グループ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
揺れるスカイツリー
-
●Coffee Break
2013-05-03 10:03
長蛇の列が出来ると聞いていましたので、仕事を超早い目に切り上げて、9時半にスカイツリーの到着したのですが、「本日は強風のため、前売り券以外の入場は中止します」の張り紙が・・・
強風時に人が多く登るとトップヘビーになって揺れが大きくなるのでしょう、人数を制限して見学させているようです。修学旅行生もスカイツリーまで来ながら順番待ちでがっかりしている様子です。私たちも仕方ないので、はらいせに隣接の隅田水族館に回りました。金額的に見て可もなく不可もなくみないた印象です。
ところで、やはり気になるのはスカイツリー。人を上げているのだから、エレベーターのトラブルではありません。強風の為入場を中止と云いながら、前売り券の人は上がらせている。これは入場制限に近い運営です。強風時に上へ上げる人数を制限させているという事は、やはり人の重さで揺れが大きくなってしまう事を懸念しているのでしょう。東京タワーに比べ底面積の割合を比較すれば、明らかにスカイツリーの方が不安定です。
下から見れば鉄の塊に見えますが、如何に重量を軽減して強度を出すかが技術的な課題だったのでしょう。その為底盤はカタチの上で最も安定的な三角形をしており、上階に上がるに従って丸くなって行きます。裾野の広がりを敷地の関係で切り詰めた結果のフォルムですが、強風の度に入場制限するようでは資金回収もままならないでしょう。ちなみにその日は風速10m前後で、やや風がきついな程度の状態でした。
次回は前売り券を購入して、スカイツリーに登り、望遠鏡で遠くを覗いてどれだけスカイツリーが揺れているのか体感してみたいと思っています。
「●Coffee Break」のコラム
大阪市立住まい情報センターで住まい相談会を開催します。(2018/05/18 14:05)
ゴム手袋で握る寿司(2017/01/19 10:01)
今年はマイホームをと思う方はお読みください(2017/01/01 16:01)
原発再稼働で注目されている重力加速度(gal)(2014/03/19 08:03)
建築は技術と文化の両方の性格があります。(2014/02/04 08:02)
このコラムに関連するサービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
- 料金
- 無料
経済的な熱損失計算(性能基準)で、次世代省エネ基準を取得できる提案をします。
構造等級3を基本にご相談いたします。木造三階建て等で行う応力度計算も自社で行いますので、意匠と構造の齟齬がありません。
また、IAU型免震住宅設計資格取得者として、免震住宅等の相談も行っています。