遺産相続・財産相続とは

相続とは、亡くなった人の財産や権利・義務の全てを引き継ぐことです。メディアなどで大きく取り上げられるため、「富裕層」のイメージが強いかと思いますが、金額の大小に関わらず、誰にでも発生し得ることなのです。相続に関わる手続きは身内の誰かが亡くなった日からスタートします。ある日突然「困った!!」という事態に発展し、慌てる方も少なくありません。また、相続といえば預貯金や不動産を思い浮かべがちですが、借金や住宅ローンなどのマイナスの財産の遺産相続もあるということも頭に入れておきましょう。

遺産相続・財産相続とは

相続は身内の誰かが亡くなった瞬間に継承されるものです。基本的には、配偶者や子供などが相続をします。死亡した人を「被相続人」、親族などの相続権を有する人を「相続人」といいます。冒頭にも書きましたが、不動産や現金、預金などの「プラスの財産」ばかりが相続財産ではありません。借金やローン、カードの未払い金などの「マイナスの財産」も財産の一部です。この、プラスとマイナスどちらの財産も含めて、一定の財産の権利義務を引き継ぐということが「相続」です。

相続の対象となる人は親族だけではない

相続人の範囲は民法で定められており、財産をこれ以外の人が相続することはありません。相続人となる対象が誰なのか、また、遺産相続の割合などは、被相続人の配偶者の有無、子供の有無、両親の有無などの構成によっても変わってきますが、それらも全て民法に規定されています。

ただし、「遺言」の制度を民法は設けており、これによって亡くなった方は誰にでも財産を与えることができ、その割合も変更することが可能です。自分の大切な人を守るためにも、基礎知識はきちんと理解して財産を価値あるままに遺せるようにしましょう。

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