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小倉 美紀
オグラ ミキ
(
パーソナルコーチ
)
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感謝に浸る
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セルフ・ヘルプ
感謝 (Gratitude)
2009-05-01 14:50
ありがたいなあ、と思いますか?
それとも、悪いなあ、と思いますか?
ああ、ありがたい、ああ、申し訳ない、と
思う体質って、ってありますね。
私がお勧めなのは、「ああ、ありがたいなぁ・・・」と
しみじみ感謝に浸ること。
シャワーを浴びているときのお水が
「感謝」の水で、それをひたすら浴びているような
そんなイメージで。(感謝の水のお風呂でもいいです笑)
これをやると、しみじみ、あーありがたい、という
気分に浸れます。これが身体にもメンタルにも
すごく良いのです。
感謝がなぜ良いかというと、一瞬でプラスの
感情に浸れるからです。前向きでいるためにも
プラスの感情を常に持ち続けるのはプラスです。
それに、病は気からというように、実際に普段の考え方や
感情が、身体の状態を左右するのは、皆さん自身も
身をもって体験されているはず。
心と身体って、本当につながっていますよね。
だから、ときに、感謝することがすぐ思いつかなくても
こうして感謝に浸る日を作って、感謝できることを
探すのも良いでしょう。
逆に、周りに何かしてもらうとつい申し訳ない、
悪いな、と思ってしまう場合はどうでしょう。
日本ではとくに、相手を気遣うことがまずありき、という
感じで、お手数をおかけして、とか、ご迷惑では、とか、
お世話になります、とか、申し訳ありません、と
いう習慣ですね。
これはこれで、美しい謙虚の心ではあります。
ただ、それよりも先に感謝でも良いのではと感じます。
せっかくの感謝の機会に、申し訳ないなあ・・・と
思うと、どうなるでしょうか。
申し訳ない、というのは罪悪感になったり、
こんなにしてもらっていいのだろうか?とか
妙に心配したり。
おなじみの罪悪感は、マイナス感情の代表。
ほかにも、もしかすると「何か裏があるのでは?」と
勘ぐったりして、ココロ穏やかではありません。
(実際、そういうときもあるのですけれど)
なら、思い切って感謝だけにしておくほうが
気分が良いではありませんか。相手も、
申し訳ながられるより、ありがたく受け取って
もらえるほうが、よほど嬉しいし、気楽です。
それから、ちょっと探ってみたいのが、
申し訳ないと思う影には、「自分にはこんなこと
してもらう資格がない」というような気持ちがないかどうか。
Deservingness という言葉で表現しますが、
自分が良いことに値する・しないことで迷う、
というようなコンセプトです。
自分がいいことに値する、という気持ちがないと
周りからの気持ちが受け取れなくて、申し訳なく
思ったり、または拒否してしまうこともあるでしょう。
わざわざ自分が幸せになる道を選ばない人が
いたりするのは、この、deservingness issue なのです。
これがどこから来るかというと、自己評価や価値の低さだったり
自分が嫌いだったり、といろいろあります。
自己評価が低いと、自然とマイナスになりがち。
ちゃんと、つながっています。自分に対して
あまり批判的だと、評価も下がってしまいます。
これがマイナスのスパイラルになってしまう。
抜け出すには、感謝することがお手軽です。
そして、感謝してもっと受け取ってもいい、と
思うように意識するのもいいです。
感謝するのと同時に、周りから何かしてもらうことを
受け取れる人になるのが、前向きでいるコツでも
ありそうですね。
このコラムはこちらからもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51595153.html
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