福味 健治(建築家)- コラム(12ページ目) - 専門家プロファイル

福味 健治
木造住宅が得意な建築家。

福味 健治

フクミ ケンジ
( 大阪府 / 建築家 )
岡田一級建築士事務所 
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コラム一覧

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長屋の解体には注意が必要です。

昨日の読売新聞で、4件長屋の中の家を解体した祭、隣家の耐震強度が落ちたとして、隣家住民から民事訴訟を起こされたと云う記事が載っていました。 判決は先になりますが、微妙なニュアンスを含みますので、どんな判決が出るか注目です。 本来であれば、建物の構造は自己で完結しなければなりませんので、隣家に頼って耐震性を維持しようとするのは誤りです。 しかし、建築基準法上の長屋の扱いは、棟別に構造を検証するこ...(続きを読む)

2013/05/20 08:15

使い込むほど味の出る家

「畳と嫁さんは新しい方がいい」橋下さんと同じくらい女性を蔑視することわざです。女性も負けていません。「亭主元気で留守がいい」お金さえ運んでくれば後は用無しだと云う事を適確に捉えています。 高度成長期にはこの様な夫婦関係を倦怠期と呼んでいました。今はもう倦怠期なんて云う言葉は死語になっています。不景気な時期には夫婦協調して乗り越える方が得策なのでしょう。夫婦仲は景気の良い時期に比べ良い様に感じます。...(続きを読む)

2013/05/18 10:18

セカンドライフ世代のリフォーム完成見学会

セカンドライフ世代のリフォーム完成見学会 今年初め、事務所の近くで耐震診断を依頼されました。子育てを終え、余った部屋を整理してご夫婦の暮らしに合った、間取りに変えたいと云う、二つ目のテーマを与えられました。 一階は店舗と水回り。二階はリビングと個室であったものを、一階を店舗と倉庫。二階をご夫婦の為の居住スペースに変えました。改装前は一部三階建てになっていましたが、地震対策を兼ねて三階の床を外しリビングに大きな吹き抜けを設けました。 人の暮...(続きを読む)

2013/05/17 08:19

60代からの家造り

60代からの家造り 子育てを終え、仕事も後輩に託し、これからが自分の人生となる60代。 自分たちだけの為の家造りを志向する60代の人が増えています。 その特徴は、個室でない個室。子供のいる頃は経済的理由も働いて、夫婦は同じ部屋で寝起きしましたが、子育てを終えると、空間的には有り余るほど余裕が生まれます。本来であれば完全にセパレートした部屋が良いのでしょうが、今まで一つの部屋で寝起きしていて、日々の健康状態やを互いに...(続きを読む)

2013/05/15 08:28

すべり台のある家

すべり台のある家 家はパーソナルなものです。人の顔が違う様に家にも二つと同じものがありません。そもそも間取りが同じでも周辺環境が変われば、部屋の使い方が変わってきます。 依頼者さんから、すべり台を家の中に造りたいと云われた時は、お子様も大きくなってしまえば利用しなくなりますから、考え直した方が良いと一度はアドバイスしようと思いました。 しかし、依頼者さんの緊急時の避難も含め、日常的に家族全員が使用したいと考えてい...(続きを読む)

2013/05/14 07:24

ペンキ仕上げと生地しあげ

ペンキ仕上げと生地しあげ 自然素材を多用すると、悩むのが表面仕上げです。 新建材は素材そのものに仕上げが施されていますので、何も悩むことはありません。しかし、一旦禿げたり傷み出すとリペアが効きません。つまり新しい時が最も美しい材料で、古くなればリフォームして取り替え無ければ、綺麗にする術はありません。 自然素材は表面仕上げが何も施されていません。そこで、洋の東西を問わず様々な塗装材が用いられています。西洋の塗料の代表はペン...(続きを読む)

2013/05/13 08:52

数寄屋門

数寄屋門 和風住宅の中でも、茶室から派生した「好みに任せた家」を数寄屋と云います。茶道の精神に習い、虚飾を排して内面を洗練させて客をもてなす家を指します。 その為、一見すると質素であるにも関わらず、実は見れば見るほど深みがあり、住まう人を飽きさせません。そんな数寄屋の導入部に数寄屋門が建ちます。 寺院や武家屋敷の門屋と比較すると、華奢で繊細に見えますが、奥の深い意匠性を持っています。数寄屋には大工さんの遊び...(続きを読む)

2013/05/11 08:32

和テイストへの回帰

最近、新築・リフォームを問わず和テイストのリクエストが増えています。 日本で家を建てるのですから、不思議ではないのですが、それが不思議に感じてしまう程、最近の家は「和」を排除しています。 排除される理由1 開口部が横に広く構造的に不利。 洋風の住宅の窓は縦に長く横に狭い傾向にあります。石積みから発生した、洋風住宅は横に広い窓をつける事が出来なかったのです。日本の家は木で出来ていますので、梁を大き...(続きを読む)

2013/05/10 08:00

長持ちさせる家を造るには

家の寿命を良く聞かれます。一概に鉄筋コンクリートや鉄骨造に比べ、木造は寿命が短い様に思われがちですが、木造は寿命が短い訳ではありません。 今まで30年もすれば、壊しても全然惜しくない様な建て方しか、しなかったのです。 お金を掛けたから惜しくて、安普請だから惜しくないと云う意味ではありません。何も分からず業者の言われるがまま建てたか、建っているものを買った為家に愛着が持てないのです。その為、床がフワ...(続きを読む)

2013/05/08 08:26

注文住宅は一体何を注文するの?

チラシやネットで氾濫する注文住宅の文字。注文住宅の注文は何を注文するのでしょうか? 「注文住宅、坪○○万円より」とかのチラシをよく見かけます。一般の方々は、自分の好きな間取りを造れて気に入ったキッチンや、ユニットバスが選べると考えています。しかし、その実際は、間取りはある程度決まったパターンの中から選択し、自分たちの家族に合う様に出入り口をちょっと変える程度の間取りの造り方です。またキッチン等の...(続きを読む)

2013/05/06 08:46

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