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人事労務・組織全般 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

人事労務・組織全般 に関する コラム 一覧

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「通勤手当」と「職住接近」の話

 あるブログ記事で、「通勤手当なんて廃止すべき」というものがありました。  会社が通勤手当を支給するということは、「“本来の仕事”と“通勤電車に乗るという仕事”の抱き合わせ販売だ」との主張で、通勤手当を廃止すれば、近い住居を選択する人が増え、朝から疲れて出社する人が減り、「全員が得することを意味します」とのことです。    私がいろいろな企業経営者とお話しする中でも、この「通勤手当」が話題に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/02/11 08:00

使う「言葉」を変えると組織風土も変わる

 福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、選手への禁止事項として決めた中にあった「禁止語ルール」が話題になったことがありました。  行き過ぎた茶髪やひげなどの身なりや、試合中のガムやツバ吐きなどの不快に見える行動と合わせて、「できません」や「わかりません」といったネガティブな言葉も禁止だといいます。  ちなみにファンの間で、特に「わかりません」の禁止が妥当なのかどうか、それに納得できなかった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/02/04 08:00

「戻りたい」と思わせる組織がやっていたこと

 2014年のことですが、当時メジャーリーグのニューヨークヤンキースに在籍していた黒田博樹投手が、年20億円とも言われるオファーを蹴って、その5分の1程度と言われる条件で古巣の広島カープに復帰しました。  まだメジャーでやれる余力を十分に残していたにもかかわらず、さらに条件が下がることまで受け入れた決断に、当時はいろいろなメディアで「男気がある」などと賞賛されていました。  黒田投手の行...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/01/21 08:00

「白黒はっきりつけること」の良し悪し

 消費税の軽減税率が導入されましたが、特に外食とテイクアウトの線引きに関する運用が、かなりあいまいになっているようです。テイクアウトは軽減税率の適用で8%、外食は適用外で10%ですが、フードコートやコンビニのイートイン、持ち帰りができる飲食店などで、なかなか線引きが難しくなっています。    軽減税率のそもそもの目的は、「食品などの必需品の税率を下げて税の逆進性を緩和する」ということで、他の国...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/12/24 08:00

あって当たり前の制度でも「ダメなら変えればいい」という話

 少し前になりますが、グループウェアで国内トップシェアのサイボウズ、青野慶久社長の講演であった話から思ったことです。    ユニークな社内制度を数々取り入れている同社では、副業、出戻り、育児支援、その他多様なワークスタイルを認めていますが、その中で、「給与テーブルを廃止した」という話がありました。  給与テーブルがあることによって、内向きの視点で社員同士の他者比較が始まることを好ましくないと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/12/03 08:00

「安定を目指すより、不安定をどう生きるか」という言葉に思うこと

 新入社員の意識調査、その他若者を対象にした各種の調査では、若者の安定志向の傾向が言われていますが、タレントの明石家さんまさんが、安定志向の20代に関して、ラジオ番組で語った生き方についての自論が話題になっているという記事を見ました。    番組で紹介された川柳、“20代・今後の安定・考える”という作品に対して、 「安定になろうと思っただけで、もう不安定」 「安定を目指そうとするのは無意味...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/26 08:00

女性に聞いた「働きやすいオフィス」の調査結果で思い当たること

 ある機関が、女性社員と経営者に実施した「働きやすいオフィスのあり方について」の意識調査の結果を目にしました。    首都圏の従業員数50人~500人の中小企業を対象としたもので、この調査によると、経営者の60.5%が「女性が働きやすいオフィスをつくるための経営努力をとてもしている・まあまあしている」と回答している一方、女性社員の66.5%が「まったく努力していない・あまり努力していない」と感...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/19 08:00

「向いていない仕事」をやり続けた人の話

 仕事には、その人によって向き不向きがあります。会社の中では「適正配置」などといって、その人にできるだけ向いている仕事を与えようと考えるのが一般的でしょう。    「向いていること」というのは、言い換えるとその人が「得意なこと」です。できるだけ多くの人が「向いていること」「得意なこと」に取り組んだ方が、生産性は間違いなく上がります。  こんなことから、採用、配属、昇格といった場面で様々な適性...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/12 08:00

「僕のおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」の言葉で思うこと

 最近、一方的に自分の主張ばかりをしたり、価値観が違う相手を攻撃したり無視したり、自分と異なる考え方の人を尊重しないような風潮が気になります。    せめて自分はそうならないように、「相手の立場を考えること」を、いつも意識していますが、自分なりにできているという自負を、ただそういうつもりになっているだけではないかと、考えさせられることがありました。  それは、ある広告コピーを目にしてのことで...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/05 08:00

「置き忘れたままの間違い」を防ぐには

 皆さんは、普通は誰でも知っているような基本的なことを、結構な大人になるまで、ずっと間違ったままで覚えていたという経験はないでしょうか。  ある人は、童謡の「どんぐりころころ」の歌詞で、「どんぐりころころ、どんぶりこ」を、大学卒業の頃まで、「どんぐりころころ、どん“ぐ”りこ」だと思っていたそうです。  言葉の意味や使い方、漢字の読み方、ちょっとした常識などで、こんな「置き忘れたままの間違...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/29 08:00

「行動力」があることの裏返し

 昨今のビジネス環境では、スピードが大事になっています。材料をすべて集めて、綿密な計画を立てて、その計画をもとにビジネスを進めるようなやり方ではスピードが足りずに、それが通用する場面はとても少なくなっています。    そんな中で事業を成功させている経営者は、概して行動や判断が早く、私自身も感心させられることも多いです。  ただし、長所にはその裏返しの短所があります。    これはある中堅...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/22 08:00

「忙しい」はできない理由になるのか

 ある会社で目標管理面談をお手伝いしています。  目標達成が見込めること、順調な進捗がわかることであれば、特に問題なく、スムーズに話は進みますが、そうではないことも多々あります。    目標達成が難しかったり、取り組みが進まなかったりする理由を聞いている中では、もちろん考慮しなければならない事情はありますが、意外に多く語られるのは、「忙しかったからできなかった」というものです。「他にやらなけ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/15 08:00

「計画」に力を入れ過ぎるマイナス

 最近いくつかの会社で、「計画作りの作業が大変だ」という話を聞きました。9月が半期の区切りという会社も多いですが、上期状況による年度計画の見直し、下期向けの活動計画といったことを指して言っているようです。  年度初めや決算期、その他区切りの時期は、様々な計画作りや見直しをする時期です。その中身は、事業計画、予算計画、生産計画、人員計画、教育計画、その他いろいろあるでしょう。  私が話を聞...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/08 08:00

プライベートがあってこその仕事、仕事があってこそのプライベート

 少し前の話になりますが、プロ野球のある外国人投手が、妻の出産予定日と登板ローテーションが重なったため、監督の配慮でチームのローテーションを全面的に組み替え、登板を一日前倒しにしたそうです。  通常、外国人選手の妻は母国で出産することが多いですが、日本で出産するということもあって、できるだけフォローしてあげたいという配慮だったようです。    以前、あるプロスポーツ選手が言っていたことですが...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/01 08:00

経営者やリーダーに「内向型人材」が大勢いるという話

 「内向型人間」について書かれた、あるウェブ記事が目に留まりました。  2013年にアメリカで発売されてミリオンセラーになった書籍(「内向型人間の時代」:講談社 スーザン・ケイン著)を紹介している内容で、社長や政治家やリーダーに、実は内向型人間が大勢いるという話でした。    記事によると、科学者のアインシュタイン、音楽家のショパン、映画監督のスピルバーグなど、内向型が多そうな学者や芸術家と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/09/24 08:00

「部下を守る」ということのいくつかの形

 少し前に話題になった、ある団体のブログ記事についてのお話です。    クレーム対応について書かれた記事ですが、それによると、ある有名外資系のショッピングセンターで、明らかにクレームを通り越してスタッフに「イチャモン」をつけ、商品を「タダにさせてしまおう」とするお客がいたそうです。  そこへ出てきた欧州系の外国人支配人は、「出て行け!お前は客じゃない!」と物凄い剣幕で怒りだし、「スタッフはお...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/09/10 08:00

似ているようで実は違う「管理」と「マネジメント」

 マネジメントやリーダーシップは、多くの企業で課題になっています。自社の状況を称して、「うちの部課長たちは管理能力がない」「部下の管理ができていない」などという話を良く聞きます。    こんな表現に代表されるように、組織における「マネジメント」と「管理」は同じニュアンスで語られることが多いですが、実際には「管理」と「マネジメント」には大きな違いがあります。    「管理」という言葉を辞書で...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/08/06 08:00

罰を受ければ「責任を取ること」になるのか?

 少し前の話題ですが、ある地方自治体が開催したイベントが大きな赤字を出し、その赤字額の一部を実行委員会の責任者個人が、自費で補填していたということがありました。  計画や収益予想をすべて業者任せにしていたなど、チェック機能が働いていなかったようで、そこから「税金には手をつけられない」と考えたことが自腹負担をした理由のようです。  この行動について、「素晴らしい責任の取り方」と評価する人がいる一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/07/30 08:00

「楽しさ」と「喜び」の違いという話で思ったこと

 少し前の話になりますが、映画監督で写真家の紀里谷和明氏が、自身の作品の試写会で、集まった学生たちの質問に答えるというイベントの記事を目にした時のことです。    起業を目指していると言って質問した学生に対して、「夢だリスクだと理屈をこねて、やらないことの理由を見つけているだけの話で、まずやるのかやらないのか、それだけだ」と、ご自身が死に物狂いで取り組んできたことを引き合いにした話が、シンプル...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/07/09 08:00

「どうせ言ってもわからない」は結局損をする

 無ければそれに越したことはありませんが、経営上の問題、顧客や社員との信頼関係の問題、個人情報にまつわる問題、その他いろいろな事情で、社内であっても公にできない情報があります。  ただ、これをどこまで伏せてどこから公開するのかという線引きには、企業風土や経営者の性格が意外にはっきり出るものです。  見ていて思うのは、その線引きがほどほどの中くらいという会社は思いのほか少なく、何でも公開すること...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/06/18 08:00

見極めが必要な「効率化」と「手抜き」の区別

 少し前に、ある会社の部長から相談されたことです。    自分の部下にあたるマネージャーが、すぐに指示を逸脱して勝手なことをするのだといいます。そのことを本人に指摘すると、決まって「それをやることはムダだと思う」「こちらの方が効率が良い」などと反論してくるそうです。自分の行動は、すべて“仕事の効率化の一環”なのだそうです。    しかし、部長から見ると、指示しているのは会社全体の取り決めと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/06/11 08:00

あえて「正社員」が良い働き方なのかを考える

 あるテレビ番組で、若い女性に「理想の彼氏像」をインタビューしていて、ある人の答えが「正社員であること」でした。    このところ、人手不足の状況が恒常化しつつあり、パートやアルバイトについては時給の高騰が起こっています。また、様々な業種や職種で、契約社員や非正規社員を正社員化する動きが起こっています。正社員化の促進を視野に入れた法改正もおこなわれました。    それぞれは、「正社員での安...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/05/21 08:00

「報・連・相」の“相談”だけが違うこと

 組織のコミュニケーションにおいて、「報・連・相」が大事とよくいわれます。このうち、「報告」「連絡」については、多くの人が半ば義務として行っているように思いますが、「相談」に関しては少し違っていて、あまり積極的に行われないことも多いのではないでしょうか。    これは、以前あるコンサルタントの講演を聞いたときのことです。  年令は50代後半、大手企業の元部長という人で、そこで培った経験と専門...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/05/07 08:00

仕事の「不安」と「不満」

 会社を辞めて独立、起業したというある女性のブログが目にとまりました。  起業してからのエピソード、起業して初めて気づいたこと、その他苦労話が書かれていました。  私自身が会社員と事業主との違いで感じてきたこと、独立してから経験してきたこととの共通点がいくつもあったので、自分の経験と重ねながら興味深く見ていました。    この人も独立して起業した多くの人たちと同様に、独立したての頃はなかな...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/26 08:00

偶然の出会いは本当に偶然なのか?

 私自身、情報交換会や経営者交流会、その他いろいろな人との交流の場に参加することがあります。ある時期は幅広くいろいろな場所に出ていましたが、最近は自分にとって好ましい場、効果的な出会いの多い場がわかってきたので、行き先は少しずつ絞られてきました。    そういう場では、多くの人との新たな出会いがありますが、当然その場限りで終わってしまう人もいますし、お付き合いが継続的につながっていく人もいます...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/19 08:00

「退職理由」を説明するのは意外に難しい

 私は人事という仕事柄で、これまで多くの退職者に向き合ってきました。私自身も会社を辞めた経験があるので、退職する人の心情は、それなりに理解しているつもりです。  退職しようとする人に、会社は必ず「なぜ辞めるのか」という理由を聞きます。  その答えの中で一、二を争って多いのは、給料の話と仕事内容の話です。「新しい会社の方が少しだけ待遇が良い」「今よりも仕事内容が面白そう」「自分のキャリアア...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/03/05 08:00

デキるマネージャーは、仕事をどんどん捨てている?

 ある企業でマネージャー面談に立ち会っていた時のことです。  業績、状況把握、部下との関係性など、様々な部分で問題を抱えている部門のマネージャーでしたが、ご本人の状況を細かく聞いていく中で、最終的に出てきたのは「何をどういう順番で取り組めばよいのかがわからない」という話です。    中小企業であればなおさら、現場の実務も担う“プレイングマネージャー”が多いですが、この人の話を要約すると、「中...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/26 08:00

「適切な現場介入」を線引きする難しさ

 少し前の話ですが、某プロ野球球団のコーチが退団するにあたり、その理由が球団オーナーの度重なる現場介入だったというものがありました。  真実かどうかはわかりませんが、選手起用やオーダーにまで口出しをしていたということです。    この手の話は、海外のプロサッカークラブなどで良く聞きますが、日本で表立って耳にすることはなかったので、真偽のほどはともかく、こういう話が出てくること自体が少し驚きで...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/19 08:00

「予定されていないものこそ“未来”である」という話

 何年か前のことですが、東京大学名誉教授で、「バカの壁」の著者として知られる養老 孟司さんの講演を聴く機会があり、そのお話からです。    養老氏は、初めに「過去」「現在」「未来」の、それぞれの定義ということからお話されました。  ここでは、「現在」を単純に“今”としてしまうと、「現在」はほんの一瞬なので、すぐに「過去」となって流れてしまって実質的でなく、本来言っている「現在」とは「手帳に書...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/12 08:00

「老害」と「長老」の違いはどこにある?

 いろいろな企業や組織の中で、「老害」という話を聞くことがあります。    「老害」を辞書で調べると、 ・企業や政治の指導者などで、中心人物が高齢化しても実権を握りつづけ、若返りが行われていない状態。 ・能力の衰えた高齢者が社会や組織の中で活動の阻害をする際に使われる。 などと書かれています。    「老害」と言われがちな要素には、考えが古い、頑固、威張る、偉ぶる、その他いろいろある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/01/08 08:00

天職がいつまでも天職であり続けるとは限らないという話

 今の仕事が自分にとって「天職である」と思えるならば、それはとても幸せなことです。  「自分はそもそも天職に出会っていない!」という人は大勢いると思いますが、これは天職に出会ったといわれる人でも、それがずっといつまでも天職であり続けるわけではないというお話です。    私の知人に、エアロビクスのインストラクターをしている女性がいます。昔から体を動かすことが大好きで、友人の誰からも「天職だね」...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/12/18 08:00

10年後に「なくなる仕事」があるから「産まれる仕事」がある

 「10年後になくなる仕事」や「10年後に消える仕事」、その反対に「10年後も残る仕事」「10年後も食える仕事」といった内容の記事を、特に最近目にする機会が増えました。    何かの調査結果や雑誌記事や書籍など、いろいろなところからこの手の情報が出てきていて、なおかつそれが発信された時期もまちまちです。  中には、3年前に発表されたものもあって、そこからすれば、“7年後・・・”にカウントダウ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/12/11 08:00

組織のムードを壊す人が言う決まり文句

 組織作りやチーム作りの中で、「ムードメーカー」と呼ばれる人の存在は大切です。    例えば、かつて野球の米大リーグ、ブルージェイズでプレーしていた川崎宗則選手は、ベンチでも大きな声を出して雰囲気を盛り上げるなど、その明るい性格と真摯なプレーぶりで、チームに貢献する典型的な「ムードメーカー」といわれました。    また、よく言われる明るく元気な人でなくとも、例えば、ホテルのバーなどは、落ち...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/30 08:00

「人事施策」の“企画”と“実行”が縦割りになる弊害

 最近は、人手不足の問題をあちこちの企業から聞きます。  私が関わることが多いIT業界では、技術者不足がかなり顕著で、プロジェクトの体制を組もうにも、なかなか思い通りにいきません。案件はたくさんあっても、やる人がいないという状況です。建設業界の人からも、同じような話を聞きます。    マクロ視点で見た日本の人材動向は、少子高齢化と人口減少で労働力は徐々に減っていきます。そもそも日本人の若者が...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/23 08:00

「約束を平気で変える人」を見ていてわかったこと

 私自身は、もしも誰かとアポイントを決めたら、よほどの緊急事態ややむを得ない事情でも起こらない限り、それを変更することはありません。約束や時間を守ることには厳しい方だと思います。  私の周りの人たちは、ほとんどが同じような考え方の人たちです。    しかし、世の中にはそうでない人も大勢います。  先日ある会社の人を通じて決めたアポイントが、先方の都合で変更になったことがありました。そもそも...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/16 08:00

「売りたい人」からは買いたくない心理

 私は独立して仕事をしているということもあり、広い意味で仕事に良い影響を得るための一環として、人と出会う機会を増やさなければなりません。そこで、様々な団体の懇親会や異業種交流会といったイベントに参加することがあります。  そんな様々なイベントや会合に参加してきたおかげで、ビジネスパートナー、経営者同士の友人、飲み友達など、いろいろな仲間と出会うことができました。一緒にビジネスをしたり、仕事で助け...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/09 08:00

「チンパンジーは激しい競争から“攻撃性”を持った」という話で思ったこと

 ある新聞で、“チンパンジー”とその近縁にあたる“ボノボ”に関する性格の違いについて書かれている記事を見ました。    見た目はそっくりですが、チンパンジーはオスを中心とした集団で強い攻撃性が見られ、順位が1位のボスが仲間のオスに殺されたり、他の集団を攻撃してそのメンバーを殺害したりという「戦争行為」をするそうです。  一方ボノボでは、そのような例は疑わしいものが1つあるだけで、攻撃性はほと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/02 08:00

ライバルを明確にすることのメリット

 これは業界によっていろいろだと思いますが、自社のライバルをはっきりと見定めている会社とそうでない会社があります。  私がかつて属していたIT業界では、あるレベルまで達した中堅企業や大手企業の場合は、それなりにライバル企業を見据えているところもありますが、企業数では中小零細の業者が圧倒的に多いということもあり、あまりライバルとか競合ということを考えていない傾向があるように思います。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/09/25 08:00

「自分の意志で引退できる人」と企業の定年のこと

 少し前の話題ですが、あるテレビ番組で、プロ野球OBの張本勲氏が、サッカーの三浦知良選手に対して「もうお辞めなさい」と発言したということで、ネット上ではかなりの批判がありました。  一方の三浦選手は、「“これなら引退しなくていいよと言わせてみろ”と(張本氏に)言われてるんだな」と、前向きに受け取った旨のコメントを出していました。  三浦選手の方が一枚上手だったような感じがしましたが、この“引退...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/08/28 08:00

目につくことが増えた「“権威”を振りかざす人」

 ある飲食店でのお昼時のこと、60代くらいの初老の男性が、「生ビール!」との注文です。アルバイトと思われる店員さんが「大きさはどうされますか?」と尋ねると、この人は「普通の!」と言います。    「グラスですか?ジョッキですか?」「だから普通の!」という変なやり取りがあった後、このお店にはランチビールのメニューがあるらしく、お店の人がそれを出したところ、「普通と言ったら中ジョッキに決まってるだ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/07/31 08:00

「認められるにはアピールが必要」という話

 少し前の話になりますが、あるテレビ番組で、ラグビー日本代表の山田章仁選手の奥様が語っていたことが、とても印象に残っています。    山田選手は真面目にコツコツと練習を続けていたものの、代表には10年間選ばれていませんでした。それではいけないと思った奥様は、「日本人は、黙々と練習していればきっと見てくれて報われると思う傾向にあるが、監督はオーストラリア人だから、ちゃんとアピールしなければ気付い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/07/24 08:00

変わってきている「直接会った」の境界線

 地方に本社があるIT会社で、東京支社に勤務する女性営業職の方にお話を聞く機会がありました。  技術者はほとんどが地方の本社にいるそうですが、「それではコミュニケーションを取るのが大変では?」と尋ねると、「いつも細かく打ち合わせをしているので、全然問題はありません」「よく話もしていて、技術と営業は仲が良いんですよ」と言います。    よほど頻繁に本社と東京を行き来しているのかと思いましたが、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/07/17 08:00

「会社の昔話」をしたその後の違い

 会社の創業時の苦労や、先代、先々代といった過去の経営者が取り組んできたことなど、今いる社員に会社の歴史や過去の経緯を伝えていくのは大切なことですし、意外に多くの会社で行われています。  社歴が10年を超えてくると、創業メンバーや古参社員の人たちが、そういう話を持ち出す頻度が増えてくるようです。    先人の苦労を知り、それに感謝することは、私はあって良いと思いますが、この「会社の昔話」は、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/07/10 08:00

お金で効果的に動機づけしている一例

 特に最近、金銭による動機づけが難しくなっていると言われます。役職や報酬にこだわらない人が増えていると言いますし、ある実験の結果によると、「金銭的報酬は、人の内発的動機づけを低下させる」などということもあるようです。    ただ、先日お話をうかがったある会社の社長は、これとは少し異なるお話をされていました。社員数40名ほどの技術系の会社で、機械装置の研究開発と製造を行なっているそうですが、過去...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/06/26 08:00

「会社での評価」だけでは見えないこと

 ある会社の若手社員が、相談したいことがあるというので聞いてみると、その社員の直属の課長についての話でした。    「リーダーシップもないし、能力も低いし、あんな人が課長ではやってられない」などと言います。  言われている課長は、確かに社内での評価はあまり高くなく、「できない人」としてときどき話題に挙がってしまう人です。    少し控えめなところがあるためか、コミュニケーションの頻度が少...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/06/19 08:00

「自分の常識」は「他人の非常識」かもしれない

 ある飲食店で食事をしていた時のことです。  隣の席にいた初老の男性2人の会話が、なにげなく耳に入ってきてしまったのですが、こんなことを言っていました。 「最近の若い者は、ろくに新聞も読んでいない」 「だから世の中の動きを知らなすぎる」 「手紙の書き方もわかっていない」 「だから言葉を知らない」 などなど。    何かよほどのことがあったのか、それとも日頃からのうっぷんの積み重ねな...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/06/12 08:00

「悪気のない不作為」が業績を悪くする

 最近は「働かない○○」など、仕事に真面目に取り組まない者が、増えているかのような話があります。  人間ですから、多少のサボりや緩みはもちろんあるでしょうが、実際はそれなりに真面目に働いている人が大多数だと思います。特に日本の企業では、おしなべて真面目で信頼できる社員が多いのではないでしょうか。    どんな会社もそうですが、大多数の社員は、基本的には真面目に一生懸命働いています。ただ、どん...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/06/05 08:00

中小企業でもなってしまう「大企業病」の理由

 「大企業病」という言葉は、誰でも聞いたことがあると思います。  その定義としては、「組織が大きくなることで内部の意思疎通が不十分となり、官僚主義、セクショナリズム、事なかれ主義、縦割り主義など、組織の非活性をもたらす事象が蔓延すること」とされています。社員は不要な仕事を作り出したり、細分化された仕事だけをこなすようになる傾向があると言われます。  ただ、「大企業病」とは言われるも...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/05/29 08:00

「働かないオジサンの言い分」に似ていると感じたこと

 ウェブ上の記事で、「働かないオジサンの言い分」という話がありました。  50代読者からの投書だそうで、その内容は 「年功序列の給与の中で、若い頃は安月給で働かされ、会社には十分貢献してきたはずで、いま多少働きが悪くてもその頃の“貸し”がある。途中で処遇を引き下げたり、クビを切られたりするようなやり方はルール違反だ。」 「若者は“使えないのに給料が高い”と言うが、自分たちも年をとれば、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/04/24 07:59

自分の成功体験を否定するのは難しい

 少し前の話題ですが、夫婦ともに高学歴の芸能人が、「私たちは、親の用意してきた道を歩んできたのではなく、学歴をつかみとってきたという誇りがある。努力の証明書として学歴がある」と発言し、そのことがネットで炎上したという話がありました。  「コツコツ頑張ったものは評価されて然るべき」と擁護する意見も一部にある一方、「安っぽい自慢」「親のおかげと気づけ」などと批判されていました。    この話につ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/04/17 08:00

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