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●デザイナーズ住宅をよりローコストに - ☆工法の選定 のコラム一覧
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☆工種の削減
建築工事は多くの工業製品がそうである様に、工種が細分化されている。 それぞれの工種には、それぞれ専門の技能者がおり、それらの集大成が建築物と云って過言ではない。云い返せばそれぞれの工種が専門業者として独立しているのであるから、それぞれの業者が請負代金に経費を計上している。と云う事は、工種を減らせば間接的に経費を減らす結果となる。 一例として、家具屋さんに家具工事を頼まず、建具屋さんに...(続きを読む)
☆規格材・汎用材の多用
建築資材には、流通価格が低値で安定している材料が多くある。OSBボード・針葉樹合板・ケイカル板・フレキシブルボード・MDF・木毛板・etc。 これらの材料は安価な為(安物臭い)、主に下地材としての利用しか注目されなかった。 それらを仕上げ材として、使用する事に躊躇しなければ、新しい表現方法として活用できる様に思われる。 安土桃山時代に出来た茶室の多くは、今でも名建築として知られてい...(続きを読む)
☆金物工法
通常、在来工法では柱・梁の接合(仕口)や、梁と梁の接合(継ぎ手)は材木の加工に頼り、金物は補助的な役目しか果たしていないが、接合そのものを金物で行う工法。木材の断面欠損が極端に減り、耐久性・耐震性に優れた構造体が出来上がる。弱点は認定工法の為、価格が高値で安定している事。 一般の在来工法並の単価で、施工出来る様になれば爆発的に普及すると思われる。(続きを読む)
☆ネダレス工法
プレカット工法が無い時代は、構造材の加工精度にバラツキがあり、土台や梁の上に直接、床板を張りつける事が出来なかった。その為、土台・梁と床板との間に、根太(ネダ)をレベル調整材として配置しなければならず、床面のレベル精度を上げる為、床剛性を犠牲にしていた。 プレカット工法と集成材の、組合せの発達によりレベル調整の役割を持っていた根太が不要となった。その為耐震性能を検討する上で重要な水平...(続きを読む)
☆構造用合板による耐力壁
在来工法の耐力壁は筋交い(筋違い)に頼る事が多いが、構造用合板の普及により、外壁廻りの下地として併用が可能な為、耐力壁として使用される様になった。 壁量倍率は2.5と45x90角の筋交い(2.0)より大きい値が取得できる。注意点は接合が釘に頼る為、釘を打つ間隔を150mm以下に保つ事や、打ち込み不足・打ち込み過ぎの無い様、合板の特性を考えながらの施工を要する事である。 又、合板そのもの...(続きを読む)
☆プレカット工法
木造3階建ての建物が、合法化されて以来、木構造の概念が大きく変わり、より丈夫により経済的に発展しています。 CAMの利用で上棟までの構造材の加工を、職人の技能に頼らず行う工法。 初期の頃は製材を使用していた為、材木の癖や痩せ・隙を読み切れず、精度が悪るかったが、最近では集成材の使用が盛んになり高精度な加工が可能になった。プレカット工法と集成材の組合せにより、多くの新しい工法が考案...(続きを読む)
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