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閲覧数順 2016年12月09日更新

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これだってりっぱなワークライフバランス?!

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 目に留まった事

 すみません・・・。今回の話題は、不愉快に感じてこんな人は許せないという人もいると思うので、もしそう感じたら適当に読み飛ばして下さい。

 

 つい先日の午後、移動途中のカフェでちょっと作業をしていた時、お隣にたぶん30代後半から40代くらいの男性二人が座りました。お二人ともそれなりの立場のビジネスマンといった感じです。

 

 その方々、仕事の打合せかと思いきや、その後小一時間ほどの間、ず~っと合コンの打合せをしていました。それも「いつやる?」とかいう話ではなく、この日はどこかのお店の○○さんバージョン、この日は後輩XXさんのお友達バージョンといった具合に、直近1週間くらいのほぼ毎日のお互いの夜の予定を全部すりあわせしていました。 「そんな会議、ムダだからサボっちゃえよ」とか「どうせ大した商談じゃないから、その時間は大丈夫」などと話しています。

 

 途中で仕事らしい電話が入ったりするのですが、「今打ち合わせ中だから! 緊急でなければ後で折り返す」といって、後回しにしています。う~ん・・・、確かに打合せだけど・・・。

 会話が漏れ聞こえてきてしまうのですが、「この前の時の○○ちゃんと昼間に会った」とか、「あの会社の○○さん、キレイだよね」とか、女性の話が大半です。

 最後の数分だけ、ようやくほんの少し仕事の話をして去っていきました。

 

 この様子を見ていて、初めのうちは「こういう社員が自分の会社にいたら困るかも・・・」などと思ったのですが、途中から「イヤイヤ、そうじゃない」と、そのバイタリティやタイムマネジメントといったところで、実は感心していました。

 

 多くの人は「仕事中なのに不謹慎だ」「そんな余裕があるなら、もっと仕事しろ!」なんて思うのかもしれませんし、経営者であればなおさら、「仕事時間中はきちんと仕事をしろ!」「お前らの遊び時間に給料を払うつもりはない!」などとおっしゃるかもしれません。

 確かにモラルの面では問題ありだと思いますし、組織の中では悪影響があるかもしれませんが、それはさておき、仕事への向き合い方ということだけで考えれば、不謹慎とかもっと仕事しろとか思ってしまうのは、「仕事こそ最優先の大事なこと」という価値観によるものです。でも、世の中にそうでなければいけない決まりはありません。

 

 さらに良く考えれば、そういうことができるということは、相応の経済的余裕もあって、時間管理も任されている立場ということで、会社であればそれなりの結果を出してそれなりに評価されていなければできないことでしょう。会社自体も業績が悪ければ、もっともっと厳しく締め付けている事でしょう。単なる手抜きやサボりばかりではこうはいきません。

 

 また、こういう人たちであれば、仕事はできるだけ効率的に短時間で終わらせようと考えるでしょうから、無駄なことや優先度の低いことはやらないはずです。事実、「でっかい商談なら、ガッツリ行くけどさぁ・・・」なんて話していました。それは仕事上悪いことばかりではないはずです。

 

 多少の問題はあるにしろ、これだってりっぱな「ワークライフバランス」の実践ではないかと思います。(あくまでモラルはさておきですが・・・。)

 この例では、たまたま最優先が女性、合コンだったためにちょっと不謹慎な感じがしますが、最優先がゴルフ、映画、釣り、ゲームなんて人はたくさんいると思います。

 でもそういう人たちに対して、「そんな余裕があるならもっと仕事をしろ」と追い込んで、その結果つぶしてしまっていることが多いのも、今の世の中ではないでしょうか。

 やっぱり、人それぞれのワークライフバランスの捉え方というのも尊重する必要があるように思います。

 

 草食系男子全盛といわれる中で、久しぶりに見た肉食系オジサンのあまりにすごいバイタリティから、ちょっとこんなことを考えてしまいました。

 

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