小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「怒り爆発しそうなとき」 - 専門家プロファイル

小倉 美紀
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オグラ ミキ
( パーソナルコーチ )
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怒り爆発しそうなとき

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こんなとき、どうする? キレそうになったら 2009-01-06 14:45
人間なら誰でも腹の立つときはあります。
何か嫌味を言われたり、悔しいやら腹立たしいやらの
気持ちになったり、言い返してやりたくなったり。

そんなとき、自分の気持ちをどう処理していますか?

切れたり、爆発したり、たまにそういうことも
あるでしょう。それができるならそれも悪くないです。

ただ、職場であったり、公の場であったり、
キレたり爆発してはまずい場面も多々あります。

感情にまかせてしまうと、腹立ち紛れに出た言葉を
後悔することもあるかもしれませんし、人間関係に
ヒビが入ったりすることも。

キレそうなとき、腹が立ってしかたのないとき
自分の気持ちをどう処理するか、これは
意外に大事なスキルになりそうです。

このスキルは、あちこちで応用できるので身につけて
おくと便利。基本的には、自分の中のリアクションを
レスポンスに変えていく、というスキルです。

怒りのエネルギーは強いものですし、怒ったときの
一番最初の反応は、ほとんど反射みたいなもので、
あまり考えないで出してしまうこと、こちらがリアクション。

レスポンスとは、怒りは否定しないけれど、その怒りを
十分自分で感じ、受け取り、それをどう対処するか
考えた上での反応です。

そのために一番必要なものは何か考えてみると、
間を置くこと。

間とは、一呼吸というか、時間、物理的な距離などを
差します。たとえば、「いっちにぃさんしぃごぉろくしちはち」と
心で数えてみる、物理的にその場所を離れる、とにかく
一晩置いてみる、など。

そんな単純なことですが、その場でがーーっと
感情に流されてしまうのを防ぐことを可能にしてくれます。
そういえば、怒っていても一晩たつと多少は薄れますよね。

怒りを感じたその場を離れる、というのはとくに
大きく効果がありますので、ぜひ試してみたいことです。
外の空気など、自然に触れてみるのもいいです。

とにかく、自分のリアクションを少し遅らせて
それをレスポンスにするにはどうするのか、
考える時間や空間を自分に与えてください。

その時間や空間ができたら、後はいくらでも
対処の方法を考えられます。

たとえば、このことが本当に重要なのか、振り返って
みましょう。自分が怒りを持ってかかわるほど、怒る反応を
見せるほど、重要な問題なのか。

怒るというのは、大きなエネルギーなので、
それだけの自分の大切なエネルギーを注ぐに
値する問題なのかどうか、考えてみるのです。

重要でないなら、無視する、ほうっておく、というのも
ひとつの手です。重要なら、怒りをどう相手に伝え、
それを建設的に使って行けるのか考えてみるのも
いいでしょう。

怒りの感情は、そのパワーが強い分、ポジティブな
パワー変えたり、何かモチベーションの素にできることも
あるので、その道を探ってみると、意外に道は開けて
くるかもしれません。

相手に頭にきたら、相手の中に自分を見つけようと
してみるのもひとつの手。似たところや同じところが
あれば、怒ることもできなくなるもの。

また、もしかしたら似たところがあるから気に障るときも
ありますよね。身内なんかは、そんなことも多いものです。



こんな人と似てるなんて、そんなことは絶対にない!
と余計に腹立たしくなるわけですが、もちろん
絶対的に同じというわけではないはず。

違うと思うなら、同じように反応しているわけには
いきません。でないとやっぱり似ている、ということに
なってしまうかも。

それから、相手が教えてくれているものを探すのも
いいでしょう。周りの人は何か意味があって現れるもの。

たいていは、何かを教えてくれるためにいるのだと
思ってみてみると、本当に!すべての人は必ず
何か教えてくれています。

これはいやだなあ、と思うなら私はそうならないように
というリマインダーでもあるし、反面教師でもあるかも。

きちんと自分の思っていることを伝える、そんなスキルを
学ぶために試されているのかもしれないし、もしかしたら
ちゃんとNOを言うことを学ぶためかもしれません。

自分のリアクションを、レスポンスにするために
できることをやってみてください。
練習したら上手になりますよ。



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→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51527263.html
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