小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「怒りはポジティブパワーにも変えられる」 - 専門家プロファイル

小倉 美紀
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怒りはポジティブパワーにも変えられる

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セルフ・ヘルプ 前向きでいる (Positivity) 2008-11-18 14:42
一瞬だけちょっとムカっと来たり、身体が反応するほど
心底頭にくることがあったり、と「怒り」ってけっこうあります。

怒りは、下手に外へ発散させると、物を壊したり、
人を傷つけたり、また言葉で人を傷つけたり、と
散々なことも多いですね。

怒りをぶちまけて後悔した経験のあるも
多いのでは。

怒りのせいで、歴史上の悲劇も、また現代の悲劇も
たくさんあります。

かといって、浄化しないでおくのもタチが悪いというか。
内に溜め込むと、今度は自分のバランスが崩れたり、
心の平和が乱れたりします。

怒りのせいで体調が悪くなって、病気のもとにも
なります。ある本では、長いこと溜まる怒りは
身体を侵食して、本当にがんになってしまうと
読んだことがあります。

病は気からというくらいですから、納得も
いくというもの。

でも、怒りの感情がすべて悪かというと、一蹴には
できないところもあります。

怒るという感情が存在しているのですから、
無駄なものではなくて、これも何か私たちにとって
メリットがあるはずです。

感情は、エネルギーを発します。

また不思議なことに、怒りの感情は、ひとつの大きな
エネルギーを発します。

確かに、ネガティブなエネルギーを発するのですが
これが使い方によっては、結果としてプラスの
エネルギー源効果を呼んでくれます。

何かの原動力になるというか、怒ったことでもういやだ!
これは変えたい!と強く思ったり、怒りのおかげでいつもは
出ない力が出たり、なんてこと、けっこうあるものですよね。

歴史上の発明とか成功などを振り返っても、背後にあるのは
そうした感情がきっかけだったりするかもしれません。

あなたにも、怒って悲しかったり後悔したりがあっても、
そのことで結果的に何かプラスになった経験はないでしょうか。

そういえば、私は初マラソンのとき(ドイツ時代のこと)、
最初のエイドステーションで水を受け取ったら、後ろから来た
別のランナーに追突され、彼が持っていた水を頭から
かけられてしまったことがありました。

冬のマラソンで思いがけず水をかぶり、「ひえっ!」と
ショックを受けましたが、頭にきたのはその追突してきた
ランナーの態度。

もちろん、後ろから来るランナーのことなんて見てなかった
私にも多少の非はありますが、その男は私に対して
失礼の一言どころか、お前が止まっているから悪い、と
はき捨てて走り去りました。

これだからドイツ人は!と思わせる一瞬。
(気に入った場所に住んでいても、海外に住むと
そういう思いはしばしばあるもの笑)

濡れたことには腹が立たなかったのに、その言い草と
マナーの悪さに、私は一瞬で怒り心頭に達し、その場で
思いっきり言い返してやりました。(聞こえていたかは
わかりませんが)

不思議なことに、どういうわけかパワーが出てきて
その直後の5キロのスピードは、マラソン全行程の中で
一番速かったのです。



実は今もあの5キロのスプリットタイムは、更新できて
いません笑。怒りが何かパワーを与えてくれたようです。

マラソンの例はほんのちょっとしたことですが
怒りがこんな風に結果的には、ポジティブな結果を招いて
くれることもあるのです。

もしそうなら、意識的に怒りをポジティブパワーに
変えることもできるはず。

あなたも、怒りがこみ上げてきたときは、
それに流されるだけではなくて、思い出してみてください。

怒りをどう発散したら、自分も傷つかず、周りも傷つかず、
怒っていること自体は周りに伝えられ、そしてそれを
最終的にポジティブな結果を引き寄せるための
手段に変えられるか。

ちゃんと意識して考えれば、必ず方法はあるはずです。
怒りをポジティブパワーに変えて、何か良いことに
使ってください。


このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ → http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51495572.html

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