グループ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
等級2
-
●住宅性能表示制度
☆高齢者配慮
2007-07-08 00:31
イ 部屋の配置
日常生活空間(高齢者が主に使用する空間)のうち、特定寝室(主に高齢者が使用する部屋)と同一階にトイレが必要
ロ 段差の解消
日常生活空間内で認められる段差:玄関の出入口でクツズリと玄関外部の段差が20mm以下のもの、且つ、クツズリと玄関土間の段差が5mm以下のもの
:玄関上りカマチ
:勝手口等の出入口・上りカマチ
:浴室出入口の20mmの単純段差、又は、内外高低差120mm以下+またぎ高さ180mm以下+手すり
:バルコニーの出入口
日常生活空間外で認められる段差:玄関・勝手口等の出入口・上りカマチバルコニー・浴室の出入口
:畳コーナー等の90mm以上の段差
ハ 階段の安全性
勾配 :22/21以下
:550mm≦けあげx2+踏面≦650mm且つ
踏面は195mm以上
蹴込み :30mm以下
曲がり部分の寸法 :適用の除外規定あり
建築基準法 :遵守
形式 :規定なし
ニ 手すりの設置
転落防止以外の手すりの設置基準:階段片側に設置(45°を超える場合は両側に設置)
:便所・浴室に設置(玄関・脱衣室に下地の準備)
転落防止の為の手すり :設置
ホ 通路の幅員
日常生活空間内の通路幅員 :規定なし
日常生活空間内の出入口の幅員 :規定なし
へ 寝室・便所・浴室
浴室(寸法・面積は内法) :規定なし
便所(寸法は内法) :規定なし
特定寝室(面積は内法) :規定なし
等級2といえども、ミリ単位の施工制度が要求されます。特に注意が必要な部分は玄関部分で、通常玄関ドアは水返しの為の段差が15mmは既に付いています。すると許容段差の残りは5mmとなりドアの下端がポーチのタイルに擦れそうになります。(長年使用している間に歪みが出来たり、丁番に緩みが出来たりして、将来必ず擦れる寸法です)それが嫌さに少しでも大目に段差を取ると一発で等級1にランクダウンします。
「●住宅性能表示制度」のコラム
等級 5 その2(2007/07/08 00:07)
等級 5 その1(2007/07/08 00:07)
等級4 その2(2007/07/08 00:07)
等級 4 その1(2007/07/08 00:07)
等級 3 その2(2007/07/08 00:07)