小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「マイペースを崩してみる」 - 専門家プロファイル

小倉 美紀
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マイペースを崩してみる

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セルフ・ヘルプ 自己成長 (Growth & Evolution) 2009-10-19 14:00
マイペースを保つことは基本的には大事なスキルですね。

人と比較しても落ち込むことのほうが多いし、
誰かのペースに巻き込まれて苦しいのも大変だし。

が、最近私もちょっと思うことに、マイペースじゃないのも
いいかも、ということ。

もちろん、誰かと比較したり、巻き込まれて
ボロボロにならなくていいけど、ときと場合により、
マイペースを崩すのに価値があることもあります。

ただし、いつ自分のペースを守り、いつ誰かのペースに
巻き込まれてもよいのか、どこまで巻き込まれるのかの
線引き、その判断と意識を持つのが大事になりそうです。

私は4月からロードバイク(自転車)に乗り始め
いつも行くショップが主催する自転車クラブに入って
毎週末の朝ラン(ツーリング)に参加して、最初は
30キロこぐのから始めて、ようやく100キロほど
こげるようになってきました。

で、先日ようやく100キロ最初から最後まで
自走できたとき、ほかのクラブメンバーの人が
「けっこういつもマイペースで入ってますよね。誰かの
後ろにくっついて走ればいいのに、もったいないな。
ボクなんて、どうやって人の後ろにくっつくかしか
考えてないっすよ。楽だもん。」

そう、私まだスローペースな上に、マイペースのおかげで
気づくといつもひとりさびしくこいでいることに。

別に故意にひとりなわけではなく、集団にくっついて
いくには、私はまだ力不足で。途中で少しずつ
遅れを取って気づくとひとりマイペースになっています。
(皆さん時速30〜35キロくらいで走り抜けるので笑)

他のメンバと一緒の集団走には、メリットがあるのです。
よく自転車がお団子状態になって走っているのは、
集団の後ろにつくと、前の人たちが風よけになり、
より抵抗少なく走れるから。

これで、かなりエネルギーの節約になるそうで
確かにひとりでこいでいると、いつも向かい風にあたり
めげそうになる。余計に力も入り、消耗も早い。
で、さらにスピードが落ちることもあります。

そういえば先日トライアスロンショップのアスロニアで
自転車セミナーにも参加しましたが、早く速くなるコツは、
ずばり集団走!

人の後ろにくっついて走ることで、いつもの力で
効率よくより速く走れるようになるのだと教わりました。

人のペースにちょっとがんばってくっついていく努力で、
つまり、ここでは他の人のペースに巻き込まれることで
レベルアップが図れる。

なるほど、こんなときは他の人のペースに乗ずるのが
プラスになるのですね。

と、同時に「マイペースは大事だよ。速いのにくっついていったら
途中でエネルギー切れ起こすからねえ」という人たちも
います。

結局、意識のポイントは、今の自分にとって何が
大事で、何が欲しくて手に入れようとしているのか、です。

マイペースを保つほうがいいか、それともちょっと
巻き込まれてみるほうがメリットがありそうか。

ここによって、そのためのアクションは少し変わってきます。

ところで、人のペースに巻き込まれるというと
なんとなく語弊がある気もしないではないですね。



ここでは人のペースを借りてみるとか、自分の
コンフォートゾーンを出る、というように位置づけてみると
巻き込まれるという意識を持たずにすみます。

言葉使いひとつで印象も変わります。

たとえば、レベルアップしたり少し何かを変えたいときなど、
普段の自分のペースやコンフォートゾーンから
抜け出る努力がやっぱり必要です。

同じことをやっていたら同じ結果になるのは自然の摂理。
違う結果が欲しいなら、いつもとは違うことをしたいものです。

かと言って、あまりにマイペースを崩しても、長続き
しなくなってしまう可能性も高くなってきます。

なので、ここは、ストレッチと言って、ほんの少し、
いつもの自分ならやらないかも、というところに
手を伸ばしてみる、一歩前へ出てみる。

こんな感じがマイペースプラス、くらいで
比較的挑戦しやすいところです。

あなたも、少しストレッチしてみたいところは
どんなことでしょう。



このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51684386.html

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