「公序良俗」を含むコラム・事例
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インド特許法の基礎(第22回)~特許要件(2)②~
インド特許法の基礎(第22回) ~特許要件(2)②~ 2015年3月17日 執筆者 河野特許事務所 弁理士 安田 恵 (2)Trips協定で除外可能な発明 インド特許法は,Trips協定27条が許容する発明除外対象を以下の通り第3条に列挙している。動物の治療・診断方法,動植物の変種などの取り扱いが日本と異なる。 (ア)公序良俗(第3条(b),Trips協定...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
インド特許法の基礎(第22回)~特許要件(2)①~
インド特許法の基礎(第22回) ~特許要件(2)①~ 2015年3月13日 執筆者 河野特許事務所 弁理士 安田 恵 1.はじめに インドにおいて特許を受けることができる発明の主題は,装置又は方法に係るものであって(第2条(1)(j)),第3条及び第4条に掲げられたものに該当しないことが求められる。「発明」とは,進歩性を含み,かつ,産業上利用可能な新規の製品又は方法をいい...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
インド特許法の基礎(第21回)~特許要件(1)②~
インド特許法の基礎(第21回) ~特許要件(1)②~ 2015年2月24日 執筆者 河野特許事務所 弁理士 安田 恵 (Ⅲ)公知・公用(インド国内) 特許出願に係る発明が,当該発明の優先日前に,インドにおいて公然と知られ又は公然と実施された場合,新規性を喪失する(第25条(1)(d),第25条(2)(d),第64条(1)(e))。当該発明が外国で公然と知られ又は公然と実...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
金利スワップ損害賠償請求訴訟、最高裁第1小法廷判決平成25年3月7日
金利スワップ損害賠償請求訴訟、最高裁第1小法廷判決平成25年3月7日 損害賠償請求事件 裁判集民事243号51頁、判例タイムズ1389号95頁①事件 【判示事項】 銀行と顧客との間で固定金利と変動金利を交換してその差額を決済するという金利スワップ取引に係る契約を締結した際に銀行に説明義務違反があったとはいえないとされた事例 【判決要旨】 銀行と顧客企業との間で,変...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
高年齢者の継続雇用、最高裁第1小法廷判決平成24年11月29日
高年齢者の継続雇用、最高裁第1小法廷判決平成24年11月29日 地位確認等請求上告事件 裁判集民事242号51頁、労働判例1064号13頁 【判示事項】 1 継続雇用制度(高年齢者雇用安定法9条1項2号)における継続雇用基準(同条2項。本件においては,在職中の業務実態および業務能力にかかる査定等)を満たしていた被上告人Xが,定年後に締結した嘱託雇用契約の終了後も雇用が継続...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
Blog201404、建築基準法に関する平成元年以降の最高裁判例
Blog201404、建築基準法に関する平成元年以降の最高裁判例 損害賠償請求事件 (建築確認構造計算書偽装事件) 平成25年3月26日 最高裁判所第三小法廷 判決 棄却 、 裁判集民事 第243号101頁 【判示事項】 1 建築士の設計に係る建築物の計画についての建築主事による建築確認が国家賠償法1条1項の適用上違法となる場合 2 一級建築士により構造計算書に...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
blog201404、不動産法
blog201404、不動産法 ・借地非訟事件手続規則 ・大規模な災害の被災地における借地借家に関する特別措置法 ・『不動産取引判例百選』有斐閣 ・『よくわかる都市計画法(改訂版)』 ・都市計画法に関する最高裁判例(平成元年以降) 借地非訟事件手続規則 第1条(この規則の解釈及び運用) 第2条(管轄の合意の方式・法第四十一条) 第3条(参加・法第四十三条等) 第4条(脱退)...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
建築基準法に関する平成元年以降の最高裁判例
建築基準法に関する平成元年以降の最高裁判例 損害賠償請求事件 (建築確認構造計算書偽装事件) 平成25年3月26日 最高裁判所第三小法廷 判決 棄却 、 裁判集民事 第243号101頁 【判示事項】 1 建築士の設計に係る建築物の計画についての建築主事による建築確認が国家賠償法1条1項の適用上違法となる場合 2 一級建築士により構造計算書に偽装が行われていた建築...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
都市計画法に関する最高裁判例(平成元年以降)
都市計画法に関する最高裁判例(平成元年以降) ○違法性 小田急線連続立体交差事業認可処分取消,事業認可処分取消請求事件 平成18年11月2日 最高裁判所第一小法廷 判決 棄却、 民集 第60巻9号3249頁 【判示事項】 都知事が行った都市高速鉄道に係る都市計画の変更が鉄道の構造として高架式を採用した点において裁量権の範囲を逸脱し又はこれを濫用したものとして違法である...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
Blog201404、独占禁止法(その1)
Blog201404、独占禁止法(その1) ・独占禁止法の読んだ本 ・ジュリスト2013年3月号「特集 企業結合規制の現状と課題」 ・ジュリスト2012年6月号「特集 優越的地位の濫用」 ・ビジネス法務2012年2月号「特集 公取委に企業はどう対応したら良いか」 ジュリスト2013年3月号「特集 企業結合規制の現状と課題」 企業結合審査手続は、平成23年改正により、事前相談手続が廃...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
ジュリスト2012年6月号「特集 優越的地位の濫用」
ジュリスト2012年6月号「特集 優越的地位の濫用」 「優越的地位濫用の概要」 白石忠志教授による解説である。 「課徴金導入後の優越的地位の濫用事例の検討」 課徴金導入後の大規模小売業に関する3件の実例を掲げている。 「下請法違反の予防のポイント」 下請代金支払遅延等防止法に関するコンパクトな解説である。 「フランチャイズと優越的地位の濫用」 フランチャ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
Blog201403-4、金融商品取引法(判例百選-2)
金融商品取引法判例百選 (別冊ジュリスト 214)/有斐閣 ¥2,400 Amazon.co.jp Blog201403-4、金融商品取引法(判例百選-2) ・証券取引所の受託契約準則 ・金融商品取引法の委託証拠金 ・投資者保護基金 ・未公開有価証券の販売、無登録業者と金融商品取引法、不法行為責任 ◎証券取引所の受託契約準則 金融商品取引法133条は、金融商品取引所が...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
未公開株の販売・無登録業者と金融商品取引法、不法行為責任
未公開株の販売・無登録業者と金融商品取引法、不法行為責任 無登録業者が違法に未公開株を販売する事例の弊害について、平成23年に金融商品取引法が改正された。(ジュリスト2012年8月号「特集 金融商品取引法 施行5年の軌跡と展望」、「近年の金融商品取引法に関する改正の概要」) 金融商品取引法の改正前においても、ほとんど価値がなく譲渡性のない未公開株を高値で売りつけられた場...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
Blog201403、独占禁止法(最高裁判決)
Blog201403、独占禁止法(最高裁判決) ・独禁法違反による課徴金の算定の対象となる「売上額」(最判平成17年9月13日、 日本機械保険カルテル課徴金事件) ・最判平成10年12月18日、資生堂東京販売(富士喜本店)事件(民集52巻9号1866頁、判例タイムズ992号94頁、地位確認等請求事件) ・最判平成10年12月18日、花王化粧品販売(江川企画)事件(裁判集民事190号101...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
最判平成10年12月18日、花王化粧品販売(江川企画)事件
最判平成10年12月18日、花王化粧品販売(江川企画)事件 裁判集民事190号1017頁、判例タイムズ992号98頁 地位確認等請求本訴、契約上の地位不存在確認請求反訴事件 【判決要旨】 卸売業者が小売業者に対してカウンセリング販売を義務付ける特約店契約中の約定が独占禁止法19条に違反しない場合には、右小売業者に対して特約店契約を締結していない小売店等に対する卸売販売を禁止することも...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
大ヒット間違いなし!LINEで自作スタンプが販売可能に!
大ヒット間違いなし! LINEが自作スタンプを販売できる「LINE Creators Market」を発表! 「求む! スタンプクリエイター」 LINEは2月26日、自作のオリジナルスタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」を発表しました。 個人/法人、プロ/アマを問わず、LINEユーザーであれば誰でも登録できます。 40種類のスタンプを1セット10...(続きを読む)
- 小菅 太郎
- (ITコンサルタント)
Blog201402、割賦販売法
Blog201402、割賦販売法 割賦販売法に関する最高裁判例 最高裁 昭和49年7月18日 第三者異議事件 民集28巻5号743頁、判例タイムズ312号207頁 【判示事項】 動産の割賦払約款付売買契約において代金完済に至るまで所有権を留保した売主又は右売主から目的物を買い受けた者と第三者異議の訴え 【判決要旨】 代金完済に至るまで目的物の所有権を売主に留保し買主に対する所有...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
最高裁 昭和57年10月19日 リース料請求事件
最高裁 昭和57年10月19日 リース料請求事件 金融法務事情1011号46頁 【判示事項】 ファイナンス・リース契約が公序良俗に違反せず、割賦販売法の脱法行為ではないと認められた事例 【判決要旨】 原審認定の事実関係のもとにおいては、本件のリース契約が公序良俗に違反しまたは割賦販売法による規制を免脱しようとする脱法行為として無効であるとは認められない。 ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
最高裁平成23年10月25日 債務不存在確認等請求及び当事者参加事件
最高裁平成23年10月25日 債務不存在確認等請求及び当事者参加事件 民集65巻7号3114頁、判例タイムズ1360号88頁 【判示事項】 個品割賦購入あっせんにおいて,購入者と販売業者との間の売買契約が公序良俗に反し無効であることにより,購入者とあっせん業者との間の立替払契約が無効となるか 【判決要旨】 個品割賦購入あっせんにおいて、購入者と販売業者との間の売買契約が公序良俗に反し無...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
Blog201401、不正競争防止法
Blog201401、不正競争防止法 今月(2014年1月)は、独占禁止法、借地借家法、宅地建物取引業法、労働法、金融商品取引法、金融法、電子記録債権法、会社法、会社非訟、知的財産法、商標法、意匠法、不正競争防止法、信託法、破産法、倒産法、土壌汚染対策法、行政法などに関するテーマを中心に、以下のコラムを作りamebro(アメーバ・ブログ)とAllAbout(専門家プロファイル)に掲載しました。...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
他人の商品等表示と同一・類似のものを使用した商品の売買契約の効力
他人の商品等表示と同一・類似のものを使用した商品の売買契約の効力 最判平成13・6・11、『商標・意匠・不正競争判例百選』App17事件 衣料品の卸売業者と小売業者との間における周知性のある他人の商品等表示と同一又は類似のものを使用した商品の売買契約は,当事者がそのような商品であることを互いに十分に認識しながら,あえてこれを消費者の購買のルートに乗せ,他人の真正な商品であると誤信させ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
ビジネス法務2010年11月号、会社法・金融商品取引法
ビジネス法務 2010年 11月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2010年11月号、会社法・金融商品取引法 「実務を変えた!最新ビジネス判例30選」と題して特集が組まれている。 大塚和成ほか「会社法・金融商品取引法」について、最新ビジネス判例を取り上げ、アパマン株主代表訴訟事件(最高裁平成22・7・15裁判集民事 第234号225頁)について...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
高年齢者雇用安定法の平成24年改正、その4
4.経過措置により労使協定で定める基準の内容 ・経過措置により労使協定で定める継続雇用制度の対象者を限定する基準とは 労使協定で定める基準の策定に当たっては、労働組合等と事業主との間で十分に協議の上、各企業の実情に応じて定められることを想定しており、その内容については、原則として労使に委ねられるものである。 ただし、労使で十分に協議の上、定められたものであっても、事業主が恣意的に継...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
民法(債権法)改正第7回ミニシンポジウム(研修)を受講しました。
講座名 民法(債権法)改正第7回ミニシンポジウム 研修実施日 2011年12月17日 実施団体名 日本弁護士連合会 法制審議会での議論 ・公序良俗で暴利行為の定義規定の新設 ・意思能力の定義規定の新設 ・瑕疵ある意思表示について、第三者保護規定の統一化(...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
労働条件の不利益変更(賃金、退職金など)
・労使対等の原則(労働契約法1条、3条1項)、個別合意の原則(労働契約法8条)―個別合意の意思表示に法令・就業規則・労働協約の違反や民法の規定による瑕疵がある場合 ・公序良俗違反、最高裁平成1・12・14、日本シェーリング事件 、最高裁昭和56・3・24、日産自動車(女性差別...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
高年齢者雇用安定法の裁判例
高年齢者雇用安定法の裁判例 1、問題の所在 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(以下、高年齢者雇用安定法と略す。)は、高年齢者の継続雇用などを定めている。 2、従前の裁判例 従前の下級審裁判例(大阪高判平成21・11・27、東京高判平成22・12・22など)は、高年齢者雇用安定法の私法的効力を否定し、企業は再雇用の義務を負わないと判示していた。 ただし、企業が継続雇用に...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
早わかり中国特許:第22回 公衆意見制度と無効宣告請求 (第1回)
早わかり中国特許 ~中国特許の基礎と中国特許最新情報~ 第22回 公衆意見制度と無効宣告請求 (第1回) 河野特許事務所 2013年5月7日 執筆者:弁理士 河野 英仁 (月刊ザ・ローヤーズ 2013年2月号掲載) 第22回 公衆意見制度と無効宣告請求 1.概要 中国競合他社が中国に発明特許出願を行い、これを権利化した場合、特許権侵害の問題が発生することとなる。このよ...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
クレジット(割賦販売法)の抗弁権の接続
クレジット(割賦販売法)の抗弁権の接続 最判平成23年10月25日・民集 第65巻7号3114頁、ジュリスト平成23年度重要判例解説64頁 割賦販売法(平成20年法律第74号による改正前のもの)30条の4第1項について、 個品割賦購入あっせんにおいて,購入者と販売業者との間の売買契約が公序良俗に反し無効とされる場合であっても,販売業者とあっせん業者との関係,販売業者の立替払契約締結手続...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
大学等の入学在学契約への消費者契約法の適用
大学等の入学在学契約への消費者契約法の適用 ・大学等の学納金 ① 最判 平成18年11月27日・民集 第60巻9号3437頁、ジュリスト平成18年度重要判例解説79頁 [判示事項] 1 大学と当該大学の学生との間の在学契約の性質(無名契約) 2 大学の入学試験の合格者が納付する入学金の性質 3 大学と在学契約等を締結した者が当該在学契約等を任意に解除することの可否(解除肯定) 4...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
民法改正(財産法関係)その4
債権総論 ○債務不履行 1 債務不履行について、①債権者の履行請求権、②債務者の履行追完権、③債務不履行の新しい類型として履行拒絶を新設。 重大な債務不履行について、無催告解除を新設。 2 債務不履行の場合、債務者側の履行追完権を認める。現行民法では、明文がないが、認められてきた。 ...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
「景観・まちづくり訴訟の動向」(研修)を受講しました。
eラーニングで日本弁護士連合会の研修を受講しました。 講座名 「景観・まちづくり訴訟の動向」 研修実施日 2012年2月17日開催 実施団体名 日本弁護士連合会 [講師] 日置 雅晴 弁護士(早稲田大学大学院法務研究科教授・第二東京弁護士会) No 講座タイトル 時間 0...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
契約書作成における注意点
・ 5W1Hを明確にします。 ・ 自分が実現したいこと,相手に許容することは明確に盛り込みま す。 ・ 違約金(契約違反があった場合に支払うことをあらかじめ約束した金銭)や解除条項(解除とは、契約関係を終了させ、契約がもともとなかった状態にすること)等の契約に変化を来す条項については一層明確に確認します。 ・ 法律に違反しない契約書を作成する。 (例えば,公序良俗に反する契約...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
契約書作成における注意点
・ 5W1Hを明確にします。 ・ 自分が実現したいこと,相手に許容することは明確に盛り込みま す。 ・ 違約金(契約違反があった場合に支払うことをあらかじめ約束した金銭)や解除条項(解除とは、契約関係を終了させ、契約がもともとなかった状態にすること)等の契約に変化を来す条項については一層明確に確認します。 ・ 法律に違反しない契約書を作成する。 (例えば,公序良俗に反する契約は無効です。...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
契約書の主要な役割2
2.紛争になったとき(交渉や調停・裁判等)の証拠と しての役割 後に裁判等の紛争になったとき,契約時に交わされた契約書が証拠として提出されれば裁判所は契約書に書いてあることを重視し,原則として当事者間の取り決めが優先されます。(もちろん例外があります。例えば,公序良俗に反する契約すなわち社会通念上許容されない契約は無効です。) また,裁判所は契約書に書いてあることはまずその通りであ...(続きを読む)
- 東郷 弘純
- (弁護士)
従業員の退職金の減額・不支給
2 従業員の退職金の減額・不支給条項の有効性 退職金は,就業規則において,定めをする場合にのみ記載をすればよい事項(労働基準法89条3号の2)とされていることからも明らかな通り,労働条件として必須のものではなく,それを支給するか否か,いかなる基準で支給するかがもっぱら使用者の裁量に委ねられている限りは,任意的恩恵給付であって,賃金とは位置づけられていません。したがって,退職金の支給条件の一内容...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
従業員持株会の注意点
第4章 従業員持株会 第3 従業員持株会の注意点 1 実態のない従業員持株会 従業員持株会は,法的には民法上の組合ですから従業員がその旨の組合の規約を作ることにより設立することができます(民法667条)。 従業員持株会は前述の通り,節税効果が期待できますが,実態のない従業員持株会である場合には,税務調査において否認される可能性があります。そこで,規約を作るだけでなく,実際に理事会お...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
「会社をつくろう!」③会社の名前は何でもいい?
会社名は正式には「商号」といいます。商号を決定する際にはいくつかの決まりがあります。 今回は、会社の名前を決める際のルールについて説明します。 会社名に使える文字 会社名に使用できる文字には以下のような制限があります。 ・日本文字(漢字、ひらがな、カタカナ、濁音、半濁音) ・ローマ字(大文字、小文字) ・アラビヤ数字(0,1,2,3・・・) ・「&」(アンパサンド) ...(続きを読む)
- 市山 智
- (司法書士)
早わかり中国特許: 第12回 (3)
早わかり中国特許 ~中国特許の基礎と中国特許最新情報~ 第12回は重複特許の禁止、発明特許と実用新型特許の重複出願、単一性及び公序良俗違反について説明する。(第3回) 河野特許事務所 2012年7月13日 執筆者:弁理士 河野 英仁 (月刊ザ・ローヤーズ 2012年4月号掲載) コラム 中国への特許審査ハイウェイ(PPH)申請について 特許審査ハイウェイとは、出願人の外国...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
早わかり中国特許: 第12回 (2)
早わかり中国特許 ~中国特許の基礎と中国特許最新情報~ 第12回は重複特許の禁止、発明特許と実用新型特許の重複出願、単一性及び公序良俗違反について説明する。(第2回) 河野特許事務所 2012年7月11日 執筆者:弁理士 河野 英仁 (月刊ザ・ローヤーズ 2012年4月号掲載) 4.発明の単一性(外観設計特許) (1)一外観設計一出願の原則 中国においては、日本の一意匠一出願...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
早わかり中国特許: 第12回 (1)
早わかり中国特許 ~中国特許の基礎と中国特許最新情報~ 第12回は重複特許の禁止、発明特許と実用新型特許の重複出願、単一性及び公序良俗違反について説明する。(第1回) 河野特許事務所 2012年7月9日 執筆者:弁理士 河野 英仁 (月刊ザ・ローヤーズ 2012年4月号掲載) 1.重複特許の禁止(専利法第9条) (1)概要 中国においても他国と同様に重複特許の禁止規定が設けら...(続きを読む)
- 河野 英仁
- (弁理士)
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