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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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「将来なくなる仕事ランキング」は本当にそうなるか

 最近よく見かけるもので、「将来なくなる仕事ランキング」のような記事があります。先日見たのは、「機械が奪う職業・仕事ランキング」というものでしたが、その上位10位は以下のようなものでした。   1.小売店販売員 2.会計士 3.一般事務員 4.セールスマン 5.一般秘書 6.飲食カウンター接客係 7.商店レジ打ち係や切符販売員 8.箱詰めや積み下ろしなどの作業員 9.帳簿係など...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/02/18 08:00

「通勤手当」と「職住接近」の話

 あるブログ記事で、「通勤手当なんて廃止すべき」というものがありました。  会社が通勤手当を支給するということは、「“本来の仕事”と“通勤電車に乗るという仕事”の抱き合わせ販売だ」との主張で、通勤手当を廃止すれば、近い住居を選択する人が増え、朝から疲れて出社する人が減り、「全員が得することを意味します」とのことです。    私がいろいろな企業経営者とお話しする中でも、この「通勤手当」が話題に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/02/11 08:00

使う「言葉」を変えると組織風土も変わる

 福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、選手への禁止事項として決めた中にあった「禁止語ルール」が話題になったことがありました。  行き過ぎた茶髪やひげなどの身なりや、試合中のガムやツバ吐きなどの不快に見える行動と合わせて、「できません」や「わかりません」といったネガティブな言葉も禁止だといいます。  ちなみにファンの間で、特に「わかりません」の禁止が妥当なのかどうか、それに納得できなかった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/02/04 08:00

「優秀なマネージャー」は「優秀な部下」を囲い込まない

 2月になると、そろそろ次年度に向けた計画や社内の組織体制づくりが本格化し、個々の社員の異動や配置転換なども決まり始める頃だと思います。    人事異動の進め方というのは、会社によって様々です。  社長の鶴の一声のところも、人事部が中心で調整するところも、当事者の部門責任者同士で折衝するところも、またそれらを使い分けるようなところも、本当にいろいろです。  ただ、異動の際は、本人への伝達よ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/01/28 08:00

「戻りたい」と思わせる組織がやっていたこと

 2014年のことですが、当時メジャーリーグのニューヨークヤンキースに在籍していた黒田博樹投手が、年20億円とも言われるオファーを蹴って、その5分の1程度と言われる条件で古巣の広島カープに復帰しました。  まだメジャーでやれる余力を十分に残していたにもかかわらず、さらに条件が下がることまで受け入れた決断に、当時はいろいろなメディアで「男気がある」などと賞賛されていました。  黒田投手の行...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/01/21 08:00

「脳科学から見た様々な差」の話から

 以前読んだ新聞に、脳科学者の中野信子さんのインタビュー記事がありました。  興味深い研究結果が多数語られていて、例えば男女の差について、「脳の左耳上あたりに『上側頭溝』というコミュニケーション能力をつかさどる器官があり、男女で比べると女性が大きく、話をしたり、空気を読んだりという気質は、女性の方が高いと言える」とのことです。  インタビューしている記者が「自分のまわりの男性には、空気を...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/01/07 08:00

「白黒はっきりつけること」の良し悪し

 消費税の軽減税率が導入されましたが、特に外食とテイクアウトの線引きに関する運用が、かなりあいまいになっているようです。テイクアウトは軽減税率の適用で8%、外食は適用外で10%ですが、フードコートやコンビニのイートイン、持ち帰りができる飲食店などで、なかなか線引きが難しくなっています。    軽減税率のそもそもの目的は、「食品などの必需品の税率を下げて税の逆進性を緩和する」ということで、他の国...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/12/24 08:00

あって当たり前の制度でも「ダメなら変えればいい」という話

 少し前になりますが、グループウェアで国内トップシェアのサイボウズ、青野慶久社長の講演であった話から思ったことです。    ユニークな社内制度を数々取り入れている同社では、副業、出戻り、育児支援、その他多様なワークスタイルを認めていますが、その中で、「給与テーブルを廃止した」という話がありました。  給与テーブルがあることによって、内向きの視点で社員同士の他者比較が始まることを好ましくないと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/12/03 08:00

「安定を目指すより、不安定をどう生きるか」という言葉に思うこと

 新入社員の意識調査、その他若者を対象にした各種の調査では、若者の安定志向の傾向が言われていますが、タレントの明石家さんまさんが、安定志向の20代に関して、ラジオ番組で語った生き方についての自論が話題になっているという記事を見ました。    番組で紹介された川柳、“20代・今後の安定・考える”という作品に対して、 「安定になろうと思っただけで、もう不安定」 「安定を目指そうとするのは無意味...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/26 08:00

女性に聞いた「働きやすいオフィス」の調査結果で思い当たること

 ある機関が、女性社員と経営者に実施した「働きやすいオフィスのあり方について」の意識調査の結果を目にしました。    首都圏の従業員数50人~500人の中小企業を対象としたもので、この調査によると、経営者の60.5%が「女性が働きやすいオフィスをつくるための経営努力をとてもしている・まあまあしている」と回答している一方、女性社員の66.5%が「まったく努力していない・あまり努力していない」と感...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/19 08:00

「向いていない仕事」をやり続けた人の話

 仕事には、その人によって向き不向きがあります。会社の中では「適正配置」などといって、その人にできるだけ向いている仕事を与えようと考えるのが一般的でしょう。    「向いていること」というのは、言い換えるとその人が「得意なこと」です。できるだけ多くの人が「向いていること」「得意なこと」に取り組んだ方が、生産性は間違いなく上がります。  こんなことから、採用、配属、昇格といった場面で様々な適性...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/12 08:00

「僕のおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」の言葉で思うこと

 最近、一方的に自分の主張ばかりをしたり、価値観が違う相手を攻撃したり無視したり、自分と異なる考え方の人を尊重しないような風潮が気になります。    せめて自分はそうならないように、「相手の立場を考えること」を、いつも意識していますが、自分なりにできているという自負を、ただそういうつもりになっているだけではないかと、考えさせられることがありました。  それは、ある広告コピーを目にしてのことで...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/05 08:00

「置き忘れたままの間違い」を防ぐには

 皆さんは、普通は誰でも知っているような基本的なことを、結構な大人になるまで、ずっと間違ったままで覚えていたという経験はないでしょうか。  ある人は、童謡の「どんぐりころころ」の歌詞で、「どんぐりころころ、どんぶりこ」を、大学卒業の頃まで、「どんぐりころころ、どん“ぐ”りこ」だと思っていたそうです。  言葉の意味や使い方、漢字の読み方、ちょっとした常識などで、こんな「置き忘れたままの間違...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/29 08:00

「行動力」があることの裏返し

 昨今のビジネス環境では、スピードが大事になっています。材料をすべて集めて、綿密な計画を立てて、その計画をもとにビジネスを進めるようなやり方ではスピードが足りずに、それが通用する場面はとても少なくなっています。    そんな中で事業を成功させている経営者は、概して行動や判断が早く、私自身も感心させられることも多いです。  ただし、長所にはその裏返しの短所があります。    これはある中堅...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/22 08:00

「忙しい」はできない理由になるのか

 ある会社で目標管理面談をお手伝いしています。  目標達成が見込めること、順調な進捗がわかることであれば、特に問題なく、スムーズに話は進みますが、そうではないことも多々あります。    目標達成が難しかったり、取り組みが進まなかったりする理由を聞いている中では、もちろん考慮しなければならない事情はありますが、意外に多く語られるのは、「忙しかったからできなかった」というものです。「他にやらなけ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/15 08:00

「計画」に力を入れ過ぎるマイナス

 最近いくつかの会社で、「計画作りの作業が大変だ」という話を聞きました。9月が半期の区切りという会社も多いですが、上期状況による年度計画の見直し、下期向けの活動計画といったことを指して言っているようです。  年度初めや決算期、その他区切りの時期は、様々な計画作りや見直しをする時期です。その中身は、事業計画、予算計画、生産計画、人員計画、教育計画、その他いろいろあるでしょう。  私が話を聞...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/08 08:00

プライベートがあってこその仕事、仕事があってこそのプライベート

 少し前の話になりますが、プロ野球のある外国人投手が、妻の出産予定日と登板ローテーションが重なったため、監督の配慮でチームのローテーションを全面的に組み替え、登板を一日前倒しにしたそうです。  通常、外国人選手の妻は母国で出産することが多いですが、日本で出産するということもあって、できるだけフォローしてあげたいという配慮だったようです。    以前、あるプロスポーツ選手が言っていたことですが...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/01 08:00

経営者やリーダーに「内向型人材」が大勢いるという話

 「内向型人間」について書かれた、あるウェブ記事が目に留まりました。  2013年にアメリカで発売されてミリオンセラーになった書籍(「内向型人間の時代」:講談社 スーザン・ケイン著)を紹介している内容で、社長や政治家やリーダーに、実は内向型人間が大勢いるという話でした。    記事によると、科学者のアインシュタイン、音楽家のショパン、映画監督のスピルバーグなど、内向型が多そうな学者や芸術家と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/09/24 08:00

「部下を守る」ということのいくつかの形

 少し前に話題になった、ある団体のブログ記事についてのお話です。    クレーム対応について書かれた記事ですが、それによると、ある有名外資系のショッピングセンターで、明らかにクレームを通り越してスタッフに「イチャモン」をつけ、商品を「タダにさせてしまおう」とするお客がいたそうです。  そこへ出てきた欧州系の外国人支配人は、「出て行け!お前は客じゃない!」と物凄い剣幕で怒りだし、「スタッフはお...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/09/10 08:00

「サイレントお祈り」をする会社に共通して見えること

 就職活動をしている中で、不採用通知の文末に必ず「・・・をお祈りいたします」とあるために、それを指して“お祈りメール”などといいれます。  さらに「合格だったら連絡します」といって、不採用通知すら送られてこないことを、無言の仕打ちであることから「サイレントお祈り」と言われます。    この行為自体はずっと前から存在しましたが、言葉として言われるようになったのは数年前からです。当然応募者からの...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/08/13 08:00

似ているようで実は違う「管理」と「マネジメント」

 マネジメントやリーダーシップは、多くの企業で課題になっています。自社の状況を称して、「うちの部課長たちは管理能力がない」「部下の管理ができていない」などという話を良く聞きます。    こんな表現に代表されるように、組織における「マネジメント」と「管理」は同じニュアンスで語られることが多いですが、実際には「管理」と「マネジメント」には大きな違いがあります。    「管理」という言葉を辞書で...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/08/06 08:00

罰を受ければ「責任を取ること」になるのか?

 少し前の話題ですが、ある地方自治体が開催したイベントが大きな赤字を出し、その赤字額の一部を実行委員会の責任者個人が、自費で補填していたということがありました。  計画や収益予想をすべて業者任せにしていたなど、チェック機能が働いていなかったようで、そこから「税金には手をつけられない」と考えたことが自腹負担をした理由のようです。  この行動について、「素晴らしい責任の取り方」と評価する人がいる一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/07/30 08:00

「他社事例」を活用するために必要なこと

 私たちコンサルタントの立場では、課題に関する他社での成功・失敗事例の情報を、クライアントから求められることが良くあります。    他社事例というのは、その会社でうまくいったからと言って、それを別会社に持ち込んでも、必ずしも成功率が高いとは言えませんし、逆に失敗事例がそのまま当てはまるとも限りません。  ですから、私たちはその会社の様々な事情を総合的に見極めて、その会社で活用できそうな事例を...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/07/23 08:00

制度化が既得権を生む難しさ

 ある会社でこんなことがありました。  中途入社して3か月の女性社員の妊娠がわかり、産休から育児休業の対応をしなければならなくなりました。面接時には「いずれ子供は欲しいが、仕事が落ち着くまでのこれから数年の出産は考えていない」とのことだったそうですが、こればかりは思い通りにいくものではないので、会社からとやかく言うことはしませんでした。    また、本人から育児休業を取りたいとの希望がありま...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/07/16 08:00

「楽しさ」と「喜び」の違いという話で思ったこと

 少し前の話になりますが、映画監督で写真家の紀里谷和明氏が、自身の作品の試写会で、集まった学生たちの質問に答えるというイベントの記事を目にした時のことです。    起業を目指していると言って質問した学生に対して、「夢だリスクだと理屈をこねて、やらないことの理由を見つけているだけの話で、まずやるのかやらないのか、それだけだ」と、ご自身が死に物狂いで取り組んできたことを引き合いにした話が、シンプル...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/07/09 08:00

組織改革で「人材登用を優先する会社」と「人材整理を優先する会社」の違い

 ある中堅企業の社長との、ちょっとした立ち話をしたときのことです。  その人の会社は事業譲渡で別の企業グループの子会社となり、それまで役員の立場だったご自身は、現在は子会社の社長という立場で経営にあたっています。   今までなかった親会社ができて、その企業グループのオーナーの影響で、会社の雰囲気はずいぶん変わったといいます。  親会社のオーナーは、会社の運営に関して様々な指示をしてくるそう...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/06/25 08:00

「どうせ言ってもわからない」は結局損をする

 無ければそれに越したことはありませんが、経営上の問題、顧客や社員との信頼関係の問題、個人情報にまつわる問題、その他いろいろな事情で、社内であっても公にできない情報があります。  ただ、これをどこまで伏せてどこから公開するのかという線引きには、企業風土や経営者の性格が意外にはっきり出るものです。  見ていて思うのは、その線引きがほどほどの中くらいという会社は思いのほか少なく、何でも公開すること...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/06/18 08:00

見極めが必要な「効率化」と「手抜き」の区別

 少し前に、ある会社の部長から相談されたことです。    自分の部下にあたるマネージャーが、すぐに指示を逸脱して勝手なことをするのだといいます。そのことを本人に指摘すると、決まって「それをやることはムダだと思う」「こちらの方が効率が良い」などと反論してくるそうです。自分の行動は、すべて“仕事の効率化の一環”なのだそうです。    しかし、部長から見ると、指示しているのは会社全体の取り決めと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/06/11 08:00

意外によくある「主観のコミュニケーション」での行き違い

 あるステーキ専門のレストランで見かけた光景です。  年配の女性がメニューを指して、店員さんに「このお肉は硬い?」と尋ねています。  店員さんは少し困った様子で、「○○なので、それほど硬い部位ではありませんが・・・」と答えています。    そのお店は、安価でステーキを食べさせるところで、値段のわりにおいしいと評判のお店ですが、誰が食べても柔らかいと思う、とろけるような霜降り肉が出てくること...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/05/28 08:00

あえて「正社員」が良い働き方なのかを考える

 あるテレビ番組で、若い女性に「理想の彼氏像」をインタビューしていて、ある人の答えが「正社員であること」でした。    このところ、人手不足の状況が恒常化しつつあり、パートやアルバイトについては時給の高騰が起こっています。また、様々な業種や職種で、契約社員や非正規社員を正社員化する動きが起こっています。正社員化の促進を視野に入れた法改正もおこなわれました。    それぞれは、「正社員での安...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/05/21 08:00

「既存を壊す」の良い意味と悪い意味

 「ぶち壊す」などというと、ちょっと物騒なニュアンスになりますが、組織において「既存を壊す」ということは、それが良い意味であることと、悪い意味であることの両方があります。    良い意味で「既存を壊す」といえば、固定概念や非効率な慣習、既得権など、組織の停滞を引き起こしているようなことに対して、それを直す、修正する、変革するといった意味です。  何を守り、何を変えていくかという判断はどんなと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/05/14 08:00

「報・連・相」の“相談”だけが違うこと

 組織のコミュニケーションにおいて、「報・連・相」が大事とよくいわれます。このうち、「報告」「連絡」については、多くの人が半ば義務として行っているように思いますが、「相談」に関しては少し違っていて、あまり積極的に行われないことも多いのではないでしょうか。    これは、以前あるコンサルタントの講演を聞いたときのことです。  年令は50代後半、大手企業の元部長という人で、そこで培った経験と専門...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/05/07 08:00

その成果は「運が良かっただけ」は本当か

 ある会社の中堅クラスの営業マンについて、その個人評価を話していた中でのことです。    この営業マンの仕事ぶりを、上司は「やる気がないしミスが多い」と言います。目標未達となることが頻繁にあるそうですが、何とか目標に近づけよう、達成しようという意欲が見られないそうです。また、事務処理の不手際による顧客クレームが、年に何回かあるのだといいます。  上司の立場からすれば、大きなミスを定期的に起こ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/04/30 08:00

管理部門が過剰な会社と軽視する会社

 企業組織においては、人事、総務、経理、システムといった直接部門の業務を支援する部門があり、「管理部門」「間接部門」「バックオフィス」などと呼ばれます。    この管理部門にどのくらいの体制や予算規模で取り組むかは、常に議論されることです。強い組織は管理部門が中心であるなどと言われたり、あくまでサポート部門として扱われたり、手厚い要員体制を取る会社から徹底的にスリム化を目指す会社までいろいろあ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/04/23 08:00

「あの人がいなくても仕事は回る」は本当にそうか

 これはあまり良い話ではありませんが、その会社での問題社員に関する相談を受けることがあります。  内容としては、「仕事ができない」などの能力的な問題と、「仕事に不真面目」など取り組み姿勢や仕事観、責任感にかかわるようなものの、おおむね二つに分かれます。  問題があるとされる本人からお話を聞くこともありますが、そう言われても仕方がないと思うことも、周りがもう少しフォローしても良いのではない...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/04/02 08:00

仕事の「不安」と「不満」

 会社を辞めて独立、起業したというある女性のブログが目にとまりました。  起業してからのエピソード、起業して初めて気づいたこと、その他苦労話が書かれていました。  私自身が会社員と事業主との違いで感じてきたこと、独立してから経験してきたこととの共通点がいくつもあったので、自分の経験と重ねながら興味深く見ていました。    この人も独立して起業した多くの人たちと同様に、独立したての頃はなかな...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/26 08:00

偶然の出会いは本当に偶然なのか?

 私自身、情報交換会や経営者交流会、その他いろいろな人との交流の場に参加することがあります。ある時期は幅広くいろいろな場所に出ていましたが、最近は自分にとって好ましい場、効果的な出会いの多い場がわかってきたので、行き先は少しずつ絞られてきました。    そういう場では、多くの人との新たな出会いがありますが、当然その場限りで終わってしまう人もいますし、お付き合いが継続的につながっていく人もいます...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/19 08:00

「私語厳禁」の職場を見て思ったこと

 仕事中の私語について、あなたはどう思われるでしょうか?  職場の雰囲気を和ませるような、ほどほどの内容のものを、ほどほどの時間で行うなら、一概に悪いものだとはいえないでしょう。    しかし、中にはいつまでもダラダラと話し続ける時間のケジメが無いもの、仲間や会社の悪口、不快と思う人もいるであろう下品な話、その他不適切な内容のもので困るようなことはあるでしょう。  リーダーやマネージャーの...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/12 08:00

「退職理由」を説明するのは意外に難しい

 私は人事という仕事柄で、これまで多くの退職者に向き合ってきました。私自身も会社を辞めた経験があるので、退職する人の心情は、それなりに理解しているつもりです。  退職しようとする人に、会社は必ず「なぜ辞めるのか」という理由を聞きます。  その答えの中で一、二を争って多いのは、給料の話と仕事内容の話です。「新しい会社の方が少しだけ待遇が良い」「今よりも仕事内容が面白そう」「自分のキャリアア...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/05 08:00

デキるマネージャーは、仕事をどんどん捨てている?

 ある企業でマネージャー面談に立ち会っていた時のことです。  業績、状況把握、部下との関係性など、様々な部分で問題を抱えている部門のマネージャーでしたが、ご本人の状況を細かく聞いていく中で、最終的に出てきたのは「何をどういう順番で取り組めばよいのかがわからない」という話です。    中小企業であればなおさら、現場の実務も担う“プレイングマネージャー”が多いですが、この人の話を要約すると、「中...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/26 08:00

「適切な現場介入」を線引きする難しさ

 少し前の話ですが、某プロ野球球団のコーチが退団するにあたり、その理由が球団オーナーの度重なる現場介入だったというものがありました。  真実かどうかはわかりませんが、選手起用やオーダーにまで口出しをしていたということです。    この手の話は、海外のプロサッカークラブなどで良く聞きますが、日本で表立って耳にすることはなかったので、真偽のほどはともかく、こういう話が出てくること自体が少し驚きで...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/19 08:00

「予定されていないものこそ“未来”である」という話

 何年か前のことですが、東京大学名誉教授で、「バカの壁」の著者として知られる養老 孟司さんの講演を聴く機会があり、そのお話からです。    養老氏は、初めに「過去」「現在」「未来」の、それぞれの定義ということからお話されました。  ここでは、「現在」を単純に“今”としてしまうと、「現在」はほんの一瞬なので、すぐに「過去」となって流れてしまって実質的でなく、本来言っている「現在」とは「手帳に書...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/12 08:00

任せられない人ほど要求してくる「権限委譲」

 「権限委譲」とは、管理者が部下に仕事と行動を任せることをいい、うまく行われれば、業務効率や生産性が向上する効果があります。  理想で言えば、組織で公式に決められた職務権限以外の、現場で仕事をする中での業務権限は、その場その場で的確な判断がされることが最も効率的なので、できるだけ多くの仕事が権限委譲されるとよい訳です。これは、組織の上位から末端まで、同じ基準の判断ができれば可能でしょうが、残念な...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/05 08:00

その制度や仕組みは、本当に会社に合っているか?

 企業にはいろいろな制度や仕組みが存在し、そこにはユニークなものもたくさんあります。  例えばグーグルでは、社員が仕事の創造性を維持するため、できる限り組織階層をつくらず、仕事の管理をしないことを実践しています。  また、「20%ルール」といって、会社と社会をよくする目的であれば、就業時間の20%を、個人的に好きなテーマに割いてもいいというルールがあります。会社の考え方をよく反映していると思い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/01/29 08:00

先進企業ほどこだわっている「直接会って話すこと」

   そもそもは1990年代半ばからですが、東京の渋谷周辺にはITベンチャー企業が集結してきていて、これをアメリカのシリコンバレーになぞらえ、渋谷の(渋い:Bitter)と(谷:Valley)をかけて「ビットバレー」と呼ぶそうです。    ITバブルの崩壊によって企業の倒産や撤退が相次いで、この動きは下火になっていたようですが、当時生まれたサイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、LINEと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/01/22 08:00

遺伝子レベルで向かない人もいるらしい「朝型勤務」

 ここ数年、勤務開始時間を1~2時間早めて残業時間を抑制し、夕刻からは趣味など自分の時間に使えるようにと「朝型勤務」の取り組みをする企業が増えています。  長時間労働や残業過多の解決策の一つとして位置づけられており、国家公務員でも「ゆう活」と称したキャンペーンで、「朝型勤務」を率先しようとしています。    私自身は、朝型の方が仕事の能率が良いという感覚は理解できるので、「朝型勤務」には基本...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/01/15 08:00

「老害」と「長老」の違いはどこにある?

 いろいろな企業や組織の中で、「老害」という話を聞くことがあります。    「老害」を辞書で調べると、 ・企業や政治の指導者などで、中心人物が高齢化しても実権を握りつづけ、若返りが行われていない状態。 ・能力の衰えた高齢者が社会や組織の中で活動の阻害をする際に使われる。 などと書かれています。    「老害」と言われがちな要素には、考えが古い、頑固、威張る、偉ぶる、その他いろいろある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/01/08 08:00

天職がいつまでも天職であり続けるとは限らないという話

 今の仕事が自分にとって「天職である」と思えるならば、それはとても幸せなことです。  「自分はそもそも天職に出会っていない!」という人は大勢いると思いますが、これは天職に出会ったといわれる人でも、それがずっといつまでも天職であり続けるわけではないというお話です。    私の知人に、エアロビクスのインストラクターをしている女性がいます。昔から体を動かすことが大好きで、友人の誰からも「天職だね」...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/12/18 08:00

10年後に「なくなる仕事」があるから「産まれる仕事」がある

 「10年後になくなる仕事」や「10年後に消える仕事」、その反対に「10年後も残る仕事」「10年後も食える仕事」といった内容の記事を、特に最近目にする機会が増えました。    何かの調査結果や雑誌記事や書籍など、いろいろなところからこの手の情報が出てきていて、なおかつそれが発信された時期もまちまちです。  中には、3年前に発表されたものもあって、そこからすれば、“7年後・・・”にカウントダウ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/12/11 08:00

「人事制度の形骸化」に対してやるべきことを考える

 私がご相談を頂くテーマに、人事制度の関するものは多いですが、その中でも「制度の形骸化」という話が良く出てきます。    形骸化というのは、当初の意義や目的が忘れられて、手続きなどの形だけが継続されているような状態です。会社にはいろいろな制度や仕組みがありますが、人事制度はその中でも形骸化しやすいものの一つです。    その理由はいくつもありますが、最も大きなものは、手間がかかる割には自分...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/11/27 08:00

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