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対象:人事労務・組織

羽田 未希
(社会保険労務士)

閲覧数順 2016年12月02日更新

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異動による化学反応

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 お勧めの取り組み
 ある会社で伺った話ですが、社内の組織構成上の問題で、全く営業経験の無い女性社員を営業部門に異動したそうです。他の男性営業部員が担当している顧客の一部を受け持つということで、同行営業をしているそうなのですが、ある顧客先では女性営業が来たというだけで、それまでの担当者が何年かの間で数えるほどしか会っていない先方の社長様が顔を出してきて、いろいろ話をしたそうです。

 女性社員と同行している元々の営業担当者にすれば、そこの社長様とのコネクションにはいろいろ苦労があったようなのですが、今まで時間をかけて積み上げてきた顧客との信頼関係や、自分の営業力とは関係ない次元で、その壁を簡単に超えられてしまったことになります。
 本来ならば落ち込んでしまってもおかしくない出来事ですが、男性営業部員はその一件の後、「あんなレベルの者に簡単に超えられるようではダメだ」と発奮し、今まで以上の責任感で仕事に取り組むようになったそうです。

 配置転換、職種転換、部署異動などが、本人に大きな影響を与えるのは当然ですが、周りのメンバーや組織にも様々な影響を与えます。このエピソードでは当初の目的とは違った所で好影響となりましたが、同じ状況でも逆に落ち込んでやる気を無くすことなども考えられます。どうなるかは当事者の考え方や性格、過去からの経緯、周りとの関わり、その他無限に近い要素に左右されますから、結果がある程度は想像できても、完全に予測することは不可能だと思います。当然悪い方向へ進むこともあり得るでしょう。

 このお話を伺い、私が教訓として感じたのは、人と人との関係においては予測しきれない「化学反応」があるのだということです。過去に失敗していても次はうまくいったり、前と同じようにやったつもりでも今回はうまくいかなかったりします。どうしても見極めきれない要素や状況の変化があるのだと思います。

 ではどうすれば良いのか。結局は「何か良くしたければ、とりあえず動いてみないと始まらない」ということになるのではないかと思います。先を見通すことが難しい世の中であることを考えると、“緻密な計画”よりは“動きながら考える”という比重を高めていくことが必要ではないでしょうか。

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