「断熱 北海道」を含むコラム・事例
70件が該当しました
70件中 1~50件目
- 1
- 2
アルミサイディング外壁材の欠点及び施工の注意点
昭和アルミではSOIV工法のメーカー直接責任施工をしています。 アルミサイディング外壁リフォーム工事はきちんとカビ・結露の湿気問題を工法を選んで施工をすれば、とても素晴らしいものになります。 インターネットの世界ではよい情報量が数多く、どれもこれもいい事ばかりいっている内容と、アルミサイディング外壁リフォーム工事の事をよく知らない方が、良くないと決め付けて、情報発信されて...(続きを読む)
- 深澤 熙之
- (建築プロデューサー)
断熱材の話 - 2 -
前回は、「日本でよく使用されている断熱材は蓄熱材あるいは保温材と呼んだ方が正しい表現なんです。」ということを書きました。 さて、そこで、考えてみましょう。 現代の日本の住宅に使用されている断熱材は冬の寒さを凌ぐために1980年代に北海道で導入された断熱材が主流になっています。 そう、冬には非常に寒く、夏にはそう暑くならない北海道で機能を発揮する断熱材が用いられ、断熱材として日本中で使用されて...(続きを読む)
- 小島 忠嘉
- (建築プロデューサー)
見積もりを安くする方法!・・3
建物の値段・・6 最後にもう一つ・・ これは見積もり自体を安くするわけではないのですが。 経済的にバランスの良い家を建てること。 元の予算から見たバランスのとれた価格配分の家にしなければならない・・ ということです。 大変失礼な言い方をして申し訳ないですが。 それは・・ 分不相応な家づくりをやめること。 ということなのです。 ...(続きを読む)
- 杉浦 繁
- (建築家)
「理屈は正しいか?」
半分仕事、半分プライベートで始めた長野県原村プロジェクト「集いの山荘」は厳冬期のため、外構と外壁周りの最終仕上げ工事を残して一通り終わりました。 昨年3月にひょんなきっかけから、始まったこのプロジェクト。 NCNさん絡みの仕事関係で山が大好きな知人が、八ヶ岳山麓で工務店を始めようということになり、その協力と普段から私自身も語っている理科的な理屈が正しいか否かを確かめるため、セカンドハウス兼...(続きを読む)
- 清水 康弘
- (工務店)
「地で行く自立循環型住宅」
北海道富良野市から10数キロ行った麓郷(ろくごう)という場所に、北の国からのロケ地として知られる「拾って来た家」・「石の家」・「丸太小屋」があります。 今でも美瑛町や富良野を訪れる観光客に人気の場所で、皆さんの中にも行ったことがある人がいるのではないでしょうか? この3軒の家、人工的なインフラに頼らず、川から水道を引き、水力発電と風力発電を自前でつくり、断熱性能を除けば列記とした自立循環...(続きを読む)
- 清水 康弘
- (工務店)
高気密高断熱の住宅を疑ってみる(その2)
元々、断熱の考え方は北欧の寒い地方で発達したもので、冬の寒さをしのぐために開発された技術です。冬の寒さが厳しい北海道では有効でしょうが、温帯(亜熱帯?)の日本で本当に高断熱は必要なのでしょうか。 日本には古来から、「家のつくりようは夏を旨とすべし」と吉田兼好の言葉があるように、日本の家は夏の暑さ対策を第一に考えるべきであったのに、いつのまにか高断熱がもてはやされるようになっています。 ...(続きを読む)
- 海田 修平
- (建築家)
「SE構法柱脚用断熱カバー」
SE構法の柱脚金物の形状がかわり、それにあわせて弊社オリジナルの断熱カバーを再製作しました。 金属部は熱柱(ヒートブリッジ)になる可能性が高く、結露して腐り始めると耐震性能も著しく減少します。 それを未然に防ぐための、弊社なりの工夫のひとつです。 このあたりは、供給会社のNCNさんが考えることではなく、実際にその工法を使用する工務店に委ねているのです。 今までも弊社オリジナルの断熱カ...(続きを読む)
- 清水 康弘
- (工務店)
漆喰とは何か? その3
漆喰を塗る前には、下地処理が何より大事です。 写真は石膏ボードのジョイントつまりボートとボードの繋ぎ目と、ボードを固定するビスの穴、をパテで埋めて平滑にしている所です。 これを丁寧にやらないと、仕上げが美しくありません。 ちなみに石膏ボードは、今から百年以上も前にアメリカで発明された建材で、塗り壁やビニールクロスの下地として、現在最も普及している建材と言えると思います。 石膏を芯材に両面が...(続きを読む)
- 鈴木 克彦
- (建築家)
自邸改修記25…屋上菜園の解体を決意
我が家は、3階建ての棟と2階建ての棟を2階部分でブリッジ状につないだH型のエレベーション。それぞれの棟の屋根に土を乗せて緑化している。今回の改修 工事で、外壁通気層を持たない2階棟の土台廻りの腐朽が発見され、外壁を改修することにした。その木部の思わぬ痛み具合を見て、3階棟の屋上下地の状態を どうしても確認したくなった。 この木造での屋上緑化は、北海道のM型屋根に大きなヒントをもらい絶対の自信を持...(続きを読む)
- 佐山 希人
- (建築家)
夏の日の夕立と、打ち水。
今年も早いもので、後半戦に突入。本格的な夏ももうすぐですね。 北の大地、北海道札幌市でも、このところ蒸し暑い日々が続いていましたが、今日は暑さもひと段落。 昨日は、日中は蒸し暑かったものの、激しい夕立でグッと過しやすい空気に。 夕立あとには、久しぶりに虹も見えました。 統計的なことは分かりませんが、札幌では夏の日の夕立があまりありません。 札幌に住んでいて、夕立が少ないのは(数少ない)残念な...(続きを読む)
- 石塚 和彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/3種類の断熱サッシ
05-5:断熱サッシは大きく分けて3種類ある 一般に断熱サッシと呼ばれるものはペアガラス入りのもの(木製サッシではトリプルガラスまで入る)で、そのフレームの素材によって、アルミ製、樹脂製、木製の三つに大別されます。 樹脂製サッシはプラスチックサッシとかPVC(高耐候性硬質塩ビ)サッシとも呼ばれ、1955年にドイツのレハウ社によって開発されたのが最初で、そのためドイツは樹...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/基礎断熱の注意点
05-4:基礎断熱の注意点 さて、基礎断熱を採用する場合、気をつけなければならないことがいくつかあります。 まず、基礎断熱をした床下空間を室内と考える場合、土台周りに散布される防蟻剤・防腐剤の問題があります。 防蟻剤・防腐剤は劇薬であり、クレオソート油などの揮発性の薬剤であれば、人の健康を害する恐れがあります。そのため、室内の空間が床下空間と繋がる様な計画、例え...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/床断熱から基礎断熱へ
05-3:床断熱から基礎断熱へ 日本の木造建築の基礎は、地面からの湿気を直接拾わないよう地面に固定された束石の上に柱を立てるやり方で床面を高くし、床下を吹きさらし状態で湿気をこもらないようにする「高床式」が古来からの習わしで、「床下は外部である」という考え方は今日でも踏襲されています。 しかし、今日の住宅の殆どは割合簡便に施工でき強度のあるコンクリート製の布基礎で、そこに...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/高気密・高断熱が基本
■いずれにしても高気密・高断熱が基本 この章で色々なシステムについてできるだけ簡潔に述べてきましたが、全体を整理してみると、北海道では「断熱」が必要命題であり、「高断熱」を達成し「壁内結露」を防止するためには「高気密」が必要不可欠である、ということで「高気密・高断熱」が純粋な形で追求されました。 それに対し、関東以西の地域では、木造在来軸組工法の「壁体内空洞」に着目し、それを積極的に利...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
「大きな木の下の家」の暖房計画
前回は「断熱計画」についてお話しさせて頂いたので、 今日は暖房計画について。 「大きな木の下の家」の暖房は、以前「現場から大地に還る家を考える」シリーズで紹介した「晴耕雨読の家」の「床下暖冷房」を再度、採用している。 しかし、今回は少し改良している。 このシステムは床下土間スラブ上に断熱材を敷いて、その上に冷温水管を張り巡らし、その上にまたコンクリートで固め、蓄...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/エアサイクルとは何か?
04-3:エアサイクルとは何か? 北海道の高気密・高断熱がグラスウール内断熱で如何に内部結露をなくすかという問題に真っ正面から取り組んでいた時に、本州以西では内部結露の問題は内断熱そのものにあると考え、日本の家屋が伝統的に培ってきた構法を活かすアイデアを考えていました。 木造在来工法では床下と壁、小屋裏が空間として繋がっており、エアサイクルの考えの基本はこの繋がった空間に...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/内断熱はパネル工法に進化する
04-1:内断熱はパネル工法に進化する 内断熱工法には他に(1)吹き込み工法、(2)''パネル工法'''、(3)'現場発泡''があります。 (1)吹き込み工法 吹き込み工法にはグラスウールを用いるものとセルロースファイバーを用いるものがあり、グラスウールの場合は水性の接着剤を混入しながら壁体内に吹き込んでゆくもので、配線廻りの複雑な施工箇所であっても隙間なく断熱材が...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/外断熱流行の裏事情
03-12:外断熱流行の裏事情 コストに関して言えば、やはりグラスウールの方が安価であるため北海道等の寒冷地では内断熱が多いのですが、東京辺りでは材料そのものの値段以上に、内断熱の複雑さや、工法修得のための職人教育を含めた人件費の面から内断熱は敬遠される傾向にあり、近年の外断熱の流行は主にこうした施工者側の事情が反映されていると言っていいでしょう。 事実、私の経験からも、内...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/03-9:外断熱のメリット
03-9:外断熱のメリット 外断熱の工法上の最も大きなメリットは次の2点です。 1) 障害物の少ない軸組の外側に連続して施工できるので施工性が良い(施工が簡単)。 2) 断熱性能が均質で施工不良個所の発生を防げる。 例えば、内断熱では、柱間に100mmのグラスウールを挿入した場合、柱自体の断熱性能はグラスウールの1/3しかないため、厳密に言えば木部でのヒートブ...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/代表的な外断熱工法
03-8:代表的な外断熱工法 純粋に高気密・高断熱仕様としての工法では、ダウ化工のSHSシリーズと''アキレスの外張り工法''がその代表的なもので、SHS工法は北海道でグラスウール内断熱による新在来木造工法が生まれた時にはすでにフランチャイズ方式で販売されており、現在、SHS-1から3までの改良が試みられています。 SHS-1は押出発泡スチレン・スタイロエースをボードの繋...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/03-6:先張りシート
03-6:先張りシート 内断熱工法の基本となる新在来木造構法は外壁の室内側に防湿気密シートを張ることで土台から壁、二階の床梁、 屋根に至る気密層の不良箇所ができない様にするため、軸組を組み上げると同時に「先張りシート」の施工が必要で、施工マニュアルにはこの防湿気密シートの施工方法が部位別に詳細に解説されています。そして、公庫の共通仕様書における「気密工事」もこの新在来木造工法がベースに...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/03-4:何故、高気密なのか?
03-4:なぜ、高気密なのか? 内断熱工法は、冬の厳しい北海道で永年研究され、 室蘭工業大学の鎌田紀彦助教授を中心に新木造住宅技術研究会によって開発された新在来木造構法が公開された工法としては代表的なものです。 (ちなみに、私は大学時代、この鎌田ゼミに在籍していました。) 木造の軸組の中に高性能グラスウールを挿入し、室内側に防湿気密シートを張り、室外側に防風シートと通...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/03-2:気密住宅の定義
03-2:気密住宅の定義 気密性という面で考えてみると、ここで隙間相当面積(C値)という数値が出てきます。 これは風速5〜6mに相当する内外差圧を10Paにした時の建物の隙間の大きさを床面積当たりで表したもので、気密性能を表す数値として一般的に用いられています。 公庫の新省エネ法の基準では隙間相当面積5.0cm2/m2以下、換気回数0.5回/時以下の気密性能を有...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/それは「全室暖房」のイメージ
03-1:それは「全室暖房」のイメージ 高気密・高断熱住宅を語る時、その切り口は色々あり、そのいずれもが何かしらの誤解を招いているのも事実です。 特に温暖地においては家は夏の暑さを凌ぐために如何にして「開放的」にするか、という工夫を凝らしてきたのであり、それを「閉じる」ということに対しては当然、歴史的な抵抗感があります。 そのため、高気密・高断熱というだけでイコール「魔法瓶のような家」...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/2-5:中気密から抜け出せない!
非気密・非断熱から中気密・中断熱になり、中気密・高断熱に至って私達は大きな失敗を経験したのです。住宅の高断熱化を目指した北海道の住宅が経験したこの失敗は、「ナミダダケ事件」として大きく取り上げられ、実は、この時の誤った報道が本州における住宅の高断熱化への根強い懸念を生み出したとも言え、今でも中気密・中断熱から抜け出せない大きな要因になっているとも言えるのです。 そして、関東以西の温暖...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/2-4:高気密は壁内結露対策
2-4:高気密は壁内結露対策として生まれた 北海道では一九七三年のオイルショックを境に、熱損失の少ない家づくりを目指して北欧から高気密・高断熱住宅を学んだのですが、当初は「高気密」の意味がまだ良く理解されていませんでした。50mm厚のグラスウールしか入れていなかった外壁の軸組内に100mmのグラスウールが入れられ、倍の断熱効果が期待されたのですが、何故か予想したほどの効果は現れませんで...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
住宅断熱基礎講座/01-7:換気を知らずに暖房
■換気を知らずに暖房 人が家の中で生活していると、様々な空気汚染物質が発生します。人の体からは炭酸ガス、水蒸気、臭いが発生し、炊事や喫煙その他の生活行動に伴って、煙や塵埃、二酸化炭素、一酸化炭素、窒素酸化物、臭気といった様々な物質が発生し室内の空気を汚します。 しかし、気密性の低い家では室内の空気は容易に外気と入れ替わっていたので、特に室内空気の汚染に気を遣うことはありま...(続きを読む)
- 野平 史彦
- (建築家)
70件中 1~50 件目
- 1
- 2
専門家に質問する
専門家Q&Aに誰でも無料で質問が投稿できます。あなたの悩みを専門家へお聞かせください!
検索する
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。