福味 健治(建築家)- コラム「●免震構造住宅」(9ページ目) - 専門家プロファイル

福味 健治
木造住宅が得意な建築家。

福味 健治

フクミ ケンジ
( 大阪府 / 建築家 )
岡田一級建築士事務所 
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●免震構造住宅 のコラム一覧

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消費税増税と地震対策の行方

先日消費税増税法案が衆議院を通過しました。 http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/4_525E.htm あまり話題になりませんが、地震災害に関する記述が盛り込まれています。 上記URLが「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法等の一部を改正する法律案に対する修正案」(消費...(続きを読む)

2012/07/04 08:24

東南海地震の被害想定30万人に。

5月末内閣府が東南海地震の被害想定を最悪死者30万人と発表しています。2003年に発表した死者数の10倍の数字です。 最悪と前置きされていますが、30万人は驚愕の数字です。関東大震災で10万人。東京は首都機能を喪失し、大阪の人口が東京の人口を逆転しています。東日本大震災で2万人。阪神大震災で6千人。30万人は自然災害では未曾有の数字です。日露戦争での日本人犠牲者数は5万人。太平洋戦争の民間人犠牲...(続きを読む)

2012/06/22 09:09

ベタ基礎と布基礎

阪神大震災以降、ベタ基礎が主流になっています。果たして布基礎が弱くてベタ基礎が強いと妄信して良いのでしょうか? 基礎全体を耐圧版で形成して立ち上がりを地中梁として扱うベタ基礎は、施工精度の向上や、地震時に一体で抵抗する構造のため、現在では基礎の主流となっています。 一概にこの表現で間違いは無いのですが、例外的に布基礎に無いベタ基礎特有の欠点もあります。 耐圧板の一区画の面積が大きくなり過ぎると、...(続きを読む)

2012/06/18 09:10

地震と倒壊件数の関係

都市圏で発生する直下型地震は、プレート移動型地震と違い直接的に建物にダメージを与えます。 東日本大震災と阪神大震災を、地震の規模で比較すれば、東日本大震災の方がはるかに大きな地震でした。しかし、地震による倒壊件数は、阪神大震災が10万件以上が全壊のに対し、東日本大震災は倒壊した家屋はその規模から考えて信じられないほど僅かです。12万件の家屋が全壊していますが、その殆どが津波によるものです。地震に...(続きを読む)

2012/06/16 12:28

開業医と免震住宅

名古屋の開業医の先生から、木造免震住宅のご相談を頂きました。 色々なルートで木造免震住宅が設計出来る人を探しておられた様で、中部地方で見つける事が出来ず、回りまわって私に問い合わせが入ってきました。 それまでに、様々な建築の専門家の方からご意見を頂いたそうです。 「免震装置(支承)は費用が数百万円掛かり制震装置なら数十万円で済む」 「いつ発生するか判らない地震で、人を脅かして仕事を受注する様な業...(続きを読む)

2012/05/29 09:27

太平洋プレートの沈み込み加速

読売新聞24日の朝刊 太平洋の巨大な岩板(太平洋プレート)が東日本の下に沈み込むスピードが、東日本大震 災前と比べて平均で約1・5倍、2003年以前に比べると約3倍に加速していることが、北 海道大学の日置(へき)幸介教授らの研究で明らかになった。 ----------------------------------------------------------------------------...(続きを読む)

2012/05/25 09:15

免震住宅のメリットとデメリット

当たり前の事ですが、車は移動します。移動する際乗っている人が平気でいられるのは、サスペンションがあるからです。サスペンションが無ければ振動が直接伝わり、幾ら平坦な舗装道路を走っていても、乗れたものではありません。車体は頑丈にすれば振動には耐えられるでしょうが、乗り物としては役に立ちません。日本では江戸時代までバネの発想が無かったため速度の速い馬車を造る事は出来ず、歩みの遅い牛車が関の山でした。 動...(続きを読む)

2012/05/22 09:12

木造免震住宅の現状

木造免震住宅の現状 免震構造住宅は、まだまだ一部の人にしかその能力を知られていません。 建築の専門家でも制震構造と免震構造を同じ視点で比較する人がいます。それも経済性を比較対象項目に入れて制震構造が有利であると結論付けています。 装置単体で比較すれば、制震装置の方が経済的です。しかし、建物全体の価格比較や被災後の復旧費も比較の対象にすれば、経済性は逆転します。 耐震や制震構造が震度7の地震が来れば、震度7かそれ以上の...(続きを読む)

2012/05/08 08:47

木造免震住宅は揺らせることよりも、固定させる方が難しい

●木造住宅とその他の構造の免震支承(装置)の違い 免震支承は国交省告示で「ゴム」「滑り」「転がり」の三つに大別されています。 木造とその他の構造で何が違うのかと云いますと、重さです。木造住宅の重さは平米当たり2ton程度ですが、鉄骨造で5ton前後、RC造で10ton前後になります。階数にもよりますが木造は他の構造に比べて極端に軽いのです。その軽さに対応出来る免震支承は「転がり」が最も有利です。 ...(続きを読む)

2012/04/17 08:43

メガクウェイク津波

東日本大震災の場合、津波の脅威を思い知らされました。昨日NHKスペシャルで、何故ここまで巨大津波が発生したのか、最新のデータを基に説明していました。 震源地付近の断層がずれた際に発生した津波と直ぐ後に、プレート境界付近のズレも発生し、盛り上がった津波を更に高く押し上げたとの事でした。 それ以外にも、海底地すべりによる津波も観測されている模様です。 恐ろしい話しですが、現在の建築基準法では、津波に...(続きを読む)

2012/04/09 08:30

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