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●家を建てよう!! のコラム一覧
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建築条件付土地分譲の弊害を考える
●建築条件付分譲住宅の弊害を考える 不動産業者さんが広い土地を購入しそれを宅地として開発します。宅地開発した物件を売却して利益を得るのですが、そこには二種類の売買方式があります。一つは土地のみで分譲する方式ともう一つは建物とセットで売る「建築条件付」で分譲する方法です。 ●それぞれのメリットデメリットはなにか 土地のみで販売する場合、既存建物の解体費や道路を造ったり、設備を埋設する開発造成費...(続きを読む)
秀光ビルドの家を調査しました
●文春のスクープは真実か 週刊文春に秀光ビルドの違反建築のスクープが掲載されて、不安になったと知り合いの人に頼まれて調査に入りました。 週刊誌の内容と云うのは「A氏の家は土台の下に基礎が築造されていない部分や土台と基礎が10センチもズレている部分があり、明らかに建築基準法に違反していました。 また、一階と二階の柱や壁の位置がズレており、耐震を強化する“ダイライト”と呼ばれる耐力面材が継ぎ接ぎで貼り...(続きを読む)
防火構造と準耐火構造
下記の画像は防火構造と準耐火構造の外壁です。 はじめの画像は部屋内から壁を見たところです。柱に石膏ボードを張り付けています。防火構造と準耐火構造の違いは石膏ボードの厚みと材質です。防火構造12.5mmの石膏ボードを用い準耐火構造は15mmの強化石膏ボードを用います。 土台に関してはボードで被覆されていません。 二つ目画像は屋外から外壁を見たところです。ここで火に抵抗するのは厚さ16mmの防火サ...(続きを読む)
火災対策
地震に強い家を造る事を何度も繰り返し発信してまいりましたが、地震で倒壊を免れた家もその後に発生する火災で焼失してしまう事も十分にあり得ます。糸魚川の火災の例を見るまでもなく大火となれば人の手の施しようがありません。 火災に対しては、木造は無力なのでしょうか。鉄筋コンクリートや鉄骨造に頼らなくてはならないのでしょうか。 実は、建築基準法及び関連法規では、木造の耐火構造についても規定しているのです。木...(続きを読む)
割安なハウスメーカーは?
ただ単に安いと言われている住宅を造っているハウスメーカーと云うのであれば、知名度・ブランド力に欠けるハウスメーカー全てが安売り志向に成らざるを得ないのが現状かと思います。 ハウスメーカーの戦略として、消費者が何に注目し何を重要と考えているかを調査して自分達が販売しようとしている客層を絞り込んで、総合的に価値観の高い家を造ろうとする戦略です。 もっと簡単に云えば、子育て最中の30代の家と子育てを...(続きを読む)
北側道路の土地は不利か?
北側道路の敷地のプラン上の問題点は、眺望の確保の難しさです。 南面に他人の家の背中が見えてしまうので、眺望が開けると云った感じにはなりません。北側道路の敷地で通常の間取りを当て嵌めてしまうと、南に眺望が開ける土地にある家よりもつまらない家になってしまいます。 それ故に、通常の間取りではない思い切った発想の転換も出来るわけで、南側道路の土地よりも価格的に有利な北側道路の土地を上手に利用する事が可能と...(続きを読む)
ローコスト住宅の定義
ローコスト住宅と言う言葉が一人歩きしています。直訳すれば費用を抑えた家となりますが、日本人が考えている殆どのローコスト住宅はチープハウス(安普請)のことです。 両者とも通常の同等物件と比較して値段が安いのは変わりがないのですが、満足度は大分異なります。 ●チープハウスは建設する側の論理で「他社より安いですよ」とか「豪華設備でこの値段」とかの宣伝をしている家の事です。そこには建築士が不在で、住宅に...(続きを読む)
知っておきたい建築基準法
建築基準法は個人所有の不動産に制限を設ける法律です。ですので「自分の所有している土地だから好き勝手しても誰にも迷惑はかけない」は通用しません。運転免許を持っていても道路交通法を守らないといけないのと同じです。自分は素人で難しい法律は知らなかったも通用しません。責任は設計者・施工者ばかりでなく建築主にも及びます。 当然、建築基準法の全てを知ってからでないと家は建てられないと言う訳ではありませんが、最...(続きを読む)
設計事務所との付き合い方
それでなくても敷居の高い設計事務所。私だけかも知れませんが、色々と敷居を低くする模索をしています。身近な存在でいようとヤフー知恵袋の専門家回答者になったり、家造りを動画配信したりしています。 ここで相談から設計契約に至るまでの大まかな流れについてご説明します。 第一段階 最も多いのがメールでの相談です。たまに電話とかでの相談も頂きますが、記録として残らず聞かれる方も即答のニュアンスが誤解を招くよう...(続きを読む)
家造りの第一歩(Q&A)
建築士に住宅の相談するのは敷居の高いものです。敷居の高さは下記の様な思いから生まれます。 Q1 相談したら直ぐにお金を要求されるのではないか。 Q2 一度相談したらその人に全てを依頼しないといけないのではないか。 Q3 自分の家造りだから自分の好きな様に作るのが最も快適な方法ではないのか。 Q4 建築士に頼むとバカ高い設計料を取られてしまうのでは。 Q5 少しでも建設費に回した方が得だじゃないのか...(続きを読む)
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