありますから、失敗することにも意味はあると思っています。  ただ、以前から付き合いがある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/01/12 07:00

「栄転」と「左遷」を区別する意味はあるか

 知り合いが、ある会社の中核と言われる営業所の所長になりました。全国にたくさんの営業所があって、その数と同じだけの営業所長がいるはずですが、その中にもいろいろな格付けがあり、結構格が高い営業所長のようです。  周りからは「おめでとう」「ご栄転ですね」などとお祝いの言葉を掛けられ、本人もうれしそうにしています。誰が見ても出世なのでしょうし、本人もそういう希望があったのでしょう。    これに対...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/12/22 07:00

ちょっとの仕掛けで良くも悪くもなる職場環境

 生産性やコミュニケ―ションといった課題をきっかけにご相談を頂く機会も多いですが、その動向を左右するものとして、職場環境というのは実は大きな要素です。ちょっとした工夫や仕掛け次第で、仕事の効率やコミュニケーションレベルが上がったり、反対に下がったりということがあります。    製造現場の工場などでは、機具の配置一つで生産効率が変わるということで、すでに様々な工夫がされていますが、一般的なオフィ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/12/15 07:00

初対面のアポをドタキャンした会社に未来はあるか?

 少し前の話ですが、たまたま電話を取った相手が営業代行の会社で、サービス紹介のためにアポイントが欲しいと言います。声は若そうな男性の営業担当です。    その会社の名前は、人づてに聞いたことがありましたが、何人からはあまり良くない評判を聞いています。営業担当のレベルが低いとか、サービスを利用してみたが成果がないとか、そんな内容の話です。    それでも会社としては成長しているという触れ込み...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/12/08 07:00

年長者の方が「敬語」が使えていない?

 「最近の若いやつは敬語がなっていない!」とは、いつの時代でも言われることです。  また、企業の新人研修などでは、「敬語が苦手」「きちんと使えるように練習しないと」という新入社員が多いので、「若者は敬語ができない」というのは、ある一面では合っているでしょう。  ただ、私自身はどちらかと言えば逆の印象を持っています。敬語ができていないと思うのは、実は年長者に対して感じることの方が多いからです。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/12/01 07:00

「強制」にならないように工夫する会社が伸びている

 会社に雇われて仕事をしていれば、自分の意に反することを会社から示されることはたくさんあると思います。  それが法律違反であったり、社会規範に反する行為であったりしては困りますが、例えば無理な業績目標、行き過ぎと感じる人員整理、納得できないやり方を要求される業務指示などで、ただ鵜呑みに聞かざるを得ないこと、反論や議論をしながらも受け入れざるを得ないことというのは、ことの大小を問わず、多くの人がさ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/11/24 08:00

「天狗になる人」よりも扱いが難しい「卑下する人」

 いくつかの会社で、コンサルティングの一環として、人事評価面談に立ち会うことがあります。上司の面談のしかたをみて、後からアドバイスしたり、第三者が立ち会うことで一方的な評価にならないように仕向けたり、他社の事例などを引き合いに話すことで、評価の納得性を高める助けにしたりということが目的です。    本人の自己評価と上司評価を突き合わせて面談する会社が多いですが、高い自己評価をつけてアピールしよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/11/17 08:00

「他人の残業」は無駄で「自分の残業」は必要?

 少し前の話になりますが、ある会社で「残業を減らすにはどうしたら良いか」というテーマで社員ヒアリングをしたことがあります。  実施した理由は、必ずしも解決方法を見つけたいというわけではなく、どちらかといえば社員が自身の課題として考えてもらい、そこから当事者意識を持つことで、それぞれの仕事ぶりが良い方向に変わればと考えたということです。  そのヒアリングの中でのことですが、「なぜ残業が減ら...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/11/03 08:08

「提案してこない」はそれを聞く側にも問題がある

 「そもそもうちの社員たちは、自分たちから提案なんてしてこないよ」とある会社の社長が言います。  人事施策上の課題をどう解決していくか考えている中で、社員から提案できる仕組みや部門横断の改善プロジェクトなど、社員が当事者意識を持てる取り組みが必要だという話から出て来たことです。    ちなみにこの会社では、今までも目安箱のような提案事項を集める制度や、改善を検討する社員チームを作ったことがあ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/10/27 08:00

社内事情でも意識しなければならなくなった「社外からの目」

 人事制度のような仕組みを作る上で、当然ですが重視されるのは社内の事情です。その制度で従業員満足は高まるのか、生産性は上がるのか、業績は向上するのか、社員のやる気は増すのかなど、制度の検討過程でいろいろ議論されますが、あくまで社内で起こる範囲のことです。    しかし、最近はそんな社内事情にとどまることでも、「社外からの目」を意識する企業が増えてきました。  例えば、「実力主義で30代の課長...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/10/20 08:00

「働きづらい上司の特徴」を本人は自覚できているか?

 「働きづらい上司の特徴ランキング」という記事がありました。転職口コミサイトの「転職会議」が調査した結果です。    挙げられていたトップ5は、 1位「頭ごなしに決めつける上司」 2位「権力に物言わすパワハラ上司」 3位「無責任な丸投げ上司」 4位「口だけで働かない上司」 5位「じめじめ陰湿な上司」 となっています。    どれを見ても、これが自分の上司なら一緒に仕事をしたくな...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/10/13 08:00

「あきらめる」の本来の意味は「明らかに見る」だという話

 以前何となく見ていたテレビ番組での、興味深かった話です。    番組のテーマは依存症で、薬物だけでなくギャンブル、ネット、スマホなど、依存の対象になるものは無数にあって、誰でも何かしらに依存しながら生活しているということでした。  それが度を越した「依存症」になってしまうのは、「目の前の現実を受け入れられないから」だそうです。過去の実績や影響にすがる、そのための現実逃避をするために何かに依...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/09/29 08:16

「自分の当たり前」が相手には新鮮なことがある

 最近はコロナ禍のせいで、外国人観光客をほとんど見かけなくなってしまいましたが、あるウェブコラムに、日本流のおもてなしは、必ずしも外国人観光客に好評ではないという記事がありました。  日本で提供されているツアーには、観光地をめぐってお土産を買うというパターンがあまりにも多く、「体験が少ない」のだそうです。  日本人は、その場所へ行ったという事実が重要なので、写真を撮ってお土産を買えばだいたい満...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/09/22 08:00

「できるだけ制度化」という会社と「制度はいらない」という会社

 そもそも人事という仕事は、なかなか思った通りの答えに行きつかないことが多いものです。期待した人材の抜擢であまり良い結果を得られない、逆に思わぬ人材が力を発揮するなどというのは、よくあることでしょう。    こんな見込み違いは、人事制度などでも同様で、十分な検討と準備を経た上であっても、期待した効果が出ないとか、場合によっては逆効果といったこともあります。  また、初めは良い滑り出しであって...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/09/08 08:00

「他人を変えたい人?」に感じた不快感

 まだ新型コロナが流行する前にあったある会合でのことです。今まで身近に接したことは少ないですが、久しぶりに「他人を変えたい」とはっきり言い切る人に出会いました。    自分の思いや考え方を一生懸命に話し、すべてに賛同を求めてきます。その内容が思想的なことや政治的なこと、個人的な価値観にかかわることまで含まれていたので、私は賛同できる内容ばかりではありませんでした。    周りにいた他の人は...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/08/25 08:00

「自分が上」と意識すると高慢になり、「不平等」を感じると行動に出る

 私自身は直接遭遇した経験がありませんが、飛行機内での暴言や暴力、マナーに反する行為をときどき耳にします。  これはアメリカ科学アカデミーの研究ですが、旅客機の乗客が争ったり暴れたりするような騒ぎを引き起こす一因に、ファーストクラスの存在にあるかもしれないという結果が発表されたそうです。    それによると、ファーストクラスがある旅客機では、エコノミークラスの乗客が騒ぎを起こす確率は、ファー...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/08/18 08:00

「明日でもいいことは明日やればいい」という考え方

 「今日のことは今日中に済ませる」  「先延ばしせずに今やる」  こういう行動を悪く思う人は、あまりいないはずです。どちらかと言えば、私も「できることはすぐやる」という意識が強いので、物事をできるだけ先延ばししないようにと、常々思って行動しています。  ただ、ある先輩から「明日でもいいことは明日にすればいいんだよ」と言われ、その理由を聞くほどにちょっと考えてしまうことがありました。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/08/11 08:00

「長期視点を捨てる」というチーム戦略の話

 数年前のものですが、興味深い内容の記事がありました。  スペインのサッカー一部リーグに、アトレティコ・マドリードというクラブがあり、そのチーム戦略に関するものです。    決して裕福ではない中小クラブですが、バルセロナやレアル・マドリッドといった超ビッグクラブと優勝争いをするなど、リーグでは強豪チームとされます。  元アルゼンチン代表だったシメオネが監督ですが、経営戦略の視点から、彼とチ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/08/04 08:00

「誰が言ったか」を気にする会社

 いろいろな会社での人事コンサルティングを進める中で、社員対象のヒアリング調査をすることがあります。  基本的に「誰が言ったか」が特定できないような報告のしかたをしますが、その理由は社員の方々が委縮せず、できるだけ本音に近い情報を話してほしいからです。    ただ、この「誰が言ったか」をものすごく気にする会社があります。  どちらかといえば、経営者と現場の距離が近い、社員同士の顔がよく見え...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/07/28 08:00

仕事の「スピード感」のとらえ方

 ある会社で人材育成に関する打ち合わせの中で、「育つまで三年かかる」という話がありました。  ここだけ聞けば、それなりにもっともな話で、人材育成には相応の時間が必要であり、例えば新入社員が一人前と言えるレベルになるまでに、三年くらいの期間を見込むのは普通のことだと思います。    ただ、今回の話で言えば、新しい事業展開に向けて、即戦力のコア人材をどう育成していくかという話でした。ここで三年も...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/07/14 08:00

あえて「上を目指さない」というキャリアを軽蔑しない

 ある会社の技術者ですが、性格的に目立つことも。自分から先頭に立つことはあまり好まず、自己主張も少ないために、今の会社ではあまり評価されているとは言えない立場のようです。    しかし、この人と過去に一緒に仕事をしたことがあるメンバーは、持っている知識やスキルをみんな高く評価しています。  現在やっている仕事は、この人が持つ知識や経験を活かせるものでなく、世の中にはもっと力を発揮できる仕事が...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/06/30 08:00

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