小倉 美紀
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突然やってくる別れ
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思いがけない別れに遭遇することはにあるもの。
あなたの最近の思いがけない別れは何ですか?
そのことへの反応はどんなものでしたか。
私の場合は、小さな別れ(笑)。
1年ほど通っていた慈恵医大病院のスポーツウェルネス
クリニック。月に2~4回リハビリに通い、理学療法士の方から
ストレッチや自分の身体の弱いところ、付き合い方を
教わったり、トレーニングをしたり、をずっとしていたところ。
専門の方に定期的に見てもらえるというのは、自分では
よくわからない、たとえば今日はひざがゆるい、とか、
今日は腹筋が疲れているみたい、とか、状態を
見分けてくれたりするので、日々安心感がありました。
で、久々にドクターにあって、痛み(坐骨神経痛)も
管理できているようだし、いつまでも病院に通うわけにも
いかないから、そろそろ一度卒業して、自分で
トレーニングやってみなさい、ということになり。
痛みが出てないのはハードトレーニングしてないから
だけど、うんまあそうですね、なるほど、はーい、わかりました。
と明るく言った後で、その後リハビリ室でトレーニング中、
ふと気付きました。
これって、卒業はいいけど、じゃあトレーナーの
石井さんともう会えなくなっちゃうってことだ!えー!
と遅い反応でしたが、ちょっとしたショック。。。
その次に、どうしよう?調子が悪いとき気軽に
聞ける相手がいなくなるんだ、という小さなパニック。
そして、なんだかんだと1年もお付き合いさせて
もらっていた石井さんとはおしゃべりもよくしたので
私にとってはちょっとした楽しみでもあったので
それがなくなる寂しさも湧き上がってきました。
それまでは来週も来る、というようなつもりでいたのに
急に思いがけずそれがなくなってしまい、それは
ある朝突然に。。。というのがまさにぴったりの出来事でした。
ふとドイツで突然リストラされたとき(もう8年も前)を
思い出しました。
あのときの私自身の反応は違うものでしたが、
あれもある意味の別れ。そしてびっくりしたのは同じ。
人生に別れは意外にたくさん起こります。
別れと言えば、恋愛を思い浮かべますが、ほかにも
たくさん。痛みを伴うものもあれば、別れて嬉しい、と
いうのもあります。
友人との別れ、転職やリストラなどすれば、同僚や
そこでの人間関係もひとつの別れを迎えます。
また住みかを変えれば普段見ている日常、風景、お店、
ご近所などともお別れ。
別れは、そのときはやはりつらかったり悲しかったり
さびしかったりしますよね。また、ショックだったり、
パニックになることもあるかもしれません。
また大きな別れなら、彼との別れや離婚はもちろん、
人はみないつか亡くなるから周りにいる誰かが
亡くなることもみんな経験します。
大きな別れは、痛手となることも多く、いくつか段階を
踏んでいずれはリカバリーしていきますが、人によって
時間もかかります。また時間をかけてもいいもの。
悲しいときは悲しんでいいし、そういうときに無理に
がんばらなくてもいい、という用意をしておくと
少し気が楽です。
たとえば、親も順当に行くなら子供が見送ることになり、
その別れは確実に日々近づいています。
そう思うと重たいですが、人が生まれて死ぬのは自然の
摂理の一部だし、私たちも大きな意味では自然の一部だから
必要以上に重たくしないで、日々今ある時間を
大事にしたいと思わせるものです。
そう思うと、別れも自然の一部。別れは変化をもたらし、
変化に対応して私たちも何かを学んだり、成長したり。
また別れがあって新しい出会いや展開も待っているもの。
悲しむ時間を終えたら、何か新しい展開に期待して
みると、興味深いものがあります。
友人が去るなら、新しい友人がやってくるし、彼と別れたなら、
新しい彼がどこかにいるということになるし、普段の日常が
変わるなら、日々新しい発見も出てきます。
今日はお話にまとまりがないような感じになりましたが
突然やってくる別れも、最初の反応のステージを過ぎれば
いずれ大丈夫になりますよ、というところでしょうか。
人生はうまくできています。
このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51791231.html
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