おはようございます、今日は中国茶の日です。
冷たいお茶を飲む習慣はないそうですね。
複式簿記についてお話をしています。
取り入れるメリットや作成される資料について、網羅的に話をしてきました。
最後に「複式簿記ではフォローできない決定的な情報」について紹介します。
簿記というのは、あくまでもお金の動きを記録するための技術です。
従って、お金の動きに現れない情報は、記録する、つまり表現することができません。
例えば、去年と比較して原材料費が大幅に高騰していたとします。
そのときに、どういう理由で高騰したのか、帳面をみているだけでは決してわかりません。
・世界的な疾病の流行で物流が止まり、仕入れ単価が大幅にあがってしまった
・商品の質を向上すべく、原材料についてより高品質なものに切り替えた
この2つでは、意味合いがまったく異なることは明白です。
しかし、会計帳簿や決算書をみていても、そのことを読み取ることは不可能です。
近年、会計でも数字に現れない「定性的な情報」の重要度が高まっていると言われています。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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