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●エコノミーなエコロジー のコラム一覧
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エコ住宅の考え方
エコロジーはエコノミーでないと意味がありません。エコロジーにお金を掛けると、お金を掛けた分だけ環境に負荷が掛かってしまうのです。出来るだけ単純な方がエコロジーです。 画像中央の金属パイプがダクトです。 構造は床下からロフトまでダクトを貫通させて、ダクトファンを取り付けます。 夏は床下からロフトに吹き上げ、冬はロフトから床下に空気を送り込むだけです。 特別な、蓄熱タンクや熱交換器を必要としません...(続きを読む)
ローコスト住宅の造り方
限りある予算の中で、どの様に造ればどんな家になるかを考えて見ましょう。 不特定多数の人を対象とする、建売住宅や分譲マンションは目に見えるところにお金を使います。外観にお金を掛けたり、キッチンやお風呂の設備を豪華にします。 非常に見てくれは良くなりますが、中身が疎かになってきます。ちょっと見が豪華ならば中身も贅沢に造ると考えるのは、冷静に考えると採算をど返ししないと無理だと判ります。 本来はどこに...(続きを読む)
外張り断熱は充填断熱より優れているか?
外壁の仕上げ材を、どの様なもので仕上げるかで答えが変ります。 外張り断熱に用いるは断熱材の中では成型板として堅い部類に入りますが、それでも指で押さえれば凹む程度の堅さです。外壁に金属サイディング等の軽いものを使うのであれば、あまり気にしなくても良いですが、塗り壁とかタイル張り等の重い壁を使うのであれば、断熱材の厚み分だけ何の支持もなく貫通させるのは無理があります。新築当初は問題無くても長い年月を考...(続きを読む)
寒暖の激しい時期は吹き抜けを塞いだ方がお徳か?
吹き抜けは気持ちの良い空間ですが、光熱費がもったいない気がしますよね。そこでせめて、お盆前後や厳冬期は吹き抜けを塞いでしまうと云うアイデアが生まれますが、その実用性はどうでしょう? 結論から云えば、Ⅳ地域以南で、且つ温熱等級が4(次世代省エネ基準レベル)であれば、吹き抜けはそのままにしておいて、シーリングファンで空気を循環させる方が快適な住まいとなるかと思います。 経験的な話しですが、南面した...(続きを読む)
Ⅳ地域以南の高気密高断熱住宅と間取り
高気密高断熱住宅は、Ⅳ地域以南であれば、冬の寒さよりも夏の暑さ対策に気を使います。 冬には、家の中に冷気が屋根・壁・床・窓を問わず均一に侵入して来ます。屋根材・壁材・床材・窓材の断熱性能を単純に足してやれば温熱計算は簡単に求まります。 しかし、夏の暑さは均等には入ってきません。陽の当たる部位のみが極端に熱せられます。屋根面は全壁量の3倍の熱量を受けます。単純に云えば、屋根は壁の3倍の厚みのある断...(続きを読む)
住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準
エコポイント申請する時にパンフレットに書かれてある「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」とは俗に云うトップランナー基準です。 次世代省エネ基準(温熱等級4)を満たしていなくても、給湯器・エアコン・ソーラー発電等のエコ設備を設けることにより、次世代省エネ基準同等に扱え、エコポイントやフラット35S20等の優遇が受けられる措置のことです。 給湯器やエアコン又はソーラー発電と建...(続きを読む)
ガスかIHか?
原発事故以来、電気代が高騰するのではとの懸念からガスが見直されて来ています。 本来、ガスは電気に比べエネルギーコストは安いと云われてきました。その為調理機器や暖房機器にガスを用いる機器があったのですが、空気を汚す、掃除が大変、トータルコストが高くなる(ガスを使わなくても基本料金がかかる)と云った理由からオール電化住宅が普及してきました。 また、高気密高断熱住宅と空気を汚さないオール電化住宅の相性...(続きを読む)
家の湿気・結露対策
家の湿気・結露対策 住宅の中で湿気に気を使う場所と言えば、洗面脱衣室が最も気を使う場所かと思います。次いでトイレ・キッチン等となりますが、そう云った部分に気を配りながら結露対策を行います。下地材も含め吸湿性のある材料を多用し調湿効果を高めます。 http://www.yume-factory.jp/0-DT/DT-top.html この商品や伝統的な漆喰・珪藻土などが一例ですが、ご自分...(続きを読む)
エコロジーはエコノミーでないと意味が無い
エコロジーの目的は、環境性能が良い住宅を造ることであり、環境性能を売り物にする高額な住宅を買うことではないはずです。 添付の画像は機械の能力曲線と云います。お金を掛けると性能は良くなって行くことを図式で表したものです。しかし、一定のところまでは費用に伴って性能も伸びていきますが、ある点を境にして、費用に見合うほど性能が伸びなくなってしまいます。 このことは、ほぼ全ての機械製品に当てはまります。 ...(続きを読む)
お施主さまの住まいリポート2
前コラムの後半です。 場所:大阪府枚方市 構造規模:木造(在来工法)約36坪 断熱仕様:基礎断熱ポリスチレンフォーム50mm) 壁(グラスウール16k100mm) 屋根(ネオマフォーム40mm+40mm) 等級:次世代省エネ基準をクリア(性能基準による) 下記は室内各部分の最高と最低の温度を計測したものです。 床下...(続きを読む)
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