前回からの続き、融資について。
お金を貯めるまでの時間が必要ない、という利点を紹介しました。
さて、ではどんな事業や投資も融資が前提なのでしょうか?
そんなことはありません。
行いたい事業や投資の規模、それに日常的なお金の貯まり具合によって
融資を使うか否かは判断が分かれます。
現状で手元にお金が1,000万円程度あるならば、
100万円の車を購入するのに即金で買うこともあるでしょう。
手元資金が1,000万円で1,000万円の設備投資をしたいなら
やはり融資を活用するしかありません。
毎月どれくらいお金が入ってくるのかも重要なポイントです。
手元残高と収入状況に応じて融資の是非が問われます。
極小規模な企業ですと、設備投資=融資を使うということが
前提になっていることが少なくありません。
しかし、本当ならば自己資金で買えるものは買ってしまったほうが
良いこともあります。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
どの程度融資を使いますか? 高橋 昌也 - 税理士(2012/09/19 01:00)
やはりポイントは自己資金 高橋 昌也 - 税理士(2012/09/18 01:00)
事業の種類と資金規模 高橋 昌也 - 税理士(2012/09/13 01:00)
商売そのものには適さない 高橋 昌也 - 税理士(2012/10/31 01:00)
属人的 高橋 昌也 - 税理士(2012/10/28 01:00)