福味 健治(建築家)- コラム「【疎外感を感じさせないキッチン】」 - 専門家プロファイル

福味 健治
木造住宅が得意な建築家。

福味 健治

フクミ ケンジ
( 大阪府 / 建築家 )
岡田一級建築士事務所 
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【疎外感を感じさせないキッチン】

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●システマナイ キッチン!? システマナイキッチン実践編 2007-06-24 11:54
 台を24mmの構造用合板で作製し、その上に9mmの構造用合板を置いて、その上にメラミン合板で仕上げをしました。サイズ=高さ:90cm幅:280cm奥行き:120cm扉は一切設けず、市販の引き出しをキッチン下に納めて使用する予定です。
 裏側は、収納棚でも椅子でも入れられる様に必要最小限の仕切りのみとしています。
 椅子もテーブル椅子でなく、収納庫を兼ねた箱型の椅子なんて面白いかなと考えています。

 これをリビングの中央やや右よりに配置します。キッチンに置きません。リビングに置くのです。
 忙しい時はこの大きなキッチンが食卓代わりになります。又日常生活を支える作業台としても使います。家族がこのキッチンの廻りで生活するのです。
 昔風に考えれば、囲炉裏端です。明治の頃までは民家では囲炉裏の廻りが台所であり、食卓であり、居間でした。日本人はこの生活に慣れているハズです。抵抗無く受け入れられると信じています。
 母親にだけ、炊事を押付けないキッチンとして期待しています。
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