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閲覧数順 2024年05月03日更新

「労働契約」を含むコラム・事例

217件が該当しました

217件中 151~200件目

パートタイム労働者法の要点

パートタイム労働者法の要点 短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律                                           定義   「短時間労働者」とは、一週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者(当該事業所に雇用される通常の労働者と同種の業務に従事する当該事業所に雇用される労働者にあっては、厚生労働省令で定める場合を除き、当該労働者と...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

土田道夫「労働法概説」その6

今日は、上記書籍のうち、出向の部分を読みました。   (出向) 労働契約法第十四条  使用者が労働者に出向を命ずることができる場合において、当該出向の命令が、その必要性、対象労働者の選定に係る事情その他の事情に照らして、その権利を濫用したものと認められる場合には、当該命令は、無効とする。(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/12/03 04:01

破産における各種の契約の取扱い

・契約の取り扱い   (双務契約) 第53条  双務契約について破産者及びその相手方が破産手続開始の時において共にまだその履行を完了していないときは、破産管財人は、契約の解除をし、又は破産者の債務を履行して相手方の債務の履行を請求することができる。 2  前項の場合には、相手方は、破産管財人に対し、相当の期間を定め、その期間内に契約の解除をするか、又は債務の履行を請求するかを確答すべき旨を...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/11/29 16:28

事業者破産における破産管財業務(研修)を受講しました。

eラーニングで日本弁護士連合会の研修を受講しました。 講座名       事業者破産における破産管財業務の留意点  研修実施日  2010年6月23日開催  実施団体名  日本弁護士連合会           [講師] 石井 三一 弁護士(愛知県弁護士会)  吉川 武 弁護士(札幌弁護士会)  髙木 裕康 弁護士(第2東京弁護士会) 桐山 昌己 弁護士(大阪弁護士会)  吉岡 隆典 弁...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/11/29 16:20

育児休業、介護休業,育児・家族介護

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(抄) (平成3年5月15日法律第76号) 最終改正:平成24年6月27日法律第42号   (最終改正までの未施行法令) 平成24年6月27日法律第42号 (未施行)              第一章 総則(第1条―第4条)  第二章 育児休業(第5条―第10...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

土田道夫「労働法概説」(弘文堂)、4

今日は、上記書籍の111頁まで読みました。 該当条文は、以下のとおりです。   労働基準法での賃金に関する主な規定   (賃金の支払) 第二十四条  賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合又は厚生労働省令で定める賃金について確実な支払の方法で厚生労働省令で定めるものによる場合においては、通貨以外のもので支払い、...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

土田道夫「労働法概説」(弘文堂)、3

今日は、上記書籍の79頁まで読みました。 おおむね、労働契約法の下記条文に相当する部分です。 第一章 総則 (目的) 第一条  この法律は、労働者及び使用者の自主的な交渉の下で、労働契約が合意により成立し、又は変更されるという合意の原則その他労働契約に関する基本的事項を定めることにより、合理的な労働条件の決定又は変更が円滑に行われるようにすることを通じて、労働者の保護を図りつつ、個別...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

土田道夫「労働法概説」(弘文堂)、1

今日から、上記書籍を読み始めて、56頁まで読みました。 主に労働契約法の部分です。(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/11/07 13:25

労働契約法の研修を受講しました。

eラーニングで日本弁護士連合会の研修を受講しました。    講座名     労働契約法施行1年を迎えて~個別労使紛争実務と労働契約法の活用の仕方について~   研修実施日  2009年02月17日開催  実施団体名  日本弁護士連合会           [講師] 山川隆一 教授(慶應義塾大学法科大学院教授) 中山 慈夫 弁護士(第一東京弁護士会)  鴨田 哲郎 弁護士(東京弁護士会...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/10/26 12:00

労働協約により従業員の退職金を減額できないとされた裁判例

【コラム】判例研究(香港上海銀行事件 最判平成元・9・7労判546号6頁) (ⅰ)事案  XとY銀行に臨時従業員として雇用されました。XY間の労働契約においては,雇用期間が定められ,契約更新されることが定められていましたが,退職金については,昭和55年6月30日に退職したものとみなして同日支払う旨が定められていました。また,Y銀行の就業規則には,退職金に関し,「支給時の退職金協...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

従業員の退職金の減額・不支給

2 従業員の退職金の減額・不支給条項の有効性  退職金は,就業規則において,定めをする場合にのみ記載をすればよい事項(労働基準法89条3号の2)とされていることからも明らかな通り,労働条件として必須のものではなく,それを支給するか否か,いかなる基準で支給するかがもっぱら使用者の裁量に委ねられている限りは,任意的恩恵給付であって,賃金とは位置づけられていません。したがって,退職金の支給条件の一内容...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継で後継者が先代社長のブレーンと衝突した場合の対処法

第2 先代社長のブレーンと衝突した場合の対処方法  事業承継の際に,先代社長のブレーン(役員,従業員,従業員兼務役員)と経営方針などで衝突した場合,後継者がとるべき方策としては, ①先代社長のブレーンのポジションを尊重し,後継者が譲歩する  ②先代社長のブレーンのポジションを変更し(降格など),後継者の社内での発言力を強める  ③先代社長のブレーンに退任・退職してもらう  といった3つに...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

改正労働契約法説明会 全国の労働局で開催

  平成24年8月10日、労働契約法の改正が公布されました。    ①有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、労働者には「正社員にしてほしい」と言う   権利が発生し、この申込みがあれば会社は拒むことができない。    ②有期労働契約が反復更新されて正社員と実質的に変わらない場合、または「今度もまた更新   されるだろう」という期待が客観的な合理性を持つ場合、「それは仕方がない...(続きを読む

服部 明美
服部 明美
(社会保険労務士)

M&A(合併・事業譲渡・会社分割)と労働契約関係

【コラム】合併・事業譲渡・会社分割と労働契約関係 企業組織再編に伴う労働契約関係の承継に関して,労働者には2種類の不利益が想定されます。 一つは,労働者が望んでいないにもかかわらず,雇用関係が現在の企業から新たな企業に強制的に移転・承継されるという不利益(以下,「承継される不利益」といいます。)です。具体的には,賃金等が新たな条件になること,退職金の対象期間が短くなること等が考...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

歯科医院経営セミナー 9/9開催

第8回 歯科医院経営効率向上セミナー ~あなたは知らないうちに『損』をしている!?~ ◆大増税時代を安心して迎える為の経営講座  あなたは、今から10年後も安心して経営する為の情報を持っていますか? 新時代を生き残る為に知っておくべき『経営・お金のノウハウ』を解説するセミナーです お金と経営のノウハウは、将来において資産に大きな『差』を生み出します。 知らないうちに損をしていたのは自分...(続きを読む

背戸土井 崇
背戸土井 崇
(経営コンサルタント)

知っておきたい労働法講座   9.採用内定

◆ ここ数年、行政の就職支援事業に従事しておりました。 民間での職歴としては、30代から40代の半ばまで、管理部門の仕事経験をしておりました。管理職経験も8年ほどあります。 労働法は管理部門の中では、労使共に大事な法律です。  現在、失業によるストレスが原因で、不眠を発症している人がとても多いです。  仕事の紹介はできませんが、働いたときに労働者を守ってくれる労働法の「知っておきたい部分」を連...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)
2012/06/11 10:00

知っておきたい労働法講座  8.労働契約の禁止事項

◆ 2012年3月まで、行政の就職支援事業に従事しており、社員として、30代から40代の半ばまで、管理部門の仕事経験をしておりました。管理職経験も8年ほどあります。 労働法は管理部門の中では、労使共に大事な法律です。   現在、失業によるストレスが原因で、不眠を発症している人がとても多いです。   仕事の紹介はできませんが、働いたときに労働者を守ってくれる労働法の「知っておきたい部分」を連載講...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)

知っておきたい労働法講座  7.労働契約時の5つのポイント

 みなさん! これから仕事をするときには、労働契約の労働条件に目がいきますよね。 しかし、実際、働き始めたら、条件がまったく違うというケースは、よくありますし、とても困りますよね。 そこで、労働法では、労働契約を結ぶときは、使用者が労働者に、   「労働条件をきちんと明示すること」 を義務として規定しています。 特に重要な5項目は、口約束でなく、「書面で交付」 しなければいけません。 ...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)

知っておきたい労働法講座  2.労働法の役割って?

◆ 2012年3月まで、行政の就職支援事業に従事しており、30代から40代の半ばまで、管理部門の仕事経験をしておりました。管理職経験も8年ほどあります。 雇用側の立場と求職側の立場の両方を経験しております。労働法は管理部門の中では、労使共に大事な法律です。 現在、失業によるストレスが原因で、不眠や睡眠・覚醒リズム障害を発症している人がとても多いです。 そのような労働市場の中で、就職が決まったと...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)

知っておきたい労働法講座   9.採用内定

◆ ここ数年、行政の就職支援事業に従事しておりました。 民間での職歴としては、30代から40代の半ばまで、管理部門の仕事経験をしておりました。管理職経験も8年ほどあります。 労働法は管理部門の中では、労使共に大事な法律です。 現在、失業によるストレスが原因で、不眠を発症している人がとても多いです。 仕事の紹介はできませんが、働いたときに労働者を守ってくれる労働法の「知っておきたい部分」を連載講...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)
2012/04/17 10:46

知っておきたい労働法講座  8.労働契約の禁止事項

◆ 2012年3月まで、行政の就職支援事業に従事しており、社員として、30代から40代の半ばまで、管理部門の仕事経験をしておりました。管理職経験も8年ほどあります。 労働法は管理部門の中では、労使共に大事な法律です。  現在、失業によるストレスが原因で、不眠を発症している人がとても多いです。  仕事の紹介はできませんが、働いたときに労働者を守ってくれる労働法の「知っておきたい部分」を連載講座の...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)

知っておきたい労働法講座  7.労働契約時の5つのポイント

 みなさん! これから仕事をするときには、労働契約の労働条件に目がいきますよね。しかし、実際、働き始めたら、条件がまったく違うというケースは、よくありますし、とても困りますよね。そこで、労働法では、労働契約を結ぶときは、使用者が労働者に、  「労働条件をきちんと明示すること」を義務として規定しています。特に重要な5項目は、口約束でなく、「書面で交付」 しなければいけません。 1.契約はいつまでか?...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)

知っておきたい労働法講座  2.労働法の役割って?

◆ 2012年3月まで、行政の就職支援事業に従事しており、30代から40代の半ばまで、管理部門の仕事経験をしておりました。管理職経験も8年ほどあります。 労働法は管理部門の中では、労使共に大事な法律です。 現在、失業によるストレスが原因で、不眠を発症している人がとても多いです。 仕事の紹介はできませんが、働いたときに労働者を守ってくれる労働法の「知っておきたい部分」を連載講座のコラムとして、報...(続きを読む

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター 力田 正明
(心理カウンセラー)

労働者派遣法改正(H24.3.28成立)の内容

こんにちは。公認会計士の岸井です。 だんだん雲行きが怪しくなってきました。嵐がそこまで来ています。早く帰れる人も、帰れない人もお気をつけて! さて、先週、労働者派遣法が改正されました。主な改正点は以下の通りです。 日雇派遣の原則禁止日雇派遣とは日々または30日以内の期間を決めて雇用する労働者派遣を言います。改正案では当初、2カ月以内とされていましたが、最終的には30日以内となり、禁止の範囲が狭まり...(続きを読む

岸井 幸生
岸井 幸生
(公認会計士)

事業承継の必要性

日本には個人事業を合わせると400万を超える企業が存在しています。そして,実にその99%以上は,創業者一族が経営の主導権を握るオーナー企業です。こうしたオーナー企業の経営者の多くが高齢化し,今日,「事業承継」という問題に直面しています。  我が国全体の平均年齢が高齢化している状況において,中小企業の経営者もその例外ではなく,その平均年齢は60歳に手が届きつつあります。   そして,中小企業の経...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/02/02 09:48

事業承継とM&A(合併・事業譲渡・会社分割)と労働契約関係

【コラム】合併・事業譲渡・会社分割と労働契約関係 企業組織再編に伴う労働契約関係の承継に関して,労働者には2種類の不利益が想定されます。 一つは,労働者が望んでいないにもかかわらず,雇用関係が現在の企業から新たな企業に強制的に移転・承継されるという不利益(以下,「承継される不利益」といいます。)です。具体的には,賃金等が新たな条件になること,退職金の対象期間が短くなること等が考...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

人事考課・降格

2 人事考課・降格 (1)人事考課  人事考課における査定については,査定権者,査定項目,査定の幅と基準などが定められますが,査定権者に広範な裁量が認められます。  査定の妥当性について査定権者が人事考課制度の趣旨に反して裁量権を濫用した場合に,不法行為に基づく損害賠償請求が認められます(広島高判平成13・5・23労判811号21頁)。 (2)降格  部長を一般職に降格するように,一定の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/31 09:59

配転・出向・転籍

1 配転・出向・転籍 (1)配転  配転とは,従業員の配置の変更であってしかも職務内容または勤務場所が相当の長期間にわたって変更されるものをいいます。このうち,同一勤務地内の勤務箇所の変更を「配置転換」,勤務地の変更を「転勤」といいます。  配転命令を行うためには,就業規則において配転を一般に許容する条項を定めるか,労働者の包括的な同意を得ることが必要です。  もっとも,配転命令も無制約に...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

賃金請求権を,労働協約や就業規則により遡及的に変更できない

【コラム】判例研究(香港上海銀行事件 最判平成元・9・7労判546号6頁) (ⅰ)事案  XとY銀行に臨時従業員として雇用されました。XY間の労働契約においては,雇用期間が定められ,契約更新されることが定められていましたが,退職金については,昭和55年6月30日に退職したものとみなして同日支払う旨が定められていました。また,Y銀行の就業規則には,退職金に関し,「支給時の退職金協...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

従業員の退職金

第3 従業員の退職金 1 退職金の性格  退職金は,通常,算定基礎賃金に勤続年数別の支給率を乗じて算定されることから,賃金の後払い的性格を有しているとされます。他方で,支給基準において勤務成績が勘案されたり,懲戒解雇の場合に退職金を減額ないし没収をする条項が設けられたりするなど功労報償的性格をも有しているとされます(菅野和夫『労働法第9版』238頁)。   2 減額・不支給条項の有効性 ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

従業員の賃金

第2 従業員の賃金 1 賃金請求権の本質  労働契約は,労働者が使用者に使用されて労働し,使用者がこれに対して賃金を支払うことを合意する契約です(労働契約法6条)から,労働契約における中核的権利は,労働者の賃金請求権と使用者の労務給付請求権ということになります。 賃金とは,労働の対価として当事者間で合意され,使用者によって支払われるものをいいます。   2 遅刻・早退・欠勤等による賃金控...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

解雇

3 解雇  解雇とは,使用者による労働契約の解約です。期間の定めのある労働契約の場合, 使用者はやむを得ない事由がない限り,労働者を解雇することはできません(労働 契約法17条1項)。ここでいう,やむを得ない事由は,期間の定めのない労働契約 における解雇に必要とされる要件よりも厳格に判断されますから,以下では,期間 の定めのない労働契約を前提に話を進めます。 (1)解雇権濫用法理  ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

定年制の導入(秋北バス事件)

【コラム】定年制の導入(秋北バス事件 最判昭和43・12・25民集22巻13号3459頁)  自動車による旅客運送業を営むY社に入社したXには,入社当時はもとより,定年制が導入された当時も主任以上であったため,定年制の適用はありませんでしたが,Y社はXのような主任以上の者にも定年制の適用が認められるように就業規則の変更を行いました。この就業規則の変更により直ちに定年を迎えることに...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

定年制

2 定年制  定年制とは,労働者が一定の年齢に達したときに労働契約が終了する制度です。 定年制は就業規則に必ず記載されなければならない事項です(労働基準法89条3 号)。 (1)高年齢者等の雇用の安定等に関する法律 就業規則における定年制の定めを60歳未満にすることは,高年齢者等の雇用の 安定等に関する法律により,禁止されます(同法8条)。この規定に反して60歳を下回る定年の定めをした...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

労働契約の合意解約と辞職

第1 労働契約の解消 1 合意解約・辞職 (1)合意解約  合意解約とは,労働者と使用者が合意によって労働契約を将来に向けて解約することです。具体的には,労働者が退職を申し込み,使用者がそれを承諾することによって,労働契約が解消されることになります。  合意解約の場合,労働者の退職の申込みである退職願は,使用者の承諾の意思表示がなされるまでの間は撤回することができます。そこで,使用者の承諾...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

使用人(従業員)兼務取締役の退職慰労金

5 使用人兼務取締役の退職慰労金  使用人兼務取締役が受ける退職慰労金には,役員としての退職慰労金部分と従業 員としての退職慰労金部分とに分かれることになります。  そして,別に従業員としての就業規則や労働協約の一部をなす退職慰労金支給規 程が定められていれば,従業員としての部分については会社361条の適用がありま せんから,当該支給規程に基づき会社に対して,従業員としての退職慰労金を請...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継とオーナー社長からのクビ宣告

【コラム】オーナー社長からのクビ宣告  中小企業においては,オーナー社長が会社の人事について実権を握っていることが多くあります。しかし,オーナー社長が取締役または従業員に対して,いわゆるクビを言い渡したとしてもそれが法的に有効な主張となるかどうかは慎重に検討する必要があるでしょう。  まず,代表取締役の解職権限は,取締役会設置会社においては,取締役会にあります(会社法362条2...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

執行役員の法的性質

【コラム】執行役員の法的性質  執行役員とは,主に大規模会社において,取締役の人数を減らして会社の業務執行に当たる役員ポストとして設けられるものです。 執行役員は,取締役会によって選任され,代表取締役や業務執行取締役の指揮の下,会社の業務執行を分担し,代表取締役や業務執行取締役を補佐するものとされます。 委員会設置会社における「執行役」とは異なり,会社の機関ではなく,一種の重...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

取締役の従業員性

【コラム】取締役の従業員性 従業員としての身分が認められるかどうかは,労働者性の判断にかかわるわけで すが,取締役の従業員性が問題となった裁判例を以下,紹介します。 (ⅰ)大阪地判平成15・10・29労判866号58頁  個人商店を前身とする会社に就職し,後に専務取締役となり,その出張中に死亡した専務取締役の妻が労災保険法の適用を求めて,専務取締役の「労働者」性を主張した事...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と後継者が先代社長のブレーンと衝突した場合の対処法

第2 先代社長のブレーンと衝突した場合の対処方法  事業承継の際に,先代社長のブレーン(役員,従業員,従業員兼務役員)と経営方針などで衝突した場合,後継者がとるべき方策としては, ①先代社長のブレーンのポジションを尊重し,後継者が譲歩する  ②先代社長のブレーンのポジションを変更し(降格など),後継者の社内での発言力を強める  ③先代社長のブレーンに退任・退職してもらう  といった3つに...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

執行役員の法的性質

【コラム】執行役員の法的性質  執行役員とは,主に大規模会社において,取締役の人数を減らして会社の業務執行に当たる役員ポストとして設けられるものです。 執行役員は,取締役会によって選任され,代表取締役や業務執行取締役の指揮の下,会社の業務執行を分担し,代表取締役や業務執行取締役を補佐するものとされます。 委員会設置会社における「執行役」とは異なり,会社の機関ではなく,一種の重...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/29 12:09

事業承継と人事・労務(労働法、会社法)問題の所在

第4部 事業承継と人事、労務 第1章 問題の所在 第1 経営陣と会社との法律関係について  事業承継の際に,経営陣である先代社長のブレーンと後継者との関係がうまく行かない場合があります。この先代社長のブレーンとは,会社の役員である取締役,監査役が一般的に想定されますが,取締役,監査役でなくとも従業員の代表的な立場としてあるいは番頭として会社の重要事項の決定に関わっている場合もあります。  ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

有期労働契約の規制強化案(利用可能期間規制)について

 平成23年12月26日、労働政策審議会は「有期労働契約の在り方について」(建議 こちら)を公表しました。厚労省は同建議を受けて、法案要綱案を取りまとめ、審議会で答申を得た上で平成24年度通常国会に関係法案の提出準備を進める予定です。    同報告書において最も注目すべきは「有期労働契約の利用可能期間」規制を提案している点です。これまでの審議会(労働条件分科会)では、利用可能期間を初めとした具...(続きを読む

北岡 大介
北岡 大介
(社会保険労務士)
2011/12/26 21:52

リストラにも手法があるのですか

ここ数年、退職勧奨(リストラ)の事例が世間的に大変増えています。特に金融ショックのころから激増しました。 そうした中で聞かれる言葉が、「人件費の削減」です。つまり社員をリストラすることで、企業は人件費という名のコストの削減を実現します。  私は仕事柄、企業の経営者や人事部長、そして再就職支援会社とも近い距離にいます。そこで気がつくのは、経営者も人事部長も、そして再就職支援会社でさえも、労働基準法...(続きを読む

小松 俊明
小松 俊明
(経営コンサルタント)
2011/07/13 13:00

解雇に関する日本の法律はどうなっているのですか

中途採用の仕事の現場では、転職活動をするビジネスマンとのたくさんの出会いがあります。今の世の中、会社都合で退職された方々、いわば会社を解雇され再就職活動をしている方がたくさんいらっしゃいます。 自ら早期退職プログラムに応募された方もいますが、自分は退職を希望しなかったものの、リストラという形で会社を辞めざるを得なくなることが少なくないわけです。不幸にもリストラにあってしまった方だけではなく、こう...(続きを読む

小松 俊明
小松 俊明
(経営コンサルタント)

本当は会社都合なんだけど....

東京都内4カ所と京都市のハローワーク前で18~39歳の若年労働者を対象に「退職理由」を聞いたところ69.9%が自己都合退職、19.3%が解雇。 しかし自己都合退職の約3割が、実は会社の都合が疑われる退職だったんだそうです。 <自己都合退職>3割「本当は会社都合」…NPOアンケート http://www.kaiketsu-j.com/?q=node/1731 パワハラやセクハラ:12.5% ...(続きを読む

藤原 純衛
藤原 純衛
(転職コンサルタント)
2010/09/03 10:00

A&M通信~第13回 突然の内々定取り消しは違法?~

1.内々定取り消し訴訟:会社に慰謝料支払い命令(福岡地裁)  福岡地裁で6月2日、景気悪化などを理由とした内々定の取り消しは違法として、会社に慰謝料支払いを命じた判決が出されました。 [ 2010年6月2日19時54分配信 毎日新聞 ]    企業が経営環境の悪化を理由に一方的に内々定を取り消したのは違法として、元学生の男女2人が不動産会社「コーセーアールイー」(福岡市中央区)に慰謝料など計4...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)

A&M通信~第10回 試用期間は本当に「お試し期間」なのか~

1.試用期間とは ~本採用の拒否は解雇~  新年度を目前にひかえ、業績が厳しい中でも新入社員や中途社員の入社を予定している会社もあると思います。そして、多くの会社では、いきなり正式採用する前にその能力や適格性などが備わっているか判断するための“試みに使用する期間”、いわゆる試用期間を3ヵ月や6ヵ月といった期間で定めていると思います。 しかし、この試用期間について、「試用期間だからいつでも辞めさせ...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)

東京税理士界3月号 労働契約に基づく報酬の所得区分

昨日、東京税理士会の会報である東京税理士界の3月号が届きました。 今回の会報には、昨年12月に東京税理士会館で発表させて頂いた 「労働契約に基づく報酬の所得区分」について、原稿を掲載させて 頂きました。 12月の発表では6論点を用いて発表したのですが、紙面の都合上、 そろそろ公刊されるはずの国士舘法学42号に掲載させて頂きました 「内定を取り消された学生に支給された解...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
2010/03/05 14:22

明日はアコード租税総合研究所で発表です

明日13日6時からアコード租税総合研究所の国税通則法検討委員会で 「帳簿保存義務と青色申告制度特典の整合性―わが国商法導入期における 帳簿規定と法人税法、消費税法との異同―」と題する発表をします。 内容的には、帳簿保存義務が商法草案の段階で検討されていた内容が ようやく会社法432条において実現し、そもそも帳簿を保存しない者は 商法違反であって、帳簿保有による特典性は解除される...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
2009/11/12 09:53

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