おはようございます、今日はカルピスの発売が始まった日です。
我が家に常備されている、数少ない甘い飲み物です。
複式簿記についてお話をしています。
第三の書類、キャッシュフロー計算書について紹介をしています。
もともと、このキャッシュフロー計算書は、ある反省から産まれた資料とも言われています。
会計の世界では、一時期「時価会計最高!!」という風潮がもてはやされた時期がありました。
その結果、様々な方法でこれまでになかったような売上が計上されてきました。
「将来的には儲かるに決まっているから、いまのうちに売上にしてもよくね?」という感じです。
その傾向が極限まで達した後、破綻をしたこともあって、やはり
「現預金の裏付けがない売上は信用できない!!」
ということになりました。
その結果、産まれたのがキャッシュフロー計算書です。
会計の歴史が数百年ある中で、キャッシュフロー計算書はせいぜい2~30年の歴史しかありません。
まだまだ新しい資料ですが、これまでにも触れた通り、実際の事業経営ではとても役立つ、大切な資料です。
複式簿記を採用した際には、ぜひキャッシュフロー計算書も上手に使ってください。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
仕訳 高橋 昌也 - 税理士(2020/06/09 07:00)
簿記は「帳面を作る」ための技術 高橋 昌也 - 税理士(2020/05/28 07:00)
会計に関わる技術を学ぶ方法 高橋 昌也 - 税理士(2024/01/09 08:00)
持ち物と収益費用とのバランス 高橋 昌也 - 税理士(2024/01/05 08:00)
2つの側面をみる、という意味 高橋 昌也 - 税理士(2023/12/25 08:00)