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●Coffee Break のコラム一覧
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セカンドライフの家造り
セカンドライフ世代の家造りは、コミュニティーとの関わりが重要です。 家を新しくしても、人の寄り付かない家にしてしまえば、仏作って魂入れずで、彩のない余生になってしまいます。人は人と関わりながら社会生活を送るものです。社会と隔絶してしまえば、自分が生きている目的を失います。 では、人が自然と寄り付く家にするには、どうすれば良いのでしょう。地域性や風土と云った条件で回答が変わりますが、一貫して言えるこ...(続きを読む)
キッチンの配列
壁に向かうI型キッチンの設計を最近行いました。古くからある配列で、狭い空間を有効に利用出来る点では他の配列よりも優れています。I型キッチンでも以前と変わってきているのは、カップボード・冷蔵庫・炊飯家電等の置き場所です。キッチンそのものはリビングやダイニングから見えても、付随するそれらのものを、家事室やパントリー等に収納しているのです。 キッチンを一つの家具として捉えると、I型キッチンも新しい視点で...(続きを読む)
未来の乗り物
富士フィルムのアスタリフトと云う化粧品のCMが映ると、いつも見入ってしまいます。 このCMで使われている、ロビンソン・クルーソーと云う曲が今、話題になっていますが、私は乗り物の方が気になります。 日本の工業デザイナーがデザインしたものらしいのですが、一度乗ってみたいと云う強い衝動に駆られてしまいます。色・カタチが無条件にカッコイイと思ってしまうのです。そして、どうすれば宙に浮くのだろうか?とか、推...(続きを読む)
昭和な家
先日、平成世代の方から建替え新築のご相談を受けました。今まで住んでいた家が暗く、寒く、湿気が酷いの三重苦であるため、それらを解消するには建替えが最も効果的と判断したとの事でした。私も同意見です。 相談者さんは極めてノーマルな方で、気持ちの良いお付き合いが出来そうなのですが、一つだけ絶句したリクエストをされました。それが、「昭和な家に住みたい」と云うものです。 大正時代の近代住宅草創期の家の雰囲気が...(続きを読む)
大阪市住まい情報センターで住宅相談会を行います。
大阪府建築士会主催の、住まい相談会が大阪市住まい情報センターであります。 場所:大阪市北区天神橋筋6丁目の大阪市住い情報センター4F http://www.sumai.city.osaka.jp/index.php 日時:平成25年2月3日(日) 午後1時~午後3時半 費用:無料 ご来場をお待ちしております。(続きを読む)
グループホーム
昨日グループホームを始めたいと云う方から問い合わせを頂きました。老人介護施設はまだまだ不足しているのですが、介護保険の適用基準が年々厳しくなり、最近の新規開業のハードルはどんどんと高くなっています。電話主はその辺の事情をあまりご存知の様子でもなく、大阪南部に50坪程度の空家があるから改造して10人程度の老人を収容する予定だと言います。 50坪程度では、10人も収容出来ません。せいぜい5〜6人です...(続きを読む)
木造の増築の問題点
増築工事は姉歯事件以降難しくなっています。建築基準法の厳格化が叫ばれて建築士の裁量による判断ができなくなりました。木造の良さは可変性能にあります。柱を抜いたり壁を取り払ったり、構造耐力の許す限り自由に出来ます。但し、建築確認申請が必要な増築工事を行おうとすると、現行法規の網が既存建物まで適用される為、思わぬ出費を迫られます。 既存建物と増築部分を構造的に分離すれば、新築するのと同じ扱いになる事を...(続きを読む)
空家の利用法
最近、住宅地の空家が目立っています。以前は固定資産税を払ったり管理が大変と、売り急いだのですが、最近は値上がりを待っているのか、売り急ぐ様子もありません。他人に貸すわけでもなく空家のまま放置している家を多く見かけます。 家は風通しを良くしていないと傷みます。特に木造は湿気を嫌いますので通風が肝心です。人が住まなくなると、出入り口を閉め切りますので、室内の空気が澱み湿気が抜けなくなります。床や畳が...(続きを読む)
超高層ビルの解体
大手エネコンが超高層ビルの解体技術を加速させています。アメリカの様に派手に爆破解体せず、静かに解体する技術を競っています。A社が建設と逆の順序で解体する工法を発表すれば、B社は屋根だけ残してその下から解体する、天候に左右されない工法を発表し、C社は廃材搬出の最も楽な様にだるま落としの要領で、一階から解体すると云った、大技を発表しています。 各社も自社の技術力を誇示していますが、超高層ビルが日本に...(続きを読む)
親世帯との同居
親と離れて生活している子供夫婦にとって、老いた親の面倒と見るのは想定しておかなければならない人生設計の一部です。 最も楽なのは、嫁さんの親と同居するタイプです。それも親の実家に転がり込むよりも親世帯に来てもらうパターンは、子供世帯の旦那にとっても居心地が悪いものではありません。その場合親世帯の遠慮が気になりますが、同居するための増改築資金を出してもらう等で、気兼ねなく同居出来る工夫をすると良いで...(続きを読む)
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