相続放棄でかかる税金・相続税

もともと相続財産を受け取る予定だったけど、実際にみてみたら借金だらけ！相続放棄を考えているのだが、相続税はどうなるのだろう？　現在、「相続」といえば「相続財産」ではなく「相続税」にフォーカスが充てられているようです。実際に相続税の支払が発生するのは、
5,000万円＋法定相続人×1,000万円＝基礎控除額
を超えた金額からになります。法定相続人が3人の場合は8,000万円以上いの財産で相続税が発生することになりますので、そもそも支払いが発生する方はそう多くないでしょう。しかし、自分が相続放棄をした場合に税金の仕組みがどうなるのかは知識として知っておきたいものですよね。ここでは相続放棄によって、相続税がどう変わるのかをご説明します。

亡くなった方との関係を一切無くす「相続放棄」

相続放棄はとても強い権利を持つものです。家庭裁判所に申請をして相続放棄が認められると、あなたの相続人としての権利は一切無くなり、亡くなった方との関係が無くなります。そのため、相続に関する話し合いや財産、一切参加が必要なくなります。ですので、相続税の支払いをする必要もありません。相続人が複数いた場合でも、一人で相続放棄の手続きを行うことは可能ですので税金の支払いの心配や、争族に巻き込まれないようにするためでしたら、相続放棄の手続きを行うことは有効な手段だと考えられます。もし、相続税の支払い少しでも心配があるようでしたら、身近な専門家にご相談することをおすすめします。

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