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対象:着付け・着物
着付けは「苦しくない」が何よりも大事
足袋のはなし
色とりどりの半襟たち
THE 大島紬!
夏から秋、単衣の季節
閲覧数順 2024年12月12日更新
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きものに欠かせないのが草履。 最近では靴やブーツを履いてきものを着ている人を見かけることもあるが、やはりきものには草履でしょう? どうして靴なの? 草履だと歩けないから?? 実は草履では歩きにくいと感じる場合の半分は足袋に原因がある。 因みにあとの半分は草履の鼻緒のすげ加減。 ところで皆さんはどうやって足袋のサイズを決めているだろうか。 殆どの方は靴のサイズで足袋を選んでいるかもしれ...(続きを読む)
半襟は白、と決めている。 きもの文様図鑑などを見ていると、色半襟に季節の文様などを刺繍し意匠を凝らした古い半襟(裂)たちに出会うことがある。 素敵だなぁと、お洒落な先人たちに尊敬の念を抱くものの、自分では手を出さない。 若い時には色半襟や花が刺繍された半襟などを付けていたこともある。 でも今では半襟は白。 白い半襟にはレフ板と同じ効果があり、顔色を明るく見せてくれるので、私たち大人には頼も...(続きを読む)
9月になったとはいえ、まだまだ暑い日が続くと、つい薄物を着たくなります。 きものの「着用カレンダー」では、9月は単衣のきものに単衣の長襦袢、となっているのですが、このところの地球温暖化のせいでなかなかその通りにするのも難しくなっています。 周りの人がまだまだ夏服の中、一人だけ秋物を着て周りの人に暑苦しい感じを与えるのもイヤだと思われるかもしれません。 特に汗をかきやすい男...(続きを読む)
大島紬を衝動買いした。 この麻の葉柄の大島紬を見て、懐かしい気持ちになった方も多いことだろう。 いつもはモダンな着こなしを心掛けているのだが、昔ながらの大島らしい柄にも心惹かれるものがある。 そう言えば祖母が生前着ていたかな。 証紙にはあまりこだわらない。 本場大島紬の証紙には、地球儀が描かれているものと日本国旗が描かれているものがある。 この大島は後者で、鹿児島の大島紬協同組合...(続きを読む)
暑かった夏もそろそろ終わり。 9月になるときものは単衣へと代わって行きます。 理論的には袷で着られる着尺を、裏をつけずに仕立てると単衣として着ることが出来るわけですが、やはり素材により、単衣に向くものと袷として着た方が良いものとがあります。 単衣向きの素材としては、裏を付けずに着た時に、肌にサラリと心地よいものが着ていて気持ちが良いでしょう。 洋服でいうとシアサッカーのシャ...(続きを読む)
夏きもののお稽古も8月いっぱいで終わり。 9月からは単衣のきものになります。 今日の生徒さんは夏大島。 ウスバカゲロウの羽のように、薄くて繊細な夏大島は、大変涼し気。 絣のトンボは代表的な夏の柄の一つです。 このような具象柄のきものには、それを邪魔しない柄の帯を。 ここでは地あきの多い抽象柄の帯を合わせて、きものの柄を引き立てています。 無地の上布の帯などと合...(続きを読む)
上布とは細い麻糸で織られた上等の麻布のことで、夏きものや夏帯の素材としても使われる。 苧麻を細く手うみ(手績)にした糸を縦横糸に使い織るという、気の遠くなるような工程を経て布になって行く。 越後上布、宮古上布、近江上布などが有名である。 上布は盛夏の間でも7月中旬から8月中旬までの、最も暑い時期に着られる。 麻は夏きものの素材の中でも一番涼しく着やすいが、中でも上布は軽く風通しが...(続きを読む)
今年の夏も暑くなった。 各地で猛暑日をむかえる中、浴衣を着てイベントに参加し、熱中症になってしまった若い女性が、十分に水分をとったのかという質問に、 「浴衣を着ていたのでお手洗いが不便かと思い、水分摂取を制限していた」 と答えていたのが大変気になった。 浴衣に限らず、きものを着ているとお手洗いが不便、というのは間違った認識である。 確かにきものはお手洗いで袖や裾を汚さぬよう少...(続きを読む)
浴衣の季節ですね、皆さんは浴衣ってなんだか知っていますか。 浴衣は夏着るきものだと思っている人が多いのですが、実は浴衣=夏のきもの、ではありません。 浴衣と夏きものは別物なのです。 浴衣はもともと江戸時代には湯上がりに汗をとるために着られていました。現代でいえばバスローブ。また普段着として着ることはあっても出掛ける範囲はご近所まで、外出着ではありませんでした。 ですから、...(続きを読む)
結美堂の結月美妃です。 さて、着付けを教えていると皆さん、崩れないかどうか心配されるんです。確かに崩れてみっともない姿になるのは嫌だけれど、着物は全く崩れないなんてことはありません。 なぜなら、体に着ているものですからね。ある程度崩れて当たり前なんです。 今は、着物の情報というと、テレビドラマやそういったところだから、ああいったものが着物だと思っちゃうわけなんです。でも、あれはすごく...(続きを読む)
結美堂の結月美妃です。 着物には「格」があります。それは値段の違いではなく、着物の種類によって格式が違います。 格が上になると、フォーマル性が高まるわけで、着物を着る際はどこへ着ていくかということを踏まえて、着物を選ぶ必要があります。 しかしながら、通常の生活では、フォーマルなパーティーなどはめったにないので、とりあえず着物を着てみたいという方は、ちょっとしたお買い物でも着れる“小紋...(続きを読む)
着物を着たいみたいと思っても、なかなか着物のことはわかりにくいし、また呉服屋に入るのも敷居が高くて入りにくいという声を聞きます。 また着物は値段が高くて、モノの良し悪しもよくわからないから、とりあえずリサイクルショップで安く買ったものからという方が多いです。 着物の着付けができるようになるまではやはり悪戦苦闘するところがあるので、新しく誂えた着物を練習に使うのはもったいないし、着付けがう...(続きを読む)
着物を着るときのメインの紐がありますが、これは伸び縮みするゴムのベルトがいいですね。普通の腰紐でもいいのだけれど、伸び縮みしないから、やはり崩れやすい。 また、人間のお腹は空腹時と満腹時では随分と大きさが変わるもので、お腹が空いてくるとその分、紐が緩んできたりします。逆に、たくさん食べると苦しいこともある。 そんなとき、ゴムベルトはお腹の膨らみに応じて、いつでもピッタリとしています。この...(続きを読む)
着物をたくさん持つのはなかなか大変なことだけれど、半衿や帯揚げならそれほど高くないので数を持つことができます。 同じ着物、同じ帯でも半衿を変えるだけで雰囲気は変わるし、帯揚げを変えたっていい。訪問着などはあまり着る機会はないかもしれないけど、伊達衿なんかの色を合わせるのは楽しいものです。 着物というと、形式ばったイメージがあって、これをしちゃいけない、こうやらなければいけないとか難しく考...(続きを読む)
着物は通常、肌襦袢を着てその上に長襦袢を着る。そして着物を着て帯を巻くわけですが、わたしはいつも二部式の長襦袢を使っています。 これは「うそつき襦袢」とも言われますが、胴体の部分が綿生地の肌襦袢になっていて、そこに長襦袢の袖と半衿がくっ付いています。そして、上下に分かれていて、下は裾除けの上にぐるりと巻きつける。 着物の見える部分である半衿と袖は長襦袢を着たように見えるので、「うそつき」...(続きを読む)
着物というと敷居が高かったり、何か特別な場でないと着られないようなイメージがあります。それはやはり今は、着物を着ると言ったら成人式の振袖だとか、結婚式に招かれたとき、そして茶道や日本舞踊といった限定的な場面になっているからです。 でも、昔は日本人はいつも着物で過ごしていたのですから、実はフォーマルなものだけが着物ではないんです。ですから、着物を着ていく場所がない、と悩むことはなく、週末のお買...(続きを読む)
着物を着るひとが一番心配されるのが「着崩れ」。着崩れるのが怖いので、思わず紐をきつく締めすぎたりしがちです。 しかし、この着崩れを恐れるあまり、あまりにもきつく締め過ぎて、気分が悪くなったり、ほとんど食事ができなかったという経験をされた方が多いようです。 どうしても今は着付けをしてもらうと、紐をとてもきつく締める傾向があるんです。 着崩れる原因はその着付けに問題があることもあるし、も...(続きを読む)
結美堂の結月美妃です。 着物の初心者に着付けを教えていますと、着物は苦しくても我慢しなければならない、と考える人がとても多いんです。これは困ったことですね。 どうも着物というと日本の封建的イメージもあるし、また成人式や結婚式で着付けてもらって多くの人が苦しい思いをしているから着物はそういうものだと思い込んでいるんですね。 でもそれは大間違いなんです。 着付けは苦しいのはいけないし...(続きを読む)
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