小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「Is life really fair?」 - 専門家プロファイル

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Is life really fair?

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セルフ・ヘルプ 心のクセ・姿勢 (Attitude) 2009-07-24 18:41
以前ドイツでのサラリーマン時代に、ある上司(女性が)
Who said life is fair? という言葉を発し、職場で
話題になりました。

人生は公平だなんて、誰が言ったの?という意味。

その彼女はとっても強くておまけに感情表に出す人で
私はそういう人に慣れていなかったので、正直
怖かったですねぇ(笑)。

おまけに離婚調停の最中とかで(ドイツの離婚は手続きが
すごく大変なのです)、その夫から電話がかかって
きたりすると、電話口で明らかに怒っている様子が
わかったり、そしてガッチャーンと電話を切ったと
思ったら、そのまま何時間も消えちゃったりして・・・。

彼女にかかってくる電話のメッセージをとりながら
ドイツではこんな人がいるんだ、とか、こんな勝手に
職場から消えちゃうなんてホントに許されるの?などと
ひとつのカルチャーショックでした。

私的な問題も手伝ってか、私にはなんだか攻撃的で、
たまにする私用電話などにも(日本から越したばかりで
雑用電話がちょくちょくあったのですが)怒られたりして。

私の後に新しく入ってきて人たちには、ずいぶん
優しくて私用電話なども全然OKで、私のときだけ
不公平にもあんなにきつかったんだと後から
知りました(笑)。

他の同僚や上司も、彼女はあなたには
どういうわけか敵意か何か持っていたみたいねと
言われたりしたくらい。

そこへ彼女が言っていた、who said life is fair?
ですよ。妙に説得力があったりして。

話が飛びましたが、今日のテーマは
is life really fair? ということで。

人生は不公平だと思うことはときにあるものですが
どんなとき、どんなことに不公平だと思いますか?

他にも、自分はがんばっているのになかなか周りから
認められないところへ、大してがんばっていないような
人のほうが、認められている、とか。

この人の考え方はすごく甘いと思うのに、なんで
この人はなんだかんだとうまくやっているんだろう?とか。

私のような職場でのケース、扱われ方のケースも
あれば、そもそも生まれてきた環境などにも、
不公平だと思うこともあるかもしれません。

かと言って、どの親のところに生まれてくるかは
意識的にはコントロールできませんし。

スピリチュアル的なお話をすれば、私たちは
生まれてくる親を選んでいるとも言われますね。

人生は何かしらを学ぶためにあるので
その何かを一番学べる環境(親)を選んで
生まれてくるとか。

何を学ぶかは人によって違うので、親や
環境も違うということに。これを不公平と呼ぶか
どうかは考え方と選択の問題かもしれません。

少々哲学的なお話になってしまいましたが
人生は本当に不公平なのでしょうか。それとも
公平なのでしょうか?

生まれてきて死ぬ、というのは誰もが一緒だし、
1日24時間というのも一緒ですね。環境がどうあっても
考え方や心は、自分で決めればいつでも自由だし。
このあたりは公平。

かと言って、すべての人がいつも同じ条件で
生きている、働いているというと、そうでもありません。
少なくとも、外から見るとそうです。



不公平だなあ、と思うときに思い出したいのは、
公平だとか不公平だと言っていても、とくに
何も変わらないこと。

不公平だと思っても、とくに何も役に立たないし、
助けにならないのですよね。

だから、公平だとかそうでないの前に、
自分がどうしたいのか、が重要なのです。

そしてどこへ行って何をして、どう考えたら、
そのどうしたいが実現できるか、そのために
出来る小さなことは何か、そうしてそれを
実行に移すほうが、公平だとかそうでないとかよりも
ずっと重要なのです。

ときに、目先の公平感や不公平感にとらわれて
自分がどうしたいのか、一番大事なポイントを
忘れちゃうのが人間なんですけれど、だからこそ
思い出したい。

だって、実際にどう見ても恵まれた環境に
あるとは思えない人が大きな成功を収めたり
幸せになったり、自分のやりたいことをやったり、
ってよくありますよね。

同じ人間だから、私たちにもその可能性は
いつでもあるはず。そう思ってみてはいかが。



このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51640506.html

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