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人事労務・組織全般 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (6ページ目)

人事労務・組織全般 に関する コラム 一覧

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がんばろう日本

  今回はとても仕事のことを書く気持ちになれません。   大きな地震が発生し、被災地の状況を見ていると本当に胸が締め付けられ、心が痛いです。自分も帰宅困難者となり、長い時間かかってようやく家までたどり着きましたが、他の方々からすれば取るに足らない辛さです。今は少しでも多くの人が、少しでも早く苦痛から逃れられるようにと心から思います。     内外問わず、多くの国の政治家や指導者、著名人やスポ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/03/14 00:00

東日本大震災: 雇用調整助成金の活用

こんにちは、社会保険労務士の岡本です。   東北地方太平洋沖地震において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。   このたびの震災に関連して、厚生労働省のホームページに以下の情報が掲載されています。 「東北地方太平洋沖地震被害に伴う経済上の理由により事業活動が縮小した場合に雇用調整助成金が利用できます」 http://www.mhlw.go.jp/general/seido/jo...(続きを読む

岡本 道大
岡本 道大
(社会保険労務士)
公開日時:2011/03/29 11:54

やりながら自戒した「コミュニケーション研修」

  あるお客様にて新人研修をお手伝いさせて頂いています。ビジネススタンス、マナー、スキルといった分野毎にいくつかのテーマを挙げて、その基礎的な所を学んでもらっています。     先日は「コミュニケーション」をテーマにした内容で実施しましたが、その内容の概略は「傾聴」の重要性を知り、その技法を学んでより円滑なコミュニケーションができるようになってもらうこと、また相手に合わせることに偏りすぎたり一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/04/11 00:00

一貫性と柔軟性

  良い企業は、経営理念や企業理念など、自社の原理原則を“一貫”して守り、踏襲しているという所があります。老舗企業などはこういう部分を賞賛されたりします。   一方で“柔軟性”という部分の大切さも言われます。その時の状況に合わせて臨機応変に変わっていくという事です。変化対応力、適応力など、いろんな言い方もされると思います。その時々の判断、決断を賞賛され、良い舵取りをしている経営者が「カリスマ経営...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/09/19 00:00

日本橋発人事労務管理News(vol.8)

日本橋発人事労務管理News(2012.4.16) 2012年04月16日 ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃人┃事┃労┃務┃最┃新┃情┃報┃         2012年 4月16日号 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━  いつもお世話になっております。 社会保険労務士FP小岩事務所の小岩和男です。  4月も半月が経ち、新入社員の方も次...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2012/04/16 22:40

信賞必罰の「罰」

  このところ、体罰に関する問題が多く語られています。体罰というのは、基本的に「威圧と恐怖による支配」だと思うので、良い効果を生むとは思えませんし、コミュニケーションの取り方としても論外だと思います。罰という事がいったいどういうことなのかを良く考える必要があると思います。   話は少し変わりますが、主に経営者の方々から「信賞必罰」という言葉を聞くことがあります。「信賞必罰の企業風土にしたい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/01/14 09:00

これだってりっぱなワークライフバランス?!

 すみません・・・。今回の話題は、不愉快に感じてこんな人は許せないという人もいると思うので、もしそう感じたら適当に読み飛ばして下さい。    つい先日の午後、移動途中のカフェでちょっと作業をしていた時、お隣にたぶん30代後半から40代くらいの男性二人が座りました。お二人ともそれなりの立場のビジネスマンといった感じです。    その方々、仕事の打合せかと思いきや、その後小一時間ほどの間、ず~...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/03/18 08:00

逆・追い出し部屋?

 会社が辞めさせたいと考える社員に対して、自主退職に追い込むことを目的として設けられた「追い出し部屋」の問題が取り上げられるようになってから、ずいぶん時間が経ちました。    結構な有名企業が多数指摘を受け、社長名などでその存在を否定したりしていますが、これだけいろいろなところから話が出て来るということは、やはり何らかの行為があったと考える方が自然でしょう。  中には「解雇規制が厳しいからこ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/07/15 08:00

2014/04/01 人事労務最新情報

━ 経営者・総務担当者のためのメルマガ ━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃人┃事┃労┃務┃最┃新┃情┃報┃         2014年 4月 1日号 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━  いつもお世話になっております。 社会保険労務士FP小岩事務所の小岩和男です。  4月になり、いよいよ新入社員が入社してきましたね。いつもこ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2014/04/07 21:57

大企業ほど埋めにくい組織内のエアポケット

 私たちがお手伝いさせて頂く企業では、その人数規模に幅があります。社員数で10名前後から、多いとだいたい1500名前後くらいまでの規模範囲があります。  社内の仕組みづくりに関して、これを一般的に見れば、大きい企業の方が内部に専門人材がいて、仕組み自体はしっかり作られていますが、もちろん企業によって、その程度にはかなりの差があります。  少し前にお話をうかがった、世間ではそれなりの...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2014/07/29 08:00

調べて初めて知った、「北風と太陽」の本当の話

 ある会社でのお話ですが、そちらの会社の組織運営の中では、何かと基準、ノルマ、罰則が多いのだそうです。中には子供のしつけのような内容のものまであるようです。    社長の厳格な考え方に由来するようですが、社員の立場としては、わりと細かいことまで決め事や報告義務があったりするので、相応の締め付け感もあり、上司が部下を褒めづらかったりするなど、何かと弊害があるのだそうです。    この話を聞い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2014/11/04 08:00

事業継承型 M&A とは 12

時間を買うことができる M&Aを行うことにより 自社で 事業を立ち上げる時間と労力を使うことなく スタートさせることができます 「M&Aは時間を買う」とよく言われますが、最大のメリットと考えられますメリット時間を買うことができるM&Aを行うことにより 自社で事業を立ち上げる時間と労力を使うことなく スタートさせることができます「M&Aは時間を買う」とよく言われますが、最大のメリットと考えら...(続きを読む

中井 雅祥
中井 雅祥
(求人とキャリアのコンサルタント)
公開日時:2015/01/26 19:00

事業継承型 M&A とは 25

事業継承M&Aでの 社員 従業員のメリットについて雇用が継続される 雇用が守られるということがあげられます 美容室・ヘアサロン検索サイト ビーヨ  美容室、ヘアサロン検索サイト ビーヨ 美容師 理容師 エステティシャン ネイリストの求人 就職 転職サイトなら 関西の美容師求人 まっちんぐBB 看護師 福祉 薬剤師 医療系全般の 関西 東海の求人サイトなら 関西 東海の医療系求人サ...(続きを読む

中井 雅祥
中井 雅祥
(求人とキャリアのコンサルタント)
公開日時:2015/02/11 19:00

事業継承型 M&A とは 26

事業継承M&Aでの 社員 従業員のメリットについて まずは そのまま雇用が守られるという点とその状況にもよりますが様々な処遇が改善される可能性があり期待できます 美容室・ヘアサロン検索サイト ビーヨ  美容室、ヘアサロン検索サイト ビーヨ 美容師 理容師 エステティシャン ネイリストの求人 就職 転職サイトなら 関西の美容師求人 まっちんぐBB 看護師 福祉 薬剤師 医療系全般の 関西 ...(続きを読む

中井 雅祥
中井 雅祥
(求人とキャリアのコンサルタント)
公開日時:2015/02/12 19:00

本当に「個人商店」から脱却したいなら・・・

 中小零細のオーナー企業で、社長の「個人商店」からの脱却が課題とおっしゃる会社には、よく出会います。基本的には組織化があまりされていないような会社です。  もう少し具体的にいうと、コミュニケーションの主体が、「社長と社員の一対一」という形がほとんどで、それに対して社員同士の関係の方は少し希薄ということが多いように思います。    経営者を初めとして、個人商店のような体制のままではダメだという...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2015/02/10 09:29

「報告をしない部下」のいくつかの原因

 「部下がちゃんと報告してこない」という話を、いろいろな会社のマネージャーの方々から聞くことがあります。    大きく分けると、「報告すること自体を忘れている」ということと、「あえて報告することを避けている」ということの二通りがあるようです。    「報告を忘れている」という人に聞くと、本人は本当に失念していて、ものすごく反省していたりするので、特に悪気は無さそうです。  忘れてしまうと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2015/11/03 08:00

通勤がないことであえて思う「通勤時間」のメリット

 ある調査によると、「通勤時間が40~60分」の夫を持つ妻の6割が、「夫が家族サービスをしてくれる」と答え、仕事とプライベートの切り替えができていて、家族との心理的な距離も近いのだそうです。この通勤時間が長くなるほど、「家族サービスをしてくれる」という実感は減少傾向にあるということでした。    私自身、会社員だった時代は、何度かの事務所移転があったりするなど、勤務場所が変わることはありました...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/01/19 08:00

「一体感」と「多様性」はどちらが大事?

 組織作りやチームビルディングの中で、そのグループの「一体感」を醸成することの大切さは、いろいろなところで言われていることです。「経営理念」「行動規範」「目標の明確化」「方向性を示すこと」などは、この一体感を作り出すための道具や手段にあたるのだと思います。    私は人事が専門の立場なので、これらに注目した取り組みが必然的に多くなり、「一体感」を得るために、様々な施策や取り組みを実施します。ま...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/03/29 08:00

身内だけを称賛する「内集団バイアス」が強まっているように感じる怖さ

 社会心理学では、自分が帰属している集団には好意的な態度をとり、外の集団には差別的な態度をとる心理現象のことを「内集団バイアス」(または「内集団びいき」)と言うそうです。    「内集団」とは、その人が所属していて、自分がメンバーであると認知している集団のことで、学生なら学校やクラス、サラリーマンなら会社やその部署などになります。これに対して、自分が帰属していない集団や結びつきが弱い集団、対立...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/04/05 08:00

提案・研修で使える|組織・人材の変革のための「7S」|モノクロZUKAI

提案・研修で使える|組織・人材の変革のための「7S」|モノクロZUKAI 7Sとは コンサルティング会社のマッキンゼー社が考えたフレームワークで、組織変革の順序とやるべきことを、もれなくダブりなく示唆しているモデルである。 ①トップの明確な戦略、②戦略にともなう組織構造づくり、③新戦略にともなう人事システムや情報システムなどの整備を行うことにより、求められる④人材、⑤行動特性、⑥技術・スキルなどの気づきや変化を与え、⑦組織共有の価値観を除々に変革していく。①トップ...(続きを読む

高木 仁
高木 仁
(フランチャイズビジネスコンサルタント)
公開日時:2016/07/03 10:16

「協調」を“強調”しすぎると起こること

 日本の会社では、強い個性や自己主張を好ましく捉えないところがあるように思います。  「協調性がない!」と言われれば、良い意味であることはほとんどないでしょう。周囲の人と合わせない、話を聞かない、自分勝手である・・・。そんな文脈での批判的なニュアンスであることがほとんどだと思います。    組織の中で、協調性はもちろん大事ですし、チーム力の向上を考えれば不可欠です。特に日本人的な強みとして、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/08/23 08:00

「どこかに性悪説を持つ」というマネジメントのバランス

 一度くらいは聞いたことがあるのではないかと思いますが、心理学者で経営学者のマクレガーによって提唱されたモチベーション理論で、「X理論・Y理論」というものがあります。    「人間は本来仕事をするのが嫌いであり、強制や命令がないと働かない」と捉えるのがX理論、「仕事をするのは人間の本性であり、自ら設定した目標に対しては、その報酬により積極的に働く」と捉えるY理論があり、一言で行ってしまうと「性...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/10/25 08:00

やり過ぎの懲戒処分にメリットなし

 あまり好ましいことではありませんが、組織の秩序を維持するために、懲戒などの罰則が必要になることがあります。私の経験でも、かなりひどいと思われる服務規律違反などを見たことがあり、そんな時ほど、懲戒処分に関する規定はきちんと整備しておく必要性を痛感します。    ただ、最近あるところから聞いた話で、少し納得がいかない思いを持ったことがありました。  ある社員が、地域的にも遠方への異動を命じられ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/11/01 08:00

会話から「主語」がなくなってしまう理由

 先日、ある方の講演を聴いている中で思ったことです。    それほど難しい話をしている訳ではないのですが、話の内容が、なぜかものすごく理解しづらく感じてしまいました。その理由は、話の中で主語の省略がものすごく多いということです。    お年寄りの会話などではありがちなことかもしれませんが、さすがに講演のような、多くの人たちが話を聞いている場面であると、もうちょっと意識してほしいという気持ち...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/11/08 08:00

「バカンス中のメール自動削除」は日本企業でもできるか?

 数年前のニュース記事ですが、ドイツの自動車大手ダイムラーが、社員が仕事に関わるメールを気にせずに休暇が過ごせるようにするため、休暇中の社員宛てに届くメールを自動削除するシステムを導入したという話題を目にしました。    メールの送付元には「休暇中で受け取れない」との説明と、対応できる別の担当者の連絡先を知らせるメールが自動返信され、個別設定で特定の相手からのメールだけを受け取ることもできると...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2016/12/27 08:00

「リーダー不在」を嘆く人に感じるリーダー依存

 「リーダーにふさわしい人材がいない」という嘆きを、いろいろな会社から聞きます。  リーダーシップというのは、それなりの知識やスキル、経験も必要ですし、人それぞれが持って生まれたキャラクターや相手との相性に左右される部分もあります。うまく発揮するにはそれなりの難しさがあります。  リーダーシップスタイルには様々な形があり、場面によっての使い分けが必要といわれます。  理論的にはいろいろ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2017/01/24 08:00

「不満分子」と「解決者」「改革者」の間のなかなか超えられない壁

 会社への不満というのは、社員であれば誰でも何かしらは持っているものだと思います。不満というのは現状への問題意識であるともいえるので、それを持っているのは決して悪いことではありません。ただし、この不満に対する行動の仕方によって、その人の見られ方は正反対に変わります。  不満を他人のせいにして、一方的な自分の都合ばかりを攻撃的に主張し、自分では行動しない人は「不満分子」と言われ、不満を自分にかかわ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2017/03/07 08:29

職場の「コミュニケーション量」には物理的な環境も関係するという話

 ある会社で、現状の課題として「社内コミュニケーションの不足」という話が出てきました。どんな会社でも、何かしらの課題があることが多い部分です。    これから社員の皆さんと一緒に今後の施策を考えるということで、その認識を合わせる一環として、私も社内の様子を見学させて頂きました。    そこで見た会社の作業環境は、日本の会社にしては珍しく、一人一人の席がブースの形で囲われていました。立ち上が...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2017/07/18 08:00

「協調性」が行き過ぎて「依存性」となっていないか

 仕事をする上では、何から何まで自分ひとりだけでできる訳はなく、いろいろな方々からの支援や助言を得ながら、他者と協調することは大切です。チームで動く方が大きな成果が得られますし、私自身も今までの経験から、チームで何かを達成する喜びは知っているつもりです。  あくまで自己評価ですが、自分ではそれなりの「協調性」はあると思っています。  その一方で、大きな組織に属している訳ではない今の自分の...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2017/09/12 07:19

「やりたいこと」と「やらされること」と「できること」の距離

 いろいろな調査の結果を見ていると、日本人は全般的に「仕事の満足度」が低い傾向にあります。しかし、それにもかかわらず、「今の会社に勤め続ける」という人の比率も高いようです。    雇用環境などの要因はありますし、会社内での自由度は人によって違いますが、仕事観として、自分の意志に関わらず、会社から与えられた「やらされること」であっても、それを義務としてこなすというようなことを重視している印象を持...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2017/10/17 08:00

「会社の昔話」をしたその後の違い

 会社の創業時の苦労や、先代、先々代といった過去の経営者が取り組んできたことなど、今いる社員に会社の歴史や過去の経緯を伝えていくのは大切なことですし、意外に多くの会社で行われています。  社歴が10年を超えてくると、創業メンバーや古参社員の人たちが、そういう話を持ち出す頻度が増えてくるようです。    先人の苦労を知り、それに感謝することは、私はあって良いと思いますが、この「会社の昔話」は、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/07/10 08:00

「約束を平気で変える人」を見ていてわかったこと

 私自身は、もしも誰かとアポイントを決めたら、よほどの緊急事態ややむを得ない事情でも起こらない限り、それを変更することはありません。約束や時間を守ることには厳しい方だと思います。  私の周りの人たちは、ほとんどが同じような考え方の人たちです。    しかし、世の中にはそうでない人も大勢います。  先日ある会社の人を通じて決めたアポイントが、先方の都合で変更になったことがありました。そもそも...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/16 08:00

組織のムードを壊す人が言う決まり文句

 組織作りやチーム作りの中で、「ムードメーカー」と呼ばれる人の存在は大切です。    例えば、かつて野球の米大リーグ、ブルージェイズでプレーしていた川崎宗則選手は、ベンチでも大きな声を出して雰囲気を盛り上げるなど、その明るい性格と真摯なプレーぶりで、チームに貢献する典型的な「ムードメーカー」といわれました。    また、よく言われる明るく元気な人でなくとも、例えば、ホテルのバーなどは、落ち...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2018/10/30 08:00

「老害」と「長老」の違いはどこにある?

 いろいろな企業や組織の中で、「老害」という話を聞くことがあります。    「老害」を辞書で調べると、 ・企業や政治の指導者などで、中心人物が高齢化しても実権を握りつづけ、若返りが行われていない状態。 ・能力の衰えた高齢者が社会や組織の中で活動の阻害をする際に使われる。 などと書かれています。    「老害」と言われがちな要素には、考えが古い、頑固、威張る、偉ぶる、その他いろいろある...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/01/08 08:00

デキるマネージャーは、仕事をどんどん捨てている?

 ある企業でマネージャー面談に立ち会っていた時のことです。  業績、状況把握、部下との関係性など、様々な部分で問題を抱えている部門のマネージャーでしたが、ご本人の状況を細かく聞いていく中で、最終的に出てきたのは「何をどういう順番で取り組めばよいのかがわからない」という話です。    中小企業であればなおさら、現場の実務も担う“プレイングマネージャー”が多いですが、この人の話を要約すると、「中...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/02/26 08:00

似ているようで実は違う「管理」と「マネジメント」

 マネジメントやリーダーシップは、多くの企業で課題になっています。自社の状況を称して、「うちの部課長たちは管理能力がない」「部下の管理ができていない」などという話を良く聞きます。    こんな表現に代表されるように、組織における「マネジメント」と「管理」は同じニュアンスで語られることが多いですが、実際には「管理」と「マネジメント」には大きな違いがあります。    「管理」という言葉を辞書で...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/08/06 08:00

「部下を守る」ということのいくつかの形

 少し前に話題になった、ある団体のブログ記事についてのお話です。    クレーム対応について書かれた記事ですが、それによると、ある有名外資系のショッピングセンターで、明らかにクレームを通り越してスタッフに「イチャモン」をつけ、商品を「タダにさせてしまおう」とするお客がいたそうです。  そこへ出てきた欧州系の外国人支配人は、「出て行け!お前は客じゃない!」と物凄い剣幕で怒りだし、「スタッフはお...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/09/10 08:00

経営者やリーダーに「内向型人材」が大勢いるという話

 「内向型人間」について書かれた、あるウェブ記事が目に留まりました。  2013年にアメリカで発売されてミリオンセラーになった書籍(「内向型人間の時代」:講談社 スーザン・ケイン著)を紹介している内容で、社長や政治家やリーダーに、実は内向型人間が大勢いるという話でした。    記事によると、科学者のアインシュタイン、音楽家のショパン、映画監督のスピルバーグなど、内向型が多そうな学者や芸術家と...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/09/24 08:00

「行動力」があることの裏返し

 昨今のビジネス環境では、スピードが大事になっています。材料をすべて集めて、綿密な計画を立てて、その計画をもとにビジネスを進めるようなやり方ではスピードが足りずに、それが通用する場面はとても少なくなっています。    そんな中で事業を成功させている経営者は、概して行動や判断が早く、私自身も感心させられることも多いです。  ただし、長所にはその裏返しの短所があります。    これはある中堅...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/10/22 08:00

女性に聞いた「働きやすいオフィス」の調査結果で思い当たること

 ある機関が、女性社員と経営者に実施した「働きやすいオフィスのあり方について」の意識調査の結果を目にしました。    首都圏の従業員数50人~500人の中小企業を対象としたもので、この調査によると、経営者の60.5%が「女性が働きやすいオフィスをつくるための経営努力をとてもしている・まあまあしている」と回答している一方、女性社員の66.5%が「まったく努力していない・あまり努力していない」と感...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/11/19 08:00

あって当たり前の制度でも「ダメなら変えればいい」という話

 少し前になりますが、グループウェアで国内トップシェアのサイボウズ、青野慶久社長の講演であった話から思ったことです。    ユニークな社内制度を数々取り入れている同社では、副業、出戻り、育児支援、その他多様なワークスタイルを認めていますが、その中で、「給与テーブルを廃止した」という話がありました。  給与テーブルがあることによって、内向きの視点で社員同士の他者比較が始まることを好ましくないと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2019/12/03 08:00

使う「言葉」を変えると組織風土も変わる

 福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、選手への禁止事項として決めた中にあった「禁止語ルール」が話題になったことがありました。  行き過ぎた茶髪やひげなどの身なりや、試合中のガムやツバ吐きなどの不快に見える行動と合わせて、「できません」や「わかりません」といったネガティブな言葉も禁止だといいます。  ちなみにファンの間で、特に「わかりません」の禁止が妥当なのかどうか、それに納得できなかった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/02/04 08:00

「複数の目で確かめること」の大切さ

 私自身は、いろいろなメディアで原稿を書かせていただく機会があります。たいした文章は書けないにもかかわらず、そういう依頼を頂けるのは、とても光栄なことです。    そんな中で、いつも反省と感謝をしながら取り組んでいることがあります。  先日も、まったく別の媒体で、内容も異なる記事ですが、その文章を確認していただいた担当者から、文章の中に誤解を生むかもしれない表現があるので、それを直してほしい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/04/21 08:00

「間違いをなくすため」「能力を知るため」に手書き?

 新型コロナにかかわる給付金や補助金の申請で、件数の多さやシステムの不備、整備の遅れなどから、いろいろ混乱しているようですが、少し前に同じような公的申請の手続きに関して、知人から聞いた話です。  ある許認可に関する申請書類を準備していて、質問をした役所の窓口でこんなことを言われたそうです。  「書式は電子文書で提供されていますが、中身をしっかり確認しながら書いて頂くために、必ず手書きしてくださ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/05/19 08:00

仕事の「スピード感」のとらえ方

 ある会社で人材育成に関する打ち合わせの中で、「育つまで三年かかる」という話がありました。  ここだけ聞けば、それなりにもっともな話で、人材育成には相応の時間が必要であり、例えば新入社員が一人前と言えるレベルになるまでに、三年くらいの期間を見込むのは普通のことだと思います。    ただ、今回の話で言えば、新しい事業展開に向けて、即戦力のコア人材をどう育成していくかという話でした。ここで三年も...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/07/14 08:00

「明日でもいいことは明日やればいい」という考え方

 「今日のことは今日中に済ませる」  「先延ばしせずに今やる」  こういう行動を悪く思う人は、あまりいないはずです。どちらかと言えば、私も「できることはすぐやる」という意識が強いので、物事をできるだけ先延ばししないようにと、常々思って行動しています。  ただ、ある先輩から「明日でもいいことは明日にすればいいんだよ」と言われ、その理由を聞くほどにちょっと考えてしまうことがありました。 ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/08/11 08:00

「自分の当たり前」が相手には新鮮なことがある

 最近はコロナ禍のせいで、外国人観光客をほとんど見かけなくなってしまいましたが、あるウェブコラムに、日本流のおもてなしは、必ずしも外国人観光客に好評ではないという記事がありました。  日本で提供されているツアーには、観光地をめぐってお土産を買うというパターンがあまりにも多く、「体験が少ない」のだそうです。  日本人は、その場所へ行ったという事実が重要なので、写真を撮ってお土産を買えばだいたい満...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/09/22 08:00

「天狗になる人」よりも扱いが難しい「卑下する人」

 いくつかの会社で、コンサルティングの一環として、人事評価面談に立ち会うことがあります。上司の面談のしかたをみて、後からアドバイスしたり、第三者が立ち会うことで一方的な評価にならないように仕向けたり、他社の事例などを引き合いに話すことで、評価の納得性を高める助けにしたりということが目的です。    本人の自己評価と上司評価を突き合わせて面談する会社が多いですが、高い自己評価をつけてアピールしよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/11/17 08:00

初対面のアポをドタキャンした会社に未来はあるか?

 少し前の話ですが、たまたま電話を取った相手が営業代行の会社で、サービス紹介のためにアポイントが欲しいと言います。声は若そうな男性の営業担当です。    その会社の名前は、人づてに聞いたことがありましたが、何人からはあまり良くない評判を聞いています。営業担当のレベルが低いとか、サービスを利用してみたが成果がないとか、そんな内容の話です。    それでも会社としては成長しているという触れ込み...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2020/12/08 07:00

日本人はうまくいくほどネガティブになるという話

 あるテレビ番組での内容ですが、「うまくいくほどネガティブな感情を持つのは日本人だけ」なのだそうです。  例えば「勝ってカブトの緒を締めよ」などといい、成功したり戦いに勝ったりしても気をゆるめず、さらに心を引き締めて謙虚になるようにと戒められます。  日本人の感覚からすると、それは良い心がけで好ましいことのように思いますが、勝っていて昇り調子の時にさらに上を目指そうとしない、うまくいっている時...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2021/07/13 07:00

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