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財務・資金調達全般 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (4ページ目)

財務・資金調達全般 に関する コラム 一覧

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中小企業金融対策について(中小企業庁のプレスリリース)

中小企業庁より、11月29日に「年末に向けた中小企業金融対策について」というプレス リリースがありましたので、お知らせします。 中小企業庁の発表では 「資金繰り繁忙期である年末・年度末、さらには景気対応緊急保証等が期限切れとなる来年度も含め、中小企業の資金繰り支援に引き続き万全を期すため、今般の経済対策(10月8日閣議決定)に基づき、総額15兆円規模の支援策を実施する」 となっております。 ...(続きを読む

渕本 吉貴
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
公開日時:2010/12/03 19:58

融資は、どうして断られたのか?把握してください!

銀行や信金融資対策コンサルタントの銀行対策.com の渕本です。 良くあるご相談で・・・ 「融資を断られたのですが、何か手立てはありませんか?」 というものがあります。 困ったことに、多くの場合、融資を断られた理由を把握していないことが多いのです。 人間に例えると・・・ どこから出血しているのか分からないままに、医者に輸血しろと言っていると同じです。 これでは、医者も困りますよね? ...(続きを読む

渕本 吉貴
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
公開日時:2011/01/14 08:53

被災中小企業の返済負担軽減に係る対応:中小企業庁より

返済猶予(リスケ)での経営改善・事業再生コンンサルタントの銀行対策.com の渕本です。 被災された中小企業経営者の方々は、いろいろと心配だと思います。 中小企業庁より、 「東北太平洋沖地震の被災中小企業者対策について」 がプレスリリースされています。 ⇒ http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2011/110314TohokuEarthquake.htm...(続きを読む

渕本 吉貴
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
公開日時:2011/03/17 02:35

融資事情のデマも出てきています。

資金繰り・資金調達コンサルタントの銀行対策.com の渕本です。 震災によって、融資事情が変わるというような・・・ チェーンメールやデマ・ブログ記事について、お問合せがありました。 震災で融資への不安を煽る、チャーンメールやデマ・ブログ記事の特徴は・・・ ・途中まで掲載されていて、続きを読めないもの ・続きを読もうとすると、有料であったり、登録を求めるもの ・「メガバンクでは・・・」と...(続きを読む

渕本 吉貴
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
公開日時:2011/03/21 05:21

日本経済ウオッチング

こんにちは。株式会社宮田IFA事務所代表の宮田幸治です。 平成23年3月25日、株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、「平成23年3月期配当予想の修正に関するお知らせ」を発表した。 2月10日時点での発表は、期末配当1株あたり10円を予想していたが、3月11日に発生した東日本大震災による業績に与える影響を引き続き精査したうえで決定・開示することとし、現時点では未定とすると発表している。 グル...(続きを読む

宮田 幸治
宮田 幸治
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/03/30 10:35

【社外監査役は、派遣にすれば?】

【社外監査役は、派遣にすれば?】 こんにちは、東京港区の公認会計士 森 滋昭です。 日本監査役協会の「定時株主総会前後の役員等の構成などに関するアンケート集計結果」によると、ここ2年ほどで、社外監査役の独立性が強まっているそうです。 平成19年、平成21年、平成23年と1年おきに結果を見ると、  ・独立性が高い:  49% ⇒ 51.6% ⇒ 56.8%  ・独立性が低い: 38.9% ⇒ 36.8% ⇒ 31.8% と...(続きを読む

森 滋昭
森 滋昭
(公認会計士・税理士)
公開日時:2011/10/18 23:15

円高の進行によって雇用調整助成金の条件が緩和されました

速報です!!円高の進行によって雇用調整助成金の条件が緩和されました 雇用調整助成金が、円高の進行に伴いまして10月7日より支給要件の 緩和が行われています。 今回は円高対策の一環として実施されますが、具体的には、 従来3ヶ月間で確認されていた生産量等の減少の期間を1ヶ月間に短縮し、 更には減少見込みの場合についても申請の対象としています。 [現行の支給要件] ・雇用保険適用事業所の事業主で...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2011/10/30 11:48

会社に独自の技術力があれば、赤字債務超過でも銀行交渉が有利になる事例

【銀行交渉のポイント編-5 会社に独自の技術力があれば、赤字債務超過でも銀行交渉が有利になる事例】  信用金庫や地銀は、中小企業へ融資するかどうかの判断を行うに 当たって金融庁の検査マニュアルに従って判断を行います。 その検査マニュアルには、具体的な事例とともに銀行 (信用金庫・地銀)が融資するかどうかを判断したポイントと、 その判断基準の適否について解説が記載されています。 この【銀行交渉の...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2011/11/02 08:24

代表者の信用力・後継者の存在が銀行の評価に与える影響は?

【銀行交渉のポイント編-9 代表者個人の信用力・経営資質・後継者の存在が銀行の評価に与える影響は? 】  信用金庫や地銀は、中小企業へ融資するかどうかの判断を行うに 当たって金融庁の検査マニュアルに従って判断を行います。 その検査マニュアルには、具体的な事例とともに銀行 (信用金庫・地銀)が融資するかどうかを判断したポイントと、 その判断基準の適否について解説が記載されています。 この【銀行交...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2011/11/26 10:50

実現可能性の高い経営改善計画立案の重要性

【銀行交渉のポイント編-11 実現可能性の高い経営改善計画立案の重要性】  信用金庫や地銀は、中小企業へ融資するかどうかの判断を行うに 当たって金融庁の検査マニュアルに従って判断を行います。 その検査マニュアルには、具体的な事例とともに銀行 (信用金庫・地銀)が融資するかどうかを判断したポイントと、 その判断基準の適否について解説が記載されています。 この【銀行交渉のポイント編では】27パター...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2011/12/10 13:12

日本においても私設流通市場が必要!

■私設流通市場が必要!   2009年 私設流通市場を開設したアメリカのシェアズポスト。     ベンチャー企業がこの通じて増資を実現させている。 数十億調達した企業もある。   一方、日本においては ベンチャーキャピタル自体が機能しておらず、 (日本のベンチャーキャピタルは金融機関系列、大企業であるため 現在、積極的に出資をする企業がない)   ベンチャー企業の 創出...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2011/12/26 00:56

中小企業金融円滑化法が平成24年を最終年度として延長されます

2012-01-11 中小企業金融円滑化法が平成24年を最終年度として延長されます 金融庁から「中小企業金融円滑化法の期限の最終延長等について」が公表されています。   平成23年12月27日、金融庁から、中小企業金融円滑化法の期限の最終延長について  自見庄三郎金融担当大臣の談話として公表されました。下記の通り、ご案内いたします。                       記 ...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2012/01/11 08:23

政府の円高対策M&A融資第一号!

政府が円高対策として設けた 海外企業のM&Aを支援するための融資枠。   これをソニーと東芝が活用するという。 2社合計で1100億円という。   こういう融資があることも 中小企業には、なかなか情報が伝わっていないと思うのですが、、   いつも政府の融通資金が 何十億円、何百億円単位で 動いていることをニュースで聞きますが   なぜ、単独で資金調達できる上場企業に 融...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2012/02/24 19:19

ものすごくいいニュース!新規上場あり!!

札幌アンビシャス市場へ5月29日 ネット通販会社 北の達人コーポレーションが 上場! 実に、アンビシャスとしては 4年3ケ月ぶり。 地方の新興市場の上場は、もうないものだと思っていましたが こうして上場企業が出るというのは、 本当にうれしいニュースです。 私は、この企業に投資しているわけではありませんので 何のリターンもありませんが。(笑) 私自身 上場を目指...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2012/04/21 11:17

不動産投資ファンド1000億円の裏ネタと希望すること

ゴールドマンサックスが1000億円の不動産ファンドを 2008年の金融危機以降4年ぶりに再開するという。    ■この手のファンド組成1000億円とか何とかというニュースの裏ネタ それは、時折 ニュースとして 取り上げられ、多額の金額数字に驚かされますが、 実は、この金額は決定されていません。   ある程度、これぐらいはいけるだろうという 事前にコミットできている金額水準であるこ...(続きを読む

萩原 貞幸
萩原 貞幸
(経営コンサルタント/起業家)
公開日時:2012/05/26 23:29

規模によりけり

前回からの続き、融資について。お金を貯めるまでの時間が必要ない、という利点を紹介しました。さて、ではどんな事業や投資も融資が前提なのでしょうか? そんなことはありません。行いたい事業や投資の規模、それに日常的なお金の貯まり具合によって融資を使うか否かは判断が分かれます。現状で手元にお金が1,000万円程度あるならば、100万円の車を購入するのに即金で買うこともあるでしょう。手元資金が1,000万円...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/02 01:00

経営難易度が高いという理由

前回からの続き、融資について。融資を利用して経営する場合のほうが、利益がたくさん必要になると紹介しました。極論を言ってしまうと、融資を受けていない事業であれば利益ゼロ、損失ゼロでも経営を持続することはできます。(もちろんそれでは留保がまったくできないことになりますが)ところが融資を受けている場合には、どんなに少なくとも融資の返済を賄える程度に利益が必要になります。更に利益がでれば税金が出るので、そ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/06 01:00

メリットとデメリットの同時把握

前回からの続き、融資について。融資を活用した事業が高難易度であることを紹介しました。それでは融資は避けるべきなのか?というとそうではありません。繰り返しになりますが、融資にはメリットも沢山あります。こちらで時間を選択することが出来る利点は計り知れないものがあります。 何事にも機というものは存在します。必要な時に手元にお金がないばかりに事業が行えない。そんな愚は避けたいところです。何が何でも融資を避...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/07 01:00

起業・開業・創業

前回からの続き、融資について。融資を使う場面について具体的に考えてみます。 まずは創業時のお話です。事業を始めよう、始めるにはお金が必要だ。この時に取れる手段は二つです。 ・出資する、出資を受ける俗に資本金と呼ばれる部分です。株式を買う、といった行為はこれに該当します。その事業の将来性などを評価し、お金を投資することです。このお金は出資者に対して返金する必要がありません。出資者も出したお金がすべて...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/08 01:00

減価償却費の計上で赤字決算となっている場合の銀行の評価は?

金融機関が、企業への融資を審査するに当たって企業の決算書を 評価するための一定のルールがあります。 そのルールに基づいて融資を実行しているのかどうかを金融庁が検査 します 従って、金融機関は金融庁の定めた検査マニュアルに基づいて 融資の判断を行います。 つまり、金融庁の検査マニュアルに従っていれば融資の審査は合格する わけですさて、この度金融庁の検査マニュアルに対するよくある質問の Q&Aの一...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)
公開日時:2012/09/10 08:00

タイミング

前回からの続き、融資について。開業時にどれくらい自分で貯めたお金を用意できるかで苦労が変わります。ではお金を全額貯めるまで開業はしないほうが良い!…と断言できるわけではありません。ここで融資等のメリットを再確認すると ・時間を買うことが出来る というものでした。事業にはタイミングがあり、時期を逃せば売り時を外してしまうことも多々あります。機会をモノにしていくためには、自己資金が完璧に貯まるのを待っ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/12 01:00

意外とお金がかかるのね

前回からの続き、融資について。開業にそれほど資金を必要としない事業を開始する方が増えています。ただしサービス業等、それほど初期投資を必要としない事業についてもそれなりに注意が必要です。始めて見たら意外とお金がかかるね、ということが多いです。主に次の2つの点です。 ・ちょっとまとまったお金が必要になることも仕事に使う備品やまとまった移動費等々、一回ずつは数万円程度でもそれが繰り返し発生するとそれなり...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/14 01:00

当たるとデカイ製造業

前回からの続き、融資について。初期投資が少ない事業は売上を作ることに苦労することが多い、という話を紹介しました。実際、当事務所の顧問先でも身体一つで始められる事業をやられている方は開業時には楽なのですが、後でご苦労されているケースが少なくありません。 逆にそれなりの機械や設備を必要とする製造業はどうでしょうか?製造業は開業や事業の維持においてサービス業等とは比較にならないほど沢山の経費を必要としま...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/16 01:00

つなぎ資金

前回からの続き、融資について。設備投資についても自己資金を厚めに、融資を補助手段として。そんなイメージでいた方が大失敗には陥りにくいです。 今日ご紹介したいのはこれまでと少し毛色の違う融資です。いわゆるつなぎ資金と呼ばれるようなものです。大きな仕事があってどうしても支払いが先行してしまう。しかし先に支払いを済ませられるほど手元資金に余裕はない。でも完遂できれば利益が取れて良い仕事だ。そんなときにと...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/20 01:00

あまり頼りすぎて欲しくない融資

前回からの続き、融資について。つなぎ資金の活用について考えています。大きな仕事で支払いが先行するような時に使う方法です。上手く使えれば自己資金だけでは不可能な大きな仕事に着手することで、大きな利益と資金を獲得することができます。 …ただ、あまり多様はして欲しくないなぁ…というのが正直なところです。この手のお仕事で一番怖いのは、代金回収でトラブルを抱えるケースです。残念ながら、税理士という仕事をして...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/21 01:00

やや積極的なつなぎ資金

前回からの続き、融資について。攻撃的なつなぎ融資(融資の力ででかい仕事を一発ドン)を多用することはそれなりに危険が伴うことを確認しました。 そこまで攻撃的でなくても、有効に使えるケースはあります。例えば決済について融通を利かせる方法です。あなたが早く手元にお金が欲しいのと同様に、仕入先も早くお金にして手元に回収したいと考えています。そこであなたが融資なりで少し手元にお金を作っておき、仕入代金を約束...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/22 01:00

そもそもお金が不足すること自体がまずい

前回からの続き、融資について。セーフティーネット系の融資を活用することの危険度を考えています。そもそも、手元のお金が足りなくなっていること自体が不味いのです。つまり商売をしているのにお金が手元に残せていないわけです。 事業というのは(どこからスタートと考えるかは議論があるとして)・売上をあげて・そこから利益を計上して・利益から現預金を確保していく・確保した現預金を使って税金なり借金返済もする この...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/24 01:00

融資は時間稼ぎ

前回からの続き、融資について。セーフティーネット系の融資は本来利用すること自体が好ましいものではないということを紹介しました。それでも手元資金がどうしても不足する場合には当座のお金を借りてやり過ごすことも必要になります。 ただし、融資を受けてそれでハイ解決、では決してありません。そもそもお金がなぜ無くなったのかといえば、現在の事業を進める方法がなにかしらマズイからです。単にお金を借りてやり過ごせば...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/25 01:00

返済期間との関係

前回からの続き、融資について。セーフティーネット系の融資は時間稼ぎだという話を紹介しました。実は融資という仕組みそのものが時間との戦いを含んでいます。 創業でも設備投資でもセーフティーネットでも、融資というのは時間を買う、稼ぐためのツールです。そしてその時間は決して無制限ではありません。開業して数年間利益が出せないなら通常は潰れます。設備投資をしてコケれば事業は悪化します。セーフティーネットの融資...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/26 01:00

長いのと短いのはどっちが良いの?

前回からの続き、融資について。返済期間について取り上げています。ここでまず質問です。融資の返済期間は短いほうが良いでしょうか?長いほうが良いでしょうか? 正解は場合によりけりです。それぞれのメリット・デメリットをざっくり考えると ◯短い:一気に返していくので支払い利息は少なくて済む。しかしその分結果を早く出す必要がある。 ◯長い:ゆっくり返済していくので結果を出すまでのんびり。ただし残高が中々減ら...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/27 01:00

融資の目的により期間は異なる

前回からの続き、融資について。返済期間について説明しています。長短それぞれメリット・デメリットがあることに触れました。 特に昨今のような情勢ですと、返済期間をなるべく長く設定しておいた方が無難だよね…と考える方が多いようです。もちろんダラダラと返し続けるのも嫌なものですが、それ以上に期間を短くして成果をすぐに出さなければならないリスクを負うことを回避する方が懸命です。 ただし、そもそも融資の目的に...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/28 01:00

時には利率より返済期間を重視すること

前回からの続き、融資について。返済期間について色々と考えてみました。 昨今、色々な制度融資が用意されています。融資を受ける方法についても比較できるチャンスがある場合、どこをポイントに選べば良いのでしょうか? 前述のとおり、よく利率を目安に選ばれる方が多いです。確かに一番わかり易い目安ですし、もちろん利率は低いほうが嬉しいです。ただし、もし自分がやろうとしていることがそれなりに時間のかかるものなら利...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/09/29 01:00

思考停止しないこと

前回からの続き、融資について。融資において一番大切なのは借り方ではなく使い方です。 繰り返しになりますが、融資の本質は時間です。手元にお金を借りてくることで・時間を買う・時間を稼ぐこういった効果を期待しています。問題はその時間で成果を出すことです。そのために手元にきたお金を正しく使わなければなりません。 これ、すっごく当り前なのですが…会社が切羽詰まってくると、この当り前の思考ができない社長さんが...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/01 01:00

想像力

前回からの続き、融資について。資金繰り対策ばかりが先行してもしょうがない、という話でした。まぁ中には「お金余ってるから何か面白いことやろうぜ」みたいな世界もあるわけですが…一般的とは言い難いかと思います。 最後にまとめとして。要するに事業そのものに対する想像力かと思います。不動産投資などは融資を受けることが大前提となっています。それは融資を受けて不動産を購入し、そこから得られる家賃収入で融資返済と...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/03 01:00

廃業のススメ

昨日まで融資について色々と書きました。上手に使えれば融資はとても便利な武器…なのですが、そうそう上手くはいかないのが世の常です。 今日から少しの間、廃業について考えてみます。できれば避けたい…ですがどうしても判断を迫られることもあります。そしてあらゆる事業活動において、廃業こそがもっとも理知的に判断をしなければならないのです。 まず廃業の実際について少し考えてみます。最初に押さえたいのは手続きのお...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/04 01:00

本来必要な手続き

前回からの続き、廃業について。まず廃業する時に必要な手続きについて考えてみます。 個人事業者の場合は簡単です。何かの許認可が必要ならその組織への届出があること。あと税務署に対して廃業の届出を出すことくらいです。 法人の場合はもう少し複雑です。正確には解散や清算という段階を経るので、都度登記が必要なこと。公告と呼ばれるものを掲示して廃業しますよ、とお知らせをすること。諸々のタイミングで税務申告が必要...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/05 01:00

倒産情報はなぜ出るのか?

前回からの続き、廃業について。廃業にも本来は手続きがあることをご紹介しました。しかし、実際にはそのようにならないことが多々あります。 ずばり、昨日紹介したような正しい手続きを取る時間もなく気がついたら廃業していた、というケースです。このような状態を俗に倒産といいます。 正式な手続きを踏んでいる、ということはある程度意識的に廃業をしていることを意味します。しかし俗に倒産と呼ばれるものは違います。廃業...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/06 01:00

辞められるので辞める

前回からの続き、廃業について。後継者不在で高齢化が進んだことによる廃業を紹介しました。貴重な技術の多くがこの流れに沿って失われています。高度な産業用機械、航空機、果ては宇宙ロケットに至るまで、もっとも重要な部品は今もって手作業で作られています。その多くが日本の町工場で作られているというのは比較的知られた事実です。 ただ、個々の事業者において、このタイプの廃業はまだ幸せだと言えます。なぜなら高齢を理...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/10 01:00

辞めたくても辞められない

前回からの続き、廃業について。高齢化や後継者不在を理由に廃業できるならマシ、と紹介しました。ずばり、辞めたくても辞められないケースが山とあります。端的に言うと借金があるからです。 この借金は比較的広い意味があります。何かしらのツケと考えても良いかもしれません。銀行からの借入が残っている。仕入代金や人件費でツケがある。税金や社会保険で未納のものがある等々。 こういう借金が残っていると、もう辞めたいな...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/11 01:00

属人的

前回からの続き、廃業について。廃業を意識した時にも税理士に相談して欲しい、と書きました。もう少し突っ込んだ話をしてみます。 廃業は事業において最も避けなければならない事態と考えられます。しかし、場合によってはそうではないのではないか?と私は考えます。というのも、中小零細企業の実態を考えれば廃業はごく自然なことだからです。 結局のところ、仕事がうまくいくか否かは人間次第です。これについてはあまり異論...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/28 01:00

M&A

前回からの続き、廃業について。仕事は属人的であるが故、廃業も悪いとは言えない。あまり一般的とは言い難い意見ですが、これは私の正直な意見です。 例えば大企業同士のM&Aでも失敗する事案は山ほどあります。合併してシナジーがウンタラカンタラ…と言いつつ、結局「企業風土の違いが…」等の理由でご破算になるケースは山ほどあります。仮に合併をしても相乗効果などまったく発揮できていないこともしょっちゅうです。 こ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/29 01:00

法人のこと

廃業に関する話を諸々と書きました。もちろん避けたいことなのですが、正当に廃業できることはまだ好ましいこと。意図せぬ倒産になるともっと辛いこと。M&A等々の案件が如何に難しいことであるかということ。 これらの根本にあるのは、小さな事業体における基本原則は人単位であるということです。事業主その人がその仕事をやっているからこそ信頼を得ている。成果を出している事業体の多くは、やはり主その人が魅力的です。 ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/30 01:00

商売そのものには適さない

前回の続き、法人について。小さな事業の基本は個人単位です。会社の看板など何の意味もなく、担当する人間その人が信用できるか。結局はそこで選ばれていることが大多数なのではないでしょうか。(最近では大企業の看板すらその威光を失いつつありますが) そこでポイントとしたいのが法人です。法人は人間が発明したものの中でも相当にスゴイものと言われています。実在しないにも関わらず、法的に人格を与えてそこに主体性を認...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/10/31 01:00

利益の分配

昨日からの続き、法人について。法人成りの分かりやすいメリットとして節税が上げられます。ここで、まず税金の基本性質を確認します。 日本には数多くの税金が存在しますが、主要なものの内いくつかは次のような性質があります。それは課税対象を一人で抱えるよりも何人かで分けたほうが全体では安くて済む、という性質です。 例えば利益を課税対象とする所得税や法人税を考えてみます。納税者一人で利益を100獲得した場合、...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/02 01:00

給与への課税

前回からの続き、法人について。利益を分配することの効果と、その注意点について簡単に紹介しました。今日考えてみたいのは給与への課税についてです。 実は給与への課税には一定の特典が用意されています。給与所得控除と呼ばれる概算経費のようなものです。この考え方を上手く使うと、これまた税金が安くなります。 個人事業で100の所得を出した場合:税金は30法人から給与を100もらった場合:税金は25 イメージと...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/05 01:00

もちろん制限もある

前回からの続き、法人について。給与への課税は事業よりもマイルドという話を紹介しました。給与所得控除の規定はとても強力なツールです。 もちろん、どんな規定も無制限に活用できるわけではありません。社長さんの給与について言えば、次のような制限があります。 ・基本的には一年間同じ金額の給与を続けてね 例えば毎月50万円の給与にしましょう、と決めたら調子が良かろうが悪かろうが50万円は払った、あるいは払った...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/06 01:00

事業規模があると設定がやりやすい

前回からの続き、法人について。役員に対する給与には色々と制限があることを紹介しました。確かに、ここがあまりにも無制限に変えられてしまうとあまりにも意図的に節税を図ることができるようになってしまいます。 この制限を乗り越えるために重要なのは、やはり事業の規模です。開業したばかりであまりにも零細な時期には売上の予測もできませんが、少し大きくなればある程度の予測(あくまでも予測ですが)は立てられます。 ...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/07 01:00

役員報酬と法人の利益

前回からの続き、法人について。給与課税への特典、役員の制限と家族への注意について紹介しました。ここでもう少し深いお話をします。 税理士をしているとよく感じることですが、中小法人の社長さんは ・自分の給与に対する所得税には意識が非常に薄い・法人の利益に対する法人税には意識が非常に高い こういった傾向が色濃く見えます。これにはもう一つの理由もあります。日本の所得税における源泉徴収という特別な制度です。...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/09 01:00

法人税率と所得税率

前回からの続き、法人について。社長さんは自分の給与への課税はあまり気にしないけれど、法人税には敏感になりやすいという話を紹介しました。結果、利益の全てを社長個人に帰属させようとする傾向があります。 しかし、実はこの方法論があまり上手くいかなくなっています。理由は税制、そして社会保険制度の動向にあります。 簡単に言うと、諸々の制度を回すための財源として個人に帰属するものへの課税がどんどん強化されてい...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/10 01:00

実質的に会社ではない!

前回からの続き、法人について。税制全体の傾向として、個人への租税公課は強化されつつあります。しかし相変わらず社長さんは自分の給与に対する課税には鈍感で、会社に対する課税には敏感です。 ここで大切なのは、多くの中小零細企業は会社とは言えない、という事実です。本音で言ってしまえば、会社にした理由は税金等の対策のみです。世にある会社の9割は個人事業のままでもまったく問題ないのです。つまり何より大切なのは...(続きを読む

高橋 昌也
高橋 昌也
(税理士)
公開日時:2012/11/11 01:00

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