小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「ベストのレベルが違うとき」 - 専門家プロファイル

小倉 美紀
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オグラ ミキ
( パーソナルコーチ )
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ベストのレベルが違うとき

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セルフ・ヘルプ 人間関係 2008-06-24 15:25
先週、いやな人なんていない、みんながベストを
尽くしていると思えば、相手を許すのもずっと楽にできる、
というお話がありました。

確かに自分もベストを尽くしているけれど、相手にとっては
それがベストにはならない場合は、どうすればいいか、
というコメントをいただきました。

ベストの基準は、人によって多少のズレがあるのは当然。

仕事ならば、まずはお互いに話し合って、ベストの定義に
ズレがないか、お互いの定義は何か理解しあうこと、
お互いに納得のいく結果を出すためにどんな努力がいるのか、
またどう協力しあえばいいか、プランニングなどの
コミュニケーションが必要です。

これは仕事だけでなく、人間関係や恋愛などでも
応用できます。

相手がどんなことを期待しているか、あなたは知っていますか?
相手は、あなたがどんなことを期待しているか、知っていますか?

また、現状について自分が感じている気持ちも
探ってみましょう。

認識のズレがあることで、落ち込んでいる、とか
一人ではなんともできない、という無力感だったり。

こうなると一人で解決しようとするよりも、相手にも
力になってもらうほうが本当はベター。

もちろん自分の力もありますが、相手も無関係では
いられない以上、相手を巻き込んでいくことは
こちらのするべき努力のひとつです。

すると、見えてくるものは、相手のベストに合わせるよりも
その人との人間関係のベース作りにフォーカスを合わせたほうが
より気持ちが楽になってくるかもしれません。

ほかにも、いくつか見えてくることとしては
自分ひとりで悩むクセ、気持ちを言葉にして
相談できないクセ、なかなか助けを求められないクセ、
とか。

後ろには、相手にどう思われるか気になってしまって
そのために何かが犠牲になっているのかもしれません。

たとえば、自分らしさを失ったり、ベストを
尽くしているけれど、より良いベストのチャンスを
逃している可能性もあります。

ひとりでやろうとすることは素晴らしいこと。
でも、ひとりでやるより一緒にやる人がいたら
早いこともあります。

いずれにしても、明確な答え、完璧な答えは
多分ないのです。


すぐに答えを出さなくても大丈夫と思うことから
始めるのもいいですね。

ひとりで悩まない、気持ちを言葉にして話してみる、
助けを求めてみる、と普段と違うちょっとした勇気を出す
良い練習の機会にしてもいい。

相手の期待に応えられていないかも、と心配するよりも
まずお互いお話をするところから始めてみては
どうでしょう。

とにかく何かやってみることから、道は開けてきます。


このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51386396.html
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