小倉 美紀(パーソナルコーチ)- コラム「安定と変化」 - 専門家プロファイル

小倉 美紀
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安定と変化

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セルフ・ヘルプ ニーズ (Needs) 2008-10-02 13:20
安定と変化。反対のものですが、あなたは
どちらが欲しいですか?

どっちも必要だと感じる方がほとんどのはず。

人間って、ここが少々ややこしいというか。
(だから面白いのですが)

私たちは安定も欲しいけれど変化もないと困ってしまう、
という矛盾したニーズを持ち合わせています。

昔から知っているもの、普段やっていること、場所などは、
居心地が良く、そうしたものも実際に必要です。

でも、いつも同じでは飽きてしまうから、違うものも
いい、という変化やバラエティへのニーズ。

何かを学びたい、というような気持ちはこちらの
変化へのニーズです。

この二つのニーズは、面白い関係を持っています。

たとえば、しばらくは何も変わらずにいるのは
心地よいもの。でも、何も変わらないことがずっと続くと
今度は変わらないことが苦になってしまいます。

また、安定した仕事がいいけど、転職もしたい、
なんてジレンマを感じるときは、まさにこの両方の
ニーズを同時に満たそうとしているとき。

自分を変えたいと思っているけれど、なかなか
変われないときも、この2つの相反するニーズが
バッティングしているのです。

変わりたい(変化のニーズ)と思っているけれど、
変化への抵抗(安定へのニーズ)も感じているから。

成長したい!という気持ちも変化につながります。
(成長はまた別のひとつのニーズでもあります)

成長には、変化がつきもの。また、まったくの
安定の場所では、新しいことや何かを学ぶことは
非現実的ですね。

いずれにしても、どちらをどう満たすか、人は常に
選択を迫られます。最終的にどちらを選ぶかは、
そのときの状況や優先順位によって変わってきます。

ただ、覚えておきたいことがいくつかあります。

まずは、安定は確かに居心地が良いものだけれど、
変化は避けられないという現実があること。

だから、安定欲しさに変化を避けていると、いずれ
安定にも逃げられてしまうこともあります。

守ろうとして結局守りきれない、守るためには
逆に守らない姿勢が必要なときもあることを
覚えておきたいのです。



たとえば変化しない、進化しない企業はいずれ
時代のニーズにマッチしなくなり、その存在自体が
危うくなってしまいますよね。

安定に座っていると、結局その安定も安定では
なくなってしまうのです。

私たちも、安定を求めつつ変化の現実を受け入れて
フレキシブルに対応したいもの。

あなたは、安定と変化へのニーズ、いつどんな風に
満たしているでしょう?どちらを優先していますか?

振り返ってみると、何か自分のパターンが見えてきます。

どんなときに、どちらのニーズを優先したら自分にとって
プラスになるか、考えてみてください。

変化も避けられないなら、逆に楽しんでみようと
考えてみたらまた違ってきます。


このコラムはこちらでもご覧いただけます。
→ http://blog.livedoor.jp/mikiogura/archives/51459964.html

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