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社会保険労務士業務 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (2ページ目)

社会保険労務士業務 に関する コラム 一覧

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労働組合の存在意義

 少し前になりますが、「労働組合の組織率低下が、今後どうなっていくか」というインタビューを受けたことがあります。その時は「派遣切り他の非正規労働者への扱いなど個別労働紛争の増加傾向に伴い、それらに関しての相談、対応窓口としての役割はむしろ増えてくるのではないかと思うが、それが組織率向上につながるかは何ともいえない」との話をしました。基本的な考え方は今もほとんど変わっていません。  以前、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/07/27 00:00

クリニック・診療所専用就業規則作成サイトの開設

クリニック・診療所を専用とする就業規則作成サイトを開設しました。 http://clinic.officesato.jp 看護師の慢性的な人手不足による売り手市場化、インターネットの発達によって 労働法に関する知識が容易に入手できるようになったことなどを背景に、院長と スタッフの間にトラブルが生まれるケースが多くなってきました。 そうしたトラブルを未然に防ぐた...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/07/21 10:37

過労死と失業

 先日テレビニュースで雇用問題の話をやっていた時、一緒に見ていた中学2年の娘が「なんで仕事が無い人がたくさんいるのに、過労死になってしまうの?」と聞いてきました。考えてみれば至極全うな疑問です。  その時は「一度人を雇うと簡単にクビに出来ないから、一時的に仕事が増えたぐらいでは会社は新しく雇いたくないんだよ」とか、「一人を長時間働かせた方が、その仕事を何人かで分け合うより人件費が安上がりになる...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/07/13 00:00

「数字」を意識させることの善し悪し

 ある会社での人事制度作りをお手伝いした時、評価制度を検討する中で業績管理を誰がどのように行っているかという話題になり、その会社では役員クラスのみで行っていたため、なぜ権限委譲しないのかを聞いたところ、「以前プロジェクトマネージャーにプロジェクト単位の収益管理を任せたことがあるが、目先のお金のことばかりを気にして総合的に判断することができず、このままでは良い方向に進まないと感じてやめてしまった」と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/07/06 00:00

法律に関する知識

 つい先日、お手伝いをしている会社の社長様から労働基準法に関わる事柄を質問されていたのですが、いくつかの内容について「そんな事知らなかった・・・」と言われることがありました。それなりに経験を積まれてきている経営者の方ですが、そんな方でも抜け落ちている部分があったということです。  最近は不況の影響もあり、労働者に対する不当な扱いが増えているといわれますが、労働法の知識に疎く法律違反の意識...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/29 00:00

育児休業法の概要

今回は育児休業法(現行)の概要をまとめてみました。 育児・介護休業法による育児休業 1.1歳未満の子を養育する労働者は、事業主に対して育児休業を申出ることができ、この申出は男性、女性どちらでもできます(なお、女性労働者の産前6週間・産後8週間の休業は労働基準法によって保障されています)。 2.1歳から1歳6ヶ月に達するまでの子を養育する労働者は、その子について保育所への...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/27 00:00

人口構造の変化と育児休業

 育児介護休業法の改正法が、国会で成立しました。そこで本コラムでは、少子化や育児休業について解説していきたいと思います。 近年の人口構造の変化 現在、日本においては急速に少子高齢化が進展しています。全人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、2005(平成17)年では21.9%となっていて、現在のまま推移すると2030年には全人口のおよそ3人に1人が、65歳以上が占めることになる...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/25 16:10

厳しい就職活動の中でも

 もうずいぶん前の話になりますが、就職氷河期といわれる時代に企業の採用担当をしていた頃の事です。  全体の採用数も激減していて本当に厳しいときだったと思うのですが、その当時面接した学生さんに対して「今年の就職活動は厳しくて大変でしょう」と聞いた時、ある方の答えがとても印象に残っています。  その学生さんは「皆さんからそのように言われますが、自分は就職活動を経験するのは初めてですし、比...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/22 00:00

「年功序列」は悪いのか?

 年功序列の賃金体系は、最近では時代遅れ扱いされがちです。  私がいたIT業界の技術者などは、技術の進化が早いために自分の知識や技術がすぐに陳腐化してしまう傾向がありますので、確かに年齢や経験年数と実務能力が比例しない部分も多くあります。  しかし製造業などで熟練を要する現場の職人さんなどは、経験が長いほど能力が高いでしょうし、どんな仕事であっても年齢とともに重ねた経験は、能力や貢献度に一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/08 00:00

言われなくてもやるか、やらないか

 組織の中で上司から指示されたことは、基本的にはやらなければなりません。では指示されていないことをどうすればよいのか、これは考え出すと案外難しいことです。  指示されるであろうと予測してやったなら、褒められることなのかもしれません。自発的に行動できる、指示待ちでない、積極性があるなどと評価されるでしょう。でも上司があえて意図的に指示しなかったのだとしたら、命令違反の余計な行動になってしまい、上...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/06/01 00:00

希望退職制度(5)

希望退職者の募集  制度設計と対象者の選定が終われば、実際に募集を開始することになります。基本的に本人の希望を受け入れて、応募を承諾するという考え方で募集を行なうのであれば、希望退職制度実施の発表から募集開始まで、社員が熟考する期間をとったほうがいいかもしれません。しかし、もう既に退職勧奨を行なう対象者が決まっているのであれば、実施発表から募集開始・締切りまでを短期間で進めるべきです。 ...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/27 09:00

希望退職制度(4)

必要な人材を確保する(承認拒否)  対象者の選定を慎重に行ない、個別の退職勧奨や慰留を行なったにもかかわらず、必要な人材が希望退職者募集に応募してきた場合に備え、募集要項に「対象者の転職予定先、あるいは担当業務の諸事情等を勘案して希望退職制度の利用を承諾するか決定する」との承諾条項を規定している企業があります。  過去の判例(ソニー事件・東京地判平成14.4.9)においても、...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/25 12:00

職業選択の自由って・・・

 最近、政治家の世襲制限が良く話題になります。その中で「制限することは憲法で保障された職業選択の自由に反する」という話が出てきます。  「政治家」を「職業」と言われると、「政治を生活の糧としてやっているの?」と思ってしまい、ニュアンスに若干の違和感を覚えてしまうのですが、憲法で保障された権利といわれれば、まあそういうことなのでしょう。  そもそも「仕事を選ぶ」ということを、すべて個人...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/25 00:00

希望退職制度(3)

業務の再構築  希望退職を募集する前に、事業の再構築、つまりリストラ計画を立て、それにもとづき業務を再構築することが必要です。受注の減少、業務の必要性および優先度などから考え、本当にこれだけは残さないといけない必須業務と、今はなくてもやっていける業務を整理します。  例えば経営環境悪化により現行の事業をなんとか継続して行くために希望退職制度を実施する場合、新規事業開拓部隊の業務は必...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/24 17:54

中小企業緊急雇用安定助成金

雇用情勢悪化を受けて、助成金が拡充  現下の厳しい雇用情勢の中で、事業主が雇用の維持や離職者に対する再就職の支援に取組む場合に受給できる助成金の拡充が図られています。今回紹介する、中小企業緊急雇用安定助成金制度は平成20年12月から当面の間の措置として導入が進んでいます。  具体的には、急激な資源価格の高騰や景気変動などの経済上の理由による企業収益の悪化から、生産量等が減少し、事業活動の...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/24 00:56

平成22年4月1日施行(1) 割増賃金率の引き上げ

平成22年4月1日施行(1) 割増賃金率の引き上げ ●労働基準法が改正され、来年4月より月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が、「25%以上」から「50%以上」に引き上げられる。60時間までは現行の割増賃金率(25%以上)が維持されるが、企業経営への影響は避けられない。もっとも、中小企業については当面この措置が猶予されることとなっている。 ●長時間残業によりメンタルヘルス不調者(うつ病)が増加していることに鑑み、ワーク・ライフ・バラン...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/19 23:59

ES(従業員満足)向上就業規則

皆さん、こんにちは。 特定社会保険労務士の佐藤です。 労働問題が新聞紙上を賑わせるようになり、会社としても労務コンプライアンスの 必要性が叫ばれ、その対策として就業規則の見直しの機運が高まっています。 小職もこうした企業サイドのニーズに合わせるように、「問題社員から会社を守る 就業規則」の作成をライフワークとして推し進めてまいりました。 しかし、最近はこれ...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/05/19 13:58

希望退職制度(2)

希望退職制度の設計のポイント  希望退職制度の設計の詳細はここではふれませんが、重要となるポイントは募集人数と優遇条件の設定といっても過言ではないでしょう。募集人数の決定は個々のケースで様々ですが、会社全体の財務状況や今後の事業計画などから総合的に考えて、最終的にはトップマネジメントの意思決定により目標人数を設定するということになります。目標人数の多い少ないに関わらず、本制度は社員の痛みを伴...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/18 00:19

ワークライフバランス

 やりがいのある仕事と充実した私生活を両立させる、仕事と生活の調和という考え方である「ワークライフバランス」が言われ始めて久しいですが、残念ながら実現しているとはいえない状況だと思います。  「ワークライフバランス」を単なる残業規制の口実に利用して、仕事量の調整をせずに時間数だけを制限している会社があります。サービス残業を生む土壌になってしまったり、忙しい社員と暇な社員に大きな格差があっ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/18 00:00

始末書の提出

始末書とは 始末書とは、一般に企業秩序違反行為をした者がその行為について謝罪するとともに、今後同様の行為を繰り返さないことを誓約する意思表示を行うものとされています。通常、将来を戒める懲戒処分である「譴責」に付随して提出を求めることが多いようです。この始末書の提出命令に社員が従わなかった場合、どう対応すべきかが、実務上問題となります。 始末書の提出を強制できるか? ...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/17 22:37

大量雇用変動届(大量の雇用変動の届出)

1.大量雇用変動届の概要 事業主は、リストラ等により一定期間内に大量の解雇をせざるを得ないような場合には、大量雇用変動の届出を作成し、公共職業安定所に届け出なければならないとされています。大量雇用変動届は、1月間に30人以上の離職者を出す事業所に提出が義務づけられています。(雇用対策法27条) 2.大量雇用変動届の提出数は景気悪化のバロメーター 景気の後退により、...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/06 02:36

自分の長所・短所

 「あなたの長所は何ですか?」と聞かれる機会があり、ちょっと考え込んでしまいました。その場の答えはずいぶん間の抜けたものだったと思います。思えば今までずっと他人の面接などをしてきて、相手にはさんざん聞いてきたことのはずなのに、自分はどうなのかをきちんと考えたことがありませんでした。自分の事をあらためて整理できたことは、とても良かったと思っています。  よく「短所を改善する」ということを課...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/04 00:00

希望退職制度(1)

希望退職制度(1)  昨今の世界同時不況の中、派遣社員切りから始まった雇用調整が正社員にも及んできました。採用抑制だけではもはやこの経営環境悪化を乗り切れないという企業が、緊急措置として希望退職の募集をはじめています。今回は「希望退職制度」について、私の考えを述べたいと思います。 希望退職制度とは 希望退職制度とは、社員を一方的に解雇するのではなく、社員に退職金の特別加算などの優遇条件を提示し...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/05/02 02:53

社内研修の効果測定についての善し悪し

 社内研修を企画したり実施したりする立場の人であれば、「客観的に計れる効果測定をしろ」というテーマを与えられることは良くあるのではないかと思います。特にこれから研修に力を入れていこうと考えはじめている企業や、新たな内容の物を計画しようとする時に、そのようなテーマが出てくる傾向があります。  実際に効果測定を行うとなった時、その方法は結局限られていて、「事前事後の差を比べる」、もしくは「実...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/27 00:00

不況の中でも

 現在の世界的な不況の中で多くの企業が苦しんでいますが、一方では2009年3月期の業績予想が過去最高益を更新する企業は、東証1部上場企業で9%近くに達する見通しなのだそうです。  内需関連企業を中心に、「独自性」、「圧倒的シェア」、「低価格」などの事業戦略を前面に出した企業の健闘が目立つそうで、リストアップされていた企業を見た所では、業種も多岐にわたり、一般的には不景気業種といわれる所に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/20 00:00

新年度心機一転の会社を見て

 4月から多くの会社が新しい年度を迎えます。お付き合いしている会社の中で、今までと違う形で新年度を迎えた会社があります。  決して業績が悪い訳ではなく堅実で順調に伸びてきた会社ですが、小規模の会社なので、今までは仕組みではなく個人間の信頼関係で動いてきたという面があり、そこから来る一種の閉塞感やマンネリという雰囲気がありました。  社長様の問題意識から変革が始まり、制度や規程作りを進...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/13 00:00

内定取り消し・自宅待機・倒産

 内定取り消しを行う企業が増え、批判されるようになっています。この4月からは新入社員がそのまま自宅待機になっている例をよく聞くようになりました。ほとんどの例で自宅待機が解消される見通しがなく、内定取り消しと同じような状況になっているようです。  このような企業がいろいろ批判されるのは当然と思いますが、内定取り消しをした企業がその後倒産したという話も聞くようになりました。こうなってしまうと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/04/06 00:00

セーフティーネット

 数日前の新聞各紙の記事ですが、「日本で失業保険の給付を受けていない失業者の割合は77%に上り、先進国の中で最悪の水準にあることが、国際労働機関(ILO)が発表した報告書で分かった」と掲載されていました。最も「無保険失業者」の比率が高いのはブラジルだそうで93%、次が中国で84%、日本は両国に続く高さだそうです。4位の米国でも57%、ドイツやフランスは10%台で、主な先進国では日本が突出しているそ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/30 00:00

マネージャーは「管理」してはいけない

 最近読んだ書籍や雑誌記事、講演で聞いたお話で、共通するニュアンスとして感じたことがあります。それは「リーダー、マネージャーが管理に走るとモラルやモチベーションが下がり、生産性も落ちる」というものです。  ここで言っている「管理」とは、状況を的確に判断し、的確な指示を出し、仕事の進み具合をチェックするというようなことで、これがきちんとできるということは、マネージャー、リーダーとしてはとても優秀...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/23 00:00

適性とは何なのか

 会社を辞めていく人に理由を聞くと、「この仕事に向いていないと思うんです」と言われることがよくあります。それに対して私は「じゃあ何に向いているの?」と必ず聞くのですが、その場ではっきり答えられる人はとても少ないです。仕事が思い通りに進まなかったり、やりがいや喜びを感じられなかったり、その他うまくいかないことを「この仕事は向いていないから」と自分に言い聞かせている所があるように思います。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/16 00:00

社長には向いていない・・・

 もう数年前の話になりますが、私の先輩が会社を起こそうと考えて、その当時いろいろな方々にアドバイスを求めて相談していた時、ある方から「お前は社長に向いてないからな」と言われたと、少々気にしていたことがありました。  これから船出しようという人にそんなことを言うのもどうかとは思いましたが、そもそも社長に向いているというのはどういうことなのでしょうか。「決断力がある」、「リーダーシップがある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/09 00:00

新設・拡充された助成金制度

 かつてないペースで雇用調整が進んでいますが、政府はこれに対して様々な施 策を打ち出しています。今回は、1月27日に成立した第二次補正予算を受けて創 設・拡充が行われた9種類の雇用関連助成金の概要をご紹介いたします。  助成金制度は、融資と違って返済の必要がなく、使い勝手のいい資金調達手段 となりえます。会社の実情に合わせて上手に活用したいものです。 1.雇...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/03/03 12:03

「評価」や「営業成績」を公開すること

 最近、鹿児島県のある市で、市長が全職員の給与明細を市のホームページで公開したという話を見ました。職員からは「説明もなく唐突すぎる」と不満の声も上がっているそうです。  会社では、さすがに給与まではないと思いますが、人事評価や営業成績などの公開を行っているという所はたくさんあると思います。  このようなやり方には感情な捉え方もありますので、その是非にはいろいろ議論はあると思いますが、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/03/02 00:00

部課長になる方が難しい

 これからの話は、世の中の経営者の方々を決して馬鹿にしているわけではありませんので、くれぐれも誤解されないようにということでお読み下さい。  いろいろな会社の部長さん、課長さんといった中間管理職やマネージャークラスの方々と話すと、ほとんどの方が様々な葛藤を抱えています。上からは突っ込まれ、下からは突き上げられ、誰からも大して褒められず、自分の仕事が役立っているのかはよく見えず、自分の存在...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/23 00:00

内定取消問題

こんにちは。特定社会保険労務士の佐藤広一です。    米国発の金融危機に端を発した世界的な景気後退を受けて、日本でも金融、 不動産、メーカーを中心に業績悪化に伴う雇用調整が急激に進んでいます。 その煽りを受けて今春卒業予定の学生たちは「内定取消」というヒドイ憂き目 に合っています。  その象徴として話題となったのがマンション分譲の大手不動産会社による内 定取消...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2009/02/20 19:56

ブレる?ブレない?

 「ブレている」とか「ブレていない」という話、どこかの首相のせいなのか、最近何かと出て来る言葉です。  これは会社の中でも良くある話のような気がします。「うちのA社長は何でも思いつきで動くので、振り回されて困る」、「うちのB部長は一度決めてしまうと、なかなか変えようとしない」など。  それぞれに対してどちらも批判的なコメントですが、良く捉えれば「A社長は臨機応変で柔軟性がある」、「B部長は...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/16 00:00

人事制度は「作る過程」が大事!(後編)

 さて、前回は私が人事制度作りについて相談を受けた中で、うまくいかなかった二つのケースを紹介しました。  これらのケースには、実は共通点が二つあります。それは以下の通りです。 ○ 実際に運用する人が検討に参加していない  どちらのケースも、実際に運用する人は検討に参加していません。コンサルタントは人事担当者が現場状況を認識していると考えていたのかもしれませんし、制度構築担当者も自...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/09 00:00

人事制度は「作る過程」が大事!(前編)

 今回の内容は、もう1年ほど前に別のメールマガジンに書いたものですが、最近も同じことを感じる場面がありましたので、2回に分けて改めて掲載させていただきます。  私は主にIT企業向けの人事コンサルティングを手がけておりますが、その中で人事制度を何とかしたいというご相談をよく受けます。何らかの制度はあるが機能していないというケースがほとんどで、多くは制度改善を行っていくことになりますが、中に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/02/02 00:00

再び「雇用ミスマッチ」について

 このコラムで、これまで何度か「雇用ミスマッチ」にかかわる事を書いてきました。  以前も、昨今の雇用情勢を踏まえ、求人情報と求職者を結びつける手立てをいろいろ考えなければならないと述べましたが、その後の新聞報道などを見ていると、やはり働く側として今までと違う仕事に就くには敷居が高いようで、求人があっても決まらないケースも多いようです。  ハローワークの人も「本人の希望でない仕事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/26 00:00

久しぶりに見た会社説明会で

 先日、あるクライアント様の新卒向け会社説明会を、見学させて頂く機会がありました。  業種はIT系ということで、私の出身業界なのですが、私自身が採用現場の様子に触れるのは久しぶりだったことと、自分が企画に関わっていないということで、いろいろ新鮮な経験ができました。  中でも印象的だったのは、主に説明された方が、まだ業界知識が少ない女性の方だったのですが、この方が非常にわかりやすい説明...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/19 00:00

埋もれている求人情報

 明けましておめでとうございます。  本年も引き続き、気づいたことや現場で使えるヒントなどを書いていきたいと思います。拙い文章ですが、お付き合いの程をお願い致します。  今回は、最近の雇用不安を見ていて、改めて思ったことについてです。  以前のコラムで、雇用のミスマッチについて書いたことがあります。 (関連コラム:人手不足と就職難)  就職難だと言って苦労している方...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/01/12 00:00

「派遣切り」のその先にあるもの

 派遣を初めとする非正規労働者の雇止めの問題が、連日報道されています。いくら経済環境とはいえ、あまりに冷たい対応には、人事にかかわってきた者として憤りを感じます。  しかし、一方的に企業側を責めても、どうしようもない部分があるのは理解できます。派遣労働の仕組みがあるおかげで、今までなら失業者になってしまっていた人も、仕事を得られていたという話があります。なるほどそんな面もあるのかなと思い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/29 00:00

異動による化学反応

 ある会社で伺った話ですが、社内の組織構成上の問題で、全く営業経験の無い女性社員を営業部門に異動したそうです。他の男性営業部員が担当している顧客の一部を受け持つということで、同行営業をしているそうなのですが、ある顧客先では女性営業が来たというだけで、それまでの担当者が何年かの間で数えるほどしか会っていない先方の社長様が顔を出してきて、いろいろ話をしたそうです。  女性社員と同行している元...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/22 00:00

自分にとって“歯がゆい”人

 上司、部下、友人、家族、その他自分の周囲にいる他人を見ていて、「もっとこうすれば良いのに」と歯がゆく感じることは良くあると思います。  先日クライアントと雑談している中で、必要以上に仕事とプライベートの線引きを主張して、周りから浮いてしまいがちになる社員がいるが、どう接したらよいだろうかと言う話が出ました。決して社交性や協調性が無い訳ではないし、もっと自然体でいれば本人にとってもプラス...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/15 00:00

「一番重要なことは何か」を考える習慣

 先日、ちょっとした手続きがあって郵便局へ行きました。多少面倒な手続きだったこともあったのですが、古い通帳からの切り替えが必要などということも言われ、同じような伝票を何枚も書かされて、やれ本人確認だの印鑑だのと、思いのほか時間がかかってしまいました。  担当の方は一生懸命作業されていますし、手続き上いろいろな書類が必要な事はわかるのですが、「あまりにも無駄が多いなあ」などと思いながら待っていた...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/08 00:00

今のような時こそ採用のチャンス

 先日、内定取り消しに関するコラムを書きました。(関連コラム:また繰り返される内定取り消し)  事情の程度はあるにしろ、「内定取り消し」は企業の社会的責任として許されないという主旨で書きましたが、雇用情勢がそんな状況にあるということも客観的には事実で、これからさらに人員削減を考えざるをえない企業も出てくるだろうと思います。  一方こんな時期だからこそ、人を採用したい企業にとってはチャ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/12/01 00:00

「クレーム」は言う事も言われる事も必要

 少し前のことですが、後輩二人と飲みに行った時のことです。  私の所に運ばれてきた飲み物に小さな虫が入っているのを後輩が見つけ、「取り換えてもらいましょう」と言います。私はその手のことは全く気にならないタイプで「平気だから別にいいよ」と言ったところ、後輩は二人そろって「言った方がお店のためになりますから」と言います。なるほどそんなものかと思って後輩のする通りに任せたところ、クレームを言わ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/24 00:00

バカにできない事務処理コスト

 新聞紙上などでは“定額給付金”なるものの話がたくさん出ています。趣旨があやふやになりつつありますが、ともかく現金でできるだけ早く配りたいようです。ただし実際の事務作業は市町村がやりやすいようにやれと丸投げされてしまい、実施にあたっての具体的手続きは考え出すと問題百出、処理方法の問題だけでなく、人件費ほか相当のコストもかかるだろうとのことです。  私は評論家では無いので、“定額給付金”そ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/17 00:00

「私にリーダーは無理です」という気持ち

 私はずっとIT業界にいましたので、周囲の人の多くはシステムエンジニアなどのコンピュータ技術者です。多くの会社がそうだと思いますが、一定の経験年数を積んだ者にはプロジェクトをまとめる「リーダー」になっていくことを求められます。(もちろんその規模や人数はまちまちですが…)  そうは言っても「リーダー」に向いていないタイプの人はいます。表題のように「私にリーダーは無理です」とまでハッキリ言う...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/10 00:00

また繰り返される内定取り消し

 最近の世界的な金融危機など経済情勢の悪化で、大学生の企業への採用内定が取り消されるケースが相次いでいる、とのニュースを見ました。企業の秋採用も例年より縮小傾向で、不動産会社や建設会社などからの内定取り消しが目立つ、とのことでした。  バブル崩壊やその後の景気変動の時も同じような問題がありましたが、結局そこから学んでおらず、「また同じことを繰り返している」との印象です。  企業側にし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/11/03 00:00

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