「遺留分」の専門家コラム 一覧(3ページ目) - 専門家プロファイル

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「遺留分」を含むコラム・事例

223件が該当しました

223件中 101~150件目

遺言書の応用知識~遺言で残せること、残せないこと-その1

皆様、こんにちは。   さて前回、予告致しましたとおり、「名義変更はいつまでにしないといけないのか?」「名義変更が終わっていないと罰則があるのか?」というご質問からお答えしたいと思います。   こちらも結論は簡単です。   名義変更も「いついつまでに終わらせなければならない」という規定はありません。 同様に名義変更が終了していないからといって、罰則も設けられていません。   但し...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

土地は代償分割と換価分割どっちが得?

<事例> Aさんの相続人は、長男Bと長女Cです。Aさんの相続財産は 駐車場経営をしている土地Xだけでした。 この土地Xは、路線価評価8000万円(時価1億円)です 長男B長女CともにAさんの住む関西から遠く離れた街で生活を してるため、土地Xを相続して駐車場経営を継続する予定は 全くありません。 そこで、BCが相談した結果以下のように遺産分割が成立しました。 土地XをBが相続し、売却代金1...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

遺留分の減殺請求とその後の相続税の申告

<事例>  Aさんは妻を10年前に亡くし、相続人は長女B次女C長男Dの3人が 相続人となっている。  BとCは、Aの近所に住んでいたこともあって妻亡き後のAの 日常生活を支えていた。一方でDは、就職もせずAの財産をあてに 生活を続けていた。  そのため、Aは自宅及び預貯金のすべての財産をBCに半分づつ 相続させる旨の遺言書を作成していた。  Aの死後、BCは遺言書に基づき不動産の名義変更を行いま...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

【非上場企業株式の生前贈与と遺留分の関係 】

【相続税質疑応答編-16 非上場企業株式の生前贈与と遺留分の関係 】 <事例> 株式会社Xの代表取締役甲には、長男乙と長女丙の二人が 法定相続人となる予定です(甲の妻は既に亡くなっています) 甲は、株式会社Xの代表取締役であり100%株主です。X社は 設立以来業績が順調に右肩上がりで、株価も上昇傾向にあります。 長男乙は、既に後継者として役員に就任していますが 長女丙は、会社経営にまったく関...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

相続人の廃除

 廃除 (1)定義  被相続人は,推定相続人の非行等を理由として,家庭裁判所の審判または調停によって相続人の相続権を奪うことができます。これを廃除といいます。 (2)要件 ア 対象者  廃除される者は,遺留分を有している推定相続人に限られます(兄弟姉妹を除く相続人)。遺留分を有していない相続人に対しては,その者に相続させないとする遺言を作成すれば,被相続人の意思は実現されるからです。 ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/02/23 06:01

この時期ですが、相続の話(兄弟には遺留分がありません)

確定申告シーズンが始まりましたが、最近の私は「相続」です。 実例紹介された「相続の現場55例」(八木美代子・ダイヤモンド社)が 先月末に発売されました。 昨日は山野井友子行政書士の相続セミナーに参加してきました。 山野井先生の話は実例が中心で、非常に参考になりましたね。 明後日も内田麻由子税理士のご紹介で日本想続協会主催の相続セミナーに 参加して、武内優宏弁護士の話を聞いてきます。 ...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)

夫が夫の両親よりも先に死亡!残された妻の権利は?

Q夫の父名義の土地上に、夫の資金で建てた二世帯用の住宅で、夫の両親と一緒に住んでいますが、最近、夫が不治の病にかかっていることがわかりました。夫の兄弟は別居していますが、夫が夫の両親より先に亡くなってしまった場合に、現在の住居に住み続けられるのでしょうか、また、生活資金をどうするのかなど生活が不安ですが、どうしたらよいのでしょうか?A 原則として、妻は夫の財産について相続権を有しますが、夫の両親の...(続きを読む

大島 良子
大島 良子
(弁護士)
2012/02/09 17:16

事業承継の方法と問題点

第3 事業承継の方法 1 概要  事業承継の方法は,「親族内承継」と「親族外承継」とに大別することができ,「親族外承継」はさらに「役員・従業員等への承継」と「M&A」に分けることができます。  なお,本コラムでは,「親族内承継」,「役員・従業員等への承継」,「M&A」に続く,第4の方法として「信託」を掲げます。 また,本コラムでは,事業承継に際して企業の再生を図る場合や,結果として事業を廃...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

中小企業における事業承継(事業承継の3つの側面)

第2 中小企業における事業承継(事業承継の3つの側面) 中小企業の事業承継には,以下の3つの側面が見られます。 1 支配的な株主変更としての側面 中小企業の経営者の多くは,自社株を保有し,支配的な株主となっています。そして会社の重要事項を決定する株主総会の決議は基本的に株式を多く持っている者により支配されます。そのため,後継者が従前の会社経営をそのまま引き継ぐためには,この自社株を引き継がな...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と金融支援措置

第4 金融支援措置  1 概要  経済産業大臣の認定(中小企業承継円滑化法12条)を受けた中小企業者に対して,中小企業信用保険法の特例(中小企業承継円滑化法13条),株式会社日本政策金融公庫法及び沖縄振興開発金融公庫法の特例(中小企業承継円滑化法14条)を設け,金融支援措置を講じています。  経済産業大臣の認定対象は,中小企業基本法で定められた中小企業(一部は政令により範囲拡大)で,事業承継...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と中小企業承継円滑化法の合意の手続

5 中小企業承継円滑化法の合意の手続 (1)概要  民法の特例合意は,前述のとおり推定相続人全員が書面により合意をすることが必要ですが,合意をしただけでは効力は発生しません。後継者は,合意の時から1ヶ月以内に,経済産業大臣に対し確認申請を行う必要があり(中小企業承継円滑化法7条1項),確認が得られた後1ヶ月以内に家庭裁判所へ許可の申立てをし,家庭裁判所からの許可を得られてはじめて合意に効力が認...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と中小企業承継円滑化法(株式等以外の財産)

4 株式等以外の財産に関する遺留分の算定に係る合意等 (1)除外合意・固定合意との関係  除外合意と固定合意は,二者択一の関係にあるわけではありません。すなわち,後継者が旧代表者から受けた株式等のうち,一部について除外合意の対象としつつ,残りの株式等について固定合意の対象とすることが可能です。 そして,株式等の除外合意・固定合意の双方又はいずれか一方の合意をすることにより,事業用資産等の除外...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と中小企業承継円滑化法の適用範囲

2 中小企業承継円滑化法の適用範囲  中小企業承継円滑化法の遺留分に関する民法の特例の制度は,円滑な事業承継の実現を目的とするものですから,その限度で認められ,その適用範囲は,法律上限定されています。 (1)特例中小企業者  まず,遺留分に関する民法の特例の制度を利用できるのは,特例中小企業者です。 ここで,特例中小企業者とは,中小企業者のうち,一定期間以上継続して事業を行っているものとし...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と中小企業承継円滑化法

第3章 中小企業承継円滑化法 第1 中小企業の事業承継における問題点 1 民法上の遺留分の制約  円滑な事業承継のためには,株式その他の事業用資産の後継者への集中が不可欠です。しかし,中小企業経営者の個人資産に占める自社株式及び事業用資産の比率は非常に高く,これら株式その他の事業用資産を後継者に集中させると,後継者以外の相続人の遺留分を侵害してしまうことが生じてしまいます。この場合に,後継者...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継対策としての信託の利用法

第3章 事業承継対策としての信託の利用法 第1 相続人間の紛争回避策 1 経営権をめぐる紛争  相続財産である株式は法定相続によれば,相続人間の共有状態となり,その行使方法をめぐって会社の経営権争奪の紛争へと発展します。そこで,現経営者は,生前贈与,遺贈等により後継者に自社株式を集中させようとするわけですが,後継者の経営能力が未だ十分でない場合には,他の親族により会社の経営が実質的に奪われて...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と拒否権付種類株式

9 拒否権付種類株式 (1)概要  株主総会・取締役会等で決議する事項のうち,当該決議のほかに,当該種類株主の種類株主総会の決議があることを必要とするものをいいます(会社法108条1項8号)。会社がある事項を決定するにあたり,その種類の株式を保有している株主の同意が得られなければ,その事項を決定することができなくなるものであり,一般的には「黄金株」などといったりもします。拒否権の対象は,例えば...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と議決権制限種類株式

4 議決権制限種類株式 (1)概要  株主総会において議決権を行使することができる事項について制限のある種類の株式をいいます(会社法108条1項3号)。制限は,すべての事項について議決権がないとすることも,一定の事項についてのみ議決権がないとすることもできます。 ただし,ある事項について議決権を行使できるか否かという形で規定されなければならず,後述する属人的種類株式のように,1株につき複数議...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と会社法(総論)

第3部 会社法 第1章 総論  第2部 相続編 第4章 相続と事業承継でも指摘したように,円滑な事業承継を行うためには,次の2つの観点からの検討が必要になります。 (ⅰ)株式その他の事業用資産の後継者への集中 (ⅱ)後継者以外の相続人への配慮(遺留分減殺請求の問題)        そして,(ⅰ)については,企業経営の観点からは,後継者及びその他の友好株主に2/...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

遺留分算定において,被相続人の保証債務は控除されるか

【コラム】遺留分算定において,被相続人の保証債務は控除されるか 「保証債務(連帯保証債務を含む)は,保証人において将来現実にその債務を履行するか否か不確実であるばかりでなく,保証人が複数存在する場合もあり,その場合は履行の額も主たる債務の額と同額であるとは限らず,仮に将来その債務を履行した場合であっても,その履行による出捐は,法律上は主たる債務者に対する求償権の行使によって返還を...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/23 19:57

遺留分権利者の減殺請求対象の選択権

【コラム】遺留分権利者の減殺請求対象の選択権  民法1034条は,複数の遺贈(贈与についても類推されます。注釈民法(26)378頁)が数人に対してなされた場合を前提にし,受遺者(受贈者)相互間の公平を図る見地から設けられた規定であり,一人に対して複数の物件が遺贈(贈与)された場合には適用がないといわれています(高木多喜男「減殺請求権の行使方法(2)」新版相続法の基礎328頁,32...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/23 19:54

相続人

第2章 相続とは 第1 相続人 1 相続人の範囲と順位 (1)相続人・被相続人  相続人とは,法律によって被相続人の財産法上の地位を承継する者のことをいいます。  被相続人とは,相続の開始によって承継される財産的地位の従来の主体のことをいいます。  配偶者は常に相続人になります(民法890条)。そして,他に血族相続人がいる場合には,それらの者との共同相続になります。なお,内縁の配偶者は...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と特別受益

第5 特別受益 1 特別受益概説  特別受益制度とは,生前贈与や遺贈を受けた相続人がいる場合に,相続人間の公平のために,相続分算定の際に考慮する制度です(民法903条1項)。具体的には,「被相続人が相続開始の時において有した財産の価額」に「贈与の価額」を加えたものを相続財産とみなし(みなし相続財産といいます。),この価額に各相続人の法定相続分を乗じ,その算出された価額から「遺贈又は贈与の額」を...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と寄与分

第6 寄与分 1 寄与分概説  寄与分とは,被相続人の財産の維持または形成に特別の寄与・貢献をした相続人がいる場合に,その相続人に対し,法定相続分に寄与分を加えた財産の取得を認める制度です(民法904条の2)。  【事例】において,後継者とされた長男丙が実家に戻り家業を手伝って,会社の発展に大きく貢献したものの,父親と特に雇用契約を締結しておらず,報酬をこれといって受けとっていなかった場合,...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分

第10 遺留分 1 遺留分の意義・機能  遺留分とは,被相続人の一定の近親者に留保された相続財産の一定の割合であり,被相続人の処分によって奪うことのできないものをいいます。  本来,被相続人には自らの財産を自由に処分する権利があります。しかし,相続制度は,遺族の生活保障および潜在的持分の清算という機能を有しているとされます。  そこで,被相続人の財産処分の自由と相続人の生活保障との調和の観...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分侵害額の算定方法

【コラム】 遺留分侵害額の算定方法  遺留分減殺請求は,「遺留分を保全するのに必要な限度で」(民法1031条)行使することができます。そして,「遺留分を保全するのに必要な限度」,すなわち,遺留分侵害額は,各人の遺留分額から当該遺留分権利者が得ていた特別受益額および当該遺留分権利者が相続によって得た財産がある場合にはその額を控除し,当該遺留分権利者が負担すべき相続債務がある場合には...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分減殺請求権行使の効果

10 遺留分減殺請求権行使の効果  遺留分減殺請求権の法的性質は,形成権であって,その効果は直ちに物権的に生じます(最判昭和35・7・19民集14巻9号1779頁,最判昭和41・7・14民集20巻6号1183頁,最判昭和51・8・30民集30巻7号768頁)。すなわち,遺留分減殺請求権の行使により,遺贈又は贈与の目的物に対する物権的権利が当然に遺留分減殺請求権を行使した相続人に帰属し,未履行の遺...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と死亡保険金を代償金支払いの財源として利用する方法

 代償分割を利用できれば,後継者に事業を承継させる手段となりますが,代償金の支払いが後継者にとって大きな負担となります。  そこで,経営者が生前において相続人である後継者を保険金受取人とする保険契約を締結しておき,この保険契約により支払われる死亡保険金を代償金の支払いに充てる方法が考えられます。 (ⅰ)死亡保険金は遺産に属するか この点,死亡保険金は保険金受取人が契約により固...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺贈

第8 遺贈 1 遺贈の自由とその制限  遺贈とは,遺言によって自らの財産を無償で他人に与えることをいいます。遺言により行われるものですから,単独行為であり,贈与契約とは異なります。遺贈は,生前に自由に処分できた自己の財産を,遺言という方式で処分するもので,遺留分の規定に反することができないとされます(民法964条)。遺言には撤回の自由が保障されているため(民法1022条,1026条),遺言者は...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分減殺請求を避ける方法

11 遺留分減殺請求を避ける方法 (1)相当な対価による売買  まず,相当な対価での売買を行うことにより,後継者に事業用資産や株式等を引き継がせることができれば,相当な対価での売買は遺留分減殺請求の対象になりませんから(民法1039条),遺留分減殺請求を避けることができます。  もっとも,この方法の場合,後継者に事業承継に必要な経営者の資産を買い取るだけの資金が必要になります。 (2)遺留...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

【遺留分放棄許可審判申立書サンプル

【遺留分放棄許可審判申立書サンプル】 遺留分放棄許可審判申立書   東京家庭裁判所 御中   平成  年  月  日   申立人代理人 弁護士 ○○○○  ㊞    添付書類 委任状   1通 申立人の戸籍謄本  1通 被相続人の戸籍謄本 1通   (本籍) (住所) 申立人  ○○○○ (生年月日) 被相続人との関係   職業 電話番号  ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 16:00

相続放棄と遺留分放棄の比較

【コラム】 相続放棄と遺留分放棄の比較  相続放棄と遺留分放棄には,以下のような違いがあります。 (ⅰ)要件  遺留分放棄は,相続開始前であれば,家庭裁判所の許可(民法1043条 1項)を得て,相続開始後であれば,個々の遺留分権利者が自由に放棄を行うことができます。  遺留分の生前放棄を家庭裁判所の許可にかからしめた趣旨は,相続開始前に無制限に遺留分の放棄を許すと,被相続...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

価額弁償における遺留分額算定の基準時および遅延損害金の起算点

【コラム】 価額弁償における遺留分額算定の基準時および遅延損害金の起算点について  遺留分減殺請求の効果は現物返還が原則ですが,遺留分減殺請求を受けた者は価額弁償によって現物返還の義務を免れることができます(民法1041条)。そして,現物返還の義務を免れるためには,価額弁償のための弁済の提供をしなければならず,価額弁償の意思表示をしただけでは足らないとされます(最判昭和54・7・...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 15:42

遺留分減殺請求の内容証明郵便サンプル

遺留分減殺請求通知書   平成○○年○○月○○日,被相続人△△△△が亡くなりました。  被相続人△△△△の法定相続人は被相続人の妻,被相続人の長男である貴殿,被相続人の次男の私の3名です。  被相続人は全財産を貴殿に相続させる旨の遺言をしており,遺言は執行されました。  私の遺留分は,遺産全体の8分の1にあたりますが,上記遺言は私の遺留分を侵害しております。  よって,...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺言

第7 遺言 1 遺言の機能  遺言とは,一定の方式で表示された個人の意思に,死後,それに即した法的効果を与える法技術のことをいいます。  前述した通り,法定相続によった場合,相続財産は,相続人が数人あるときは,共有となり,通常は,相続人間の遺産分割協議で相続財産を分けることになります。その際,相続紛争に発展してしまうこともしばしばあります。そこで,遺言は法定相続に優先しますから,遺言で財産の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

相続と確認の訴え

(ⅰ)具体的相続分の確認を求める訴え  遺産分割手続では,特別受益や寄与分をめぐって共同相続人間で争いが生じ,その具体的相続分の確定が困難な事態がしばしば生じます。そこで,この具体的相続分の確認訴訟を提起することが考えられます。  しかし,「具体的相続分は,・・・遺産分割における分配の前提となるべき計算上の価額又はその価額の遺産の総額に対する割合を意味するものであって,それ自体を実体法上の権利...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継とは

1 事業承継の意義  事業承継とは、法律的にみれば、現経営者の有していた法律上の地位(経営権、財産権)を後継者に引き継がせることと定義することができます。  事業承継の具体的な対策を採らなかった場合、どのようなことになるでしょうか。 まず、相続財産をめぐるトラブルが発生し、会社経営に混乱を来すことが考えられます。すなわち、後継者以外の相続人と後継者との間で、会社財産をめぐって争いが生じ、これ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

遺留分の減殺請求と相続税・譲渡所得税の関係

【相続税質疑応答編-7  遺留分の減殺請求と相続税・譲渡所得税の関係 】 <事例>  父親が、全財産を次男に遺贈する旨の公正証書遺言を作成 していました。次男は、公正証書遺言に基づき相続税の申告 を行ない納税も済ませていました。  ところが、長男は父親の相続開始直後から法的手続きに基 づいて遺留分の減殺請求を行っていました。  7年の年月が経過し、この度やっと兄弟間で話し合いがまと まりまし...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

【法律事務所のコラム:相続の身近なお悩み】第2回

相続のお悩みというのは、意図せずやってくるものです。 身近な相続の悩みに関連する法律知識を紹介したり、トラブル回避の方法についてご紹介するコラムを連載しています。第2回は、「内縁の妻と相続」をテーマにします。   以下のような例で考えてみましょう。   【例】 Aさん(65歳)、Bさん(59歳)。 2人は20年間事実上夫婦として暮らしていますが、結婚はしていません。 このような関係...(続きを読む

松野 絵里子
松野 絵里子
(弁護士)

●兄弟姉妹に遺留分はありません

●兄弟姉妹に遺留分はありません こんにちは お金を増やすマネードクター浅見です。 遺留分という聞き慣れない言葉があります。 相続人が取り返せる分の財産のことを「遺留分」と云います。 例えば、ある夫婦がいます。 そのご主人には密かに愛人がいる。そのご主人が亡くなってみたら 遺言で「財産は100%、愛人に相続させる」なんて書いてある。 でもこの場合は、奥様...(続きを読む

浅見 浩
浅見 浩
(ファイナンシャルプランナー)

親が亡くなったら家に住めなくなることがある!

先日、友人から相談がありました。 彼女は、お父さんが既に亡くなっており、母親の実家に母親と自分と旦那さんと子供たちで住んでいます。 そして、彼女には、結婚をして家を出ているお兄さんが1人います。 そうした環境の中、お母さんが脳卒中で倒れました。 幸い一命は取り留めたのですが、身体を動かすことも目を開けることもできません。 こちらの話に対して頷くことさえもできなくなってしまいました。 ただ、話を...(続きを読む

平野 秀昭
平野 秀昭
(不動産コンサルタント)
2011/08/25 12:00

モメない相続

モメない相続 税法の改正が宙ぶらりんになっていますが、おそらくは相続時に相続税を試算してみて、ぞっとする金額になる時代が来ると思います(うちの親戚がそうでした) 単純に相続税の課税がシビアになるだけでなく、準備不足の面が大きいと思います。 準備不足によってお金の分割も選択肢の余地がなく、特定の相続人に偏った遺産配分になった結果、争族の火種になる可能性があります。 民法では「法定相続分」「遺留...(続きを読む

新谷 義雄
新谷 義雄
(ファイナンシャルプランナー)

遺留分の減税請求と小規模宅地等の選択替え

遺留分の減税請求と小規模宅地等の選択替え 【法人と個人の税金対策に役立つ神戸の税理士のメルマガ】 震災関連の税務もひとまず一段落したようですので 今週から、通常の税務情報に戻ります。 6月早々には、東日本大震災関連の税務の特例をまとめた 本が出版されます。震災関連の税務につきましては、その本で内容を ご確認ください。私も共著で一部を執筆させていただいています。 さて、今日は「遺留分の減殺請...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

遺言書の配慮

遺留分を侵害されている遺言書が出てきたら、どう思いますか? その理由を知りたいと思いませんか? なぜ、遺言者がそういう内容の遺言書を残したのかを。 取り戻すにしても、 受け入れるにしても、 まずはその意図を知りたいと思うのではないでしょうか。   だから、遺言者は、なるべく理由を書くようにすると良いと思います。 事細かに記載する必要はありません。 相手方に意図が伝わる程度に触れて...(続きを読む

柴崎 角人
柴崎 角人
(行政書士)
2011/05/03 12:03

遺留分の放棄

  こんにちは。吉田行政法務事務所の吉田です。 相続事案の中で、結構神経質になるのが、「遺留分」です。 「遺留分」とは、「相続財産を法定相続分のとおりに取得できなくても、相続人の最低限の生活に必要な財産を請求できる権利」のことです。 この遺留分は、法定相続分の2分の1に相当します。 たとえば、相続人が配偶者(法定相続分 2分の1)、子供2人の場合(子供それぞれ4分の1)、「配偶者4分の1...(続きを読む

吉田 武広
吉田 武広
(行政書士)
2011/03/22 11:58

「相続」が「争族」にならないために ~遺産分割のトラブル~

「うちはモメる程の財産がないから…」、「うちは家族仲がとても良いから…」と多くの方がおっしゃいますが、「相続」が「争族」になるケースは、必ずしも遺産額の大きさとは関係しません。 むしろ財産が一戸建ての家のみであったり、分割しづらい不動産がメインだったり、家業を営んでいたり、兄弟姉妹のうちの誰かが親の最期の面倒を見ていたり、兄弟姉妹のうちの誰かが家を建てたり事業を始める際に、親から多額の資金を出し...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

相続財産はどのように分けられる?~法定相続の話~

遺言書等による被相続人の特別な意志が確認できない限り、相続財産は法定相続人に、その法定相続分に応じて分配されることになります。 被相続人に配偶者がいた場合、配偶者は必ず法定相続人になります。ここで言う「配偶者」とは正式に婚姻届を提出している夫又は妻のことを指し、内縁関係や事実婚の夫や妻を含みません。 前回の復習になりますが、配偶者以外の血族相続人(血の繋がりのある相続人)については、 (1)直系...(続きを読む

高原 誠
高原 誠
(税理士)

よくあるもめる相続対策

よくあるもめる相続対策   相続対策は、よく『節税対策』と捉えがちです。 しかし、もめない相続対策にとっては、節税対策は二次的効果であって、相続人にとっては最重要な問題ではありません。   実際によくある相続の節税対策として利用されている事例を紹介します。   事例1 養子縁組 養子縁組により法定相続人数が増え、相続税の基礎控除額がアップし、相続人一人一人の取得資産額が小さくなり、...(続きを読む

大黒たかのり
大黒たかのり
(税理士)

3 波平の財産を相続できるのは? タラちゃんを考える。

   タラちゃん 波平の孫 タラちゃんは波平の子供であるサザエの子供です。基本的に波平の財産を相続できません。   しかし、タラちゃんが波平の財産を貰える場合があります。それは以下の4つの場合が考えられます。   1 波平よりサザエが先に亡くなった場合。 代襲相続といって孫であるタラちゃんが相続人になります。     2 タラちゃんが波平の養子になった場合。 孫であるタラちゃ...(続きを読む

岩田 佑介
岩田 佑介
(不動産コンサルタント)

『相続放棄』と『遺留分の放棄』 その1

『相続放棄』と『遺留分の放棄』とは   たとえば、事業を営んでいた親が突然亡くなり、莫大な借金が子どもに残されたとします。子供は突然の出来事に途方に暮れてしまいます。こういったときのため民法は『相続放棄』という手続きを準備しています。この制度のおかげで地獄から脱することができた人が大勢いるわけです。 相続で「放棄」というと大抵の場合、『相続放棄』を連想しますが、もうひとつ裁判所の関与す...(続きを読む

小林 彰
小林 彰
(司法書士)

相続争い「内縁の妻」

ファイナンシャルプランナーが天職! BYSプランニングの釜口です。 今回コラムは、相続争い「内縁の妻」にまつわる相続争いについてです。 『マンションを共同購入して同居をはじめてからすでに10年。子供ができないこともあり、別姓のまま入籍することもなく共同生活をしてきた。夫はがんが見つかった時には、余命数ヶ月。がんの進行が思ったよりも早くがん告知から2ヶ月で亡くなってしまった。夫に...(続きを読む

釜口 博
釜口 博
(ファイナンシャルプランナー)
2010/02/17 10:23

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