おはようございます、今日は女性雑誌の日です。
雑誌業界そのものが本当に厳しい状況に追い込まれているようです。
資金繰りについてお話をしています。
イスラム金融について、ごく簡単な部分をご紹介しています。
利息が禁止されているイスラム教を尊重しながら金融事業を行う。
そのために擬制的な商品売買を行うのだそうです。
例えば・・・
4月1日:企業Aが有する商品を金融機関に対して500万円で販売する。
9月30日:金融機関が企業Aから買い取った商品を、企業Aに550万円で再売却する。
この取引を通じて、企業Aは「半年で50万円の利息を支払った」のと同じような効果が得られます。
このように、実態のある商品の売買を通じて金融機能を提供するのがイスラム金融なのだとか。
・・・さて、ここで消費税について知識のある方は、すぐに感づかれたのではないかと思います。
これ、消費税的には問題じゃないか?と。
そうなのです、実はこのイスラム金融の取引、少なくとも日本の消費税に関して、非常に議論を呼びそうな取引なのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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