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税務・確定申告 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (16ページ目)

税務・確定申告 に関する コラム 一覧

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3つの資料の時系列

前回からの続き、不動産投資と会計について。収支を確認するのに預金通帳、資金繰り表、CF計算書を紹介しました。これらの資料は時系列を考慮する必要もあります。 預金通帳とCF計算書は過去から現在にかけての記録です。特にCF計算書が使いこなせると、なぜ現在の現預金残高がこういう数字になっているのかとても分かりやすくなります。 これに対し、資金繰り表は未来に向けての表です。ある程度の予想をしておくことで計...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/22 01:00

本業での収支が他に追いつくのか

前回からの続き、不動産投資と会計について。キャッシュフロー計算書について補足をします。CF表をみる上で一番大切なのは ・営業CFが十分にプラスか・投資CFで無理をしていないか・財務CFでの借入返済額が適切か 不動産投資で考えるとこんな感じです。 営業CFにおける・店子さんからの家賃は回収できているか、家賃単価はおかしくないか・通常の維持修繕費用は高止まりしていないかコレに対して・投資CFで無理な設...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/21 01:00

キャッシュフロー計算書

前回からの続き、不動産投資と会計について。収支を確認するための資料、次はキャッシュフロー計算書です。当コラムでもこれまでに何度となく登場している表ですが、大切なモノなのでまたご紹介します。 CF計算書は複式簿記を使って作成されます。その意味で預金通帳や資金繰り表とは考え方が少し違います。CF計算書は一定の期間におけるお金の増減を ・営業CF(本業でどれだけお金が増減したか)・投資CF(設備投資など...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/20 01:00

収支の項目をある程度把握する

前回からの続き、不動産投資と会計について。複式簿記で計算されるのは利益です。収支を考えるためには複式簿記の帳面から一工夫する必要があります。 工夫といっても大仰なものではありません。要はお金が入ってくる要素と出てく要素を網羅的に掴んでおくことです。家賃収入がいくらくらい。修繕費で毎月これくらい出ていく。借入の返済で毎月これだけ出ていく。当り前のことですが、これは複式簿記をやっているだけではできない...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/17 01:00

収支のほうが実践的

前回からの続き、不動産投資と会計について。実務的に不動産投資を考える場合、収支と所得はどちらの数字が利用しやすいでしょうか? どう考えても収支です。なぜなら収支の数字は実際の現預金の動きを表しています。これに対して所得はお金の増減とは結びつかない数字です。 お金が増えると嬉しい。お金が減ると悲しい。このすごくシンプルなルールで理解できるのが収支です。ですので不動産投資の利回りを考えるときも、収支で...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/14 01:00

利益は税金計算に使われる

前回からの続き、不動産投資と会計について。利益を計算した結果は何に使われるのでしょうか?実務的には税金の計算です。税金は利益に対して課税されます。今回の例ですと 利益300 × 税率50% = 税金150 このように計算されます。今回、税金は所得計算チームに分類しませんでした。それは所得、利益が税金計算のために用いられるものだからです。税金が費用になるとすると、税金自体の計算に影響が出てしまいます...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/13 01:00

所得計算とは利益計算

前回からの続き、不動産投資と会計について。今日は所得計算について考えてみます。所得とは利益のことです。利益は売上から費用を引いて計算します。 ・家賃収入1,000を得た ・維持修繕、管理、金利のために300を支払った ・固定資産の減価償却費400を計上した 1,000 ▲ (300+400) = 300これが利益の金額です。 ここで問題です。この利益の額は何に使われますか?ここを正確に把握する...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/12 01:00

それぞれの取引を分類する

前回からの続き、不動産投資と会計について。昨日列挙した取引にタグ付をしてみたいと思います。取引の後ろに所得と収支と書いていきます。両方に該当する取引もあります。 ・家賃収入1,000を得た(所得&収支) ・借入金元本を500返済した(収支) ・維持修繕、管理、金利のために300を支払った(所得&収支) ・固定資産の減価償却費400を計上した(所得) ・不動産経営による利益にかかる税金を15...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/10 01:00

まず取引を列挙してみる

前回からの続き、不動産投資と会計について。今日は不動産投資に係る取引を列挙してみます。設定として税率を50%にしておきます。実際の税率はここまで高くないことのほうが圧倒的に多いですが。 ・家賃収入1,000を得た・借入金元本を500返済した・維持修繕、管理、金利のために300を支払った・固定資産の減価償却費400を計上した・不動産経営による利益にかかる税金を150支払った 実際にはもっと細かく別れ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/09 01:00

不動産投資から学べること

先日、お仕事で関わりのある弁護士さんからご質問の電話を頂きました。内容は不動産投資に関するお話でした。とある裁判案件で、その不動産からどれくらいの利益が出ていたのか知りたいというご要望でした。その中で出た質問事項に 「借入の返済は経費ですよね?」 というものが含まれていました。これまでにも当コラムで繰り返し書いていますが、借入元本の返済は経費には含まれません。しかし、実務上においては借入返済はお金...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/08 01:00

中小企業はゆったりと経営ができる

前回からの続き、顧問料について…の横道です。中小企業のほうが長期的視座に立っていることも多い、と紹介しました。上場企業など大規模な会社は、最近では三ヶ月に一度決算を組むことを強制されています。その三ヶ月という短い期間で利益が増えた減ったというなんとも短い感覚で株主や債権者などの膨大な利害関係者に評価されてしまいます。株価が下がれば株主から責任を問われ、今すぐに儲けが出るような対策を打つことを常に要...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/07/04 01:00

【法人税:株主資本等変動計算書の改正はご存知ですか?】

「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」が、 平成23年4月1日以後開始事業年度から適用されました。 これにより、過去における修正(過去の誤謬の訂正)は、 原則、「前期損益修正損益」として損益に計上せず、 会計上、遡及適用することになります。 また、会計方針を変更した場合についても同様です。 遡及適用をする対象は、期首の資産、負債及び純資産の額です。 損益には影響させません。 さて、こ...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2012/07/02 08:00

合同会社の良いところ

前回からの続き、個人と法人の課税について。法人成りをするとき、中小企業ですと合同会社も検討すべきです。メリットはいくつかありますが、非常にわかりやすい点として ・作るのが安い・維持費も安い 法人は作るだけでも費用がかかりますが、株式会社に比べると合同会社は費用が安いのです。また組織編成や配当の考え方など、様々な面で合同会社は中小企業にとってとても使い易い仕組みなのです。 株式会社のネームバリューが...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/06/25 01:00

4月から法人税率は下がりますが復興特別法人税が上乗せされます

【法人税:4月から法人税率は下がりますが復興特別法人税が上乗せされます】  平成24年4月1日開始事業年度から、法人税率が引下げられるものの、  復興特別法人税10%が上乗せされます。  普通法人を例とした、復興特別法人税が上乗せされた法人税率は、  次の税率です。  1.資本金1億円超の株式会社    改正前…30%    改正後…28.05%  2.中小法人等(資本金1億円以下の株式会...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2012/06/25 08:00

過去の売上がないと

前回からの続き、個人と法人の課税について。消費税の納税義務判定について考えています。過去の売上を目安に当期の納税義務が確定すると紹介しました。それでは過去に売上がないとしたらどうなるでしょうか?具体的には開業したばかりのときなどです。 開業したその年は当然のことながら前期、前々期の売上がありません。その場合、目安にすべき売上がないので納税義務は生じません。少し注意すべき点もあるのですが、基本的に開...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/06/18 01:00

納税義務判定の基本

前回からの続き、個人と法人の課税について。消費税の納税義務について基本を確認します。 当期において消費税の納税義務があるか否かは ・前々期(二年前)の売上が1,000万円あるか・前期(一年前)の前半期で売上が1,000万円あるか この二つの基準により判断します。本当はもう少し細かい規定がありますが今は省略します。覚えておきたいのは当期の納税義務判定は過去の売上によって有無が確定する、という点です。...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/06/17 01:00

減価償却費や固定資産税を経費にする

前回からの続き、個人と法人の課税について。個人で住む住宅について会社で買うケースを考えてみます。こうすることで得られるメリットは会社の経費を増やせることです。 住宅購入費の内、建物に該当する部分は減価償却の手続きを踏むことで経費が計上されます。買ってすぐに経費にできるわけではありませんが、数十年の時間を通じて経費が計上されることになります。 また住宅を所有することで生じる固定資産税も経費にできます...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/06/15 01:00

個人事業者は自分に給与は支払えない

前回からの続き、個人と法人の課税について。引き続き個人事業を中心に考えていきます。 よくある勘違いなのですが、個人事業主は自分に対して給与を支払うことは出来ません。給与というのは他の人に対してのみ支払うことができます。法人形態の場合、法人が個人(つまり社長)に対して支払っている、という形式のため自分に給与が支払えるのです。 個人事業主の方に給与明細をお願いすると、事業主本人の給与明細もお作りになる...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/06/04 01:00

生活費の持ち出しが楽なのも個人

前回からの続き、個人と法人の課税について。今日は課税とは少し話が異なりますが、生活費について考えてみます。 中小企業のお財布というのはどうしたって社長さん個人のものと繋がります。これまでにも何度となく書いていますが、会社や事業で儲けている以上に私生活でお金をぱっぱか使ってしまえば潰れてしまうのです。 その生活費ですが、法人では事業から私生活にお金を持ってくるのに少々の手間がかかります。なぜなら法人...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/06/03 01:00

個人は所得税、法人は法人税が基本

前回からの続き、個人と法人の課税について。ものすごく基本的なところから確認していきます。国税を中心に考えると ◯個人事業主の場合事業主本人に対して所得税が課されます。課税対象は事業主が行なっている事業です。 ◯法人の場合法人に対して法人税が課されます。課税対象は法人が行なっている事業です。また通常、法人から個人に対して給与(役員報酬)が支払われます。その給与に対して所得税が課税されます。所得税とい...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/28 01:00

事業への課税、個人と法人の違い

先日、これから開業をされようとしている方から質問を受けました。「知り合いから法人で開業したほうが良いと言われたけどどうなんでしょう?」おそらくそのお知り合いというのはご自身が法人で開業しているとかそういう事情でお話をされたのだと思うのですが…。 開業に当たって個人で始めるか法人で始めるかは結構重要なところです。二つの形態で課税の方式がかなり異なっているからです。また段階をきちんと踏むことで開業後数...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/27 01:00

どうやって税理士を探すのか

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。頼みたい税目による税理士の選び方について紹介してきました。次に税理士の探し方そのものについて考えてみます。 まず一番シンプルな方法です。首都圏であれば、駅の近くをよく探すと税理士事務所や会計事務所は結構みつかります。特に市役所があるような大きな駅だとなおさらです。 そういうところに「こういう税金について相談したいんですけど」といきなり訪問してみるのが一...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/25 01:00

深い専門知識をもつ税理士は貴重

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。金融商品に関する税制について取り上げています。 金融税制ですが、深い知識をもつ税理士はかなり貴重な存在です。理由は金融商品に関する申告を体験する機会があまりないことにあります。投資がある程度一般的になったと言われますが、それでもまだまだ資産のほとんどを預貯金としている人が大多数です。税理士はもちろん税金のプロなのですが、体験したことのないものにはどうし...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/24 01:00

法人税申告書に添付する「適用額明細書」って何ですか?

適用額明細書とは、法人が法人税関係特別措置の適用を受ける場合に、その租税特別措置法の条項、適用額その他の事項を記載し、法人税申告書に添付して提出する書類のことをいいます。 租税特別措置の適用実態を明らかにし、適用状況の透明化を図るとともに、適切な見直しを推進し、納得できる公平で透明性の高い税制の確立に寄与することを目的として、平成24年4月1日以後に終了する事業年度又は連結事業年度から添付するこ...(続きを読む

松本 佳之
松本 佳之
(税理士・公認会計士・行政書士)
公開日時:2012/05/18 13:12

事業と相続の絡み

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。相続税を頼むならそれ専門でやっている人に頼むべきだ、と紹介をしました。 ただし、相続税の中には事業に絡むものもいくつかあります。例えば商売に使っている土地や社長借入、それに自分の会社の株です。こういうものは相続税において相続財産、つまり課税対象と認識されます。 ですので、私などは顧問先で相続案件が発生したら・お付き合いしている相続税に詳しい税理士さんに...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/19 01:00

どれだけ時間をかけてどの規定を適用するか

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。今日は相続税についての補足です。繰り返しになりますが、私は相続税はそれ専門にやっている税理士さんに頼むべきだと強く思っています。 ◯案件によっての独自性が非常に強い◯民法的な要素が絡むこともある◯どの規定が使えるのか判断が事業に比べて繊細かつ影響が大きい ざっと考えるだけでも上記のような特徴があるのが相続税です。つまり、ひとつの案件につきどれだけ時間を...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/18 01:00

事業以外の税金

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。今日は事業以外の分野における税理士選びについて。 税金に関して大まかに分けると・事業系(所得税の一部や法人税など)・資産税(相続税・固定資産税など)・その他(最近では金融取引などが多いかな?) こんな感じでしょうか。ここでは下の二つ、資産税の中でも相続税と固定資産税、それに金融税制について少し取り上げてみます。 まず相続税についてです。個人的な結論を申...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/17 01:00

新成長戦略、376項目中成果ありは36項目

昨日10日の国家戦略会議において、管政権が策定した新成長戦略を 見直す方向性が明らかにされました。 http://www.npu.go.jp/policy/policy04/archive05_10.html   新成長戦略のフォローアップ結果が公表されましたが、 376項目中わずかに36項目の施策だけしか成果が出ていないという 失策ぶりが露呈されることになりました。 工程表どおりに...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/05/11 13:11

必要な考え方はそれほど変わらない

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。税理士の得意分野について考えています。こと事業に関して言うと、実は経営をしていくために必要な税務や会計の知識というのはかなり普遍的なものです。 どんな業種でも・売上と利益の割合を意識する・利益で終わらず現金収支まで配慮する・現金収支改善のために収入を早めに、支出を遅めに 業種に応じて仕入れがあったりなかったりと事情は違いますが、上で挙げたような話は中小...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/12 01:00

税理士の得意分野について

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。今日は税理士の得意分野という話について。 よくこんな言葉をききます。 税理士:私は建設業が得意な税理士です。納税者:建設業が得意な税理士さんを探しています。 この得意という言葉は中々に難しい意味を含んでいます。例えば税理士が言う得意というのは 「自分の現在の顧問先には建設業が多いよ」 この程度の意味合いだったりします。別にその税理士自身が建設業界に詳し...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/11 01:00

顧問料算定のポイント続き

前回からの続き、税理士選びのポイントについて。引き続き顧問料算定のポイントについて取り上げていきます。参考資料:当事務所の顧問料の算定表 ◯役員報酬額法人で役員報酬の額が高い場合、そのことによって法人側の利益が大幅に減少していることがあります。本来設定額は自由なのですが、実態に合わない様な高額設定をしていると税務調査で否認されることなどがあります。高額設定=税務リスクの上昇と認識してそれほど的外れ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/05/10 01:00

がん保険通達改正、今日から半損に

生命保険業界に朗報です。 本日4月27日、「法人が支払う「がん保険」(終身保障タイプ)の 保険料の取り扱いについて(法令解釈通達)」が発遣されました。 http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/hojin/010810/pdf/240418.pdf   この新通達によると、本日4月27日以後に契約した「が...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/04/27 11:54

小沢無罪判決に思うこと

今朝、小沢一郎氏の政治団体である陸山会の行った、資金の出所に 疑問があるために不正の疑いのある一連の土地取引を巡る裁判で、 東京地裁は無罪判決を下した。   学生には授業でも言ってありましたが、予想通りの無罪判決。   法律を学んだ者としては当然の結論であると感じざるを得ない。   個人的な感想からいえば、心象的にクロ、という感じはしていますが、 また、だからこそ検察審議会が起訴...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/04/26 10:39

自己所有に対する判断

昨日からの続き、課税対象について。所有や消費が課税対象として重みを増してくるだろう、という大まかな判断のもと、これからの事業について考えてみます。 やはりポイントは不動産です。先日不動産に詳しい方とお話をしたのですが、次のような結論で話がまとまりました。 「今のご時世、本当に資産として機能している不動産は少ない」 資産とは保有することで所有者にいくばくかの収入をもたらすものです。ところが現在、借入...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/04/26 01:00

消費税増税は何よりも影響が大きい

前回からの続き、課税対象について。消費税の増税について考えています。諸外国の消費税率は日本よりも高い、というのは皆様聴かれたことがあるのではないかと思います。最高税率だけを比較すると確かに日本よりも税率の高い国はかなり沢山存在しています。 しかし最高税率だけで考えてはいけません。実際には商品やサービスごとに税率を分けている国も多くあります。生活必需品は安く、嗜好品は高くなどの配慮をしているのですね...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/04/15 01:00

消費税増税による影響

前回からの続き、課税対象について。消費税の増税について少し考えてみます。 消費税増税というと税率の話が中心になりがちです。しかし、実際には過去数年の間に間接的な増税は既に行われています。 本来の意味での増税は負担者である消費者に高負担を課す、つまり税率のアップを意味します。間接的な増税というのは、納税者である事業者に対する各種改正です。例えば次のような規定がすでに稼働しています。 ・消費税の還付金...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/04/14 01:00

節税が経営目標?~将来型はこうする(13)

節税が経営目標?~将来型はこうする(13) こんにちは。将来型会計事務所LBAの岸井です。 私がクライアントさんになっていただいた方に対して確認することの一つに「何が一番重要と考えるか」というものがあります。明示的に聞く場合もありますが、話の中から確認できることもあります。 この問いに対する正解とか、良い答えとか、そういうものはありません。会社それぞれ、経営者それぞれです。 また、ズバリ答えがある場合もあれば、何度も話していくうちに徐々に見...(続きを読む

岸井 幸生
岸井 幸生
(公認会計士・税理士)
公開日時:2012/04/12 14:33

逆進性についての理解

前回からの続き、課税対象について。消費を中心とした課税について考えてみます。 逆進性という言葉は「低所得者ほど税負担が重くなる」というような意味合いで使われていることが多い用語です。しかしその理解は少し底の浅いものと言わざるを得ません。 当然ですが、消費税はものを多く買えば買うほど負担します。高所得者と低所得者でどちらがより多くのものを買うのかは自明です。極端、高級外車を一台購入すればそれだけで低...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/04/13 01:00

累進性と逆進性

前回からの続き、課税対象について。消費に対する税金の特徴について取り上げています。 ここで累進性(るいしんせい)と逆進性(ぎゃくしんせい)という言葉をご紹介します。簡単に言うと ◯累進性:課税対象が高ければ高いほど税負担が重くなるという性質所得が高いほど税負担の割合が高くなっていく、という話はご紹介しました。 ◯逆進性:課税対象の高低に関わらず税負担の割合が変わらない時には税負担の割合が反比例する...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/04/12 01:00

超過累進税率

前回からの続き、課税対象について。所得を課税対象とする税金について考えています。一部他の税目でも採用されていることですが、税金には累進性という性質があります。超過累進税率という言葉はお聞きになられたことがあるでしょうか? 所得が高くなると税率もそれにつれて高くなっていきます。高所得者からはより多く、低所得者からはより少なく税金を徴収します。超過累進税率に対処する方法はいくつかあって ・いわゆる節税...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/04/07 01:00

追悼、手塚太郎君

今日は哀しい話…   先月末の3月31日、大切な後輩、手塚太郎君が急逝した。 享年37歳。 あまりにも早すぎる別れの時だ。   太郎とは中、高、大学といずれも違う学校でしたが、 彼が開成中学書道部の新人としてうちの高校の文化祭に来て以来ですから、 かれこれ25年の付き合いでした。   学校の違う高2と中1でしたが、妙にウマが合うカワイイ奴でした。 彼が高3に上がる際、合同展の...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/04/05 10:24

東電電気料値上げ問題

4月1日から値上げする東電の企業向け電力料問題が政治決着に向けて 動き出した感がある。   昨日の関東地方知事会では、東電の説明に納得できない知事から 値上げを了承しない方針、との報道がなされている。 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20120329106.html   昨日の参院経済産業委員会では、枝野経産相は、 ...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/03/29 12:02

認定NPO法人の取扱いが変わります

認定NPO法人の取扱いが変わります 東日本大震災の被災地における支援活動などでNPO法人の活動が目立っています。NPO法人は都道府県知事の認証を受けて設立することとなりますが、それに加えて、国税庁長官の認定を受けた場合には「認定NPO法人」として税制上の特典があります。個人・法人が認定NPO法人へ寄附した場合の特典のほか、認定NPO法人自身にも「みなし寄附金」制度があります。「みなし寄附金」とは、収益事業から収益事業以外の事業のため...(続きを読む

菅原 茂夫
菅原 茂夫
(税理士)
公開日時:2012/03/26 16:13

H24税制改正案パンフレットが公開されました

現在国会で審議されている平成24年度税制改正(案)について、 財務省は、ポイントを分かりやすく解説したパンフレットを公開しました。 http://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeiseian12.htm   今年の改正案の多くは平成23年度案の焼き直しがほとんどですが、 環境対策と公務員のワタリ防止対策がポイントという感じが...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/02/27 16:09

さて本番!今日から確定申告の受付開始

さて本番!今日から確定申告の受付開始 こんにちは。会計士・税理士の岸井です。 本日2月16日から確定申告の受け付けが始まりました。私の事務所でも今年は例年以上にご依頼が多く、 受け付け開始を待たずして、すでに準備は進んでいます。 毎回思うのですが、「納税は国民の義務」である割に、複雑すぎます。しくみも複雑、用紙も複雑。あーもういいや!と思って適当に提出している納税者が結構いるようですが、 致し方ない気もします。 (本当はダメですよ!)...(続きを読む

岸井 幸生
岸井 幸生
(公認会計士・税理士)
公開日時:2012/02/16 19:04

シーズン到来!~確定申告はお早めに

シーズン到来!~確定申告はお早めに こんにちは。確定申告のシーズンが間もなく始まります。準備は進んでいますか?個人事業主にとっては、遅めの冬休みの宿題みたいなもので、 期限ぎりぎりになって大慌てになる人も多いのではないでしょうか。切羽詰まってやる作業に良いことはないですし、 もう2月ではありますが、まだ昨年がすっきり終わっていない感じがしますから、 早めに終わらせてしまいたいですね! 私の会計事務所でも確定申告を依頼されているクライ...(続きを読む

岸井 幸生
岸井 幸生
(公認会計士・税理士)
公開日時:2012/02/04 11:44

社会保障・税一体改革素案(2、消費税率の引上げと目的税化)

昨年末30日に取りまとめられ、明けて6日閣議決定された「社会保障・税一体改革素案」における税制改正の内容について、消費税率引き上げばかりが注目されているような気がします。 確かにこのデフレが進行する不況下で消費税率が引き上げられることは経済に与えるダメージが大きいだけに、気になるところですが、消費増税の利用目的が固定化されている点では評価されるべきではないでしょうか? 27ページには、以下のよ...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/01/10 18:13

社会保障・税一体改革素案(1.構成)

2012年最初の更新になりました。 税のことを知らずに不利な取り扱いを受ける納税者が1人でも減らせるよう、情報発信に務めてまいります。 今年もよろしくお願い申し上げます。   昨年末12月30日未明に民主党税制調査会・社会保障税一体改革合同会合で了承され、当日の政府税調で検討された「社会保障・税一体改革素案(案)」の内容が明らかになりました。 http://www.cao.go.jp/z...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2012/01/05 15:03

消費税は2段階で10%へ

昨夜というか、今朝未明というか、民主党において、 党税制調査会、社会保障と税の一体改革調査会合同会議が開かれ、 消費税率を平成14年4月より8%、翌15年10月より10%に 2段階で上げる案が了承された。   この案には次の点が盛り込まれたという。 ・政治家が議員定数削減や公務員総人件費削減など自ら身を切る改革を 実施したうえで税制抜本改革による消費税引き上げを実施すべきである。 ...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2011/12/30 11:59

24年度税制改正大綱(7、国外財産調書制度の創設等)

国際課税の分野では、国外にある財産等を日本の税務署が効果的に 調べることが出来るようにするための改正が図られています。   まず、税務行政執行共助条約等における徴収共助、つまり、 租税条約を締結している国の間では、お互いの税務署が協力して 税金を徴収できる仕組みを、日本の法律を改正するようです。 ・相手国等から徴収共助の要請があった外国租税債権を徴収する場合、 国税徴収法の国税の優先...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2011/12/28 12:50

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