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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (16ページ目)

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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社会保険制度(概要1)

  健康保険など公的な保険制度は、企業に替わって行政が運営することで、福利厚生の充実と社員に安心を提供してきた。しかし、少子高齢社会となり、低成長が定着しつつある現在、負担感が増している経営者が多いのではないか。その保険料をムダにせず、更には活かすためにも社会保険制度を理解してもらうことから解説を始めたい。 1.どんな保険制度があるのか我が国では公的な保険制度として、健康保険、厚生年金保険、雇...(続きを読む

佐々木 泰志
佐々木 泰志
(社会保険労務士)
公開日時:2011/02/13 17:57

就活中の学生さんへ-社会人のことは社会人に聞け

  今回は就活中の学生さんに一言です。     ネットでの就職活動が一般的になってから、ずいぶん時間が経ちました。   昔は辞書のような本で企業情報を調べ、ハガキを書いて資料請求し、何事も電話で問い合わせる、ということをしていたのを考えると、ネットであれば情報量は圧倒的に多いし、条件に合わせて検索してエントリーできてしまうのはものすごく便利な事です。(これは企業側にとっても同じですね。) ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/01/24 00:00

映画館の子供たち

  うちの子がまだ幼稚園か小学校低学年の頃なので、もうずいぶん前になりますが、子供を連れて映画館に行った時の話です。     映画が始まる前に子供をトイレに連れて行ったのですが、トイレの入り口でドアを押さえて待っている小学3、4年ぐらいの男の子がいました。ずいぶん前から押さえているので、誰か知り合いでも通るのかと思っていたら、うちの子供が通るのを確認してドアから手を放し、向こうへ行こうとしてい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/12/13 00:00

【事例】週1日で役員会資料が作れるか?良い事務とは。

【事例】週1日で役員会資料が作れるか?良い事務とは。 バックオフィス業務改善コンサルタントの川口さとみですっ   週1日…月に4日という限られた時間の中で 経理業務はもちろんのこと 役員会資料まで作成は可能なのか…   できます。   例えば社員約30名、年商3億円の企業様になりますが 週1日という限られた中で ・会計システム入力 ・給与計算 ・役員会資料作成(予実管理) ・支払業務 ・経費精算 ・ファイリング など ...(続きを読む

川口 聡美
川口 聡美
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/11/16 15:22

医療・介護サービス業の労務管理

1.労働時間管理 医療、介護の現場では、日をまたいで連続16時間などの長時間勤務を行うことが珍しくありません。この場合、たとえ8時間勤務を2日間にわけて行う場合でも、変形労働時間制を取らない場合は、8時間を超える部分について時間外割増賃金が必要になります。 このようなケースでは、1カ月単位の変形労働時間制で対処することが効果的です。1カ月単位の変形労働時間制とは、1カ月を平均して1週40時間以...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 14:06

製造業の労務管理(3)

製造業の現場では、下請け会社を自社の工場内で活用するという形で、請負・業務委託が広く行われてきました。請負・業務委託は、発注企業が請負企業の労働者に対して、直接指揮命令しないのが原則です。しかし現実には、これに違反するケースが多く、これが偽装請負と指摘され、社会問題化しました。 国の指針では、請負が適法であるためには、労務管理上の独立性が求められます。つまり、請負会社が自ら指揮命令し、労働者を評...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 13:30

製造業の労務管理(1)

製造業では、1年単位の変形労働時間制を採用している企業が一般的です。ゴールデンウィークや夏期などに長めの休みをとり、その分他の時期の労働時間を多くし、1年を平均して週40時間労働を実現する合理的な方法だからです。 1年単位の変形労働時間制を導入するには、対象となる労働者の範囲、対象期間、対象期間の起算日、労働日および労働日ごとの労働時間などについて労使協定を結び、労働基準監督署に届け出る必要があ...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/03 22:15

・2012年に税制適格退職年金が廃止されるのはなぜ?

  税制適格退職年金は企業の退職金負担を軽減するためにその掛け金を全額損金にできるように税制上の優遇を受けられる制度としてスタートした。前述した年金各法が労働環境の整備を所管する厚生労働省が担当しているのと対照的である。 大企業向けである厚生年金基金が、事業主と社員で掛金を折半負担しているのと比較して、税制適格退職年金は全額事業主負担としているところが、中小企業の給与水準を考慮して導入しやすく...(続きを読む

佐々木 泰志
佐々木 泰志
(社会保険労務士)
公開日時:2010/10/06 22:19

素敵な【メンター】さんから→感謝です☆(涙。”なみだ”・・・)

竹やぶって多分、自分が今まで乗り越えてきた苦労の中にあるんです。 10年愛の皆さんに聞いてもそうでした。 幼稚園の時から現在まで、自分が直面した辛かった事とそれをどうやって乗り越えたのかを、 1つずつ思い出していくと、根本は同じだったりするんです。 続)25年も働いていらして、しかも11年間社長を務められている中澤さんが、 困難に直面しなかったはずも、それを1つも乗り越えてこなかったなんてことも...(続きを読む

中沢雅孝
中沢雅孝
(YouTube専門コンサルタント)
公開日時:2010/06/10 12:47

日本人のDNA

  明けましておめでとうございます。また本年もよろしくお願い致します。     新年早々何を書こうかと思ったのですが、ほとんど家で過ごしたようなお正月だったので、何かご披露するような材料もありません。テレビだけはいつもより沢山見ていて、その中で自分的にちょっといいなと印象に残る事があったので、その事を書こうと思います。(底の浅いお話ですみません・・・)     最近放送された「世界一受けた...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/01/10 00:00

「その人ありき」の組織

中小企業の場合、マネジメントが任せられる人材を豊富に抱えていることは少なく、結果として「その人ありき」の組織構成になっていることが多々あります。要するに「部長クラスが5人いるから部門も5つ」というようなことで、組織構成が事業構想や機能に基づくものではないということです。 ただ、中小企業で事業構想や機能を優先して組織を作ったとしても、単に職制の兼務が増えたり、能力的に難しい人に無理やり管理者を...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/22 00:00

「能力不足」を責めてはいけない

いつもいろいろ教えていただく知り合いの社長さんが、とても興味深いことをおっしゃっていました。「なぜできない」と他人の能力を責めるのはイジメと一緒だと…。 その方曰く、「例えば体に障害があったり、能力的にできないことが目で見てわかれば、その人ができないことを責めないでしょ? でも仕事上の能力は内面にあって見えづらいから、自分の基準でできると思ってやらせ、それができないと責めてしまうが、これって...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/15 00:00

規制の中の個性

あるテレビ番組で「個性」の話を取り上げていました。(ビートたけしさんと国分太一さんのテレビ東京の番組です。) 面白かったのが「規制がある方が個性が生まれる」という話です。番組では落語家さんを例にしていましたが、古典落語などほとんどの噺は昔から変わらず、お客さんはすべての中身を知っている、そういう縛りがあるからこそ個性を出していける、ということでした。そう言われれば指揮者でも役者でも、楽譜や台...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/08 00:30

後ろ向きの仕事

仕事の内容を考えた時、前向きに捉えられるものと後ろ向きと感じてしまうものがあると思います。人事業務で言えば採用活動や働きやすい職場環境作り、社員満足の向上などは前向きな仕事に、人員整理や労務トラブルの対応などというのは後ろ向きな仕事の部類になるのでしょう。 最近、この不況下でも業績を伸ばしている会社と、不況の影響を強く受けて非常に厳しい状況の会社、それぞれの人事の方からお話をうかがう機会があ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/15 00:00

今の学生の方がみんな優秀

 採用活動をお手伝いしているので、学生さんと接する機会が多くなっています。  そこでいつも感じるのは「自分が学生の頃よりみんな優秀」ということです。もちろん程度の差はあり、「これはちょっと・・・」という方も中にはいらっしゃいますが、総じて皆さんが真面目で、目的意識を持ち、将来の事をよく考え、いろいろな取り組みを前向きにしています。  自分のことを振り返ってみると、大学卒業の頃なんて大...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/12/21 00:00

「和」の功罪

 日本は「和」を重んじる文化といわれます。行き過ぎた成果主義を見直す中で、やっぱり組織の「和」が大切だというような言い方もされてきました。  私がずいぶん前に聞いた講演で、「和」には、積極的「和」と消極的「和」があるというお話をうかがったことがあります。  積極的「和」とは、文字通りチームワーク、協調性、他者へのリスペクトといった、一般的な「和」を捉える時に言われるところですが、負の...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/12/14 00:00

勤怠が良好な人

 私が専門としているIT業界は、新しいことをしている先進的な業界と見られがちですが、自社でサービスを開発、提供している会社以外は、実は建設業界などと似た階層化された下請け構造になっています。  技術者を探している元請企業から様々な案件情報が流れてくるのですが、そこには時々「勤怠が良好な人」という条件が付いています。ここで言っている「勤怠」とはほとんどが遅刻、突発や無断の休みを指しているよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/12 00:00

内定式にて

 先週に続いて採用がらみのお話です。  お付き合いしている会社で、新卒者の内定式に出席させて頂きました。  式の中で内定者の方々がそれぞれ自己紹介をするのですが、本当に式の直近で内定した方がお話している中で、「周りのいろいろな人に支えてもらって頑張ってきて、ようやくご縁があって内定を頂いたが今でもまだ決まったことが実感できない。でも早く恩返しが出来るように頑張りたい。」というお話を、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/05 00:00

身近な目標

 最近は新人や若手社員に仕事を教えていく体制が作りづらくなったと聞きます。身近なリーダー、マネージャーは自分の仕事に忙しくて新人や若手を教える余裕が無く、また新人や若手社員であっても、会社や顧客からすぐに結果を求められる傾向だということもあるでしょう。  一人のリーダーやマネージャーが面倒を見なければならない人数が多くなって、教える頻度や密度が希薄になってしまったり、本来教える立場として望まし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/08/31 00:00

(34)定年引上げ等奨励金(続き)

3.受給できる額 企業規模(実施日において当該事業主に雇用される常用被保険者の数)に応じて、別表の金額を1回に限り受給できます。 (70歳以上への定年の引き上げ又は定年の定めの廃止を実施した場合は支給額が上乗せされています。)                                     (単位:万円)  企業規模               支 給 額 ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/11 11:48

(30)賃金設計シミュレーション

前回に、シュミレーションを行う上でポイントとなる、在職老齢年金と高年齢雇用継続給付の活用プロセスをお話いたしました。 事前準備として、対象者の実際の年金額の把握(社会保険事務所にて)、60歳到達時の賃金額の把握ができましたら、後は賃金額をいくつか設定(減額)して計算します。 最終的な本人の収入合計が、60歳時と比べてどのくらいの割合(例6割〜7割)にするのかを決めておくとスムーズに進みます...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/08 00:00

(27)高年齢雇用継続給付の手続き(続き)

2.2回目以降の申請手続き 2回目以降の申請は、原則的に2ヶ月ごとに行うことになっています。 初回申請と異なりますので、注意してください。 支給申請月は、原則として所轄公共職業安定所長が、事業所ごとに奇数月申請か、偶数月申請かの型を指定することになっています。自社に指定された月に申請をします。 (例)【奇数月に指定された場合】 下記のようなパターンで申請をして...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/07 16:16

現場復帰

 私事で恐縮なのですが、今月からこれまでお付き合いを頂いていたある会社で「管理部長」という肩書を頂き、組織に属した形を取って活動することになりました。  これまでのようなコンサルタントという形の場合、第三者的な目で客観的な立場でかかわる事ができる所がメリットで、多くのクライアントもそのような中での情報提供や問題提起を望むことが多いです。一方で実際に課題の原因が見えても、組織外からではなか...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/08/03 00:00

人口構造の変化と育児休業

 育児介護休業法の改正法が、国会で成立しました。そこで本コラムでは、少子化や育児休業について解説していきたいと思います。 近年の人口構造の変化 現在、日本においては急速に少子高齢化が進展しています。全人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、2005(平成17)年では21.9%となっていて、現在のまま推移すると2030年には全人口のおよそ3人に1人が、65歳以上が占めることになる...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/25 16:10

厳しい就職活動の中でも

 もうずいぶん前の話になりますが、就職氷河期といわれる時代に企業の採用担当をしていた頃の事です。  全体の採用数も激減していて本当に厳しいときだったと思うのですが、その当時面接した学生さんに対して「今年の就職活動は厳しくて大変でしょう」と聞いた時、ある方の答えがとても印象に残っています。  その学生さんは「皆さんからそのように言われますが、自分は就職活動を経験するのは初めてですし、比...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/22 00:00

大量雇用変動届(大量の雇用変動の届出)

1.大量雇用変動届の概要 事業主は、リストラ等により一定期間内に大量の解雇をせざるを得ないような場合には、大量雇用変動の届出を作成し、公共職業安定所に届け出なければならないとされています。大量雇用変動届は、1月間に30人以上の離職者を出す事業所に提出が義務づけられています。(雇用対策法27条) 2.大量雇用変動届の提出数は景気悪化のバロメーター 景気の後退により、...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/06 02:36

中小企業緊急雇用安定助成金

雇用情勢悪化を受けて、助成金が拡充  現下の厳しい雇用情勢の中で、事業主が雇用の維持や離職者に対する再就職の支援に取組む場合に受給できる助成金の拡充が図られています。今回紹介する、中小企業緊急雇用安定助成金制度は平成20年12月から当面の間の措置として導入が進んでいます。  具体的には、急激な資源価格の高騰や景気変動などの経済上の理由による企業収益の悪化から、生産量等が減少し、事業活動の...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/24 00:56

新年度心機一転の会社を見て

 4月から多くの会社が新しい年度を迎えます。お付き合いしている会社の中で、今までと違う形で新年度を迎えた会社があります。  決して業績が悪い訳ではなく堅実で順調に伸びてきた会社ですが、小規模の会社なので、今までは仕組みではなく個人間の信頼関係で動いてきたという面があり、そこから来る一種の閉塞感やマンネリという雰囲気がありました。  社長様の問題意識から変革が始まり、制度や規程作りを進...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/13 00:00

社長には向いていない・・・

 もう数年前の話になりますが、私の先輩が会社を起こそうと考えて、その当時いろいろな方々にアドバイスを求めて相談していた時、ある方から「お前は社長に向いてないからな」と言われたと、少々気にしていたことがありました。  これから船出しようという人にそんなことを言うのもどうかとは思いましたが、そもそも社長に向いているというのはどういうことなのでしょうか。「決断力がある」、「リーダーシップがある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/09 00:00

新設・拡充された助成金制度

 かつてないペースで雇用調整が進んでいますが、政府はこれに対して様々な施 策を打ち出しています。今回は、1月27日に成立した第二次補正予算を受けて創 設・拡充が行われた9種類の雇用関連助成金の概要をご紹介いたします。  助成金制度は、融資と違って返済の必要がなく、使い勝手のいい資金調達手段 となりえます。会社の実情に合わせて上手に活用したいものです。 1.雇...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/03/03 12:03

内定取消問題

こんにちは。特定社会保険労務士の佐藤広一です。    米国発の金融危機に端を発した世界的な景気後退を受けて、日本でも金融、 不動産、メーカーを中心に業績悪化に伴う雇用調整が急激に進んでいます。 その煽りを受けて今春卒業予定の学生たちは「内定取消」というヒドイ憂き目 に合っています。  その象徴として話題となったのがマンション分譲の大手不動産会社による内 定取消...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/02/20 19:56

人事制度は「作る過程」が大事!(前編)

 今回の内容は、もう1年ほど前に別のメールマガジンに書いたものですが、最近も同じことを感じる場面がありましたので、2回に分けて改めて掲載させていただきます。  私は主にIT企業向けの人事コンサルティングを手がけておりますが、その中で人事制度を何とかしたいというご相談をよく受けます。何らかの制度はあるが機能していないというケースがほとんどで、多くは制度改善を行っていくことになりますが、中に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/02 00:00

再び「雇用ミスマッチ」について

 このコラムで、これまで何度か「雇用ミスマッチ」にかかわる事を書いてきました。  以前も、昨今の雇用情勢を踏まえ、求人情報と求職者を結びつける手立てをいろいろ考えなければならないと述べましたが、その後の新聞報道などを見ていると、やはり働く側として今までと違う仕事に就くには敷居が高いようで、求人があっても決まらないケースも多いようです。  ハローワークの人も「本人の希望でない仕事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/26 00:00

久しぶりに見た会社説明会で

 先日、あるクライアント様の新卒向け会社説明会を、見学させて頂く機会がありました。  業種はIT系ということで、私の出身業界なのですが、私自身が採用現場の様子に触れるのは久しぶりだったことと、自分が企画に関わっていないということで、いろいろ新鮮な経験ができました。  中でも印象的だったのは、主に説明された方が、まだ業界知識が少ない女性の方だったのですが、この方が非常にわかりやすい説明...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/19 00:00

「派遣切り」のその先にあるもの

 派遣を初めとする非正規労働者の雇止めの問題が、連日報道されています。いくら経済環境とはいえ、あまりに冷たい対応には、人事にかかわってきた者として憤りを感じます。  しかし、一方的に企業側を責めても、どうしようもない部分があるのは理解できます。派遣労働の仕組みがあるおかげで、今までなら失業者になってしまっていた人も、仕事を得られていたという話があります。なるほどそんな面もあるのかなと思い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/29 00:00

「一番重要なことは何か」を考える習慣

 先日、ちょっとした手続きがあって郵便局へ行きました。多少面倒な手続きだったこともあったのですが、古い通帳からの切り替えが必要などということも言われ、同じような伝票を何枚も書かされて、やれ本人確認だの印鑑だのと、思いのほか時間がかかってしまいました。  担当の方は一生懸命作業されていますし、手続き上いろいろな書類が必要な事はわかるのですが、「あまりにも無駄が多いなあ」などと思いながら待っていた...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/08 00:00

今のような時こそ採用のチャンス

 先日、内定取り消しに関するコラムを書きました。(関連コラム:また繰り返される内定取り消し)  事情の程度はあるにしろ、「内定取り消し」は企業の社会的責任として許されないという主旨で書きましたが、雇用情勢がそんな状況にあるということも客観的には事実で、これからさらに人員削減を考えざるをえない企業も出てくるだろうと思います。  一方こんな時期だからこそ、人を採用したい企業にとってはチャ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/01 00:00

「クレーム」は言う事も言われる事も必要

 少し前のことですが、後輩二人と飲みに行った時のことです。  私の所に運ばれてきた飲み物に小さな虫が入っているのを後輩が見つけ、「取り換えてもらいましょう」と言います。私はその手のことは全く気にならないタイプで「平気だから別にいいよ」と言ったところ、後輩は二人そろって「言った方がお店のためになりますから」と言います。なるほどそんなものかと思って後輩のする通りに任せたところ、クレームを言わ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/24 00:00

知っているだけでも

 人事制度作りをお手伝いしている会社で、社員代表の方と検討している人事制度案についての意見交換をしていた時のお話です。  一般的な人事評価の心得のような内容を制度運用の手引き書に記載したのですが、それを見ていた社員の方が「前からこういう内容を知っていれば、もっときちんとした評価ができていたと思う」というような話をされていました。  もちろん知っていればできるという事ではありませんが、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/21 00:00

今年の新入社員は“カイシャ人間”?らしいです

 キリンホールディングスが「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する意識調査を行った結果が出ていました。  それによると、仕事観として最も多かったのは「入社が決まっている会社でずっと働きたい」で52.7%、2005年の調査と比べ18.1ポイントも増え、2005年の調査で最も多かった「仮に転職しても自分のやりたい仕事をしたい」は、15.5ポイント減少しているそうです。  一方どの位まで出世...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/09 00:00

“若手社員を誘うには”の一例

 私も社会人になり立ての頃は、会社の飲み会と聞くと酔っ払った上司の横に正座して説教されている部下、建設的でない会社のグチの言い合いなど…、あまり楽しそうではないイメージでした。  しかし、実際に行ってみるとイメージのような光景はほとんどなく、知らなかった人と仲良くなるのはそれなりに楽しく、いつの間にか馴染んでいったように思います。「イヤイヤでも一度行ってしまえばどうにかなるし、無理やりでも一度...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/26 00:00

“楽しめる場”でなければ行かない

 前回書いたとおり、最近は上司や同僚の飲みの誘いを断る若手社員が増えているようです。「最近の若いやつは飲まなくなった」というオジサン達の声も聞きます。確かにアルコール消費量は減っているといいますし、飲まないとの指摘も間違っていないとは思いますが、実は彼らも仲間内では案外飲みに行ったりしています。  なぜ会社では飲みにいかないのか。  それは彼らにとって飲み会は“気の合った仲間”と一緒...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/19 00:00

運の良い人

 前回、“キャリアは運に左右される”という話を書きました。やはり幸運と不運はあるわけですが、そんな中でもなぜかいつも運の良いという人がいます。なぜか抜擢される、なぜかトラブルに見舞われない、なぜか上司に恵まれる、等。  私はいつも思っているのですが、“運の良い人”というのは“周りに運を運んできてもらえる人”だと思っています。  例えば自分の身近にスポーツ選手や歌手志望の人がいたとして...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/21 00:00

キャリアは運に左右される

 厳しい社会環境の中で自分のキャリアプラン、キャリアップに注目する人が増えています。新入社員でも、こんな仕事をしてこんなキャリアを身につけたいと具体的にイメージしている人もいます。自分の将来を見据えて考えることはすばらしいと思います。  私が新卒採用をしていたときの応募者に、「御社の○○部の○○プロジェクトの仕事が出来るなら入社を希望します」という学生がいました。会社で仕事をしている多く...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/14 00:00

エースを欲しがる中途採用

 中小企業で行う中途採用の場合、今までなかなか進められなかった内部改革を、新たな人材に託したいと考えて採用を行っている場面に時々遭遇します。現業部門や管理部門の統括マネージャーなど、そこに思い通りの有能な人材が一人いれば、すべてがうまく回るというようなキーポジションでの募集です。  このような場合で思い通りの結果になったケースは、私の経験ではあまりありません。考えて見れば野球やサッカーと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/03/31 00:00

またチヤホヤ!? の新卒採用

 ちょっとした機会があって、久しぶりに新卒採用の合同企業セミナーを見学してきました。  感じたのはバブル期を彷彿させるような雰囲気・・・。  たくさんの参加企業数。ブースの派手な飾りつけと、多くの社員を動員してナンパのように学生に声をかけている。会場内では就職ノウハウセミナーなどが開催され、ブースを訪問するとプレゼントの抽選券がもらえる。会場内はドリンク飲み放題など、主催者も学生動員...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/03/17 00:00

(21)在職老齢年金の裁定請求手続き(続き)

■老齢年金の裁定請求 60歳以後に年金の裁定請求をします。裁定請求書は60歳になる3ヶ月前に社会保険業務センターから送付されています。 照会と同様、事業所の管轄社会保険事務所で下記の添付書類を付けて手続きをします。 【添付書類】 ・年金相談受付票(社会保険事務所の窓口で記入します) ・老齢給付裁定請求書 ・年金手帳 ・印鑑、預金通帳 ・戸籍謄本 ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/03/01 11:22

若手社員からの相談

 ある時、入社して1年ほど経つ若手社員から人事部門のメンバーにメールが来ました。今一緒に仕事をしているリーダーの態度、接し方、仕事の進め方に納得がいかない、果ては人間性も許せない、他の同期メンバーも同じように言っているとのことで、このままではもう辞めたいなどと書いてあります。本人たちに確認すると、とにかくああだこうだといろいろ話が出てきて、かなり感情的になっている様子。その話を上位のマネージャーに...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/03/03 00:00

ささいな観察から

 私の会社勤務時代、別部門に事務系で派遣社員の女性がいました。当時組織が大きく変わったりする中で、一時ほとんど雑用ばかりの担当になっているように見え、以前何度か“こんな仕事ができれば…”という話も聞いたことがあったので、“今はたぶんつまらないんだろうな”、などと思いながら見ていました。    ある日たまたま話す機会があり、何の気なしに“最近雑用ばかりでつまらないでしょ?”と話しを振ると、思...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/02/04 00:00

一年を振り返って−企業不祥事の多さと隠蔽体質

 もう一年を振り返る季節となりました。  私が感じたのは、企業不祥事がとても多かったことです。不祥事が発覚してもなお、できるだけ余計なことは言わないでその場だけをしのごうとする態度が見えたりして、大変腹立たしく思うこともありました。原因の多くは隠蔽体質にあったように思います。  以前のコラムで“伝えるということ”について書いたことがありますが、最近の様子を見ていると、また改めて情報公開の大...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/12/24 00:00

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