遺言とは

遺言とは、自分の亡き後に自分の財産をどうするかの意思をしたためたものです。介護をしてくれた方へのお礼の気持ちや、遺族間での争いを減らしたりすることができます。法定相続人以外の方へも財産を遺すことができるのが最大のメリットではないでしょうか。自分の財産を好きに扱える代わりに、遺言には定められた形式があります。その形式を破ってしまった場合は、遺言が無効になりますので注意が必要です。 9

デジタルの遺言について

最近ではビデオカメラや写真など、デジタルデータが比較的簡単に撮影できるようになりました。年配の方でも携帯電話やパソコンを軽々と操作する方もいらっしゃいます。しかし、2013年の現時点ではデジタルな遺言は認められていません。デジタル機器を使った遺言は認められていませんが、自分の気持ちを遺すという面では、ビデオレターやエンディングノートも一つの言葉としては有効かもしれませんね。

遺言を遺さない場合

遺言がない場合は、亡くなった方の意思に関係なく、相続人の間で残された財産の遺産分割を行います。生前、もし口約束で遺産についてお話をされていたばあいでも、有効な遺言が見つからなければ遺産分割の場での話し合いとなりますので、口約束でなく、金額やその理由などを必ず明記して遺言書として遺すようにしましょう。

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