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小倉 美紀
オグラ ミキ
(
パーソナルコーチ
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前向きでいる (Positivity)
2009-03-19 19:56
自分がどんな言葉を使っているか、普段意識することは
あまりないかもしれませんね。
知らないうちに、「こういう風にはなりたくない」なんて
思うときはないでしょうか。
仕事でも、人間関係でも、「こういうのはイヤ」という
否定文を使っていると、本当に不思議ですが
まさにその「イヤ」なのがやってきます。
確かに、こうはなりたくない、っていうの、
よくありますが、否定文でもあるので、そこには
何かネガティブなエネルギーがあります。
私は言葉にも感情があり、エネルギーがあると
いつも考えています。
良いエネルギーや感情のあるところには
やはり同じような波長のものがやってくるので
意識してみると、違いが出てきます。
何が違ってくるかというと、まず自分自身の気分。
否定文を話しているよりは、肯定文を話しているときの
ほうが、気分的に軽やかに明るくなります。
本当ですよ。だって、「これもいや、あれもいや」って
ずっと言い続けている自分って、想像してみるだけでも
気分が重くなってきませんか?
それに、こういうのはイヤなのよね、あんなふうには
なりたくないわよね、という言葉を発し続けている人の
そばには、たいてい行きたくないですよね。
ほかにも、文句ばかり、悪いところばかり話しているのも
同じです。自分でもやっぱりイヤだし、誰かがそれを
やっていても、気分はよろしくありません。
自分が気持ちよくいられることは、自分の状態を
よくしておくこと、余裕を持つことへの1つのステップなので
気分がいい・悪いは、意外に重要なのです。
チャレンジなのは、ときに自分が否定文を
使っているクセに気づかないとき。
自分の言葉のクセに気づかないくらい、
大変なときや余裕のないときって、確かにあります。
自分が発している言葉に普段から意識することや、
または周りの人にチェックしてもらっておくのも良いでしょう。
気づかないままいると、そこから下降スパイラルに
陥ってなかなか上がってこられないことも
あるかもしれませんから。
それから、自分の言葉使いを知るためのサインも
あります。
それは、自分の気分や感情です。
言葉が気分に影響を与えるのですから、
逆も成り立ちます。
落ち込んでいるとき。気分が乗らないとき。
ハッピーじゃないとき。元気じゃないとき。
余裕がないとき。
ちょっと広げて考えると病気のときなども
そうですね。身体の調子が悪いときは、自然と
気持ち的にも落ちてきますから。
こんな風に下降気味のときには、言葉使いが
ネガティブになっていることがよーくあるので、
普段よりさらに注意してみましょう。
そして、否定文を使っている自分に気づいたら、
反対の肯定文に言い直します。
たとえば、「うそつきにはなりたくない」という否定文なら、
「私は正直(誠実)でありたい」というように。
ほかにも、「この仕事はやりたくない」なら、
「こんな仕事がやりたい」というように、肯定文を
探します。
肯定文をクセにすることでの変化を感じてみて。
あまりに小さいことで不思議ですが、
必ず変化が出てきます。
このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51570935.html
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