「請求」の専門家コラム 一覧(62ページ目) - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年09月19日更新

「請求」を含むコラム・事例

4,681件が該当しました

4,681件中 3051~3100件目

土曜日・日曜日でもマンションの内覧会に同行します!

☆★土曜日・日曜日・祝日でもマンションの内覧会に同行します★☆ マンション内覧会はどこをチェックすればいいのか??? マンションの内覧会が迫っていて、自分ではどこをチェックしたらいいかわからない・・・ そんな悩みってありませんか?   ◆このような方にはおススメです◆ マンションを契約したが内覧会はどこをチェックしたらいいの?? という方 新築分譲マンションを購入したいが内覧会でのチ...(続きを読む

寺岡 孝
寺岡 孝
(建築プロデューサー)

事業承継と名義株主による株式の時効取得

【コラム】 名義株主による株式の時効取得(東京地決平成21・3・30判時2048号45頁) (ⅰ)事案の概要  本件株式は,被告を名義人とする名義株であり,真の元所有者はAとされます。原告ら及び被告は,いずれも亡Aの相続人であるところ,原告らが,被告に対し,それぞれ相続分に応じた持分を有していたことの確認を求めました。 (ⅱ)判旨  本件株式のうち,被告が時効取得した株式を...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と株主ー名義書換未了の実質的株主

【コラム】名義書換未了の実質的株主 旧商法下では,新株発行無効確認請求事件の原告適格について,株式会社の記名株式の譲渡を受けたとしても,会社に対し株券を呈示して自己への名義書換をすべき旨の請求をしたことがない者は,会社に対し株式の取得を対抗することができない(旧商法206条1項)から,株主として新株発行無効確認の訴えを提起遂行する原告適格を有しないと判示した裁判例がありました(東...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と名義株

第2 名義株  平成2年商法改正前においては,株式会社の設立のために最低7人の発起人が必 要であり,さらに発起人は最低1株を引き受けなければなりませんでした。そのた め,現在でも実際の出資者でない者の名義になっている株式(名義株)が存在して いることが少なくありません。  平成17年改正前商法の下では,承諾なく他人名義を用いた場合には,実際に出捐 をした名義借用者が株主になると解されて...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/27 11:08

株主代表訴訟が提起された場合の対応策

 第4 株主代表訴訟が提起された場合の対応策 1 担保提供命令  株主が悪意の場合には,株主に対して,担保提供命令が出されます(会社法847条7項8項)。担保提供命令が出され,株主が担保を提供しないと訴えは却下されます。  悪意とは,請求原因の重要な部分に主張自体失当の点があり,主張を大幅に補充あるいは変更しない限り請求が認容される可能性がない場合,請求原因事実立証の見込みが低いと予測すべき...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/26 06:13

同族会社の内部紛争(株主代表訴訟)

【コラム】同族会社の内部紛争  同族会社の内部紛争が,裁判上争われる場合には,様々なものがあります。  具体的には,株主権確認の訴え,株主総会決議の不存在または取消しの訴え,取締役会決議の不存在または無効確認の訴え,取締役の地位不存在確認の訴え,会社法423条1項に基づく損害賠償請求,株主代表訴訟,役員の報酬・退職慰労金請求などの形態をとることが多いでしょう。  しかし,どの...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

株主の監督是正権

(4)株主の監督是正権  会社法は,株主に共益権として議決権のほかに各種の監督是正権を認めています。  そして,取締役会や監査役を設置しない場合には,その分株主の監視権限が強化されることを述べました。  非公開会社かつ取締役会非設置会社における株主の監督是正権は以下の通りです。 □株主の監督是正権 議決権数・株式数の要件 権利内容 1個(単独株主権) ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/26 05:41

講師は、どこまで生徒の要求を聞いてあげるべきか?

こんにちは。 最近、記事が滞りがちでした。スミマセン。 ・・・・というのも、ありがたいことに最近バタバタと養成セミナーのお申し込みや資料ご請求の依頼が立て続けに入ってまいりまして、 「そうかあ。新年に入って、”よし!やるぞー”組が増えるのよね♪」 と、納得しているワタクシです。 (ちなみに、趣味で通っているパワーヨガのレッスンも、今年に入って参加者さんが急増しているような気がします)...(続きを読む

石田 さおり
石田 さおり
(英語講師)

委任状勧誘についての上場会社の特則

【コラム】委任状勧誘についての上場会社の特則 (ⅰ)政令で定める方法以外による委任状勧誘の禁止 何人も,政令で定めるところに違反して,金融商品取引所に上場されている株式の発行会社の株式につき,自己又は第三者に議決権の行使を代理させることを勧誘してはなりません(金融商品取引法194条)。  この条文は会社側だけではなく,委任状勧誘をしようとする株主にも適用されます。この規定に違...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

プロキシーファイト

【コラム】プロキシーファイト(proxy  fight)  議決権の代理行使は,会社側が,株主総会の決議の定足数を確保するために,招集通知の際に委任状用紙を株主に対し送付する形で委任状を勧誘し,返送された委任状に基づき使用人等が議決権を代理行使することが多く行われます。  これに対して,現経営陣に敵対する株主が,自らの株主提案を可決するために,他の株主から委任状を得て,議決権の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と会社法(監査役)

3 監査役 (1)監査役の設置義務 取締役会設置会社(委員会設置会社を除きます。)は,監査役を置かなければなりません(会社法327条2項)。ただし,公開会社でない会計参与設置会社については,この限りではありません。また,会計監査人設置会社(委員会設置会社を除きます。)は,監査役を置かなければなりません(会社法327条3項)。これに対して,委員会設置会社は,監査役を置いてはなりません(会社法32...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

米国改正特許法逐条解説 第2回 (第8回)

米国改正特許法逐条解説  (第8回) ~第2回 冒認出願とレビュー手続~ 河野特許事務所 2012年 1月25日 執筆者:弁理士  河野 英仁   第327条 調停 (a)概説 -本章に基づき開始されたPGRは、終了要求提出前にUSPTOが手続上のメリットを決定していない場合に限り、申立人と特許権者との共同要求により、申立人に関して終了する。PGRが本章に基づき申立人に関...(続きを読む

河野 英仁
河野 英仁
(弁理士)

事業承継と会社法(取締役)

第2 会社の機関 1 総論  会社法は,旧商法よりも機関設計の柔軟化を図りました。取締役および株主総会の設置が必須であるほかは,会社法の規定にしたがって,取締役会,監査役等の機関の設置が任意的にできるようになりました。 事業承継において,会社の機関構成を考えるにあたり,押さえておくべきことは,取締役会や監査役を設置しない場合には,その分株主の監視権限が強くなるということです。 そのため,事...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

「心理的負荷による精神障害の認定基準」への改定について

 2011年12月26日、厚生労働省より「心理的負荷による精神障害の認定基準」が公表された。これは、1999年に公示された「心理的負荷による精神障害の業務上外に係る判断指針」を廃止し、新たに認定基準として改定されたものである。   ■認定基準のポイントとして次の3点がある。  ① 分かりやすい心理的負荷評価表(ストレスの強度の評価表)を定めた  ② いじめやセクシュアルハラスメントのように出...(続きを読む

見波 利幸
見波 利幸
(メンタルヘルスコンサルタント)

夫が10年間携帯をチェックしていた

ご相談されたのは40歳代前半の既婚女性です。 相談者が他の男性と一度不貞行為をしてしまったことがご主人に発覚しました。 このときご主人は自殺未遂をされたのです。 発覚した理由ですが、ご主人は婚姻後10年間に渡って相談者である奥さんの携帯電話をチェックしていたのです。 このことで奥さんは自身が悪いのは理解しながらも夫と離婚したいと明確に思うようになったのです。 それで当事務所に相...(続きを読む

田中 圭吾
田中 圭吾
(行政書士)
2012/01/24 11:14

事業承継と会社法(総論)

第3部 会社法 第1章 総論  第2部 相続編 第4章 相続と事業承継でも指摘したように,円滑な事業承継を行うためには,次の2つの観点からの検討が必要になります。 (ⅰ)株式その他の事業用資産の後継者への集中 (ⅱ)後継者以外の相続人への配慮(遺留分減殺請求の問題)        そして,(ⅰ)については,企業経営の観点からは,後継者及びその他の友好株主に2/...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

被相続人の預金口座の取引について相続人が開示請求する権利

【コラム】共同相続人の一人が被相続人名義の預金口座についてその取引経過の開示を求める権利を単独で行使することができるか(最判平成21・1・22民集63巻1号228頁)  本件は,被相続人名義の預金について,その共同相続人の一人が,信用金庫に対して,その取引経過,具体的には入出金明細表の開示を求めた事案です。  判旨は,預金契約が消費寄託の性質を有するだけではなく委任・準委任契約...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/23 20:12

遺留分権利者の減殺請求対象の選択権

【コラム】遺留分権利者の減殺請求対象の選択権  民法1034条は,複数の遺贈(贈与についても類推されます。注釈民法(26)378頁)が数人に対してなされた場合を前提にし,受遺者(受贈者)相互間の公平を図る見地から設けられた規定であり,一人に対して複数の物件が遺贈(贈与)された場合には適用がないといわれています(高木多喜男「減殺請求権の行使方法(2)」新版相続法の基礎328頁,32...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/23 19:54

会社が株主総会決議等を経ずに退任取締役に支給された退職慰労金

【コラム】株式会社が株主総会の決議等を経ることなく退任取締役に支給された退職慰労金(最判平成21・12・18判タ1316号132頁)  本事件は,退任取締役に対する退職慰労金について,事前の株主総会の決議を経ることなく,取締役会決議によって定められた内規に従って計算された額を会社代表者が確認,決裁し,支給する手続が採られていた会社において,株主総会の決議はもちろんのこと,会社代表...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/23 19:48

相続人

第2章 相続とは 第1 相続人 1 相続人の範囲と順位 (1)相続人・被相続人  相続人とは,法律によって被相続人の財産法上の地位を承継する者のことをいいます。  被相続人とは,相続の開始によって承継される財産的地位の従来の主体のことをいいます。  配偶者は常に相続人になります(民法890条)。そして,他に血族相続人がいる場合には,それらの者との共同相続になります。なお,内縁の配偶者は...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と相続財産の共有

第3 相続財産の共有 1 遺産共有の性質  相続人が数人あるときは,相続財産は,その相続分に応じて,相続人の共有状態となります(民法898条)。  この相続財産の共有の意味は通常の共有(民法249条以下)と同じであり(最判昭和30・5・31民集9巻6号793頁),実務もこれに沿って運用されています。ただし,遺産共有を解消するための裁判は,家庭裁判所における遺産分割審判であって,地方裁判所にお...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と被相続人の不動産の利用をめぐる相続人間の争い

(ⅰ)【事例】において,被相続人甲と同居していた長男丙及びその妻は,被相続人死亡後,直ちに実家(自宅)から立ち退かなければならないのでしょうか 相続財産である実家の不動産の利用は,目的物の管理行為にあたります(民法252条本文)。そうすると,管理行為は,共同相続人の過半数で決することになりますから,甲の妻乙と次男丁が結託することで,長男夫婦は実家から追い出されてしまう恐れがあるよ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と特別受益

第5 特別受益 1 特別受益概説  特別受益制度とは,生前贈与や遺贈を受けた相続人がいる場合に,相続人間の公平のために,相続分算定の際に考慮する制度です(民法903条1項)。具体的には,「被相続人が相続開始の時において有した財産の価額」に「贈与の価額」を加えたものを相続財産とみなし(みなし相続財産といいます。),この価額に各相続人の法定相続分を乗じ,その算出された価額から「遺贈又は贈与の額」を...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と寄与分

第6 寄与分 1 寄与分概説  寄与分とは,被相続人の財産の維持または形成に特別の寄与・貢献をした相続人がいる場合に,その相続人に対し,法定相続分に寄与分を加えた財産の取得を認める制度です(民法904条の2)。  【事例】において,後継者とされた長男丙が実家に戻り家業を手伝って,会社の発展に大きく貢献したものの,父親と特に雇用契約を締結しておらず,報酬をこれといって受けとっていなかった場合,...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分

第10 遺留分 1 遺留分の意義・機能  遺留分とは,被相続人の一定の近親者に留保された相続財産の一定の割合であり,被相続人の処分によって奪うことのできないものをいいます。  本来,被相続人には自らの財産を自由に処分する権利があります。しかし,相続制度は,遺族の生活保障および潜在的持分の清算という機能を有しているとされます。  そこで,被相続人の財産処分の自由と相続人の生活保障との調和の観...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分侵害額の算定方法

【コラム】 遺留分侵害額の算定方法  遺留分減殺請求は,「遺留分を保全するのに必要な限度で」(民法1031条)行使することができます。そして,「遺留分を保全するのに必要な限度」,すなわち,遺留分侵害額は,各人の遺留分額から当該遺留分権利者が得ていた特別受益額および当該遺留分権利者が相続によって得た財産がある場合にはその額を控除し,当該遺留分権利者が負担すべき相続債務がある場合には...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分減殺請求権行使の効果

10 遺留分減殺請求権行使の効果  遺留分減殺請求権の法的性質は,形成権であって,その効果は直ちに物権的に生じます(最判昭和35・7・19民集14巻9号1779頁,最判昭和41・7・14民集20巻6号1183頁,最判昭和51・8・30民集30巻7号768頁)。すなわち,遺留分減殺請求権の行使により,遺贈又は贈与の目的物に対する物権的権利が当然に遺留分減殺請求権を行使した相続人に帰属し,未履行の遺...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺産分割(1)

第4 遺産分割 1 遺産共有の暫定性  相続開始後の遺産の共有は,いわば,暫定的なものであり,相続の開始によって共同所有となった相続財産を個別具体的に各相続人に帰属させる手続が民法上,用意されています。これを遺産分割といいます。 被相続人は,相続開始の時から5年を超えない期間を定めて,遺言で遺産の分割を禁止することができます(民法908条)が,この分割を禁止する定めがない限り,相続人は,いつ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と死亡保険金を代償金支払いの財源として利用する方法

 代償分割を利用できれば,後継者に事業を承継させる手段となりますが,代償金の支払いが後継者にとって大きな負担となります。  そこで,経営者が生前において相続人である後継者を保険金受取人とする保険契約を締結しておき,この保険契約により支払われる死亡保険金を代償金の支払いに充てる方法が考えられます。 (ⅰ)死亡保険金は遺産に属するか この点,死亡保険金は保険金受取人が契約により固...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺言執行者

7 遺言執行者  遺言を作成するだけでは,遺言が守られる保障はありませんから,遺言者は,遺言で遺言執行者を指定しておく(民法1006条)ことが有効です。  遺言執行者とは,相続発生後,遺言の内容を実現させるため必要な諸手続を行う者です。遺言執行者は相続人の中から指定することも可能ですが,相続人間で利害が対立することも考慮して,法的知識を有し,第三者の立場から遺言の内容を実現することができる弁護...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 16:35

事業承継と遺留分減殺請求を避ける方法

11 遺留分減殺請求を避ける方法 (1)相当な対価による売買  まず,相当な対価での売買を行うことにより,後継者に事業用資産や株式等を引き継がせることができれば,相当な対価での売買は遺留分減殺請求の対象になりませんから(民法1039条),遺留分減殺請求を避けることができます。  もっとも,この方法の場合,後継者に事業承継に必要な経営者の資産を買い取るだけの資金が必要になります。 (2)遺留...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

相続放棄と遺留分放棄の比較

【コラム】 相続放棄と遺留分放棄の比較  相続放棄と遺留分放棄には,以下のような違いがあります。 (ⅰ)要件  遺留分放棄は,相続開始前であれば,家庭裁判所の許可(民法1043条 1項)を得て,相続開始後であれば,個々の遺留分権利者が自由に放棄を行うことができます。  遺留分の生前放棄を家庭裁判所の許可にかからしめた趣旨は,相続開始前に無制限に遺留分の放棄を許すと,被相続...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

価額弁償における遺留分額算定の基準時および遅延損害金の起算点

【コラム】 価額弁償における遺留分額算定の基準時および遅延損害金の起算点について  遺留分減殺請求の効果は現物返還が原則ですが,遺留分減殺請求を受けた者は価額弁償によって現物返還の義務を免れることができます(民法1041条)。そして,現物返還の義務を免れるためには,価額弁償のための弁済の提供をしなければならず,価額弁償の意思表示をしただけでは足らないとされます(最判昭和54・7・...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 15:42

遺留分減殺請求の内容証明郵便サンプル

遺留分減殺請求通知書   平成○○年○○月○○日,被相続人△△△△が亡くなりました。  被相続人△△△△の法定相続人は被相続人の妻,被相続人の長男である貴殿,被相続人の次男の私の3名です。  被相続人は全財産を貴殿に相続させる旨の遺言をしており,遺言は執行されました。  私の遺留分は,遺産全体の8分の1にあたりますが,上記遺言は私の遺留分を侵害しております。  よって,...(続きを読む

村田 英幸
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(弁護士)

事業承継と「相続させる」旨の遺言と遺贈

まず,「相続させる」という遺言の相手が,相続人でない場合には,遺言の趣旨は遺贈以外にありえません。  問題は,「相続させる」という遺言の相手が,相続人の場合です。この場合,遺産分割方法の指定(相手方相続人の法定相続分を超える場合は,相続分の指定を伴う遺産分割方法の指定と解されます)の可能性も考えられます。  判例(最判平成3・4・19民集45巻4号477頁)は,「相続させる」旨...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 14:51

事業承継と遺言

第7 遺言 1 遺言の機能  遺言とは,一定の方式で表示された個人の意思に,死後,それに即した法的効果を与える法技術のことをいいます。  前述した通り,法定相続によった場合,相続財産は,相続人が数人あるときは,共有となり,通常は,相続人間の遺産分割協議で相続財産を分けることになります。その際,相続紛争に発展してしまうこともしばしばあります。そこで,遺言は法定相続に優先しますから,遺言で財産の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

遺言による相続分の指定と相続債務

 相続財産に債務が含まれている場合,相続分の指定の効力は相続債務にも及ぶのかという問題がありました。  近時,この問題に正面から答えた判例が出されました(最判平成21・3・24民集63巻3号427頁)。  判例は,この問題を被相続人の意思解釈の問題であるとして,遺言により相続人のうちの1人に対して相続分の全部の指定がなされた場合,特段の事情のない限り,共同相続人間においては,法定相続分ではなく...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 13:00

相続と確認の訴え

(ⅰ)具体的相続分の確認を求める訴え  遺産分割手続では,特別受益や寄与分をめぐって共同相続人間で争いが生じ,その具体的相続分の確定が困難な事態がしばしば生じます。そこで,この具体的相続分の確認訴訟を提起することが考えられます。  しかし,「具体的相続分は,・・・遺産分割における分配の前提となるべき計算上の価額又はその価額の遺産の総額に対する割合を意味するものであって,それ自体を実体法上の権利...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

個人民事再生

 小規模個人再生及び給与所得者等再生は,個人である債務者を対象として,簡易かつ迅速な再生を図ろうとする手続です(民事再生法第13章)。  小規模個人再生は,将来において継続的にまたは反復して収入を得る見込みがあり,かつ,再生債権の総額が5000万円を超えない個人債務者が対象になります(民事再生法221条1項)。  給与所得者等再生は,小規模個人再生の適用対象となりうる再生債務者...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 09:22

事業再生ADR

(ⅰ)総論 平成19年改正の産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法(以下「産業再生法」といいます。)及びそれを受けた産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法施行令(以下「産業再生省令」といいます。)に基づき,法務大臣の認証を受けた一般のADR(alternative dispute resolution,裁判外紛争解決手続)機関のうち,経済産業大臣が事業再生...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 09:10

事業承継とは

1 事業承継の意義  事業承継とは、法律的にみれば、現経営者の有していた法律上の地位(経営権、財産権)を後継者に引き継がせることと定義することができます。  事業承継の具体的な対策を採らなかった場合、どのようなことになるでしょうか。 まず、相続財産をめぐるトラブルが発生し、会社経営に混乱を来すことが考えられます。すなわち、後継者以外の相続人と後継者との間で、会社財産をめぐって争いが生じ、これ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

破産手続の概要

1 概説 (1)申立て  破産手続は、債務者が経済的に破綻した場合にその財産の適正かつ公平な清算を図り、経済生活の再生の機会の確保を図ることを目的とする裁判上の手続です(破産法1条)。  破産手続は、債務者が支払能力を欠くために、その債務で弁済期にあるものについて、一般的かつ継続的に弁済することができなくなった場合(支払不能、破産法2条11項)および、法人である債務者(存続中の合名会社および...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 07:33

特別清算

1 概説 (1)申立て  特別清算は、解散した株式会社に清算の遂行に著しい支障を来すべき事情がある場合や債務超過の疑いがある場合に、適正な清算を行うため、裁判所の監督下で行われる清算手続です(会社法510条)。  特別清算手続は、清算株式会社に清算の遂行に著しい支障を生ずべき事情がある場合、または債務超過の疑いがある場合に開始されます(会社法510条)。特別清算開始の申立ては、債権者、清算人...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

私的整理

1 概説  私的整理は、裁判所に法的整理手続開始の申立てをしないで、債務過多の債務者が債権者より債務免除を得て再建または清算をする債務整理手法です。  すなわち、私的整理の特徴は、(ⅰ)裁判所の関与なしに、(ⅱ)債権者との合意により、会社の再建ないし清算を進めていくという点にあります。   2 私的整理のメリット (1) 費用  私的整理は、裁判所の関与なくして行う手続でありますから、...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

2/22開催「クラウドと助成金で実現する在宅勤務」ナイトセミナー

「中小企業が在宅勤務・テレワーク導入で獲得出来る新たな人材と助成金、それを実現する労務管理とクラウドサービス勉強会」 中小企業にとって、在宅勤務・テレワークの導入は、災害時の業務継続計画やコスト削減だけでなく、今まで採用することが出来なかった新たな人材の獲得、また、それによって助成金まで得られることが出来るなど、大きなメリットがあります。 今回は、中小企業が在宅勤務・テレワークを実...(続きを読む

清水 圭一
清水 圭一
(ITコンサルタント)

ストーカー被害対策 その3 ~警察への手続方法~

ストーカー規制法を適用するためには、まず警察に対して被害状況を詳しく説明しなければなりません。 具体的には、「いつ」「どこで」「誰が」「誰から」「どのような被害を」「どれくらいの頻度で受けているか」を説明してくださいと、警察から求められることになります。 警察は、これらの証拠に基づいて被害の程度を判断し、事案毎にそれぞれ対応を変えてくるわけです。 ストーカー規制法による手続方法は、大きく2つに分...(続きを読む

松本 耕二
松本 耕二
(研修講師)

「更正の申出」について.2~更正の請求期間延長が与える影響

皆さん、こんにちは。 先週、アップしたコラムでは「更正の申出」について簡単に取り上げました。 「更正の嘆願」という手続きと「更正の請求」という手続きの間を取ったような「更正の申出」という手続きが出来たことは、納税者にとってはやはりプラスに働くと思います。 しかし、「更正の請求」期間が5年に延びたという事は、一見納税者にとってプラスの影響だけのようにも思えますが、実は、必ずしもそう...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

米国改正特許法逐条解説 第2回 (第6回)

米国改正特許法逐条解説  (第6回) ~第2回 冒認出願とレビュー手続~ 河野特許事務所 2012年 1月20日 執筆者:弁理士  河野 英仁   改正法 第321条付与後レビュー (a) 概説-本章の規定に従い、特許権者でない者はUSPTOに対し、PGRを申し立てることができる。(中略) (b)範囲- PGRの申立人は、(特許またはクレームの無効に関する)米...(続きを読む

河野 英仁
河野 英仁
(弁理士)

先進医療特約のこと

こんにちは、石川です。 私は5社の保険会社を扱っています。 その保険会社の先進医療特約を見ていて気になることがあります。 先進医療?という方のためにこの特約を簡単に説明を。 公的医療保険の自己負担は決まっていて、現役世代は3割ですね。 しかし、治療の技術料を全額負担しなくてはいけない医療技術があるんです。 厚生労働省に認められた「ハイレベル」な技術で、...(続きを読む

石川 智
石川 智
(ファイナンシャルプランナー)

今年も司法書士がマークされる

産経新聞より 貸金業者への「過払い金返還請求」の代理人業務で得た報酬などを隠し、所得税約4千万円を脱税したなどとして、所得税法違反と業務上横領の罪に問われた奈良市今在家町の司法書士、小林充春被告(63)の論告求刑公判が17日、奈良地裁(野路正典裁判官)であり、検察側は懲役4年、罰金1200万円を求刑し、結審した。判決は2月8日。 ---------------------------...(続きを読む

大黒たかのり
大黒たかのり
(税理士)

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