「中沢 努」の専門家コラム 一覧(13ページ目) - 専門家プロファイル

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「中沢 努」を含むコラム・事例

656件が該当しました

656件中 601~650件目

せいさつ(056)「経営する力」を心情的に理解するための試み

試み1  知的頭脳だけでは経営できない。  情的頭脳だけでも経営できない。 試み2  知的理解だけでは経営できない。  情的理解だけでも経営できない。 試み3  知的行為だけでは経営できない。  情的行為だけでも経営できない。 結論  だから…   ・知的訓練だけで経営する力は高まらない。   ・情的訓練だけでも経営する力は高まらない。   ・知的訓練と情的訓練の両方行い、ふたつを融合させ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/08/13 09:00

せいさつ(055)ミー・ファースト 他人との距離が取れない人

第1の人  混んだ電車の中でバックを肩にかけたままの「他人との距離が取れない」人がいる。  電車を降りようとする人に謝るどころか、自分の体が流されないようにと必死にバックでその人の動きを阻止している。 第2の人  横一列に並んでゆっくりと歩き、後ろの人の歩を停めてしまう「他人との距離が取れない」人がいる。  なんとか迂回し追い抜こうとする急いでいる人に「すみません」と言う人もいるが、たいては無言...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(054)人間を支配するものは時代によって変わる

◆古代◆  神話が世界を支配した。人間は神話を尊び、怯え、従い、その中で生きた。 ◆中世◆  教会が世界を支配した。人間は教会を尊び、怯え、従い、その中で生きた。 ◆近代◆  近代は人間が世界を支配しようとした。人間は自然を操ろうとし、一部は成功し一部は失敗した。 ◆現代◆  現代はお金とテクノロジーが世界を支配している。人間はお金の奴隷になり、テクノロジーにその日常を差配されようとしている...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/08/11 09:00

せいさつ(053)逆説的な真実×3

その1 資本主義下で優等生であり続ける有名実力企業に貧困など社会的経済的問題の解決を依頼してはならない。 なぜなら、そういう社会貢献をするために必要な余力を維持拡大するため本業で頑張れば頑張るほど、その問題が悪化するからである。 その2 “Practical”なことを“Practical”に議論し、“Practical”に解決しようとすればするほど解決が難しくなる。 なぜなら、“Practic...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(052)「売れる」ということはいいことなのか?

「もっと売れるように工夫する」  …この一言に違和感を覚える人は少ないでしょう。 でも私はこの一言に含まれる「もっと」に違和感を感じます。 ◆何のために「もっと」売るんですか? ◆誰のために「もっと」売るんですか? ◆社員は本当に幸せになりましたか? ◆心の底から湧き出るような満足感を抱く国民がどれくらいいますか? ・この「もっと」というのは、本当のところ「誰のための『もっと』」なのでしょ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/08/09 09:00

せいさつ(051)「給料上げない+売価下げない」経営を考える

衣料品を販売する会社の社長がこう言いました。 「社員の給料は上げない、商品の売値は下げない、こうすればもっと儲けることができる」 食料品を販売する会社の社長がこう言いました。 「社員の給料は上げない、商品の売値は下げない、こうすればもっと儲けることができる」 さて、2人がこれをやったらどうなるでしょうか? ★衣料品店のケース★  衣料品店の社長は社員の給料を上げない  ↓  社員の給料...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(050)身の丈を超えたものを得ることで得られるもの

A ・買収した企業をマネジメントできず自社の業績を悪化させた会社の「後悔」 ・業績を伸ばし評判となった企業の裏から出てきた「数々の法令違反と関係者の逮捕」 ・業務の実態が旧式なのに戦略だけは新式の会社で発生する「非効率」 B ・達成できない目標を与え無理やりやらせた企業を襲った「社員のモチベーション低下」 ・日本語で満足な議論ができない社員に語学研修を受けさせグローバル化した気になっている企業...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/08/05 09:00

せいさつ(049)つまらないものを提供する企業や人への質問

日常を振り返ってみると、こんなことを感じます。  ・あまりに下らない番組を流しているテレビ局がある。  ・あまりに下らない本をつくっている出版社がある。  ・本当にこんな機能必要なのだろうかと疑いたくなるような商品を製造している企業がある。  ・本当に顧客のためを考えているのだろうかと疑いたくなるサービスを提供している企業がある。  ・本当にこれだけの金額を払うに値するのだろうかと疑いたくなる...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(048)部下に迫力を持って迫れない3人の管理職

・人事評価で「やった人」と「やらなかった人」の差をつけねばならないのに、なかなかつけられないAという管理職がいた。 ・マイナスの評価をつけた部下にその理由をきちんと説明しなければならないのに、どうも歯切れの悪いBという管理職がいた。 ・新人事制度が導入され管理職としての人材育成能力がシビアに問われるようになったが上手くできず育たず、頭を抱えるCという管理職がいた。 Aは評価スキルの研修を受け、...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(047)論理的で優秀な上司のもとを去った部下

ある会社に優秀な上司がいた。 沢山の部下がいたが、みな自分たちのボスの力量を認め、尊敬の念を抱いていた。 その上司がある時、ある部下を叱責した。自分が求めるアウトプットが出てこなかったからである。 上司はその部下を問いつめた。上司の言葉はいつになく厳しかった。 部下にも言い分はあったが部下は黙っていた。「何をいってもこの人は自分の言い分を聞こうとしないだろう」と感じたからである。 なぜそ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(046)過程の力 プロセスという魔法

ひょんなことから、学校給食を食べた。 食べる前に給食が作られるプロセスを見た。 栄養士さんや調理師さんの声を聞いた。 子どもたちの安全や健康を真剣に考えていることがよく分かった。 食べた給食は美味しかった。 ありがたかった。 自然に感謝の気持ちが湧き出た。 これならば生徒たちもさぞ給食が楽しいことだろう。 「過程を知ればそれに文句を言う人はいなくなるに違いない」 そう思わせる一日だった。 ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/30 09:00

せいさつ(045)頭を空にし感じるための3つのモノローグ

その1  わかっているのにできないのはなぜか?  なれの果ての自分が見えていないからだ。  それはすなわち、実感していないということだ。  下らない理屈を追うのはやめ、どん底まで落ちてみよう。 その2  自分のために問いを立て、自分のために問いを問う。  会社のためでも、上司のためでも、お客のためでもない。  ただただ自分のためだけに問うてみる。  まっすぐ、濁りなく、自分に問うてみる。 そ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/29 09:00

せいさつ(044)わたしたちの中に潜むアイヒマンの心

コピペ、パクリ等、心ない使用のため、残念ですが本記事の公開を停止しました。記事削除(無断転載や無断複製禁止)   中沢努  「人間としてのコンプライアンス原論」の内容をコラム用に書き換え ※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。 (クリックで別サイトが開きます) コンプライアンスコンサルティング/コンプライアンス研修/コンプライアンス講演、他 パンセ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(043)夫や妻への愚痴を中和/解毒する方法

「もっと家事を手伝ってよ、私だって大変なんだから」と夫をなじる妻がいた。 「お前には人を労わる気持ちがないのか?俺だって大変なんだぞ。まったく」と妻をなじる夫がいた。 なじる側にはなじるだけの事情があるのだろう。 なじられる側にはなじられても仕方のない何ががあるのだろう。 このような戯言はどこの家庭でも一つや二つはあるのかもしれない。 所詮夫婦などはそういうものなのかもしれない。 しかしこ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/27 09:00

せいさつ(042)正直に生きる

誰だって痛いのは嫌だ。 誰だって楽をしたい。 誰だって自分の欲を満たしたい。 でもそこまで自分に正直なるのであれば、そこで止めてしまわず、もっと正直になればいい。 痛みを避けるためには、相応の代償を求められる。 楽を続けるためには、相応の代償を求められる。 自分の欲を満たし続けるためには、相応の代償を求められる。 そしてその代償を払わずに済ますことはできない。 これまでその代償を払わずに済...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/26 09:00

せいさつ(041)政権や政治家を変えても社会が変わらない理由

国民の力で政権を交代させたが、その割に社会は良くならない。 国民の力で政治家を交代させたが、その割に社会は良くならない。 皆さんは「この政権もだめだ」「この政治家もだめだ」と思っていることでしょう。 しかし、私はちょっと違う意見を持っています。 私は「政権/政治家の交代は、そこにすり寄りその政権/政治家に贔屓にしてもらう有力者を交代させたに過ぎない」と考えています。 選挙に立候補した候補...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/23 09:00

せいさつ(040)人間による人間の評価…人事評価の本質

会社には社員を評価するための仕組みがある。 人々は「評価の容易性や正確性や公平性」をその仕組みに求める。 しかし、多くの人はその仕組みに満足していない。 書店には部下を評価する人向けの本が売られている。 人々は「評価に必要な理論やノウハウ」をその本に求める。 しかし、多くの人はその理論やノウハウを自分のものにできずにいる。 世の中には社員を評価する力を高めるための様々な研修やセミナーがある。...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(039)年収5億の役員がその額を高いと思わない理由

5億円の報酬をもらったある役員に感想を聞いたところ、以下の3つを述べてくれた。  1.規定に則って支給されたものであり何ら恥じることはない。  2.我が社は実際に業績を伸ばした。それを反映したものであり正当な額である。  3.同規模の企業に勤務している役員もこの程度は支給されており、法外に高い金額だとは思わない。 別れ際に「米国の経営者の報酬をどう思うか?」と聞いてみた。「責任も重く大変だろ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/21 09:00

せいさつ(038)子どもですら言わないへ理屈を言う大人たち

やさしさについて話しをしたら、素直に反応する人がいた。 あやまることの大切さについて話しをしたら、素直に反応する人がいた。 人は一人では生きられないという話しをしたら、素直に反応する人がいた。 さて、これらは誰か?  …子どもたちである。 素直さ、純粋さ、直向きさ。 子どもを真っ白で純粋無垢な存在として美化する気は全くないが、人間の善性と悪性の両面においてプリミティブな部分をそのまま発し、そ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/20 09:00

せいさつ(037)お金ってそんなに大切なのか

今度はお金について考えてみる。 「お金って大切か?」と問われれば、どんな人でも「大切だ」と答えるだろう。 お金の有難さが分かっていない金持ちのボンボンであっても、原資が枯渇すれば慌てふためく。 結局、誰にとってもお金は大切なのだ。 しかし、私はあえて自分に「お金は本当に大切なのか?」と問う。 そして、私はあえてあなたに「お金は本当に大切なのか?」と問う。 問われた私は「お金は大切だ」と答え...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/16 09:00

せいさつ(036)仕事ってそんなに大切なのか

仕事とは大切なものかと問われれば、殆どの人が「大切だ」と答える。 仕事が嫌いな人でも、寝る場所を確保し/飯を食い/衣服を纏う/、ためには仕事をしなければならないわけで、そういう答えになるのだろう。 しかし私は、「本当にそうだろうか?」と思う。 そして私は、「本当にそうだろうか?」と考える。 さらに私は、「本当にそうでしょうか?」とあなたに問う。 自分に問い/あなたに問う、その理由を以下に記す...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/15 09:00

せいさつ(035)報酬額の妥当性を支える客観性は幻想である

社長や役員の報酬額が高いか安いかという議論があります。 「業績に連動させた金額だ」だとか「報酬データを踏まえ相場を勘案した額だ」などと言われると何となく客観性や合理性があるように聞こえ、「よく分からない」ながらもそれを否定するさしたる根拠も見つからないので何となく「そういうものか」と思うのがオチではないか。 社長や役員の報酬額がなぜその金額なのか? 1.「業績に連動させた金額」だからといって...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/14 09:00

せいさつ(034)嫌われた父親 ささいな一言が招いた罰

・蓄財に励む政治家がいた。男はそういう政治家に憤りを感じた。 ・公僕でありながら天下り先の確保という極めて私的な事項に励む官僚がいた。男はそういう官僚たちを憎んだ。 ・立派な理念を語りながら実際はそれほどでもない経営者がいた。男はそういう経営者を軽蔑した。 「世の中まったくなっていない。政治家も官僚も経営者もろくなことをしていない。これじゃあ日本がよくならないのも当然だ」 日曜日の昼下がり。男...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/13 09:00

せいさつ(033)対象との同一化

あるお昼時、ちょっとした訳があり普段なら利用しない高い店に入った。 もちろん自腹でだ。 店の中は満席とまではいかなかったが、七割がた埋まっていた。 着物を着た女性が、私を一人客には広すぎる席に案内した。 私は注文を終え、出されたお茶を飲んだ。 店の中はゆったりしていた。 物理的な意味だけでなく、空気そのもの…私の胸が吸う、私の耳が聞く、私の肌に触れる、…体に感じる全てのものがゆったりしてい...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/12 09:00

せいさつ(032)学びの神秘 見える学びと見えない学び

学校で行われる授業を見学する機会があったので、出かけてみた。 生徒たちは義務教育中の身であり、大学生のようなすれた感じはなく、ある種の純粋さを感じさせる年代だった。 先生が質問し、生徒が手をあげた。 指名された生徒が発言し、質問が終わる。 次々と質問が繰り出され、その度ごとに大勢の生徒が手をあげる。 その中で一度も手をあげない生徒がいた。 私はその生徒に注目し、観察した。 その生徒は自分の中...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/09 09:00

せいさつ(031)あなたは精神論を馬鹿にしますか/できますか

1.逆風が吹いても耐え抜き、復活する人は「独自の世界観を確立させている人」です。 2.想像を絶する苦しみに襲われても耐え抜き、復活する人は「信仰を持っている人」です。 3.死にたくなるくらい理不尽な思いをさせられても耐え抜き、復活する人は「自分を信頼している人」です。 どれも精神の問題です。 にも関わらず、人は「精神論で解決するほど現実は甘くない」などと言う。 精神論に重きを置かない、あるいは...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/08 09:00

せいさつ(030)信頼に値する会社とは 信頼に値する部長とは

その1  「うちの会社は即断即決」と言っておきながら即断即決しない会社は信頼できない。 その2  「人事の納得性を高めろ」と人事部に命じておきながら自分の報酬額公開を断る社長は信頼できない。 その3  「お言葉ですが、それは見直すべきです」と役員に苦言を呈さないのに部下にはよく苦言を呈する部長は信頼できない。 その4  「不得手を直せ、苦手を克服しろ」と部下に発破をかけておきながら自身の不得手には...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/07 09:00

せいさつ(029)一流と三流を弁別するもの

他人が書いたものを一つを読み、その形式や内容をそのまま真似る者は三流。 他人が書いたものを五つ読み、その優れた形式や内容を真似る者は二流。 他人が書いたものを九つ読み、その優れた形式や内容を吸収し、全く別の次元のものに変えてしまう者は一流。 他人の話しを聞き、てにをはを直す程度のものを自分のものとして開陳する者は三流。 他人の話しを聞き、それを自分で咀嚼したものを深めず、そのまま自分のものとして...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/06 09:00

せいさつ(028)実話 成功した有名企業社長の末路

仕事で頻繁に訪れる場所で度々見かける人がいる。 その人は有名な企業の元社長だ。これを読んでいる人の殆どは一回は利用したことがあるに違いない会社である。 そこを立ち上げ、大きくした人だ。 その企業は業界のパイオニアであった。 経済誌などでその成功は広く喧伝されたし、そういう偉業を成し遂げた事業家として新聞などにもよく登場していたものだ。 しかし、その人は自分が創業し大きく育てた「我が子」から追...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/05 09:00

せいさつ(027)企業倫理部コンプライアンス担当の業務と要件

「コンプライアンス部」あるいは「コンプライアンス担当」の仕事は何か?  ・データを集めることではありません。  ・レポートを書くことではありません。  ・規則をつくることではありません。  ・仕組みを導入することではありません。  ・マニュアルを整備することではありません。  ・研修を企画実施することではありません。 その前に満たしておくべき事項があります。 全文はこちら→ クリック (無...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)

せいさつ(026)コストを下げた会社を私達は褒めていいのか?

コストを下げた会社が賞賛された。 生産性を高めた会社が賞賛された。 リストラを断行した会社が賞賛された。 しかし本当に賞賛できるのだろうか? 確かに、社員に強いたコスト削減努力を上回るものを社長が残したのであればいい。 確かに、生産性を高めるために社員が行った創意工夫を上回るものを社長がやったのであればいい。 確かに、リストラの断行で被った社員の犠牲を上回る犠牲を社長が払ったのであればいい。 ...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/07/01 09:00

せいさつ(025)最高の研修が実現した瞬間

受講生の目は涙でぬれていた。 企画した人事部の人も泣いていた。 私も泣いていたが…たぶん涙ぐんでいることは見透かされていたであろうが…わざとそっけない態度をしていた。 私が担当する研修で受講生が涙する場面は度々あるのだが、企画した人も含めて関与者みんなが泣いたものはあまりない。 その研修はそれくらい心に沁みた研修だった。 なぜその研修がそこまで盛り上がり、企画者を含めた全員が決して言葉だけで...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/06/30 09:00

せいさつ(024)即効性のある研修を企画するために必要なこと

論理的に考えるスキルを身につけるための研修を検討している企業から声がかかった。 「御社は『ロジカルシンキング』みたいな講座をやっていますか?」 コンサルタントは会社を訪問し、担当者とその上司から話しを聞いた。 ある役員に「うちの社員は報告が下手だ。説明も下手だ。何がどうなっているのか叙述があいまいで、結局何が言いたいのか見えてこない。論理的思考力を鍛えろ」と言われたということだった。 話しは進...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(023)赤裸々な組織変革の現実

ある会社の社長が言った。 「景気がこんなに落ち込んだのは政治のせいだ。おかげで当社の業績もガタガタ。政治家は自ら責任をとるべきだ」  …選挙により政治家の顔ぶれは変わったが、選挙前の言葉とは裏腹に、成したこととその根底にある精神はこれまでのものと何も変わらかった。 その会社の役員が言った。 「会社がここまで悪くなったのは社長のせいだ。社長は自ら責任をとるべきだ」  …しかし、それを言った役員本人...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(022)仕事、会社、転職…自分が見えなくなったら

仕事にやりがいを感じず悩む男がいた。 男は上司に相談した。 上司は「やりがいはそこにあるものではなく、後から出てくるものだ。今の仕事に注力していれば、やがて感じられるようになる」 しかし、やりがいは感じられなかった。 男は友人に相談した。 友人は「どこへ行っても似たようなものだ。だいたい仕事なんか面白いものじゃあない。もう少し我慢してみろよ」 しかし、やりがいは感じられなかった。 男は転職を...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(021)成功本を読んでも成功できない組織や人の特徴

他人の勉強法を学んだら自分も勉強ができるようになるか? なりません。  ・優秀な人の勉強法を知ることは、優秀な人の勉強のやり方という参考情報を手に入れたというだだそれだけのこと。…参考情報を入手したことと、自分がそれをやり遂げるということは別のことです。 業績がいいと評判の“時の人”が書いたやりがいや生き方を指南する本を読んだらあなたは幸せになるか? なりません。 ・やりがいや生き方というのは極...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/06/24 09:00

せいさつ(020)観光 休日 繁華街…本気で楽しめない理由

ある家族が夏休みに観光へ出かけた。 子供は「家族そろって遠くへ行く」という非日常感で楽しそうだった。 しかし大人はどこか楽しめなかった。 ある家族が連休に外出した。 子供は「家族そろって電車のボックスシートで弁当を食べる」という普段とはちょっと違うシチュエーションに喜んだ。 しかし大人はどこか楽しめなかった。 ある家族が休日に繁華街へ出かけた。 子供は「家族そろって賑やかな場所へ行き、ついでに...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(019)盗作 著作権違反 著作権侵害者の心理

コピペ、パクリ、無断使用等、心ない使用のため こちら へ移動しました。 (無断転載や無断複製禁止)  中沢努  「人間としてのコンプライアンス原論」の内容をコラム用に書き換え ※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。 (クリックで別サイトが開きます) コンプライアンスコンサルティング/コンプライアンス研修/コンプライアンス講演、他 パンセ・ソバージ...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(018)何が組織や社員や人間を変えるのか?

社内の雰囲気が悪く、後ろ向きな行動が蔓延している会社があった。 改善しようと何度も試みたが、全てに失敗してきた会社だった。 社長曰く、 「先生にこんなこというのも恥ずかしいかぎりですが、うちの社員は危機感が足りない。会社がこんな状況なのに『昇給額が少ない。これではモチベーションが上がらない』などと言っている。もっと危機感を持たせてくれませんかね。」 社員曰く、 「外部の人であるコンサルタントの...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(017)素朴に感じてみる ―気付き、気づき、きづき

 自分に気づく  相手に気づく  世の中に気づく  本当に大切なことが見えてくる  自然にこころが揺れ始める  それが気づき。  気付きとは気づくこと。  きづきとは気づくこと。  さあ、ありのままに感じてみよう。 (中沢努作品集から抜粋) ★研修、講演、コンサルティング・・・承ります★  ・メディア掲載、評価口コミ、著書、他 http://www.pensee.co.jp/pecu...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)
2010/06/18 09:00

せいさつ(016)人を育て会社を変えたいが…人事部への質問状

仕事を通じ、多くの人事部とおつきあいしてきました。 その経験をふまえ、申し上げます。  ・人事部として「我々は変わらねばならない」と言う前に、まずそれを言う人事部が変わったほうがいいのではありませんか?  ・人事部として「我々はもっと経営マインドを持たねばならない」と言う前に、まずそれを言う人事部が営業や製造の現場に足を運び、現場の論理を知り、商いのロジックを会得したほうがいいのではありませんか...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)
2010/06/17 09:00

せいさつ(015)叱りが部下に通じない…空回りする憐れな上司

ある道すがらの出来事だった。 「何度同じことを言わせるの、いい加減にしてよね。あんたのために注意しているのに。まったく、このバカ」 怒鳴り声がした方向に体を向けると、女の子の母親が感情を露わにして子供を叱っている姿が目に入った。 怒鳴られた少女は母親にしぶしぶ従う様子を見せ、やがて母親の言うことに従った。 しかしその目は「うるさいな。分かったふりをしておこう。ホントは全然納得していないけど。」...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)
2010/06/16 09:00

せいさつ(014)よいコンサルタント/よい研修講師/よい本

・コンサルタントを雇っている会社がコンサルタントに言いました。  「どうすればいいんだ、解決策を出せ。そのためにお前を雇ったのだ。」 ・研修の受講生が講師に言いました。  「こういう時はどうすればいいんですか?答えを教えてください。そのために会社は受講料を払ってまで研修してくれているのですから。」 ・ビジネス書の読者がつぶやきました。  「読むだけで答えがわかる本がいい。そういう本こそ買うに値する...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(013)コンサルティング力とは…ノウハウを求める愚

あるコンサルティング会社に問い合わせがありました。 問い合わせの主はとある企業の営業担当役員。 「詳しくは言えないが、社内でプロジェクトが動いている。 成功すればマスコミも大きくとりあげること間違いなしのビックプロジェクトだが、その分難易度が高い。 社長は成功確率を五分五分と見ているが、私はそんなに簡単ではないと思っている。 第一線のエース級を投入しているが力不足だ。 コンサルタントのように論...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(012)組織に属する勤め人と家庭の関係に関する考察

私の身の回りには多種多様な人がいるのだが、その人たちをひとつの集団としてとらえると、大きく2つのグループに分かれる。 「一体感のある家庭の人」と「そうでない家庭の人」の2種類である。 一体感のある家庭とは、同居している者全員が集まり、共に行動し、喜怒哀楽を共有したいという意識を持ち、実際そうする家庭のことである。彼らは家族一緒でいる際に無理をしているふうが全くなく、皆がそこにいること自体が空...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)
2010/06/11 09:00

せいさつ(011)賞与カットで社長を罵倒した男

ある会社が業績悪化し、社員の賃金をカットせざるを得なくなった。 社長は「毎月のお給料を下げるのは忍びない。みんな頑張っているのだから賞与を削ることで何とかしのごう」と考え、苦渋の決断を行った。 賞与の支給水準を全体的に下げ、特定の人だけが大きく不利益にならないよう慎重を期した。 社員の反応は様々だった。 「やむを得ない」と思う社員が大半であったが、中にはひどく立腹し、「賞与を削った社長は間...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(010)「まあいいか」がもたらすもの

コピペ、パクリ等、心ない使用のため、残念ですが本記事の公開を停止しました。記事削除 中沢 努 (無断転載や無断複製禁止)   ※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。 (クリックで別サイトが開きます) コンプライアンスコンサルティング/コンプライアンス研修/コンプライアンス講演、他 パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー( http://www....(続きを読む

中沢 努
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せいさつ(009)塵芥から光を見る

コピペ、パクリ、無断使用等、心ない使用のためこちらへ移動しました → クリック (無断転載や無断複製禁止)  中沢努  ※ これは、弊社が行っている教育やコンサルティング で実際に使用しているものです。 (クリックで別サイトが開きます) コンプライアンスコンサルティング/コンプライアンス研修/コンプライアンス講演、他 パンセ・ソバージュ・アンド・カンパニー( http://www.pens...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(008)組織自浄力の源泉とそれを出現させるきっかけ

ある会社でトラブルがあり、その影響が顧客に及んだ。 それは「また?」「まだ?」「いいかげんにしてほしい」という感情を引き出し、その会社の提供物に対する興味を失わせかねないものだった。 トラブルに関する説明はあまりなかったし、そのタイミングもどちらかといえば後手後手に回っているように見えた。 「顧客の目線に立った説明をしたほうがいいのではないか」という類の議論がなされたのかどうかは知らないが...(続きを読む

中沢 努
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(経営コンサルタント)

せいさつ(007)知る不思議…知ることで得られるもの

私はあなたに知らせる。 なぜなら、知れば自ずと気づくからだ。 私はあなたを気づかせる。 なぜなら、気づけば自ずと考えるからだ。 私はあなたを考えさせる。 なぜなら、考えれば自ずと見えてくるからだ。 それはすなわちこういうことである。 じっくりと読んでみるがいい。  『知れば気づく。  気づけば考える。  考えれば“本当”の一部が見えてくる。  その累積が思考を拡げる。  その累積が精...(続きを読む

中沢 努
中沢 努
(経営コンサルタント)
2010/06/04 09:00

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