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●免震構造住宅 のコラム一覧
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免震住宅と地盤
●免震装置の限界を理解する 免震住宅は、地震の揺れを建物に伝えない、建築基準法を超越した画期的な工法ですが、その為には大臣認定を取得して、性能の限界を見極めないと、普通の建物よりも危険になる事もあります。 以前に、免震住宅がいくら作動しても、隣家が火事になれば類焼の危険があると書きました。 http://mbp-osaka.com/oado/column/13132/ 同様に地盤が弱ければ、免震住...(続きを読む)
地震と建物の重さの関係
●軽い構造の方が地震に強い 地震が発生すると横向きに重力が加わるのと同じ力が働きます。断崖絶壁に横向きに家を建てるのと同じ力が加わるのです。阪神大震災の時は重力の9割程度の力が瞬間的にですが加わりました。 木造やビルに関わらず倒壊した理由はここにあります。軽い方が丈夫ですから、鉄やコンクリートより軽い、木で出来た家は本来もっとも強くあっても不思議ではありません。 ●木造住宅よりビルの方が地震に強...(続きを読む)
NHKスペシャル 「巨大地震メガクエイクⅡ/ 日本の地下で何が?」
4月1日より4回シリーズで放映される番組。 東日本大震災の発生メカニズムを、詳細に検証していました。太平洋プレートが北米プレートに沈み込んで行く際に、「アスペリティー」と云う摩擦の大きい部分が1300個あり、その部分が歪みを蓄え、その歪みが限界に達してずれる時に地震は発生すると考えられています。ただ、今までの研究では、1300以上あるアスペリティーが同時に動くことは考えられず、マグニチュード9以上...(続きを読む)
東海・東南海・南海地震の新たな被害想定を公表しました。
3月31日内閣府は、東海・東南海・南海地震の新たな被害想定を公表しました。 地震の規模はマグニチュード(M)9・1、津波高は高知県で最大34メートルと推定。震度7の強い揺れの範囲も約20倍に拡大するなど従来の想定を大幅に上回りました。 6月を目途にこの想定に基づく被害想定が行われるそうです。従来は被害額が81兆円と試算されていましたが、今回はそれを大幅に上回る事になりそうです。(続きを読む)
首都直下型地震の想定震度が見直されました
●首都圏直下型地震が見直し 3月30日、関東圏で発生が予想される直下型地震の震度予想が拡大されました。震源域が想定よりも浅いところでの発生が予想されるためです。今まで倒壊・火災焼失件数は85万棟を超えると予想されていたものが、大幅に増える模様です。 ●広がる不安 地震は何時何処で発生するか判りません。東海地震が最も可能性があるとされていたのに、東日本大震災が発生しています。自分の住んでいる付近で...(続きを読む)
大阪市は平成24年度も耐震改修事業を行います。
平成21年から三ヵ年続きました耐震改修助成金事業ですが、平成24年度も行われることになりました。 4月11日に説明会がありますので、詳細が判り次第お知らせいたします。 参考に昨年の資料を掲載致します。 ----------------------------------------------------------------------------- 耐震診断費補助制度Ⅰ型 耐震診断は、1戸...(続きを読む)
免震構造以外の構造は揺れを抑えることが出来ません
幾ら頑丈な家でも揺れを抑えることは出来ません。耐震構造でも制震構造でも建物の揺れそのものは抑えられません。地面と基礎を固定している限り地震の揺れは建物に伝わります。 柱を太くしても、耐力壁を多く配置しても、梁を大きくしても揺れそのものを抑える効果はありません。 土台と基礎が切り離れる構造になっている、免震住宅のみが地震の揺れから家を守る事が出来るのです。 地震の力が建物に直接伝わってしまう以上、...(続きを読む)
免震住宅を安く造る方法
●免震支承(装置)の構成 免震住宅は上部構造には、特別に細工する必要はありません。地面から土台までの目に見えない部分にお金を掛けることになります。文字通り「縁の下の力持ち」です。 地盤 地盤が固ければ特に何もする必要はありません。軟弱地盤であれば、柱状改良が必要となります。また、液状化する恐れのある地盤では、残念ながら免震住宅は建てる事は出来ません。 基礎 一般の基礎と違い、地中梁は必要ありま...(続きを読む)
上町断層帯の危険な兆候
●上町断層帯がズレ始めている 南海地震の被害より大きな被害が予想される、上町断層帯に危険な兆候が現れはじめています。 ●2011.10.14 サンケイ新聞 大阪府を縦断する「上町断層帯」の一部で、断層が平行にずれる「横ずれ断層」型の微小地震が集中的に発生していることが、産業技術総合研究所の研究チームの調査で分かった。 横ずれ断層型の微小地震の頻発は、大規模地震の引き金になる可能性が指摘されてい...(続きを読む)
大きなマンションなら地震に安全か・
昭和56年以前と以後で耐震性能に関する法律が変っています。 築30年以上前ですと倒壊の恐れが出てきます。昭和56年の新耐震以前と以後では鉄筋の数量が1.3倍程度多く入る様になっています。新耐震以前の建物は姉歯マンションと言えば言い過ぎですが、強度不足と云う意味では同じです。壊れ方に違いが出ますが壊れる可能性は大きいです。 また、直下型の地震であれば、東日本大震災と異なり、揺れている時間は短いです...(続きを読む)
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