グループ
建築は技術と文化の両方の性格があります。
-
家造りを思い立つとき、何にこだわるかが重要になります。
相対的に男性は耐震性能や断熱性能を重要視し、カタログデータの比較検討に夢中になります。
女性は、デザイン・様式・スタイル・使い勝手を重要視します。
言い方を変えれば、耐震性能や断熱性能は技術の範疇で数字で結果を表す事ができます。デザイン・様式・スタイル等は文化であって数字で表現することが出来ません。ですので個々のセンスが問われる分野でもあります。
良い建物とは、その両面をバランスよく持ち合わせている建物を指します。ご主人さん主導で耐震性・断熱性を重視した家は、無骨な味気のない家になりますし、奥さん主導でデザインを重視した家は、住んでから寒い(暑い)地震や台風に不安の残る家となります。
御夫婦の意見を尊重し合い、バランスの良い家を作ることが良い家造りの近道となります。
傾向として、ハウスメーカーや技術を売り物にする地場の工務店さんは、技術に走り勝ちで、建築デザイナーはデザインに走り勝ちです。
バランスが良いと、ともすればありきたりな、個性の無い家になり勝ちですが、それでも良い家は存在します。当たり障りの無い家造りと、考えあぐねた結果のバランスの良い家では、出来上がりに雲泥の差がでます。文化・技術の両面を研ぎ澄まし、その上で融合を図る技量が必用となるのです。
「●Coffee Break」のコラム
大阪市立住まい情報センターで住まい相談会を開催します。(2018/05/18 14:05)
ゴム手袋で握る寿司(2017/01/19 10:01)
今年はマイホームをと思う方はお読みください(2017/01/01 16:01)
原発再稼働で注目されている重力加速度(gal)(2014/03/19 08:03)
無料住宅新築・増改築セミナーを開催します(2014/01/16 08:01)
このコラムに関連するサービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
- 料金
- 無料
経済的な熱損失計算(性能基準)で、次世代省エネ基準を取得できる提案をします。
構造等級3を基本にご相談いたします。木造三階建て等で行う応力度計算も自社で行いますので、意匠と構造の齟齬がありません。
また、IAU型免震住宅設計資格取得者として、免震住宅等の相談も行っています。