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仕様を落とさず安く建てる方法
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●これから建てる家には定価がない
これから建てる新築住宅には定価がありません。建売住宅の様に出来上がっている建物でしたら、掛かった費用に経費を乗せれば販売価格が決まりますが、これから建てる、まだカタチの無いものには定価が造れないと云った方が正しいでしょう。
それでも、お金を決めなければ話しは前へは進みませんので、これだけの予算を頂ければ工事する事を請け負いましょうと云うのが「請負契約」です。ですので、工務店さんによって、欲しい予算が違ってきます。木造二階建ての住宅を造るとして、木造住宅の得意な工務店さんと、そうでない工務店さんでは、実績もノウハウも違いますから、当然欲しい予算の金額が変ります。
●工務店さんによって値段が異なる
複数の工務店さんに、全く同じ図面で見積りをお願いしても、同じ金額で見積りが出てくることはありません。必ず、金額にバラつきが発生します。複数の工務店さんから見積りを取るだけで値段を下げる事も可能になるのです。最低でも3社程度は取っておいた方が良いでしょう。
●工務店さんの協力が不可欠
同じ工務店と云っても、得意不得意が異なります。自分の好みにあう工事を得意とする工務店さんに工事を依頼する方が有利なのは云うまでもありませんが、工事をお願いする時期についても暇な時期と忙しい時期があります。忙しい時期にお願いすると、やはり割高になり、暇な時期に依頼するとやはり安くなります。年末や年度末に竣工を目指す建物が多いので、逆算して6月や9月に依頼すると中々金額が下がりません。工務店さんが強きに出ている訳ではなく、高い値段で発注しないと職人さんが集まらないのです。6月竣工とか10月竣工でしたら逆算すると1月とか4月の発注となりますので、比較的割安に建てられます。
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