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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (11ページ目)

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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(31)賃金設計シミュレーション(続き)

(31)賃金設計シミュレーション(続き) 前回は、再雇用時の公的給付金(在職老齢年金・高年齢雇用継続給付)を活用した実際の賃金設計の事例をご紹介させていただきました。 設定条件を分かりやすく固定しましたので、賃金が調整(減少)されると、公的給付によって一部補填されることがご理解いただけたことと思います。 実務上、再雇用後の職務内容によって賃金額は様々設定されることになります。 そのことから、シュミレーションをする上で押さ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/10 17:08

雇用調整助成金を受ける時に・・・

 このところ雇用調整助成金を受給中であったり、申請を検討していたりする会社の話をよく聞きます。この助成金の対象になっている人達を「隠れ失業者」などというようですが、この人数を入れた実態の失業率は何と8.8%というような数字になるそうです。10人に1人近くの人が仕事に就けていない計算になり、本当にこれからどうなってしまうのかという気分になります。  会社に行ってもやる仕事がないとすれば、い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/08/10 00:00

(28)年金と高年齢雇用継続給付の活用

前月までは、今回のテーマである60歳以降の賃金設計に関わる法(高年齢者雇用安定法)改正(65歳までの雇用確保措置)の解説から始まり、60歳(定年)以降の(1)在職老齢年金、雇用保険からの(2)高年齢雇用継続給付の内容についてお話して参りました。 今回は連載テーマでもあります60歳以降の賃金設計につき、この(1)と(2)の公的給付を活用した設計の活用方法のお話をさせていただきます。 ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/07 16:26

(26)高年齢雇用継続給付の手続き

前回、再雇用後に給付を受けることができる雇用保険からの「高年齢雇用継続給付」の概要をお話いたしました。 再雇用後の賃金が減額された場合に、その一部補填をしてくれるこの給付金は、手続きの流れをしっかり把握しておくことが大切です。一回だけ申請して終了ではなく、定期的な手続きが必要となるからです。今回はその流れについてお話いたします。 ●高年齢雇用継続基本給付金(失業給付を受けずに雇...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/07 16:04

(25)高年齢雇用継続給付の概要(続き)

■高年齢再就職給付金(失業給付を受けた後再就職をした者) 1.支給を受ける要件は、次の通りです。 (1)60歳以上65歳未満で、再就職した一般被保険者((※3)短時間労働被保険者を含む)であること (2)1年を超えて引き続き雇用されることが確実であると認められる安定した職業に就いたこと (3)再就職する前に基本手当(失業給付のことです)の支給を受け、その受給期間内に再...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/05 12:34

(24)高年齢雇用継続給付の概要(続き)

2.支給額 支給額は、下記の通りです。 (実際には、賃金の低下率に応じて所定の計算式により決定されます。) 再雇用後の              支給額 賃金の低下率 75%以上              再雇用後の賃金×0.00% 74%                       ×0.88% 73%                       ×1.7...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/05 12:18

(23)高年齢雇用継続給付の概要(続き)

■高年齢雇用継続基本給付金(失業給付を受けずに雇用を継続する者) 1.支給を受ける要件は、次の通りです。 定年(60歳)後、同一企業に引き続き勤める場合はこの形態になります。 (1)60歳以上65歳未満の一般被保険者((※1)短時間労働被保険者を含む)であること (2)雇用保険の被保険者であった期間が通算して5年以上あること (3)各月に支払われた賃金額が、...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/04 16:30

労働組合の存在意義

 少し前になりますが、「労働組合の組織率低下が、今後どうなっていくか」というインタビューを受けたことがあります。その時は「派遣切り他の非正規労働者への扱いなど個別労働紛争の増加傾向に伴い、それらに関しての相談、対応窓口としての役割はむしろ増えてくるのではないかと思うが、それが組織率向上につながるかは何ともいえない」との話をしました。基本的な考え方は今もほとんど変わっていません。  以前、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/07/27 00:00

クリニック・診療所専用就業規則作成サイトの開設

クリニック・診療所を専用とする就業規則作成サイトを開設しました。 http://clinic.officesato.jp 看護師の慢性的な人手不足による売り手市場化、インターネットの発達によって 労働法に関する知識が容易に入手できるようになったことなどを背景に、院長と スタッフの間にトラブルが生まれるケースが多くなってきました。 そうしたトラブルを未然に防ぐた...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/07/21 10:37

過労死と失業

 先日テレビニュースで雇用問題の話をやっていた時、一緒に見ていた中学2年の娘が「なんで仕事が無い人がたくさんいるのに、過労死になってしまうの?」と聞いてきました。考えてみれば至極全うな疑問です。  その時は「一度人を雇うと簡単にクビに出来ないから、一時的に仕事が増えたぐらいでは会社は新しく雇いたくないんだよ」とか、「一人を長時間働かせた方が、その仕事を何人かで分け合うより人件費が安上がりになる...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/07/13 00:00

「数字」を意識させることの善し悪し

 ある会社での人事制度作りをお手伝いした時、評価制度を検討する中で業績管理を誰がどのように行っているかという話題になり、その会社では役員クラスのみで行っていたため、なぜ権限委譲しないのかを聞いたところ、「以前プロジェクトマネージャーにプロジェクト単位の収益管理を任せたことがあるが、目先のお金のことばかりを気にして総合的に判断することができず、このままでは良い方向に進まないと感じてやめてしまった」と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/07/06 00:00

法律に関する知識

 つい先日、お手伝いをしている会社の社長様から労働基準法に関わる事柄を質問されていたのですが、いくつかの内容について「そんな事知らなかった・・・」と言われることがありました。それなりに経験を積まれてきている経営者の方ですが、そんな方でも抜け落ちている部分があったということです。  最近は不況の影響もあり、労働者に対する不当な扱いが増えているといわれますが、労働法の知識に疎く法律違反の意識...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/29 00:00

育児休業法の概要

今回は育児休業法(現行)の概要をまとめてみました。 育児・介護休業法による育児休業 1.1歳未満の子を養育する労働者は、事業主に対して育児休業を申出ることができ、この申出は男性、女性どちらでもできます(なお、女性労働者の産前6週間・産後8週間の休業は労働基準法によって保障されています)。 2.1歳から1歳6ヶ月に達するまでの子を養育する労働者は、その子について保育所への...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/27 00:00

「年功序列」は悪いのか?

 年功序列の賃金体系は、最近では時代遅れ扱いされがちです。  私がいたIT業界の技術者などは、技術の進化が早いために自分の知識や技術がすぐに陳腐化してしまう傾向がありますので、確かに年齢や経験年数と実務能力が比例しない部分も多くあります。  しかし製造業などで熟練を要する現場の職人さんなどは、経験が長いほど能力が高いでしょうし、どんな仕事であっても年齢とともに重ねた経験は、能力や貢献度に一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/08 00:00

言われなくてもやるか、やらないか

 組織の中で上司から指示されたことは、基本的にはやらなければなりません。では指示されていないことをどうすればよいのか、これは考え出すと案外難しいことです。  指示されるであろうと予測してやったなら、褒められることなのかもしれません。自発的に行動できる、指示待ちでない、積極性があるなどと評価されるでしょう。でも上司があえて意図的に指示しなかったのだとしたら、命令違反の余計な行動になってしまい、上...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/01 00:00

希望退職制度(5)

希望退職者の募集  制度設計と対象者の選定が終われば、実際に募集を開始することになります。基本的に本人の希望を受け入れて、応募を承諾するという考え方で募集を行なうのであれば、希望退職制度実施の発表から募集開始まで、社員が熟考する期間をとったほうがいいかもしれません。しかし、もう既に退職勧奨を行なう対象者が決まっているのであれば、実施発表から募集開始・締切りまでを短期間で進めるべきです。 ...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/27 09:00

希望退職制度(4)

必要な人材を確保する(承認拒否)  対象者の選定を慎重に行ない、個別の退職勧奨や慰留を行なったにもかかわらず、必要な人材が希望退職者募集に応募してきた場合に備え、募集要項に「対象者の転職予定先、あるいは担当業務の諸事情等を勘案して希望退職制度の利用を承諾するか決定する」との承諾条項を規定している企業があります。  過去の判例(ソニー事件・東京地判平成14.4.9)においても、...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/25 12:00

希望退職制度(3)

業務の再構築  希望退職を募集する前に、事業の再構築、つまりリストラ計画を立て、それにもとづき業務を再構築することが必要です。受注の減少、業務の必要性および優先度などから考え、本当にこれだけは残さないといけない必須業務と、今はなくてもやっていける業務を整理します。  例えば経営環境悪化により現行の事業をなんとか継続して行くために希望退職制度を実施する場合、新規事業開拓部隊の業務は必...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/24 17:54

職業選択の自由って・・・

 最近、政治家の世襲制限が良く話題になります。その中で「制限することは憲法で保障された職業選択の自由に反する」という話が出てきます。  「政治家」を「職業」と言われると、「政治を生活の糧としてやっているの?」と思ってしまい、ニュアンスに若干の違和感を覚えてしまうのですが、憲法で保障された権利といわれれば、まあそういうことなのでしょう。  そもそも「仕事を選ぶ」ということを、すべて個人...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/25 00:00

平成22年4月1日施行(1) 割増賃金率の引き上げ

平成22年4月1日施行(1) 割増賃金率の引き上げ ●労働基準法が改正され、来年4月より月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が、「25%以上」から「50%以上」に引き上げられる。60時間までは現行の割増賃金率(25%以上)が維持されるが、企業経営への影響は避けられない。もっとも、中小企業については当面この措置が猶予されることとなっている。 ●長時間残業によりメンタルヘルス不調者(うつ病)が増加していることに鑑み、ワーク・ライフ・バラン...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/19 23:59

ES(従業員満足)向上就業規則

皆さん、こんにちは。 特定社会保険労務士の佐藤です。 労働問題が新聞紙上を賑わせるようになり、会社としても労務コンプライアンスの 必要性が叫ばれ、その対策として就業規則の見直しの機運が高まっています。 小職もこうした企業サイドのニーズに合わせるように、「問題社員から会社を守る 就業規則」の作成をライフワークとして推し進めてまいりました。 しかし、最近はこれ...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/05/19 13:58

希望退職制度(2)

希望退職制度の設計のポイント  希望退職制度の設計の詳細はここではふれませんが、重要となるポイントは募集人数と優遇条件の設定といっても過言ではないでしょう。募集人数の決定は個々のケースで様々ですが、会社全体の財務状況や今後の事業計画などから総合的に考えて、最終的にはトップマネジメントの意思決定により目標人数を設定するということになります。目標人数の多い少ないに関わらず、本制度は社員の痛みを伴...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/18 00:19

ワークライフバランス

 やりがいのある仕事と充実した私生活を両立させる、仕事と生活の調和という考え方である「ワークライフバランス」が言われ始めて久しいですが、残念ながら実現しているとはいえない状況だと思います。  「ワークライフバランス」を単なる残業規制の口実に利用して、仕事量の調整をせずに時間数だけを制限している会社があります。サービス残業を生む土壌になってしまったり、忙しい社員と暇な社員に大きな格差があっ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/18 00:00

始末書の提出

始末書とは 始末書とは、一般に企業秩序違反行為をした者がその行為について謝罪するとともに、今後同様の行為を繰り返さないことを誓約する意思表示を行うものとされています。通常、将来を戒める懲戒処分である「譴責」に付随して提出を求めることが多いようです。この始末書の提出命令に社員が従わなかった場合、どう対応すべきかが、実務上問題となります。 始末書の提出を強制できるか? ...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/17 22:37

希望退職制度(1)

希望退職制度(1)  昨今の世界同時不況の中、派遣社員切りから始まった雇用調整が正社員にも及んできました。採用抑制だけではもはやこの経営環境悪化を乗り切れないという企業が、緊急措置として希望退職の募集をはじめています。今回は「希望退職制度」について、私の考えを述べたいと思います。 希望退職制度とは 希望退職制度とは、社員を一方的に解雇するのではなく、社員に退職金の特別加算などの優遇条件を提示し...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/02 02:53

社内研修の効果測定についての善し悪し

 社内研修を企画したり実施したりする立場の人であれば、「客観的に計れる効果測定をしろ」というテーマを与えられることは良くあるのではないかと思います。特にこれから研修に力を入れていこうと考えはじめている企業や、新たな内容の物を計画しようとする時に、そのようなテーマが出てくる傾向があります。  実際に効果測定を行うとなった時、その方法は結局限られていて、「事前事後の差を比べる」、もしくは「実...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/27 00:00

不況の中でも

 現在の世界的な不況の中で多くの企業が苦しんでいますが、一方では2009年3月期の業績予想が過去最高益を更新する企業は、東証1部上場企業で9%近くに達する見通しなのだそうです。  内需関連企業を中心に、「独自性」、「圧倒的シェア」、「低価格」などの事業戦略を前面に出した企業の健闘が目立つそうで、リストアップされていた企業を見た所では、業種も多岐にわたり、一般的には不景気業種といわれる所に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/20 00:00

内定取り消し・自宅待機・倒産

 内定取り消しを行う企業が増え、批判されるようになっています。この4月からは新入社員がそのまま自宅待機になっている例をよく聞くようになりました。ほとんどの例で自宅待機が解消される見通しがなく、内定取り消しと同じような状況になっているようです。  このような企業がいろいろ批判されるのは当然と思いますが、内定取り消しをした企業がその後倒産したという話も聞くようになりました。こうなってしまうと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/06 00:00

セーフティーネット

 数日前の新聞各紙の記事ですが、「日本で失業保険の給付を受けていない失業者の割合は77%に上り、先進国の中で最悪の水準にあることが、国際労働機関(ILO)が発表した報告書で分かった」と掲載されていました。最も「無保険失業者」の比率が高いのはブラジルだそうで93%、次が中国で84%、日本は両国に続く高さだそうです。4位の米国でも57%、ドイツやフランスは10%台で、主な先進国では日本が突出しているそ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/30 00:00

マネージャーは「管理」してはいけない

 最近読んだ書籍や雑誌記事、講演で聞いたお話で、共通するニュアンスとして感じたことがあります。それは「リーダー、マネージャーが管理に走るとモラルやモチベーションが下がり、生産性も落ちる」というものです。  ここで言っている「管理」とは、状況を的確に判断し、的確な指示を出し、仕事の進み具合をチェックするというようなことで、これがきちんとできるということは、マネージャー、リーダーとしてはとても優秀...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/23 00:00

適性とは何なのか

 会社を辞めていく人に理由を聞くと、「この仕事に向いていないと思うんです」と言われることがよくあります。それに対して私は「じゃあ何に向いているの?」と必ず聞くのですが、その場ではっきり答えられる人はとても少ないです。仕事が思い通りに進まなかったり、やりがいや喜びを感じられなかったり、その他うまくいかないことを「この仕事は向いていないから」と自分に言い聞かせている所があるように思います。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/16 00:00

「評価」や「営業成績」を公開すること

 最近、鹿児島県のある市で、市長が全職員の給与明細を市のホームページで公開したという話を見ました。職員からは「説明もなく唐突すぎる」と不満の声も上がっているそうです。  会社では、さすがに給与まではないと思いますが、人事評価や営業成績などの公開を行っているという所はたくさんあると思います。  このようなやり方には感情な捉え方もありますので、その是非にはいろいろ議論はあると思いますが、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/02 00:00

部課長になる方が難しい

 これからの話は、世の中の経営者の方々を決して馬鹿にしているわけではありませんので、くれぐれも誤解されないようにということでお読み下さい。  いろいろな会社の部長さん、課長さんといった中間管理職やマネージャークラスの方々と話すと、ほとんどの方が様々な葛藤を抱えています。上からは突っ込まれ、下からは突き上げられ、誰からも大して褒められず、自分の仕事が役立っているのかはよく見えず、自分の存在...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/23 00:00

ブレる?ブレない?

 「ブレている」とか「ブレていない」という話、どこかの首相のせいなのか、最近何かと出て来る言葉です。  これは会社の中でも良くある話のような気がします。「うちのA社長は何でも思いつきで動くので、振り回されて困る」、「うちのB部長は一度決めてしまうと、なかなか変えようとしない」など。  それぞれに対してどちらも批判的なコメントですが、良く捉えれば「A社長は臨機応変で柔軟性がある」、「B部長は...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/16 00:00

人事制度は「作る過程」が大事!(後編)

 さて、前回は私が人事制度作りについて相談を受けた中で、うまくいかなかった二つのケースを紹介しました。  これらのケースには、実は共通点が二つあります。それは以下の通りです。 ○ 実際に運用する人が検討に参加していない  どちらのケースも、実際に運用する人は検討に参加していません。コンサルタントは人事担当者が現場状況を認識していると考えていたのかもしれませんし、制度構築担当者も自...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/09 00:00

埋もれている求人情報

 明けましておめでとうございます。  本年も引き続き、気づいたことや現場で使えるヒントなどを書いていきたいと思います。拙い文章ですが、お付き合いの程をお願い致します。  今回は、最近の雇用不安を見ていて、改めて思ったことについてです。  以前のコラムで、雇用のミスマッチについて書いたことがあります。 (関連コラム:人手不足と就職難)  就職難だと言って苦労している方...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/12 00:00

異動による化学反応

 ある会社で伺った話ですが、社内の組織構成上の問題で、全く営業経験の無い女性社員を営業部門に異動したそうです。他の男性営業部員が担当している顧客の一部を受け持つということで、同行営業をしているそうなのですが、ある顧客先では女性営業が来たというだけで、それまでの担当者が何年かの間で数えるほどしか会っていない先方の社長様が顔を出してきて、いろいろ話をしたそうです。  女性社員と同行している元...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/22 00:00

自分にとって“歯がゆい”人

 上司、部下、友人、家族、その他自分の周囲にいる他人を見ていて、「もっとこうすれば良いのに」と歯がゆく感じることは良くあると思います。  先日クライアントと雑談している中で、必要以上に仕事とプライベートの線引きを主張して、周りから浮いてしまいがちになる社員がいるが、どう接したらよいだろうかと言う話が出ました。決して社交性や協調性が無い訳ではないし、もっと自然体でいれば本人にとってもプラス...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/15 00:00

バカにできない事務処理コスト

 新聞紙上などでは“定額給付金”なるものの話がたくさん出ています。趣旨があやふやになりつつありますが、ともかく現金でできるだけ早く配りたいようです。ただし実際の事務作業は市町村がやりやすいようにやれと丸投げされてしまい、実施にあたっての具体的手続きは考え出すと問題百出、処理方法の問題だけでなく、人件費ほか相当のコストもかかるだろうとのことです。  私は評論家では無いので、“定額給付金”そ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/17 00:00

「私にリーダーは無理です」という気持ち

 私はずっとIT業界にいましたので、周囲の人の多くはシステムエンジニアなどのコンピュータ技術者です。多くの会社がそうだと思いますが、一定の経験年数を積んだ者にはプロジェクトをまとめる「リーダー」になっていくことを求められます。(もちろんその規模や人数はまちまちですが…)  そうは言っても「リーダー」に向いていないタイプの人はいます。表題のように「私にリーダーは無理です」とまでハッキリ言う...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/10 00:00

また繰り返される内定取り消し

 最近の世界的な金融危機など経済情勢の悪化で、大学生の企業への採用内定が取り消されるケースが相次いでいる、とのニュースを見ました。企業の秋採用も例年より縮小傾向で、不動産会社や建設会社などからの内定取り消しが目立つ、とのことでした。  バブル崩壊やその後の景気変動の時も同じような問題がありましたが、結局そこから学んでおらず、「また同じことを繰り返している」との印象です。  企業側にし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/03 00:00

人手不足と就職難

 先日読んだ新聞で、ある企業の人事担当の方の投書が載っていました。  20名弱の企業で、8年間ずっと事務系正社員の求人を出し続けているが全く応募者がいないとのこと。業績は安定していて、給料や休日の待遇も一般以上であるのにどうしてなのか、「正社員になれない」という話を聞くが、有名かどうかなどで会社を選びすぎているのではないか、もっと視野を広げては、との内容でした。  この話を求職中の人...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/27 00:00

人事部と現場の距離

 会社の中で、人事部と現場の距離というのは案外微妙なことが多いものです。  ベンチャー企業ではそれほどでもないですが、会社が一定規模を超え、人事部門が組織として機能し始めると概ねその距離は広がり始め、現場にとって人事部は、「現場をわかっていない存在」、「煙たい存在」になっていきます。  これには仕方がない面もあります。そもそも人事部は、その職務分掌として、給料や評価といった個人の情報...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/20 00:00

社内研修の環境づくり

 先日、顧問アドバイザーをしている会社で、「組織課題の具体化・行動化」というテーマで社内研修をお手伝いしました。  社内でのスケジュール調整が難しかったようで、調整された実施日が日曜日でした。私の経験では、日曜日に研修などをやると、それだけで不満タラタラ、効果半減ということも多いので、その旨をご担当者にお話したところ、社員の希望を取った結果での設定で、平日は業務で抜けづらいし気が散ること...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/13 00:00

内定式から入社まで

 先の10月1日は、来年度の新入社員の内定式を行った会社も多かったようです。これから来年4月の入社までの間、事前研修で業務知識を詰め込んで、できるだけ早く戦力化しようという所、入社に向けて社会人の心構えを整えさせようという所、仲間意識を盛り上げるために定期的に顔合わせをしようという所、ほとんど何もしない所など、各社いろいろな対応をすることと思います。  多分人事担当の方々は、過去の新入社...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/10/06 00:00

失恋、誕生日、バーゲン?

 この表題でピンときた方もいらっしゃると思いますが、こんな休暇を社内制度にしている会社があるそうです。よく紹介されているお馴染みの物も含めて、ちょっと目に付いたところだけでも、こんなものがありました。 ・失恋休暇 ・誕生日休暇 ・バーゲン半休 ・二日酔い半休 ・Ipod支給制度 ・非喫煙手当 ・社内恋愛目安箱(社長だけが鍵を持っている箱に、女子社員が意中の男性社員の名前...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/29 00:00

異なる世代とのコミュニケーション

 年配者は「今時の若い者は・・・」といい、若者は「考えが古い」、「時代が違う」と言う。異なる世代の間で交わされる言葉は、いつの時代でもそれほど変わらないように思います。  “世代の違い”って何なのか、簡単な一言で片付けてしまいますが、私は“文化”の違いなのだと思っています。なぜそう思ったかというキッカケがあって、それはいろいろな国の人が他の国を批判する時に言うことが、自分と違う世代を批判...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/08 00:00

労使の争いごと

 先日、ちょっとした雑談の中でのことです。  ある会社で出勤がままならない問題社員の扱いを顧問弁護士に相談したところ、「解雇してしまえば良い、争いになったら一緒に戦いましょう」というようなことを言われたとの話を聞きました。私は今まで「できるだけ争いに発展しないように」との立場でアドバイスを受けることが多かったので、法律家によってはこんな考えもあるんだなあと、良くも悪くも新鮮な驚きでした。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/09/01 00:00

「結果主義」と「人材育成」のバランス

 北京オリンピックで、野球の星野ジャパンは残念ながらメダルが取れませんでした。  いろいろな論評がされており、中傷めいた記事もある中で一つだけ印象に残ったものがあります。それは「星野監督は育成型の監督なので、選手に情をかけ過ぎてしまった」というものです。  今まで中日でも阪神でも、失敗した選手にもチャンスを与え続け、情をかけて選手を育て、チームを作り上げていきました。でもそれは長いペナント...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/08/25 00:00

ビジネス書籍でインタビュー記事

ビジネス書籍でインタビュー記事  当コラムがきっかけで、ビジネス書籍にインタビュー記事が掲載されることになりました。    すごい飲み会−飲み会をビジネスチャンスに変える70の方法(西東社)  私に関する部分は数ページのインタビュー記事で、大したことを言っているわけでもありませんが、本の内容としては“飲み会をビジネスツールとして有効に活用する”というような今までと少し異なる視点でまとめられているビジネス書...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/08/04 00:00

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