つい思ってしまうときってありますね。
たとえば、私を理解してくれない、わかってくれない、
優しくない、とか。ほかにも、私とは合わない、とか
そもそも言ってもどうせわからないだろうから、
言っても無駄、とか。
こういうとき、人間関係って疲れる!面倒だ!
と思いますが、これがなければ、結局私たち自身も
生きていけないのが現実。
誰とも付き合わずに生きていくことなんて
結局は無理ですから、疲れる、面倒だ、と思っても
あまりそこで疲れないように考える、見ていく方法、
上手に付き合っていく方法を身につけたほうが、得策です。
あなたは、人間関係って面倒だ、疲れる!と思ったときに
どうしていますか?
悪い方向へ考えるときりがないし、落ち込みはじめると
これがまた、良くない思考パターンへと引きずり込まれます。
ここではちょっと視点を変えてみてみます。
とくに、相手が〜してくれないと思うようなとき、
または、相手がこうしてくれたら・・・と思うようなときは
逆に自分に問いかけてみましょう。
じゃあ、私は相手に何を提供するつもりなんだろう?
私は相手に、何をしてあげるつもりなんだろう?って。
相手が親しければ親しいほど、求めるものは
たくさんでてきます。
でも、逆に私が相手にしてあげられることや
提供できることって、意外に考えてないことが
多くないでしょうか。
相手にして欲しいと思うことは、こちらも
できることのはず。それを本当に自分もやっているかな、と
振り返ってみると、実はやっていないことがけっこうある。
こちらがそうなら、相手も同じかも・・・。
人間関係は独りでは作れませんから、
どんな関係であっても、お互いあっての化学反応。
うまくいっていない人間関係だと自分で思うなら
多少なりとも、自分もそのうまくいっていないことに
貢献しているのです。
絶対私は悪くない、と思うこともありますが
悪い・悪くない、というよりも、組み合わせで
結果として、こじれる人間関係というか、うまく
いかないとき、というのは出てきますよね。
だから、どちらに非があって責められるべき、
どちらが変わるべき、という話は建設的ではないし、
それをやり始めると、ドロ沼です(笑)。
(だってお互いにそう思っているでしょうから)
どう考えたらもっと自分が楽になれるか、
自分の何を変えたら、もっと自分が楽に
なれるか、と視点を変えてみると、意外に
お互いの化学反応にも変化が出てきます。
人間関係は、確かにいつもフェアというわけでは
ありませんが、できる限りフェアに行きたいもの。
相手に求めるものがあるなら、自分にも
相手に求められているものがあるはず。
そう考えて、自分がこの人間関係に
提供できるものって、何だろう?と考えてみては
いかが?
(ここが、タイトルの What would you offer to
this relationship? です)
そして、難しく考えすぎないこと。相手が
どう思っているか、勘ぐりすぎて疲れてしまったら
勿体ないですよ。
何かあればいつでも話してね、と普段から
言っておくのもオープンでフェアな関係を
保つコツかもしれません。
いろいろ試しながらそれぞれの関係に合うものを
見つけてください。
このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51598856.html
このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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