前回からの続き、廃業について。
廃業を意識した時にも税理士に相談して欲しい、と書きました。
もう少し突っ込んだ話をしてみます。
廃業は事業において最も避けなければならない事態と考えられます。
しかし、場合によってはそうではないのではないか?と私は考えます。
というのも、中小零細企業の実態を考えれば廃業はごく自然なことだからです。
結局のところ、仕事がうまくいくか否かは人間次第です。
これについてはあまり異論が出ないのではないかと思います。
大企業がどれだけマニュアルを整備しようと、結局は担当者次第で
対応が全く変わってくるというのは嫌というほど思い知らされます。
(これについては役所も似たようなものですが)
小さな会社なら、最後は社長さんのキャラクター次第です。
その社長さんが事業継続困難なのであれば、廃業という選択肢は
ごく自然なことなのではないでしょうか?
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
あけましておめでとうございます 高橋 昌也 - 税理士(2013/01/01 01:00)
実際、そんな使いません 高橋 昌也 - 税理士(2012/11/23 01:00)
商売そのものには適さない 高橋 昌也 - 税理士(2012/10/31 01:00)
なぜ来ない? 高橋 昌也 - 税理士(2012/10/26 01:00)
ひっそりと消えて行く会社 高橋 昌也 - 税理士(2012/10/07 01:00)