グループ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
つくば市で竜巻被害
-
●Coffee Break
2012-05-07 08:42
この画像で、一番上に乗っているのは、木造住宅の基礎です。一番下に見えている直線は木造住宅の屋根です。つまりこの家は根こそぎ浮き上がって転倒しています。
見えている窓は二階の窓で上下が逆です。一階は原型を留めていません。
木造住宅の重量は平均で40トン前後あります。その重量を軽々と持ち上げる力が竜巻にはあるのです。日本の建築技術では津波同様、耐え得る手立てがありません。
幸い竜巻はごく局地的にしか発生しませんので、台風や地震に比べ被害は限定的です。警報が出たら家を守る事は諦めて命を守る事に専念することです。
ここ数年、日本でもアメリカ並みの竜巻被害が起こるようになりました。竜巻はスーパーセルと云う巨大な積乱雲が発生したときに起こる可能性が高くなります。真夏のイメージがある積乱雲ですが昨日の様に、地表面と上層部の大気の温度差が激しい時の方が危険だと云えます。
「●Coffee Break」のコラム
大阪市立住まい情報センターで住まい相談会を開催します。(2018/05/18 14:05)
ゴム手袋で握る寿司(2017/01/19 10:01)
今年はマイホームをと思う方はお読みください(2017/01/01 16:01)
原発再稼働で注目されている重力加速度(gal)(2014/03/19 08:03)
建築は技術と文化の両方の性格があります。(2014/02/04 08:02)