小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「これまで来た道」 - 専門家プロファイル

小倉 美紀
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オグラ ミキ
( パーソナルコーチ )
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これまで来た道

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セルフ・ヘルプ 自分を認める (Self Acceptance) 2009-07-23 18:00
あなたは今までの自分の軌跡というか
道のりを振り返る機会はあるでしょうか。

記憶があるころから、どんなことがあって、
何を思い、どんな行動をして、何を成し遂げて
きましたか?

年齢ごとでもいいですから、年表みたいにして
紙などに書き出して振り返ってみると、
思っているよりもずっとたくさんのことを
成し遂げてきたと改めてわかるはず。

私たちの多くは、自分の良くないところを見たり、
自分をけなすのは得意だけれど、逆に自分を認めたり、
やってきたことをちゃんと評価して見てあげるのは
不得意ですね。

これって、ホントなんでかしら?

親からけなされたり、怒られたりして育ったから?
そのクセが自分に移ったのでしょうか。

そういえば、日本の親は謙虚で、人前で
自分の子供を褒めたりなんてあまりしないですね。

アメリカ留学時代、ある友人のお母さんが自分の
息子をとても自慢げに「あの子はいい子よ」と
言っていたのを、私はびっくりして聞いた記憶が
あります。

アメリカでは、こうして自分の子供を人前で褒めたり、
誇らしいと感じていることを言葉で表現するんだなあ、
と感心したものです。

そこへ行くと私の母は、私のことをいい子だなんて
言うどころか、この子はデキが悪いと人前で
けなすことしかしていなかったし、私は小さいころは
テストでいい点をとろうが何だろうが、褒められた
記憶がない。

なので、当時のアメリカのお母さんの発言は
大衝撃で、いまだに覚えています。その友人が
うらやましいなあとも思ったものでした。

かといって、大人になった以上、いつまでも
親がそうだったから仕方ないとあきらめたり、
時代がそうだったと言い訳するのも、ね。

怒られることが少なくなるのもバランスが悪いかも
しれませんが、最近は褒めて育てる時代になりました。

この際、自分で自分を褒めて育てるのは
どうでしょう。

だって、ココロの奥底には誰だって褒めてもらったら
嬉しいと思うはず。

誰かにやってもらえないときは、自分でやったって
別に誰にも迷惑にならないし、何か自分にご褒美を
あげたり、というのもいいですよね。

自分で自分を褒めるには、自分がやってきたこと、
小さなことでも、「私はこんなことをやってきたんだ」と
記録があると、やりやすくなります。



あなたのこれまでを振り返って、成し遂げてきたと
思えることはどんなこと?

学校を出たことや、友達を作ったこと。
他にも、今まで元気でやってきたこととか。

恋愛したり、結婚したり、出産したり子供を
育てたり、なんていうことも大きなことです。

ほかにも、何かを勉強したり、引っ越したり
ひとり暮らしをしたとか、海外へひとりで旅行した、
などなど、振り返ってみればたくさんあるはずですよ。

自分の来た道を見れば、失敗も後悔も悲しいことも
あったけれど、今ここにいる以上、すべては
栄養となっていることでしょう。

これまでこれだけやってきたのだから、
実績はあるし、これからにもつながる!と
思えれば尚さらよし。

自分に対してスタンダードが高いのは良いとしても
自分のことが認められないのは、残念です。

ときに振り返って、今までやってきた自分を
認めるパターンを作ってみてください。

自信にもつながるし、これからのライフプロセスを
信頼するための基盤にもなるはず。



このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51639985.html
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